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不義理の使い方・例文5つ|意味・類語や義理を欠く人の特徴も!

更新:2019.06.21

あなたの周りには、不義理な人はいませんか?この記事では、不義理の使い方や例文・意味・類語とともに、義理を欠く人の特徴や心理もご紹介します。もし不義理な人に振り回されているのなら、心理を知って付き合い方を考え直してみましょう!

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不義理の意味とは?

不義理の意味①:義理を欠くこと

困っている様子の女性

社会生活を送るにあたって守るべきマナーを破ること、人の道に反することを「不義理」と言います。「義理」にはいろいろな意味がありますが、ここでの意味は「礼儀」や「道徳」と言い換えることができるでしょう。人間関係を良好に保つために、義理はとても大切だと言えます。

「不義理」は「非常識」と似ていますね。「義理」も「常識」も人によって価値観はさまざまです。自分の家では常識だと思っていたことが、人の家に行ってみたら全然違ったという経験は、誰しも少なからずあるのではないでしょうか。

「あの人は不義理だな」と感じる基準は人によって違うということですね。基準が厳しい人もいれば、それくらいは大目に見てもいいのではという人もいるでしょう。しかし、ほとんどの人から「不義理な人」というレッテルを貼られるような人も残念ながら存在します。

不義理の意味②:お金や物を返さないこと

お金が貯まっている様子

人から借りた物を返さない、いわゆる「借りパク」と呼ばれる行為は「不義理」です。うっかり返すのを忘れることは誰にでもありますが、常習犯であれば間違いなく「不義理」です。借金を返さないことも「不義理」と呼ばれます。下記の例文にある「不義理を重ね」の「不義理」とは、文脈から「借金」だと推測できるでしょう。

人の道に反することの中で、特に「借金」が「不義理」の意味になっているのは、社会生活を送る上でお金が一番信用に関わるからでしょう。「金の切れ目が縁の切れ目」ということわざがあるように、人間関係に大きな影響を及ぼすのがお金です。お金にルーズな人とは深く関わりたくないですよね。

もしすでに深く関わっている人、つまり旦那さんなどが借金をしていると発覚したらどうすればいいのか、関連記事もご参照くださいね!

不義理の使い方・例文5選

不義理の使い方・例文①:不義理を働く


落ち込んでいる様子の女性

不義理の使い方・例文①:「バイト先では店長や先輩がとても良くしてくれたのだが、どうにもならない事情があって、突然やめるという不義理を働くことになってしまった。」

店長や先輩が良くしてくれたという「感謝」の気持ちがあり、「恩義」に報いたいと思っていながら、突然やめることになってしまって申し訳なく思う気持ちを「不義理」と表現しています。どうにもならない事情がある場合は「不義理」とは呼ばないかもしれませんが、やめた本人が義理を欠くと感じているということです。

不義理の使い方・例文②:不義理を重ねる

お金のことで言い争う様子

不義理の使い方・例文②:「あちらこちらで不義理を重ね、無理やりと言っても過言ではない状態で事業を続けてきたが、そろそろ債務整理をしなければならない。」

ここで言う「不義理」は「借金」のことです。借金に借金を重ねて事業をしてきたが、限界だという状態を表しています。平気で人に「お金貸して」と言える人は、借りた相手との人間関係が崩れてもいいと考えています。もしあなたが人から「お金貸して」と言われたら、相手はあなたのことをどうでもいい人と認識していますよ。

不義理の使い方・例文③:不義理な人

お調子者と思われる女性

不義理の使い方・例文③:「遅刻やドタキャンは当たり前。借りた物は返さない。そんな彼女は不義理な人として有名になってしまい、親しくなろうとする人は少ない。」

約束や時間を守らないなど、礼儀や道徳心が欠けていると思われる人を「不義理な人」と言います。迷惑ばかりかけられるのが目に見えていますから、仲良くなりたいと思う人は少ないでしょう。

不義理の使い方・例文④:不義理を果たす

プレゼントを贈る様子

不義理の使い方・例文④:「連絡もままならない日頃の不義理を果たすべく、母の日や父の日には何かしらのプレゼントを贈るようにしている。」

「日頃の不義理を果たす」とは、「日頃の無礼を詫びる」という意味です。親に対してだと、日頃は連絡もほとんどせず親不孝で申し訳ないという気持ちを持ち、せめて母の日や父の日だけはプレゼントを贈るようにしているという意味になります。

不義理の使い方・例文⑤:不義理をする

女性に言い寄る男性の姿

不義理の使い方・例文⑤:「妻子ある身でありながら、職場の美人な部下に言い寄って関係を持つなど、よくそんな不義理ができるものだと呆れかえってしまう。」

既婚者であるにも関わらず、妻以外の女性に言い寄ることは人の道に反しています。言うまでもなく不義理ですね。妻に対しても、相手の女性に対しても、失礼な行為だと言えます。不倫する既婚男性の心理や理由を知りたい方は、関連記事も併せてご覧ください!

