Shutterstock 414900352

帽子が風で飛ばない方法6つ|ぶかぶかのゆるいハットの滑り止め調整は?

更新:2019.06.21

紫外線対策の必需品、オシャレの幅を広げてくれる帽子やハット。しかし、ズレて格好良く被れない、自転車に乗ると飛ばないか心配など、ゆるい帽子にお悩みの方も。そこで、ぶかぶか帽子のサイズ調整法と、可愛い滑り止めアイテムをご紹介します。完璧・快適な帽子コーデで、お出かけをもっと楽しみましょう。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



自転車に乗ると頭の帽子(ハット)が飛んでしまう原因は?

帽子が飛んでしまう原因①帽子のサイズが大きい・ゆるい

頭に対して帽子のサイズが大きいと、被った時に頭と帽子の間に隙間ができます。その隙間に風が入ると帽子が脱げて、飛ばされてしまうことがあります。

帽子が飛んでしまう原因②帽子のつばが風にあおられる

たとえサイズが合っていても、帽子のつばが風にあおられると、帽子が飛んでしまうことがあります。自転車は徒歩よりも強い風を受けやすいので、特に注意が必要です。

帽子が飛んでしまう原因③帽子のデザイン

帽子のデザインによって、飛ばされやすさは異なります。被りが浅いものや、つばが広く長いものは、風の影響を受けやすく飛ばされやすいです。一方で、被りの深いものやつばの小さいものは、風を受けても比較的安定しています。

もう飛ばない!ぶかぶかのゆるい帽子を飛ばさせない方法6つ

風で帽子が飛ばない方法①自転車に乗る時はつばを折り上げる

帽子のつばを折り上げるだけで、つばが受ける風の量と向きが変わり、被り方を変えただけなのに、飛ばない帽子になります。特に、つばの広いハットタイプの帽子におすすめの方法です。自転車でスピードを出した時や、坂道を下る時など、強い風を受けた時に帽子が飛ぶという方は、ぜひ一度お試しを。

風で帽子が飛ばない方法②ぶかぶかの帽子の内側にサイズ調節テープを貼る


帽子がぶかぶかでゆるい時は、帽子の内側にサイズ調節テープを貼ると、風にあおられても飛ばない帽子になります。また、帽子と頭の隙間がなくなり滑り止め効果もアップ、帽子がズレにくくなるので、オシャレに被ることができますよ。

サイズ調節テープは、帽子の内側に付いているひらひらした布、専門用語でスベリ(ビン皮、サイズリボンとも)と呼ばれる部分に取り付けます。スベリをめくり、裏側を1周するようにテープを貼り付ければOK。スベリを元通りにすると、テープは隠れて見えなくなります。

1周貼り付けるときつくなってしまうという場合は、前半分、後ろ半分など貼るテープの長さを短くします。テープの厚さにもよりますが、1周貼るだけで数センチのサイズダウンが可能です。専用のテープがなくても、100均の「窓・ドア用の隙間テープ」でも代用できます。

風で帽子が飛ばない方法③側頭部のコームで帽子を頭に固定する

帽子の内側にコームを縫い付け、コームを髪に差し込みながら帽子を被ります。ぶかぶかの帽子でも頭にしっかり固定されるので、自転車に乗っている時に風が吹いても飛ばされません。用意するものは、シンプルなデザインのコーム(2つ・幅は5センチくらい)、細い丸ゴム、目打ちです。

初めに、コームの根本にゴムを通します。(穴があれば交互に通し、デザインによっては巻き付けても良い)次に、スベリの左右の耳の上に当たる部分に穴をあけ、表側から裏側に向けてゴムを通し、裏側で結んでコームを固定します。

帽子を被る時は、まず、左右のコームの根本に指を入れた状態で帽子を被ります。そして、帽子の位置を決めたら、コームを下側から髪に差し込むよう固定して、コームを帽子の中に入れます。通気性も確保できるので、カンカン帽のような被りの浅い帽子や、つば広のUVカットハットのような夏の帽子におすすめです。

