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【気をつけたい】和室の布団・マットレスの敷き方&注意点3つ!快適に過ごすには?

更新:2020.06.22

和室に布団やマットレスを敷く時には、様々なポイントを意識する必要があります。そこで今回は布団の敷き方や注意点を詳しく解説します!おすすめの湿気対策や、和室に合う布団の選び方も紹介していますよ。是非、参考にしてくださいね。

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和室での布団・マットレスの敷き方とは?

敷き方①畳の上にそのまま敷く

和室への布団の敷き方として、畳にそのまま敷く方法がおすすめです。畳は弾力があって柔らかい素材なので、布団をそのまま敷いても体が痛くなることがほとんどありません。布団の敷き方に悩んだ時は、まずそのまま布団を敷いてみてください。

敷き方②体が痛い場合はマットレスを使う

マットレス

布団の敷き方として、マットレスを使うという方法があります。敷布団が薄い場合は、和室にそのまま布団を敷くと体が痛くなることがあります。また冬は敷布団一枚では寒さを感じることもあるでしょう。体の痛みを軽減したい時や、寒さ対策をしたい場合は、マットレスを敷くようにしてみてくださいね。

マットレスは、用途に合わせて2つの敷き方ができます。床の硬さが気になる場合には敷布団の下にマットレスを敷いてみてください。マットレスがクッション材のような役割を果たしてくれるため、床の硬さが気にならなくなります。寒さ対策にもおすすめですよ。

また低反発素材のマットレスを使う場合は、敷布団の上に敷くことをおすすめします。低反発マットレスは、体に直接触れる位置に敷かないと効果が発揮できません。使用するマットレスの種類や対策に合わせて、臨機応変に敷き方を変えてみてくださいね。

敷き方③畳を乾拭きしてから布団を敷く

タオル

和室への布団の敷き方として、畳を乾拭きしてから布団を敷くことをおすすめします。畳には日中のホコリや湿気などが蓄積されています。これらの汚れを放置したまま布団を敷くと、布団が傷んだり畳にカビが生えたりといったトラブルが起こりますよ。

布団を敷く前には、必ず畳を乾いた布で軽く拭くようにしましょう。寝る前だけでなく朝起きた時にも乾拭きをすれば、更に効果的ですよ。布団の敷き方として覚えておくようにしましょう。

和室に布団を敷く時の注意点3つ

注意点①部屋の湿度を下げてから敷く


湿度

和室に布団を敷く時は、部屋の湿度を下げるよう注意してください。湿気の高い部屋に布団を敷くと、布団や畳に雑菌が繁殖してしまいます。カビやダニ発生の原因になりますよ。また布団が傷みやすくなり、品質が落ちてしまうというリスクもあります。

和室に布団を敷く時は、なるべく室内の湿度を下げるようにしましょう。部屋を換気したり、除湿機を使えば効率的に湿度を低下させられますよ。部屋の湿気には注意するようにしてくださいね。

またこちらに、安くてコスパの良い除湿機がまとめられている記事を載せておきます。2020年おすすめの除湿機が15種類解説されていますよ。部屋の除湿対策として使えるアイテムが揃っていますので、是非こちらの記事も合わせて読んでみてくださいね。

注意点②布団やマットレスを敷きっぱなしにしない

禁止

和室には布団を敷きっぱなしにしないように注意してください。ずっと布団を畳の上に放置しておくと、布団の繊維の中に湿気がたまっていきます。布団そのものの通気性が悪くなり、布団本来のふんわり感がなくなります。品質が下がって寝心地が悪化しますので注意してください。

また敷きっぱなしの布団を頻繁に踏んだり、長時間座ったりしていると、布団がへたってしまいます。布団の品質が大幅に低下する原因にもなるでしょう。布団はそのまま敷きっぱなしにせず、頻繁に収納することをおすすめします。

注意点③すのこは使わない

布団

和室に布団を敷く時は、すのこは使用しないようにしましょう。布団の湿気対策としてすのこを使う人は多いです。しかしすのこを直接畳に敷くと、すのこの足や角で畳が削れて床が傷んでしまう恐れがあります。畳がボロボロになる可能性が高くなりますので、なるべくすのこは使わないようにしましょう。

和室に布団を敷く時におすすめの湿気対策とは?

