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バースデー文庫とは?誕生日におすすめな本一覧|6月/7月/8月/9月

更新:2019.06.21

バースデー文庫はご存知ですか?自分の誕生日に生まれた作家の書いた文庫本が買えると今話題になっています。今まで読んだことのなかった作品に出会えるとっても素敵なバースデー文庫はプレゼントや自分用にもおすすめなんです。月毎におすすめの本を紹介します。

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バースデー文庫とは?

自分のバースデイで見つける誕生日の本

バースデー文庫という名前を聞いたことはありますか?自分と同じ誕生日の作家や著名人の書いた本が読めるという画期的な文庫本です。誕生日の月日と、作者の名前がプリントされたカバーが文庫本にかけられています。今、そのバースデー文庫が面白いとSNS上で話題になっています。

birthday bunkoと書かれた棚にずらりと並べられた茶色のブックカバーが目印です。バースデイプレゼントに、その方の誕生日に生まれた作家や著名人の本をプレゼントしてあげるととても粋で喜ばれますね。

birthdaypresentに最適!著名人のバースデー文庫が買える所

バースデー文庫が買えるのは、東京駅の駅前KITTEの中に入っているマルノウチリーディングスタイルというお店です。本はもちろんカフェスペースもあり、ゆったりとした雰囲気が特徴のお店です。公式ホームページで詳しい店舗情報を知ることができます。近くに行ったらぜひ立ち寄りたいですね。

リーディングスタイル株式会社

1月・2月・3月・4月生まれの人のバースデー文庫は?

1月のバースデー文庫の本と作家

1月6日のバースデー文庫は作家森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」という本です。こちらの作品は2006年に山本周五郎賞、本屋大賞を受賞した作品です。コミックや舞台にもなった人気作品です。他にも「ペンギン・ハイウェイ」や「四畳半王国見聞録」など数多くの作品を書かれています。

1月28日のバースデー文庫は俳優や歌手として活躍中の星野源さんの「そして生活はつづく」という本です。2009年に発売された、星野源さん初のエッセイ集です。面白いと評判のこのエッセイは全部で15本の話がまとめられています。誕生日ではない方も読んでおきたい一冊です。

本を誕生日にプレゼントするととても喜ばれます。普段読む人も読まない人も、本に触れる時間はとても大切です。他にはどんなプレゼントをあげると喜ばれるのかまとめた記事があるので参考にしてみてくださいね。


2月のバースデー文庫の本と作家

2月7日のバースデー文庫は作家チャールズ・ディケンズさんの「クリスマス・キャロル」という本です。チャールズ・ディケンズさんはイギリスの代表的な小説家で、数多くの作品が映画化されています。「オリバー・ツイスト」や「大いなる遺産」など、現代にも残る数多くの名作を書き上げた小説家です。

2月29日のバースデー文庫は作家辻村深月さんの「ツナグ」という本です。2018年「かがみの孤城」で本屋大賞を受賞したことでも記憶に新しい小説家の辻村深月さんは「ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。」で直木賞を受賞しています。「ツナグ」は映画化もされており、私も大好きな作家さんです。

3月のバースデー文庫の本と作家

3月21日のバースデー文庫は作家江國香織さんの「泳ぐのに、安全でも適切でもありません」という本です。江國香織さんは小説家、児童文学作家、翻訳家、詩人としても活動しています。こちらの本は山本周五郎賞受賞作品です。「東京タワー」や「間宮兄弟」など有名作を多く書いています。

3月22日のバースデー文庫は芸術家、草間彌生さんの「無限の網」という本です。水玉模様のモチーフの反復が特徴的な草間彌生さんの作品は誰もが目にしたことがあるのではないでしょうか?「無限の網」は2002年に発売されたノンフィクションの自伝です。草間彌生さんのこれまでの人生を知ることができる本です。

4月のバースデー文庫の本と作家

4月3日のバースデー文庫は作家中島らもさんの「僕に踏まれた街と僕が踏まれた街」という本です。ラジオパーソナリティや劇作家、ミュージシャンとしても活動されています。こちらの本は中島らもさんの青春時代を描いたエッセイで、60年代から70年代の神戸が舞台になっています。

4月4日のバースデー文庫は作家二葉亭四迷さんの「浮雲」という本です。その当時、話し言葉で文章を書く「言文一致体」という表現は大変珍しく多くの人々を驚かせました。「浮雲」は恋愛小説で、日本の名作です。

5月・6月・7月・8月生まれの人のバースデー文庫は?


