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感謝の気持ちを伝える方法6つ|ありがとうの伝え方は?お礼の言葉も

更新:2019.06.21

感謝の気持ち、きちんと伝えることができていますか?自分では伝えているつもりでも、伝え方によっては意外と相手に伝わっていないこともあるものです。反対に、ありがとうと言葉にしなくても感謝の心を伝えわることだってあります。ここで一度、感謝の気持ちの伝え方を見つめ直してみませんか?

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それって私かも!感謝の気持ちがない人の特徴は?

してもらって当然と思っている

感謝の気持ちを伝えることは、人間関係を築く上でとても重要なこと。「ありがとう」という言葉ひとつで気持ちが救われることがあるのも事実です。でも意外と抜けてしまっている人がいたり、自分では伝えているつもりでも相手にうまく心が伝わっていなかったりすることがあります。なぜそんなことが起きてしまうのでしょう?

第一に、感謝の気持ちがない人や相手に伝えられていない人は、「してもらって当然」と思っているきらいがあります。そう言われると「そんなこと思っていない!」と反論したくなると思いますが、言い方を少し柔らかくすると「相手の行為・好意に対する配慮が足りない」ということです。

例えばディナーの際に相手がお店を決めてくれた時、「決めてくれてありがとう」と言いいますよね。ただ相手は、あなたの好みやお店の雰囲気、価格帯、家からの距離など様々なことを考えてそのお店に決めてくれたのかもしれません。同じ言葉でも、相手の心遣いに気づけるかどうかで伝わり方も変わってくるものです。

疑い深い

相手の好意を素直に受け止められない人も、感謝の気持ちを持ちにくい人です。何かあるんじゃないか、本当は嫌々やっているんじゃないかなど、疑い深い心で相手を見てしまっています。

これは思考の癖のひとつであり、自分を苦しめる要因になってしまいます。そこから抜け出すには、その思考の癖に自分で気づく必要があるのです。

感謝の言葉の大切さを軽視している

お礼の仕方について他人から注意を受けた時、「ちゃんと言ったよ!」という反応をする人に多いのがこのタイプ。感謝を伝えるには、ただ「ありがとう」と声に出せばいいわけではありません。伝え方も、真心も必要です。そこに気持ちが伴っていないと、相手には伝わらないのです。伝わらければ言っていないも同然。

こちらも、自分で気づくしか改善する方法はありません。そして自分では伝えたつもりになっているので、相手に伝わっていないことに気づきにくいものなのです。

こういうことはただ考えていても、なかなか答えは見つかりません。少し自分を見つめ直す時間を持つことができたら、何かわかるかもしれません。


感謝の気持ちを持つことの大切さとは?

大切にされていることに気づく

感謝の気持ちを持つことは大切です。でも、なぜ大切なのでしょう?第一に感謝の気持ちを持つことで、自分が与えられているものに気づくことができます。例えば、道を譲ってもらったというような小さなことかもしれません。でもその時確かに、相手からは心づかいを与えられているのです。

その時瞬時に「ありがとう」と思えたら、相手から恵まれたものに気づくことができます。自分が恵まれていると心から思えると、誰かに対しても優しくなれます。反対に恵まれていないと思ってしまうと、いろんなものが憎らしく感じてしまうのです。きっと誰しも一度は身に覚えがあることでしょう。

自分が人から与えられているものに気づけたら、世界が明るくなります。なぜなら意外と自分を見てくれている人がいることや、既に持っている幸せに気づくことができるからです。なお下の記事内にある「幸せに生きるためにしてはいけないこと」の項目は、感謝の気持ちを持てないこととリンクしています。

ありがとうを伝えると感謝の連鎖がおきる

人は誰かから恩を受けると、無意識のうちにお返しをしたいと思うもの。これを好意の返報性といいます。笑顔を向けられると笑顔になってしまう現象と同じですね。誰かに感謝をすると、お礼に相手にとっていいことをしたくなります。すると相手もまたいいことで返してくれます。そうやって感謝は連鎖するのです。

