厄除け(厄払い)のお守り・お札の持ち方や飾り方!間違えると逆効果?
更新:2022.02.03
厄年は誰にでも訪れる「難事の多い年」のことを指します。厄年を乗り切るためには、いろいろな厄除けがありますが・・・御札やお守りを入手して難事から守ってもらうという方法があります。厄払いのお札の飾り方や扱いの注意点など、厄除けに関する知識をしっかり身につけて、厄年を乗り切っていきましょう!
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INDEX
厄除けってどうしてするの?
そもそも厄年とは
厄年=怖い・辛い、というイメージがありますが・・・実際厄年というものがどういう年なのか、正確に理解していない人も多いかもしれません。厄年というのは災難が多く起こる、とされている年です。数年に一度起こるもので、厄年は人生の転換期とも呼ばれているそうです。
もちろんすべての人に当てはまるわけではありませんが、日本人はこの厄年に非常に敏感になっています。運気だけでなく、体調を崩しやすかったり病気をしやすいのも厄年だと昔から言われているんですね。厄年になる年齢には、「厄除け」や「厄払い」をした方がいいというのも一般的にはよく言われています。
厄年は何となく良くない年だと知っていても、して良いことと悪いことまでは知らないという人も多いでしょう。厄年にやっていいことと悪いこと、厄年の過ごし方を下記の記事で紹介しているので、ご覧ください。
「厄除け」と「厄払い」は正確には違う?
「厄除け」と「厄払い」はよく似た言葉ですが、多少ニュアンスが違うので覚えておきましょう。お寺でするのが「厄除け」で、神社でするのが「厄払い」です。「厄除け」と「厄払い」は人生で数回訪れる厄年を、何事もなく回避できるように行うお祓いです。大きな難事・小さな難事、どんなことが起こるかわかりません。
厄年に厄を払いきるため、御札を買ったりお守りを持ってトラブルを乗り越える・・・これが日本における「厄除け」と「厄払い」です。
厄年になる年齢と厄除けできる場所
厄年になる年齢は決まっていて、前厄・本厄・後厄という3つの厄があります。男性と女性でこれらが来る年齢が違うので、注意してください。厄年は数え年で見ていきますが、数え年というのは満年齢に誕生日前は+2・誕生日後は+1をした年齢を指します。
男性の本厄が25歳・42歳・61歳で、女性の本厄は19歳、33歳、37歳となっています。基本的に厄年のお祓いは、お寺でも神社でもどちらに行っても構いません。全国にある有名なお寺や神社を探して、そちらで厄払いしてもらうのがいいでしょう。
もちろん地元でお祓いしてもらってもいいです。どこでお祓いをしたか、というのは問題ではありません。大切なのは厄除けのお札やお守りの扱い方なんです。
お寺や神社に厄除け・厄払いしに行く際には服装やマナーも大切です。下記の記事では厄除け・厄払いへ行く時の服装などのマナーを紹介しているので、ご参照ください。
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厄除けのお札について|飾り方など厄払いのお札の注意点は?
厄除け・厄払いのお札の飾り方は仏壇・神棚に納めるのが理想
お寺でいただいた厄除けのお札は仏壇に、神社でいただいた厄払いのお札は神棚に納めるのが理想です。神棚には三社造りや一社造りがありますが、三社造りの場合は一番左に、一社造りの場合は一番下に重ねて納めるのが理想の飾り方とされています。
仏壇・神棚がない時の厄除け・厄払いのお札の飾り方
厄除けをしてもらったお札は、自宅で祀らなければなりません。神棚があればそちらに置くのがベストですが、神棚がなくても大丈夫です。マンションやアパートの方はなかなか神棚を設置できる環境にない場合があります。神棚がない場合は、以下のポイントを参考にしてお札を祀ってみてください!
お札を置く場所のポイント
- 立ち上がった状態で自分の目線よりも上にある
- 明るく清潔な場所
- 仏壇の中には置かないようにする
できるだけ白い紙などを敷いてその上にお札を置くと、神棚に近づけることができます。立てかける場所がないときは、壁に貼ってもOKですが画鋲で刺さないようにしましょう。
お札の向きや方向は!?
お札には飾る向きというのがあります。これをしっかり守ることで、よりきちんとした厄除けをすることができるのです。お札の正面が南か東に向いているようにするのがいいとされているようなので、しっかり方角を意識してお札を置くようにしてください。
この方角だと、しっかり日が昇る方向にお札を向けることができるのでベストです。ただこの方向に向けないとバチが当たる!なんてことはないので、どうしても部屋の配置的にも無理な場合は別の方角を向いていても構いません。
集合住宅の場合
マンションやアパートなどの集合住宅の場合、白い紙に「天」や「雲」と書いて天井に貼っておくのがいいそうです。そうすることで、お札を張っている上は天空だということを示せることになります。戸建でも、1階にお札を置く場合はアパートやマンションと同じように処理するのがいいと思います。
御札の扱い方の注意点
お札はあなたを災難から守ってくれる、神様のような存在であるということを忘れてはいけません。扱いが雑にならないように、気をつけたいところです。ホコリがかぶらないように、定期的に掃除したりすることも重要になります。できるだけ清潔に、お札周りを整えるようにしましょう。
お札の前にお米・お塩・お水などをお供えして、祀っている方もたくさんいます。毎日新しいものに取り替えることで、災難を寄せ付けないようにするのです。
毎日お札に向かって手を合わせて「今日一日何もなかったこと」を感謝するようにするのもいいですね!自分を厄から守ってくれている神様に、感謝する気持ちを忘れないでください。
お守りの扱い方について
常に持ち歩くのがよい
さてお札の次はお守りの話に移りましょう。お守りも厄払いでいただけるアイテムですから、難事を回避するためにしっかり正しい扱いをしていくことが求められます。お守りはできるだけ肌身離さず持ち歩いてください。外出するときは、常に持ち歩くようにした方がいいです。
極力肌に近い場所にあると厄除けの効果が高いそうですが、カバンやお財布の中に入れるなどでももちろんOK!毎日持つ、ということが大切なのです。ただズボンのお尻のポケットに入れる、というのはあまり良くありません。座ったときにお守りをお尻に敷いてしまう形になるので、とても縁起が悪いです。
お守りは神様ですから、その認識を忘れないようにしてください!ポッケにいれてそのまま洗濯してしまった・・・というアクシデントも起こりがちですね。そういったことのないように、お守りは丁寧に扱うようにしましょう。自宅に置くときには、先ほどご紹介したお札と同じような場所に祀るようにしてください。
下記の記事では人気のお守りについて紹介しています。お守りを買うのにおすすめの時期なども紹介しているので、是非ご覧ください。
有効期限のようなものはあるの?