5月のバースデー文庫の本と作家

5月18日のバースデー文庫は作家島本理生さんの「ナラタージュ」という本です。こちらの本は2006年の本屋大賞を獲得した恋愛小説です。他に「リトル・バイ・リトル」や「大きな熊が来る前に、おやすみ。」などの名作があり、その中でも「ナラタージュ」は映画化されるほどの人気作です。

5月27日のバースデー文庫は生物学者レイチェル・カーソンさんの「沈黙の春」という本です。農薬の危険性を取り上げた「沈黙の春」は、アメリカで環境問題に関心を向けさせるきっかけともなった本です。

6月のバースデー文庫の本と作家

6月8日のバースデー文庫は作家山田悠介さんの「スイッチを押すとき」という本です。数多くの作品が漫画化や映画化されており、「スイッチを押すとき」もドラマ化、映画化そして舞台化までされた人気作です。「リアル鬼ごっこ」でデビューし、ミステリーやサスペンスなどの作品が多いです。

6月19日のバースデー文庫は作家太宰治さんの「パンドラの匣」という本です。「走れメロス」や「津軽」「人間失格」など数多くの作品を書いており、現代でも太宰治さんの生き様や作品に注目した番組が数多く放送されます。「パンドラの匣」は恋愛小説で、映画化もされています。

7月のバースデー文庫の本と作家

7月8日のバースデー文庫は脚本家や映画監督して活躍している三谷幸喜さんの「オンリー・ミー」という本です。「古畑任三郎」でお馴染みの三谷幸喜さんの作品は、誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?最近だと大河ドラマ「真田丸」の脚本も務めました。「オンリー・ミー」はエッセイ本です。

7月18日のバースデー文庫はお笑いタレント、俳優の板尾創路さんの「板尾日記!」という本です。ほんこんさんとお笑いコンビ130Rを組んでいる板尾創路さんは、バラエティ番組はもちろんドラマや舞台で俳優としても活躍しています。

8月のバースデー文庫の本と作家


8月15日のバースデー文庫は歌手ナオト・インティライミさんの「世界よ踊れ歌って蹴って!28ヶ国珍遊日記南米・ジパング・北米篇」という本です。ナオト・インティライミさんの世界一周の旅が綴られた元気になれるエッセイ本です。

8月27日のバースデー文庫は詩人、童話作家宮沢賢治さんの「新編宮沢賢治詩集」という本です。「アメニモマケズ」など有名な詩を数多く書いた宮沢賢治さんの詩集は、ぜひ一度読んでおきたい作品です。

本をプレゼントするなら、一緒にバースデーカードをつけるのはどうですか?心のこもったメッセージと自分だけのバースデー文庫は喜ばれること間違い無しですね。バースデーカードの作り方はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

9月・10月・11月・12月生まれの人のバースデー文庫は?

9月のバースデー文庫の本と作家

9月3日のバースデー文庫は漫画家楳図かずおさんの「漂流教室(I)」です。ホラー作品はもちろんSFやギャグなど多くのジャンルの作品を書いている楳図かずおさんの代表作が「漂流教室」です。「小学館漫画賞」も受賞した作品は、誰もが引き込まれる大人気作品です。

9月20日のバースデー文庫はDJで作家のロバート・ハリスさんの「エグザイルス」という本です。「エグザイルス」はロバート・ハリスさん自身の生き方、世界を放浪した人生ついて描かれている自叙伝です。

10月のバースデー文庫の本と作家

10月15日のバースデー文庫は作家保坂和志さんの「プレーンソング」という本です。この作品は保坂和志さんのデビュー作として1990年に発表されました。その後「この人の閾」で芥川賞を受賞し、最近も2018年に「こことよそ」で川端康成賞を受賞しています。

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10月25日のバースデー文庫は作家恩田陸さんの「夜のピクニック」という本です。映画化もされたこちらの小説は2004年の本屋大賞も受賞しており、映画化もされた今なお読まれ続けている作品です。また恩田陸さんは2017年に「蜜蜂と遠雷」で直木賞と本屋大賞を受賞しています。

お風呂で読書をする人が今とても増えているのはご存知でしたか?新しい本に出会ったら、ゆっくり読書を楽しみたいですよね。お風呂読書についてはこちらの記事を読んでみてくださいね。

11月のバースデー文庫の本と作家

11月8日のバースデー文庫は作家カズオ・イシグロさんの「日の名残り」という本です。こちらはイギリスの最高文学賞であるブッカー賞、また2017年にノーベル文学賞も受賞しています。最近ドラマ化され、原作として話題になった「わたしを離さないで」の作者でもあります。

11月28日のバースデー文庫は作家向田邦子さんの「思い出トランプ」という本です。ちゃぶ台返しで有名なドラマ「寺内貫太郎一家」の作者です。「思い出トランプ」は13本の作品を収録した短編集で、代表作を一気に読める一冊です。

12月のバースデー文庫の本と作家

12月5日のバースデー文庫は作家群ようこさんの「かもめ食堂」という本です。映画にもなった「かもめ食堂」はフィンランドのヘルシンキが舞台になっている優しいストーリー。海外旅行が趣味で旅行記も数多く出している群ようこさんらしい描写が広く支持されています。

12月25日のバースデー文庫は詩人金子光晴さんの「どくろ杯」という本です。「どくろ杯」は金子光晴さんの自叙伝で、7年間の旅を描いた作品のうちの一つです。なかなか不安定で破天荒な金子光晴さんのありのままの生き様が描かれており、読んでいる人をのめり込ませる一冊です。

プレゼントや自分用に本を買いに行こう!

おすすめのバースデー文庫をピックアップして紹介しましたが、気になるものはありましたか?自分の誕生日はもちろん、家族や友人の誕生日から本を探すのも楽しみの一つですね。ぜひとっておきの一冊を見つけてみてくださいね。

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