風で帽子が飛ばない方法④帽子の内側に輪にしたゴムを付ける

View this post on Instagram

【POP UP SHOP&WORK SHOPのお知らせ】 急遽日程を変更しました! 本日4/4からすでに店頭販売始まっております! 4月いっぱい、アトリエトレにてスールスーのすべてのアイテムをご覧いただけます! ◆POP UP SHOP 2018年4月4日~4月30日  @セレクトショップ ATELIER_TRE(アトリエトレ) . . ◆Seule Souデザイナー来店  2018年4月6日〜7日 11:00~19:00 . . ◆ヘアアレンジワークショップ Seule Souデザイナーが自分でもできる簡単なヘアアレンジのコツをご紹介。 初心者向けです。 Seule Rubanがうまく使えないという方にも上手に巻けるポイントを伝授いたします。 . ①4月6日(金)14:00~15:00 ②4月7日(土)14:00~15:00 .※ワークショップのお問い合わせはアトリエトレまでお願いします。 . . ◆ATERIE_TRE 愛知県瀬戸市陶本町3-9 名鉄瀬戸線 尾張瀬戸駅徒歩2分‬ TEL: 0561-88-1288‬ 営業時間10:00-19:00 月曜定休日 . . #seulesou #スールスー #hairaccessories #ヘアアクセサリー#髪飾 #hairstyle #ヘアスタイル #hairarrange #ヘアアレンジ #seuleruban #スールリュバン #headdress#へッドドレス #カチューシャ #マジックテープ #フィギュアスケート #バレエ #スポーツ #ウェディング #コーディネート #tokyo#japan #fashion #ファッション #swarovski #スワロフスキー #三つ編み#braid #まとめ髪

A post shared by ATSUKO KATO (@atelier_tre) on

帽子の内側に、結んで輪の状態にしたゴムを安全ピンで取り付け、帽子を被る時にヘアバンドのように頭にかけます。すると、ゆるい帽子でもしっかり被れるので、風で飛ばされにくくなります。

ゴムを付ける位置は、帽子の前側、髪の生え際の中央に当たる部分です。どんなゴムでも良いですが、黒く細めの丸ゴムが目立ちにくくておすすめです。頭が痛くならないように、頭の大きさに合った長さのゴムを使ってくださいね。

風で帽子が飛ばない方法⑤飾り紐で外側からぶかぶかの帽子を押さえる


帽子の外側、つばの根本(リボン、サイズ元)の部分に紐やゴム、スカーフなどを巻き付け、外側から帽子を押さえます。すると、飾り紐が滑り止めになってゆるい帽子のフィット感がアップ、簡単には飛ばない帽子になります。飾り紐のデザインを活かして、帽子のイメージチェンジも可能です。

帽子をもっとオシャレに被るなら、帽子のデザインに合ったヘアアレンジが欠かせません。下の記事では、帽子に似合うヘアアレンジを紹介しています。今日から試せる簡単なアレンジで、帽子コーデをワンランクアップさせましょう。

風で帽子が飛ばない方法⑥透明ゴム&クリップで手作りあご紐

風から帽子を守る効果は、あご紐が一番高いです。とは言っても、ただゴムを付けただけでは、目立って恥ずかしいですよね、そんなお悩みを解決してくれるのが、簡単に手作りできて目立たないクリップ式のあご紐です。

作り方は簡単で、透明ゴムコードの両端に、落下防止クリップを結び付けるだけです。コードは、苦しくない程度にあごにフィットする長さにします。帽子の内側(スベリ)に挟んで帽子を被れば、正面はもちろん、サイドから見ても目立ちません。

あご紐は風から帽子を守る効果が高い一方、「子供っぽい」「カジュアル過ぎる」「なんかダサい」など、あまり良いイメージがないという方も多いですよね。しかし、目立たない透明ゴムのあご紐なら、人目を気にせずにオシャレも楽しめます。大きい帽子にお悩みの方は、ぜひ作ってみましょう。

これでもう帽子が風で飛ばない!ネットで買える滑り止めのアイテム4つ

帽子の滑り止めアイテム①マジックテープ(シールタイプ)

帽子の内側にマジックテープを貼り付けると、テープに髪が絡まり、帽子がズレにくくなります。先程ご紹介した、シンプルなコームを使用した方法(風で帽子が飛ばない方法③)と同じ原理ですが、こちらの方がより手軽です。

滑り止めマジックテープは帽子専用のものもありますが、100均でも購入できる、裏面が粘着シールになった一般的な商品でも代用できます。付け方は簡単で、帽子の内側の側頭部または額の上、髪の生え際に当たる部分に、マジックテープ(表面に凹凸がある方)を貼り付けるだけでOKです。


コーム付きの帽子と異なり、被る時のコツも要りません。自転車に乗っていない時や、風のない時でも帽子がズレるという方は、簡単な滑り止めとして、まずはこちらの方法から試してみましょう。

帽子の滑り止めアイテム②ハットクリップ・ハットストラップ

ハットクリップとは、コードの両端にクリップが取り付けられた帽子用アイテムです。帽子が風で飛ばないように、片方のクリップを帽子のつばに、もう片方を襟に留めます。また、両方のクリップを帽子の内側(スベリ)に留めるあご紐タイプもあり、特にコードが長いものは、ハットストラップとも呼ばれます。

