INDEX

シーリングスタンプ=封蝋とは

シーリングスタンプってどんなもの?

シーリングスタンプは「封蝋」とも呼ばれている、主に手紙などを封印するスタンプのことです。重要文書を封するために、赤い蝋を垂らしたあと、紋章を押し付けて刻印する場面などは、映画などで観たことがあるという人もいるのではないでしょうか。最近、そのクラッシックな雰囲気が注目を集め、人気が高まっています。

シーリングスタンプの歴史

シーリングスタンプの歴史は古く、最初に使われたものはなんと古代メソポタミアにまでさかのぼります。古代エジプトでも手紙を封するためにシーリングスタンプ(封蝋)が使われていたことがわかっています。その後、中世ヨーロッパの貴族の間で、同じく手紙の封するためのものとして、広く使われるようになりました。

シーリングスタンプ(封蝋)は、未開封であることを示す目的でも使われており、秘匿性を証明する重要な役割を担っていました。さらに、個人で使用するスタンプの紋章は、家系や個人のシンボルが刻み付けられており、差出人を証明する証ともなっていました。

シーリングスタンプの種類

芯つきタイプ

芯ありタイプは、ロウソクのように直接火をつけて使うタイプのシーリングワックス。火さえあれば、すぐに使える手軽さが魅力です。芯ありタイプは、蝋を垂らす時に下に向けてしまうと、火がワックスに触れ、焦げてススがついてしまいます。火をつけた後は、水平かやや上向きになるように持つのがポイントです。

芯なしタイプ

芯なしタイプのシーリングワックスは、使う量を切り取ってスプーンの上に乗せて溶かして使用します。蝋を溶かすためのロウソクやスプーンなどの器具が必要で、芯ありタイプよりも手間がかかりますが、ススがつかないのできれいに仕上げることができます。失敗しにくいので、初心者にもおすすめのシーリングスタンプです。

ビーズタイプ

ビーズタイプのシーリングワックスは、粒状になっているワックスを芯なしタイプと同じようにスプーンの上に乗せて溶かして使用します。量を調整しやすく、ワックスを切り取る手間がかからないので、初心者にもおすすめです。また、2色を混ぜて作るマーブル模様なども簡単に混ぜ合わせることができます。

ビーズタイプのシーリングワックスは小瓶に入っています。机の上に並べておくだけでもとてもカラフルでおしゃれな雰囲気に。インテリアとしても素敵ですね。

グルーガン用ワックス

樹脂を溶かしてDIYなどで活躍するグルーガン。グルーガンを使用したワックスでゴムのような質感のシーリングスタンプを作成することができます。火を使わず、簡単にシーリングワックスを大量に作ることができるので、初心者や丈夫なシーリングスタンプを作りたいときにおすすめです。

グルーガン本体とガン用のワックスは、どちらも100均で購入することができます。ただし、接着力が弱いため、手紙や小包みなどに利用する際は、接着剤を利用する必要があります。さまざま色があるので、好みの色を試してみるのが良いでしょう。

目的別に見るシーリングスタンプの使い方

結婚式の招待状

格調高いクラシカルな雰囲気のシーリングスタンプは、結婚式の招待状にぴったり。親戚や友人に向けて、新郎新婦のオリジナルマークのスタンプを使ったこだわりの招待状を作っていませんか?一生の思い出に残る結婚式を挙げることができそうです。

プレゼントやパッケージ

手作りのお菓子やプレゼントのラッピングに、ひと手間加えてシーリングスタンプを使えば、オリジナルのおしゃれなラッピングに大変身。誕生日やクリスマスのプレゼントにも最適です。箱やリボンの色に合わせてシーリングワックスの色を変えてみるのも良いですね。印象的で格調高いプレゼントラッピングとなることでしょう。

手紙

大切な人への心をこめた手紙や小包みにシーリングスタンプは最適です。シンプルな包装紙や封筒でも大丈夫。シーリングスタンプがぐっと引き立ち、おしゃれな手紙や小包みを演出してくれます。また、自分の手帳やブックカバーなどに利用すれば、おしゃれなネーム代わりの目印にもなります。

100均グッズでシーリングスタンプを自作する!