お守りを持ってる方にとって、「このお守りっていつまで有効なの?」という疑問は常に出てくると思います。厄除けのお守りは、できるだけ毎年新しいものにした方がいいようです。
前厄・本厄・後厄とありますが、それぞれで神社やお寺にお祓いに出向いて新しいお守りを購入するというのがベストになります。前厄にお守りを買って、それを3年間使う・・・というのはあまりおすすめできる厄除けではありません。
どうしても1回しか厄払いできない、という場合は本厄のときに厄払いをしに行きましょう。ただ毎年厄払いをしにいくに、越したことはないということは頭に置いておいてください!
お守りの処分の仕方は?
さて1年間保持していた厄除けのお守りは、どこで処分したらいいのでしょうか。一般的なゴミと同じように捨てる・・・というのは避けた方がいいです。
自宅で祀っていたお守りは、神社やお寺に返還しに行くようにしましょう。今まで自分を見守ってくれたお守りに感謝の念をこめながら、神社やお寺に返しに足を運んでください。
お守りを返還する場所は、お守りを購入した場所でなくてもかまいません。どちらの神社・お寺でもいいので、自分で直接お守りを返すようにしましょう。
間違った扱いをすると逆効果!?
お札やお守りはできるだけ正しい扱いをするように心掛けてください。先ほども少し触れましたが、間違った扱い・祀り方をしたからと言ってバチが当たるわけではありませんが・・・やはりベストな祀り方をすることで、厄年を何事もなくくぐり抜けることができるでしょう。
いろいろな面に注意して、厄除けのお守りやお札を扱うようにしてください。お守りに関して、よく疑問が多い部分をまとめてみましたのでぜひ参考にしてください!
お守りの注意点
- お守りは複数持っていても大丈夫。神様が喧嘩してしまう・・・ということはありません。
- たくさん持っていてもOKですが、すべて最後は神社やお寺に返還しに行きましょう。
- 家で保管するときは、タンスの中など目に見えないところには置かない方がいい。
- お守りは悪い運気を吸収してくれますが、時間が経つにつれて効果が薄くなっていく。
こういったことをしっかり頭の中に入れておくようにしましょう。間違った扱いをすることは、厄除けするにあたってあまりいいことではありません。
厄年には節度のある生活を心がける
女性が厄年にしない方がいいこと
やはり厄年には難事が多いとされていますから、女性にとって人生のターニングポイントになるようなイベントはできるだけ避けた方がいいと言われています。
結婚・家を新築する・転職・引越し、などは前厄~後厄の間の3年間にしない方がいいこととされているようです。ただそこまで気にしすぎると、なかなか身動きがとれなくなってしまいますよね!
本当に気にするのは厄年だけでいいみたいです。できれば新しいことはしない方がいい・・・というくらいの認識でいきましょう。厄年には気を引き締めて、節度のある生活をすることが大切です。何もしない方がいい、というわけではありませんのでそのあたりは留意しておきましょう。
妊娠や出産はOK?
実は厄年に妊娠や出産をすることは推奨されています。「子供を産むことで子供が厄を落としてくれる」という認識があるからです。厄年に結婚はしない方がいい、とよく言われていますから妊娠や出産も同じようなものと誤解されがちですが・・・むしろ妊娠・出産は厄年において推奨されているんですね。
厄年の過ごし方のポイント
厄年がどうしても気になってしまう・・・という方は、やはり神社やお寺で厄除け・厄払いを受けましょう。こういったことをすると、気分的にも全然晴れやかさが変わってきます。
忙しくて厄払いに行けない、という方は時間のあるときに神社へ出向くだけでも構いません。お参りしてお守りを買う、というだけでもかなり効果があるようですからね。
厄年はやはり健康面において難事を受ける人が多いようです。一つのきっかけとして、厄年に人間ドックへ行ったり体のメンテナンスをしてもいいかもしれませんね。とくに普段忙しい方は、厄年に健康チェックを徹底してください。厄年を機会に、生活リズムや習慣の見直しを図る・・・というのもいいことですよ。
とくに普段忙しい方は、厄年に健康チェックを徹底してください。厄年を機会に、生活リズムや習慣の見直しを図る・・・というのもいいことですよ。大きな難事が起こる前に、しっかり心と体のケアをしていきましょう!
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