市販のハットクリップは、コードやクリップのデザインや素材も様々で、アウトドアからお出かけ用まで、シーンに合わせて選べます。キラキラ揺れるチャームが美しい、ネックレスのようなドレッシーなストラップは、大人の女性にもぴったり。アクセサリー感覚で取り入れてみましょう。

帽子の滑り止めアイテム③ハットピン(ピンブローチ)

帽子にハットピンを付ける時に、髪の毛を挟んで留めるだけで、ゆるい帽子が飛ばされてしまうのを防げます。ピンブローチと同様の構造ですが、ハットピンは針が短めなので、どんなデザインの帽子に付けてもすっきり。帽子の内側に他の滑り止め対策をした上で、さらにハットピンをプラスするのもおすすめです。

髪の毛の量が多い方には、針が長めのピンブローチの方が安定感がありますが、針の扱いには十分注意してくださいね。襟元のアクセントに、スカーフ留めとして、ハットピンやピンブローチは用途多彩で、1つ持っているとコーディネートの幅が広がります。

帽子の滑り止めアイテム④ハットメル

ハットメルは、イヤリングの上部に安全ピン付きのチェーンの付いた、イヤリングとハットクリップが一体になったアイテムです。安全ピンを帽子の内側、耳の上に当たる部分に取り付け、帽子を被ってから、一般的なイヤリングと同じように耳たぶに挟みます。

ハットメルを付けるだけで、頭の両側でしっかり帽子が押さえられ、風で飛ばない帽子になります。見た目はチェーン付きのオシャレなイヤリング、チェーンも最小限の長さなので、邪魔になることもありません。安全のためにも、帽子を脱ぐ時は必ずイヤリングを外してからにしましょう。

ハットメル商品紹介ページ(株式会社アイ設計事務所HP内)

自分の頭のサイズに合った飛ばない帽子の作り方は?

スベリ裏の平ゴムの付け方・ゆるい帽子のフィット感を調整する帽子の作り方

手作り帽子の仕上げとして、スベリの裏に、頭周り+1センチの長さの平ゴムを縫い付けます。どんな形の帽子でも、スベリの裏に平ゴムを縫い付けるだけで、ゴムが適度に頭周りを押さえてくれます。市販の帽子がゆるい時でも、ぶかぶか帽子のフィット感をアップさせ、飛ばない帽子にしてくれる効果があります。

飛ばない帽子を作るためには、帽子作りに必要な道具や手順などを把握しておくことが大切です。下の記事には、初心者の方にも分かりやすく、帽子作りの基本がまとめられています。手作り帽子に挑戦する前に、目を通しておきましょう。

自転車でも風を上手に受け流す・スリット入り帽子の作り方

クラウンにスリットを入れると、帽子の中に入った風がスリットから抜けていきます。すると、帽子がズレにくくなるので、飛ばされることがなくなります。

クラウン用の型紙が、花のような形の1枚の布になっているタイプならば、作り方を少しアレンジするだけで、スリット入りの飛ばない帽子が完成します。クラウンとブリムと縫い合わせる時は、バランスを見ながら位置を決め、仮縫いをしてから縫うと綺麗に仕上がりますよ。ボタンを一緒に縫い留めると、強度もアップします。

クラウンにスリットの入った帽子の作り方

  1. 下のリンクの型紙を使って、布を裁ち接着芯を貼ります。
  2. クラウンの表布と裏布を中表で重ね、周囲を縫い合わせます。(山型にせず、平らの状態のままでOK)
  3. ブリムは、基本の作り方の方法で縫い合わせます。
  4. クラウンの隣同士の角を少し重ね、ブリムと6か所で縫い留めます。(リンク先の写真参照)
帽子の型紙(クロバーHP・手づくりレシピ内) 風で飛ばない帽子(個人ブログ内の記事)

風で飛ばないオシャレな帽子で出かけよう

お気に入りの帽子を風に飛ばされないようにする、ぶかぶか帽子を格好良く被るためには、簡単なアレンジが有効です。ぶかぶかのゆるい帽子は、サイズ調節テープや平ゴムでフィット感をアップさせたり、コームやクリップなどを滑り止めにしたりするだけで、自転車に乗っても飛ばない帽子に変身します。

ジャストサイズの帽子を選ぶことは大切ですが、頭周りを正確に測る、帽子の形によるサイズ感の違いを理解するためには、知識と経験が必要です。実店舗では試着、通販ではサイズをよく確認した上で、サイズ調整機能付きのものを選べは失敗は防げます。たとえ失敗しても、ご紹介した方法でサイズ調整してみてくださいね。

ぶかぶかの帽子にひと手間加えるだけで、自転車や強風時のお出かけも快適・安全に。さらに、帽子が飛ばないという安心感は、立ち振る舞いを美しくしてくれます。風で飛ばないオシャレな帽子で、楽しくお出かけしましょう。

●商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。