100均で用意するもの

シーリングスタンプを作るために必要な材料は、すべて100均でそろえることができます。樹脂を溶かすためのグルーガンや、好みの色のグルースティック、好きなマークのシーリングスタンプ、クッキングシート、保冷剤、ティッシュペーパーなどを用意しておきましょう。

本来のシーリングスタンプは、蝋を使ったワックスを使用しています。しかし、冷えた蝋は、欠けたり割れたりする可能性があります。割れにくく、丈夫な樹脂を使うことで、破損の心配もなくなるだけでなく、コストの面から見ても、安価で作りやすいというメリットがあります。

グルーガンの使い方
  1. 1.まずは、グルーガンの後ろから、グルーガン用のワックスを差し込んでおきましょう。スタンドを立てた状態で電源を入れます。5分ほど放置してワックスがとけたら準備完了です。
  2. 2.グルーガンの引き金をひき、ワックスを押し出します。

\ POINT /

グルーガンを使用する際に気をつけておきたいこと

グルーガンにセットしたワックスは、硬い状態のまま無理に出すと逆流やつまりの原因となってしまいます。また、熱しすぎるとワックスが先端から垂れてきてしまうため、温度調整には、十分気をつけましょう。

シーリングスタンプを自作する前の準備

シーリングスタンプの作り方の第一歩は、きちんとした準備をしておくこと。100均で購入した、グルーガンを使用する場合は、グルーガンにグルースティックを差し込んで温めておきましょう。ワックスを使用するなら、必要量を切り取っておく、ロウソクやスプーンを用意しておくなどの準備をおくことが大切です。

グルースティックやワックスは、思っている以上に消費量が多いもの。作っている途中であわてることがないように、予備のものをすぐに足せるように多めに準備しておくのがよいでしょう。

さらに、スタンプを早く冷やしてはがしやすくするために、スタンプを保冷剤の上に乗せて、冷やしておく必要があります。保冷剤も100均で購入することもできますが、氷水をいれたビニールなどを利用するのも手。また、溶けたグルーをのせるためのクッキングシートを広げておくことも忘れずに。

簡単シーリングスタンプの作り方

シーリングスタンプを自作するときのコツ

シーリングスタンプの作り方でグルーガンを使用する場合、グルーガンからいかにきれいに出すかが仕上がりを左右します。クッキングシート上で、シワのないきれいな丸を作るのがポイント。シーリングワックスを溶かして使用する場合は、細かく削って溶かした後、仕上がりの形を想像しながら量を調整して垂らすのがコツです。

グルーガンを使ったシーリングスタンプのコツ
  • スタンプは保冷剤の上に乗せてしっかりと冷やしておくこと
  • グルーを出した後、すぐにスタンプは押さず、15秒ほどそのままの状態で冷ますこと。
  • スタンプを押すときは、あまり力を入れすぎないこと。
  • スタンプをはがす前には、保冷剤でしっかり冷やし、一気にはがすこと
ワックスを使用したシーリングスタンプのコツ
  • スタンプよりも少し大きな円になるように垂らす
  • スタンプを押す面を保冷剤などでしっかり冷やしておく
  • スタンプがはがれやすいように油をしみこませたティッシュの上でスタンプをポンポンしておく
  • ワックスを垂らしたあと、少し冷ましておく。表面に薄膜がはったらスタンプを押す

シーリングスタンプの作り方手順

いよいよシーリングスタンプを自作してみましょう。100均グッズで購入したグルーガンを使用する場合と、シーリングワックスを使用する場合のそれぞれの作り方手順をご紹介します。

グルーガンでの作り方
  1. 1.グルーガンにグルースティックをセットします。
  2. 2.広げたクッキングシートにグルーを出します。
  3. 3.薄膜がはってグルーが少し冷めたら、冷やしておいたスタンプを乗せて押し付けます。
  4. 4.スタンプはすぐにはがさず、そのままの状態で少し放置しておきます。
  5. 5.ある程度の時間を置いた後、ゆっくりとスタンプをグルーからはがします。
  6. 6.完成したシーリングスタンプには接着作用がないので、両面テープや接着剤をつけて貼り付けます。
シーリングワックスでの作り方
  1. 1.必要量のシーリングワックスを削り取りスプーンなどの上に乗せて、ロウソクの火であぶって溶かします。
  2. 2.溶けたワックスをクッキングシートなどのうえに垂らします。
  3. 3.冷やしておいたスタンプを垂らしたワックスの上からゆっくりと押し付けます。
  4. 4.15秒ほど押した後、静かにはがして完成です。

シーリングスタンプを上手に作るポイントは?

