情報処理技術者試験の難易度ランキング!国家試験のレベルや合格率・試験対策は?
更新:2019.06.21
数多くのIT関係の資格が創設されている中で、就職や転職にも有利だといわれている比較的難易度の高い資格に情報処理技術者試験があります。ここではこの資格に興味がある人に対して、情報処理技術者試験の難易度やレベル、合格率などについてご紹介していきます。
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INDEX
情報処理技術者試験とは?
IPA(情報処理推進機構)が行う情報処理技術者試験
多くのIT関係の資格試験がある中の一つに、情報処理技術者試験があります。これは、経済産業省が情報処理技術の向上を目的に実施しているもので、試験区分は国家試験になります。また、この試験は国内だけでなく海外の同様な試験と同等な基準を認める相互認証があり、海外でも通用する試験の一つとなっています。
情報処理技術者試験は種類が多いので目的に応じて選ぶこと
情報処理技術者試験にはどの分野に携わるかで試験が分かれており、IT関係は2つ、情報処理技術は2つ、高度情報処理技術は8つの全12種類あります。このように試験の種類が多く、スキルレベルによって1~4まで細かく分類されているので、自分の技術や目的に合ったものを選ぶことが重要です。
情報処理技術者試験の日程一覧
試験の日程は法律で定められた「情報処理技術者試験規則」に基づいて実施され、CBTという試験の工程を全てコンピュータを用いて行うITパスポート試験以外は、毎年4月と10月の年2回の実施が原則となっています。しかし、受験者数が少ない場合は、4月か10月のどちらか1回の実施となっています。
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情報処理技術者試験の難易度ランキング第12位〜第11位
情報処理技術者試験の難易度ランキング第12位:ITパスポート試験
ITパスポート試験は、情報処理技術に関する最低限の基礎知識を持っていることが問われ、情報処理技術者試験の中でも比較的挑戦しやすい試験の一つです。また、就職対策として大学生などが多く受験する傾向があるため、受験者が多いことでも知られています。
レベルと合格率・試験対策は?
ITパスポート試験は、スキルレベル1なので、情報処理技術者試験の中でも難易度は低く、合格率が約50%となっています。また、試験対策は、情報処理技術に関する基礎知識や技術を身につけておくことはもちろん、専門用語をしっかりと理解しておくことが重要になってきます。
情報処理技術者試験の難易度ランキング第12位:ITパスポート試験
- 難易度・レベル:難易度は低くスキルレベル1
- 必要なスキル:最低限の基礎知識や技術
- 合格率:約50%
- 出題方法の傾向と対策:マークシート方式・専門用語を覚えておくと良い
情報処理技術者試験の難易度ランキング第11位:セキュマネ
セキュマネは、情報セキュリティマネジメント試験の略称で、情報セキュリティマネジメントに関する計画や運用などの情報セキュリティ全般に関わる情報セキュリティのスペシャリストです。また、情報セキュリティマネジメント試験は、情報処理技術に関わる全ての人を対象としています。
レベルと合格率・試験対策は?
情報セキュリティマネジメント試験は、スキルレベル2なので、情報処理技術者試験の中でも難易度は低く、合格率が約50%となっています。また、試験対策は、過去問題や予想問題を多くこなすことがポイントとなっています。
情報処理技術者試験の難易度ランキング第11位:情報セキュリティマネジメント試験
- 難易度・レベル:難易度は低く、スキルレベル2
- 必要なスキル:情報セキュリティに関する基礎知識
- 合格率:約50%
- 出題方法の傾向と対策:マークシート方式・過去問題や予想問題を多く解くこと
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情報処理技術者試験の難易度ランキング第10位〜第9位
情報処理技術者試験の難易度ランキング第10位:基本情報技術者試験
基本情報技術者試験は、プログラマ向けの能力認定試験として知られており、システム開発に携わる人だけでなく、情報技術初心者も対象としています。また、この試験は、高度IT人材となるために必要な基本的な知識や技術、さらにその実践力が必要とされています。
レベルと合格率・試験対策は?
基本情報技術者試験は、スキルレベル2なので、情報処理技術者試験の中でも難易度は低く、合格率が約20%となっています。また、試験対策は、受験までの準備期間が半年以上必要な場合もあるため、専門的な知識を身につけておくことはもちろん、実務経験による応用力を身につけておくことも重要です。
情報処理技術者試験の難易度ランキング第10位:基本情報技術者試験
- 難易度・レベル:難易度は低く、スキルレベル2
- 必要なスキル:高度IT人材となるために必要な基本的知識や技術、さらにその実践力
- 合格率:約20%
- 出題方法の傾向と対策:マークシート方式・準備期間をしっかりと設け、応用力を身につけておく
情報処理技術者試験の難易度ランキング第9位:応用情報技術者試験
応用情報技術者試験は、高度な情報処理技術に関わるために必要な応用的知識や技能を持っており、そのの方向性を確立した人を対象としています。また、この試験は基本情報技術者試験に合格したあとのステップアップとして認識されていることでも知られています。
レベルと合格率・試験対策は?