この感謝の連鎖が続くと一体どうなるでしょう。そう、あなたの周りには優しさが溢れます。生易しい言葉に聞こえるかもしれませんが、これは事実です。自分に対して優しい心で接してくれる人に、嫌な態度で返したい人はそうそういません。そしてこの連鎖のきっかけになるのは、あなたからでいいのです。

感謝の気持ちを持つ方法4つ

1.感謝するような行動を相手に期待しない

相手に求めない、期待しない。冷たい言い方に聞こえるかもしれません。でも実際相手があなたに対してどんな行動をとるかは、相手次第。自分がありがとうと言いたくなるようなことを勝手に相手に期待するのはお門違い。決して冷たいわけではないので、「期待しないこと」に関する記事はこちらを参照してください。


なぜ手伝ってくれないの?少しくらい気遣ってくれてもいいじゃない。そんなことを思ってイライラしていたら、感謝どころの話ではないですよね。相手に求めるのではなく、自分のことは自分で解決する気持ちを基本にすれば、イライラするようなことはおきません。

そして相手に手伝ってほしい、気遣ってほしいならば、心の中で期待するのではなく言葉にして伝えるのです。もちろん、受け止めてくれたらお礼の言葉も一緒に。

2.あたりまえのことなど無いと知る

やってもらってあたりまえ、という心があるうちは、本当の感謝を伝えることはできません。人は機械ではなく、心を持っています。そのため人と人とのやりとりの間にはあたりまえのことなど何もなく、すべて心遣いから起きていることです。

お客であるあなたの気分を下げることのないよう、店員のあの人は笑顔で接客しています。電車に乗っている人たちが怪我することのないよう、運転手はゆるやかにスピードを落としています。社会は人々の心遣いで成り立っています。それに気づくことができれば、感謝の気持ちを伝える場面はたくさんあるのではないでしょうか。

3.素直に受け止めてお礼の言葉を伝える

もしあなたが誰かから好意的なことをしてもらったとき、まずは素直に受け止めましょう。意外と「なぜ?」という疑問が先に思いついてしまって、感謝を伝えることが後回しになってしまうことがあるのです。一番注意したいのは、照れ隠しをしてしまう時!

お祝いしてもらった時、ほめてくれた時、つい照れ隠しに「こんなことしてくれなくてよかったのに」「気を使ってくれなくていいのに」などと言ってしまっていませんか?もちろん照れてしまう気持ちはわかりますし、謙遜したくもなります。でもそのあとには必ず、相手の言葉を受け止めて感謝の言葉を伝えてください。

4.いろいろな伝え方や表現方法があることに気づく

相手への思いやる方法には、さまざまな形があります。お礼の言葉ひとつとっても様々な言い回しがありますし、表現方法だって人それぞれです。相手があなたを思いやってくれている方法が、必ずしもあなたにとってわかりやすいものとは限りません。

例えばあなたが忙しそうに仕事をしている時、ある人は「頑張ってね」「体に気を付けてね」と声をかけていきます。またある人は差し入れを持ってきてくれます。ある人は気分転換を促すために食事に連れ出そうとしてくれますし、またある人はあなたの邪魔をしないよう遠くから見守っています。


このように様々な気持ちの伝え方があるということを知っていれば、ありがとうと感じる心の感度は上がっていき、様々な人の心遣いに気づけるようになるはずです。

感謝の気持ちの伝え方6選

1.心からの言葉にして伝える

まずは基本中の基本、ストレートに言葉にして伝えましょう。お礼の言葉はいろいろあります。ありがとうを少しフォーマルな言い方にすると「感謝いたします」と言えますし、「お心遣い痛み入ります」も感謝の気持ちを示す言葉です。

お礼を言うべき時にすみませんと言ってしまいがちな私たち日本人ですが、そんなときには「恐れ入ります」という言葉を積極的に使っていきたいもの。そして相手との関係性によっては何と言ったらいいか迷うときもあるかもしれませんが、そんな時には心をこめて「ありがとうございます」でも十分相手に伝わるでしょう。