ポイント1:スタンプはよく冷やしておくこと

手軽で簡単なシーリングスタンプ。とはいえ、上手に作れるようになるには、ある程度の練習も必要です。まずは、失敗しないためのコツをおさえておきましょう。

シーリングスタンプを作るときの手順でも紹介していますが、使用する前のスタンプは保冷剤などの上でよく冷やしておきましょう。温まった状態のスタンプはワックスからはがれにくいため、せっかくのスタンプをきれいに仕上げることができません。

ポイント2:ワックスは低温でゆっくりと溶かすこと

厚みを持たせたワックスにスタンプを押す際、強く押し付けてしまうと貫通してしまう可能性があります。ぺらぺらの薄いシーリングスタンプとなってしまうので、注意しましょう。スタンプを押すときは、軽く押し付けるだけで十分です。

ポイント3:強く押しすぎないこと

冷やしたスタンプを押すときの力加減や、グルーやワックスを垂らすときの量や形など、ある程度練習して適切な調整をしておくことがポイントです。また、クッキングシートの上でたくさん作っておけば、上手にできたものをチョイスして利用することもできます。

厚みを持たせたワックスにスタンプを押す際、強く押し付けてしまうと貫通してしまう可能性があります。ぺらぺらの薄いシーリングスタンプとなってしまうので、注意しましょう。スタンプを押すときは、軽く押し付けるだけで十分です。

グルースティック自体には接着作用はありません。完成したシーリングスタンプに両面テープや接着剤をつけて、手紙や招待状などに活用しましょう。

シーリングスタンプをもっと楽しむ!

シーリングスタンプの簡単アレンジ

シーリングスタンプで使用するワックスやグルースティックには、赤や青、ピンクやオレンジなどたくさんの色があります。スタンプを押す前にラメを振りかけて、キラキラしたラメ入りのシーリングワックスに仕上げたり、2色や3色のワックスを混ぜて、簡単にマーブル状のシーリングスタンプを作ることもできます。

いろいろな配色のラメも100均一で購入することができます。使用するワックスにあわせてラメの配色を変えてみると、また違った印象のシーリングスタンプを簡単に楽しむことができそうですね。

シーリングスタンプの代用品

シーリングスタンプは、とても人気が高く、季節によっては品薄になってしまうこともあるかもしれません。もし、必要なアイテムが揃えられなくても代用品があれば大丈夫。シーリングスタンプが作れないということはありません。早速100均で購入できる代用品を見てみましょう。

シーリングワックスは、もともとワックスを削ってスプーンの上にのせ、ロウソクの上で溶かして作るものです。グルーガンやグルースティックが手に入らなかった場合は、本来のシーリングワックスの作り方にのっとって作っていきましょう。

ワックスやグルーガンは、ロウソクとスプーンで代用します。グルースティックやワックスもロウソクで。ロウソクに絵の具などで色を混ぜるのもおすすめ。気に入ったスタンプが見つからなければ、消しゴムを自分で彫ってスタンプにしたり、チャームを粘土などに押しつけてスタンプ代わりにしても◎。

あれこれ使えるシーリングスタンプ

封蝋というとなにやら堅いイメージが強いのですが、古きよき時代を感じさせる格式の高さが魅力のシーリングスタンプ。ラメやマーブルなどの現代的なアレンジを融合して楽しむ人も増えています。100均を利用して簡単に自作することができる手軽さも人気の秘密ですね。

ワックスやスティックをアレンジしてみたり、スタンプ面を付け替えてさまざまな刻印を楽しんだりと、自分好みのアレンジを楽しむことができるシーリングスタンプ。アイデア次第でまだまだいろいろな楽しみ方ができそうですね。

商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。

商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。