応用情報技術者試験は、スキルレベル3なので難易度は少し上がり、合格率が約20%となっています。また、試験対策は、経営戦略や情報処理技術全てに関わる幅広い知識や技術と応用力を身につけておくことが必要となります。
情報処理技術者試験の難易度ランキング第9位:応用情報技術者試験
- 難易度・レベル:難易度は少し上がり、スキルレベル3
- 必要なスキル:高度な情報技術者としての方向性を確立すること
- 合格率:約20%
- 出題方法の傾向と対策:マークシート方式と記述式・テクノロジ、マネジメント、ストラテジ分野を網羅しておく
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情報処理技術者試験の難易度ランキング第8位〜第7位
情報処理技術者試験の難易度ランキン第8位:ネットワークスペシャリスト
ネットワークスペシャリスト試験は、スキルレベル4で、難易度が高い高度情報処理技術者試験の一つです。また、ネットワーク技術の設計などの固有技術を活用できる人を対象としており、ネットワーク技術における管理責任者なども対象としています。
レベルと合格率・試験対策は?
ネットワークスペシャリスト試験は、スキルレベル4なので難易度は高く、合格率が約10%となっています。また、試験対策は、ある程度の実務経験がある場合でも半年以上の準備期間が必要といわれており、通信講座などを利用して対策するのも方法の一つです。
情報処理技術者試験の難易度ランキン第8位:ネットワークスペシャリスト
- 難易度・レベル対策:難易度は高く、スキルレベル4
- 必要なスキル:ネットワークに関する技術を駆使することと、情報開発などの技術支援をする能力
- 合格率:約10%
- 出題方法の傾向と対策:マークシート方式と記述式・通信講座などを利用する
情報処理技術者試験の難易度ランキング第7位:データベーススペシャリスト
データベーススペシャリスト試験は、スキルレベル4で、難易度が高い高度情報処理技術者試験の一つです。また、データベースに関する技術を駆使することができ、情報システム基盤の企画から保守の全てにおいて技術支援ができる人を対象としています。
レベルと合格率・試験対策は?
データベーススペシャリスト試験は、スキルレベル4なので難易度は高く、合格率が約10%となっています。また、試験対策は、過去2年間に情報処理技術者試験の中でもレベル4の高度情報処理技術者試験に合格していれば免除になる試験科目があるので、それを利用するのも方法の一つです。
情報処理技術者試験の難易度ランキング第7位:データベーススペシャリスト
- 難易度・レベル:難易度は高く、スキルレベル4
- 必要なスキル:データベースに関する技術を駆使し、情報システム基盤の企画や開発などをする能力
- 合格率:約10%
- 出題方法の傾向と対策:マークシート方式と記述式・一部試験の免除制度の利用
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情報処理技術者試験の難易度ランキング第6位〜第4位
情報処理技術者試験の難易度ランキン第6位:ES
ESは、エンベデッドシステムスペシャリスト試験の略称で、スキルレベル4の難易度が高い高度情報処理技術者試験の一つです。また、組み込みシステムに関する、情報システム開発に広く携わる人や、組み込みシステム開発の設計や構築を率先して行っている人を対象としています。
レベルと合格率・試験対策は?
エンベデッドシステムスペシャリスト試験は、スキルレベル4なので難易度は高く、合格率が約10%となっています。また、試験対策は、高度情報処理技術者試験に関する試験の一部免除制度を利用することや、記述問題はソフトウェア設計かハードウエア設計の選択肢を事前に決めておくこともポイントです。
情報処理技術者試験の難易度ランキン第6位:エンベデッドシステムスペシャリスト試験
- 難易度・レベル:難易度は高く、スキルレベル4
- 必要なスキル:組み込みシステム開発に関する技術を駆使し、組み込みシステム開発基盤の構築や設計などを率先して行う能力
- 合格率:約10%
- 出題方法の傾向と対策:マークシート方式と記述式・一部試験の免除制度の利用
情報処理技術者試験の難易度ランキング第5位:システムアーキテクト
システムアーキテクト試験は、スキルレベル4の難易度が高い高度情報処理技術者試験の一つです。また、経営戦略に沿う情報技術を活用し、情報システムを最適化に導く基本戦略の策定や推進する人や組込みシステムの企画や開発に対しての基本戦略の策定や推進する人を対象としています。
レベルと合格率・試験対策は?
システムアーキテクト試験は、スキルレベル4なので難易度は高く、合格率が約10%となっています。また、試験対策は、高度情報処理技術者試験に関する試験の一部免除制度を利用することや、記述問題は時間との勝負という声があるので、組み込みシステムの流れをしっかりと押さえておくことが重要です。
情報処理技術者試験の難易度ランキング第5位:システムアーキテクト
- 難易度・レベル:難易度は高く、スキルレベル4
- 必要なスキル:アーキテクチャの設定など、上流工程で必要なより専門的な業務分析や業務知識
- 合格率:約10%
- 出題方法の傾向と対策:マークシート方式と記述式・一部試験の免除制度の利用や記述問題対策
情報処理技術者試験の難易度ランキング第4位:ITサービスマネージャ
ITサービスマネージャは、情報システム全体を把握し、安全性や信頼性の高いサービス提供をしている人を対象としており、合格するとシステムの開発責任者としての能力を保持しているということが認められます。
レベルと合格率・試験対策は?