2.贈り物で気持ちを伝える

感謝の気持ちを贈り物として表現するのも、相手に心がきちんと伝わる良い伝え方。ちょっとしたお礼に小さなお菓子を、いつもお世話になっているあの人へ誕生日にプレゼントを。あなたの心が目に見える形で相手に渡せる、特別な方法です。

あなたが贈り物を用意するとき、関係性や好みなど相手のことをいろいろと考えますよね。自分でそういう経験を重ねれば、誰かがあなたに贈り物をしてくれた時、相手の気持ちもよりしっかりと受け止められるようになるもの。そして感謝している人に贈り物をすると考えると、きっとあなたも楽しみながら選べますね。

ありがとうを伝える小さなプレゼント選びには、ぜひこちらの記事をどうぞ。もちろん感謝の言葉を記したカードを添えると、あなたの心がより伝わるはず。

3.態度と行動で気持ちを伝える

いつもさりげなく自分を気遣ってくれるあの人。ありがとうと言葉にするだけでは足りず、贈り物をするにもタイミングが難しい。日常の中で何気なく親切にしてくれる人には、感謝の気持ちの伝え方がよくわからない時もあります。そんな時にはぜひ、行動で感謝を伝えてください。

大変そうにしていたら、率先して手伝いに行く。退屈そうにしていたら、会話をしに行く。挨拶を欠かさない、変化に気づく、好意を示す。些細なことかもしれませんが、誰かが自分を気にかけてくれていると感じることはとても有難く、心強いものなのです。そうするときっと、特別な贈り物がなくてもあなたの心は伝わります。

4.感じた気持ちを素直に伝える

言葉にして伝える方法です。でも「ありがとう」と直接的な感謝の気持ちを表すだけではありません。感じたことを、そのまま言葉にしてみましょう。「こんなことをしてくれて嬉しかった。」「こうしてくれたから助かった。」感謝の気持ちを持った時に感じたことをそのまま、相手に伝えるだけです。

自分のとった行動やかけた言葉がどんな風に喜ばれたのか具体的に分かるのは、とても嬉しいものです。自分が意図せず自然にとった行動や言葉が、相手にとって嬉しいものだったりするのもよくある話。そんなフィードバックが行われると、新しい価値観を発見できてお互いにもっと優しくなれるのです。

5.ちょっと特別な伝え方!抱きしめて伝える

人を選ぶ伝え方ですが、相手を抱きしめることで感謝の気持ちを伝える方法。恋人、家族、友達。ある時は軽やかに、ある時はしっかりと特別な伝え方として、相手を抱きしめてありがとうと伝えましょう。

手を握る、髪を撫でるなんて方法もいいかもしれません。あなたにとって相手が特別な存在であり、深く感謝していることを伝える特別な感謝の表現方法です。といっても、毎日何回してもいいんですよ。

6.笑顔で伝える

とてもシンプルで、そして一番大切なこと。あなたが笑っていなければ、言葉でも贈り物でも行動でも、相手の心に届きはしないでしょう。あなたが心からの感謝の気持ちを持っていて、それをどんな方法であれ相手に伝えたいと思う時は、自然と笑顔になるはず。

その自然な笑顔をそのまま、相手にむけてください。笑顔には不思議な力があります。きっとあなたの心はまっすぐ、相手に伝わるでしょう。

ありがとうの連鎖はあなたから始まる

いかがでしたでしょうか。この記事があなたにとって、感謝の気持ちを伝える大切さを見つめなおすきっかけになれたらうれしい限りです。なお今回ご紹介できなかった、感謝を表す花言葉の記事もぜひ見て行ってくださいね。

そして感謝の気持ちの伝え方は人それぞれ。あなたらしくありがとうと伝えることができたら、あなたの周りには優しさが溢れるはずです。それってとても、素敵なことではないでしょうか。

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