不義理な人の特徴・心理は?

不義理な人の特徴・心理①:自己中心的

のびのびしている女性

不義理な人の特徴としては、自己中心的であることが挙げられます。自分の都合が最優先であるがゆえに、お金や物を返さなかったり、借りたことすら忘れていたり、平気で遅刻やドタキャンをしたりするのです。相手のことを思いやる気持ちがあったら、よっぽどの理由がない限りドタキャンなどできませんよね。

人の気持ちを考えることがないので、不義理を悪いとすら思っていない場合もあります。このような人だと、「あなたのやっていることは不義理だ」と指摘しても、心に響かないのではないでしょうか。


不義理な人の特徴・心理②:感謝の気持ちがない

得したと感じている女性

不義理な人は、人に何かをしてもらっても「感謝する気持ち」より「得したという気持ち」の方が大きいと言えます。相手への気持ちよりも自分目線での気持ちが強いということですね。先ほどの自己中心的という特徴を考えれば、そういう思考になるのも納得できるのではないでしょうか。

甘やかされて育った人など、「やってもらって当たり前」と考えている人もいます。このような人は感謝の気持ちがなく、何かしてもらっても恩義を感じません。ですから、お礼を言うこともなく、何かの折に恩義を返すこともありません。

不義理な人の特徴・心理③:人のせいにする

不仲な男女

不義理な人は、自分都合の解釈をし、自分さえ良ければいいという思考回路のため、人のせいにしたり、言い訳をしたりすることが多くあります。責任をなすりつけられた人からすれば、たまったものではありませんね。

また、プライドが高いというか自信過剰というか、何にせよ自分に自信満々です。「やってもらって当たり前」という傲慢さがあるのも、自分に自信があるがゆえでしょう。そのため、小さなミスも自分の責任として認めたがらないのです。人のせいにするのは、自分には非がないと思い込みたいという気持ちの表れです。

不義理な人の特徴・心理④:とにかくルーズ

時計を見て驚く女性

借金を返さないことに代表されるように、不義理な人は何事に対しても、とにかくルーズです。遅刻することは人の時間を奪う行為だと聞いたことがある人もいるでしょうが、自分さえ良ければいいという人にとっては人の時間なんてどうでもいいことなのです。

不義理な人の特徴・心理⑤:損得勘定で動く

泣いている女性

不義理な人は、自分にとって得かどうかという基準で行動しています。自分に利益があるのなら、人を利用することもあります。利用価値がなくなったら捨てるように縁を切るなんてこともざらにあります。「捨てられてから利用されていたことに気づいた」ということにならないよう気をつけましょう。

不義理の類語は?

不義理の類語①:不誠実

男性の不誠実さに悲しむ女性の様子

「不義理」の類語としては、「不誠実」が挙げられます。借りた物やお金を返さない、遅刻やドタキャンをするなどの行為は不誠実だと言えます。また、妻がいながら他の女性に言い寄る行為も不誠実ですね。不義理な人は、誠実さに欠けているとも言えるでしょう。

そもそも自己中心的な人に誠実さはありません。相手を思いやる心があって初めて誠実だと言えるのですから。自分を守るための嘘をついたり、人のせいにしたりという特徴を見ても、とても誠実とは言えません。

不義理の類語②:横着

頭を抱える女性

「不義理」の類語としては、「横着」も挙げられるでしょう。「横着」とは、するべきことがわかっていながらわざと怠けること、できるだけ楽をして済まそうとすることを意味します。不義理する人の中には無自覚な人もいますが、義理立てすべき場面だと理解していながらやらない人もいます。

「本当はお礼をしなければならないところなのだろうけれど、面倒だからいいか」「忙しかったと言い訳しておけばいいか」といった、甘えとも言える態度を取るのが横着な人の特徴です。自覚があろうがなかろうが、不義理をしていることに変わりはありません。

不義理をしていないか再確認しよう!

これまで見てきたように、不義理をすると人の信用を失い、人間関係がうまくいかなくなるということがわかりましたね。良好な人間関係を築くためには、「義理」つまり「相手を思いやる気持ち」「感謝の気持ち」「譲り合い・助け合いの精神」「相手の立場になって考えてみること」などが大切だということです。

自分が不義理をしていないか再確認して、日頃からお世話になっている方々に改めてお礼を言う機会を作ってみるのも良いかもしれませんね!

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