ITサービスマネージャ試験は、スキルレベル4なので難易度は高く、合格率が約10%となっています。また、試験対策は、高度情報処理技術者試験に関する試験の一部免除制度を利用することや、論述式の問題が出題されるので、論文の論文の書き方をマスターしておく必要があります。
情報処理技術者試験の難易度ランキング第4位:ITサービスマネージャ
- 難易度・レベル:難易度は高く、スキルレベル4
- 必要なスキルは:システムのリスク管理やコスト管理などシステム全体の運用に関する知識や技術
- 合格率:約10%
- 出題方法の傾向と対策:マークシート方式と記述式、論述式・論文の書き方をマスターしておく
毎日仕事に行かないといけない、でも体力的にも精神的にも辛い…そんな人に、今の状況を上手く乗り切るオススメの方法をご紹介します。
情報処理技術者試験の難易度ランキング第3位〜第2位
情報処理技術者試験の難易度ランキング第3位:プロジャクトマネージャ
プロジェクトマネージャは、システム開発プロジェクトの最高責任者などが対象で、IT業界の花形資格として認識されています。また、実務経験者であっても難易度が高い高度情報処理技試験であることが知られています。
レベルと合格率・試験対策は?
プロジェクトマネージャ試験は、スキルレベル4なので難易度は高く、合格率が約10%となっています。また、試験対策は、高度情報処理技術者試験に関する試験の一部免除制度を利用することや、過去問の数を多くこなし、PMBOKに関することをしっかりと学習しておくことがポイントです。
情報処理技術者試験の難易度ランキング第3位:プロジャクトマネージャ
- 難易度・レベル:難易度は高く、スキルレベル4
- 必要なスキル:システム開発のプロジェクト全体を統率しリーダーシップを発揮する能力
- 合格率:約10%
- 出題方法の傾向と対策:マークシート方式と記述式、論述式・PMBOKについての知識を深める
情報処理技術者試験の難易度ランキング第2位:システム監査技術者
システム監査技術者は、情報システムのリスクコントロールを監査し、適切に報告・管理できる責任者などを対象としており、かなり熟練した実務経験が重要になってきます。
レベルと合格率・試験対策は?
システム監査技術者試験は、スキルレベル4なので難易度は高く、合格率が約10%となっています。また、試験対策は、高度情報処理技術者試験に関する試験の一部免除制度を利用することや、過去問の数を多くこなし、論述試験に対応できるように構成を組み立てる力を身につけておくことが重要です。
情報処理技術者試験の難易度ランキング第2位:システム監査技術者
- 難易度・レベル:難易度は高く、スキルレベル4
- 必要なスキル:情報システムの脆弱性やシステム障害などへの対策として、システム全体の問題を把握し評価できる能力
- 合格率:約10%
- 出題方法の傾向と対策:マークシート方式と記述式、論述式・論述試験に対応できるように構成を組み立てる力を身につけておく
仕事を毎日どうか無事に乗り切りたい!そんな人に、仕事運がアップする待ち受け画像や壁紙をご紹介します。これをお守りに、毎日を乗り切りましょう!
情報処理技術者試験の難易度ランキング第1位
情報処理技術者試験の難易度ランキング第1位:ITストラテジスト
ITストラテジストは、情報技術を用いて最適化などをするための基本戦略を策定や推進する人や、組み込みシステムの企画や開発を統括し新たな価値を実現するための基本戦略を策定や推進する人を対象としています。
レベルと合格率・試験対策は?
ITストラテジスト試験は、スキルレベル4なので難易度は高く、合格率が約10%となっています。また、試験対策は、一部試験の免除制度を利用することや、論述問題対策を徹底して行っておく必要があり、その求められる水準や役割から、情報処理技術者試験の中でも難易度は一番高いといわれています。
情報処理技術者試験の難易度ランキング第1位:ITストラテジスト
- 難易度・レベル:難易度はかなり高く、スキルレベル4
- 必要なスキル:企業の事業計画などを基にシステム化計画の立案などをするストラテジストとしての能力
- 合格率:約10%
- 出題方法の傾向と対策:マークシート方式と記述式、論述式・一部試験の免除制度の利用や論述問題対策
情報処理技術者試験のことを理解してスキルアップを目指してみよう
このように情報処理技術者試験には多くの種類があり、その難易度もさまざまです。全て合格していなくても、合格基準に達した科目については、次回の試験で免除になるシステムもあります。まずは、自分の実務経験や難易度を知り、自分のレベルに見合った情報処理技術者試験から始めてみてはいかがでしょうか。
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