①布団を天日干しする


太陽

布団の湿気対策として、布団を頻繁に天日干しするという方法がおすすめです。太陽が出て暖かい日は、なるべく布団をベランダや庭で干すようにしてください。風や太陽に布団を当てることで、布団内部の湿気が蒸発していきますよ。ダニや雑菌も効果的に退治できるでしょう。

布団を干す時は片面だけでなく、両面もしっかり干すようにしてください。片面を2時間程度干したら裏返し、2時間天日干しをすれば、布団の湿気をほぼ取り除くことができますよ。布団の湿気対策として是非取り入れてみてくださいね。目安としては、1週間に1回のペースで行うことをおすすめします。

梅雨時期で天気が悪い日が続く、忙しくて布団を干す暇がないという方は、布団乾燥機を使うことをおすすめします。布団乾燥機を使うことで、天日干しをしなくても布団の湿気を防ぐことができますよ。

②畳や床に風を当てる

風

和室の畳に扇風機を当てるというのも、おすすめの湿気対策です。布団を敷いていると、人の汗や体温によって畳に湿気が溜まっていきます。この湿気を放置していると、畳にカビが生えたり畳が傷んだりしますよ。効果的に湿気を取り除くために、なるべく畳に風を当てるようにしてみてください。

扇風機やエアコンなどを使って畳を乾燥させることで、効果的に湿気対策を行うことができるでしょう。部屋用の除湿機を使うのもおすすめですよ。布団だけでなく和室の湿度対策も心がけてみてくださいね。

③和室の換気を行う

部屋

湿気対策として、毎日和室の換気を行うというのも大切です。窓を締め切っていると部屋の湿度が高まり、湿気対策の効果が薄れてしまいますよ。なるべく毎日窓を開け、部屋に外の空気を取り込むようにしてみてください。数時間だけでも効果的に部屋の除湿ができますよ。

晴れの日はもちろんですが、雨の日もしっかり換気をすることをおすすめします。雨が降っている日でも、部屋の中の湿度より外の湿度の方が低いと言われています。是非意識してみてくださいね。

④畳んで収納する

収納

布団を毎日畳んで収納するのも、おすすめの湿気対策ですよ。仕事などで忙しい朝は、なかなか布団や和室のお手入れができないでしょう。そういった時は、布団を畳んで収納するだけでOKです。布団をたたむことで畳を乾燥させられますし、布団のカビを予防することもできますよ。

押入れがある場合は、布団を押入れに収納するようにしましょう。押入れがない場合は、布団を2つに畳んで部屋の隅に避けておくだけでも良いですよ。忙しい日の湿気対策として意識してみてください。

和室に敷く布団を選ぶおすすめポイント3選!

①弾力のあるものを選ぶ

弾力

和室に布団をそのまま敷きたい時は、なるべく弾力性の高い布団を選ぶようにしてください。クッション性の高い布団を使うことで、畳にそのまま布団を敷いても床つき感を軽減することができますよ。ふわふわとした中綿が使われているか、素材の復元力が高いかどうかに注目してみましょう。

また布団を使い続けていると、どんどん布団が薄くなって硬さが出てきます。なるべく弾力性が長持ちする布団を選ぶことをおすすめします。是非布団選びの参考にしてくださいね。

②通気性の高い素材のものを選ぶ

通気性

和室に敷く布団には、通気性の高いものを選ぶようにすると良いでしょう。人から出る汗や体温により、布団の中には湿気が蓄積されやすいです。湿度がうまく布団から放出できないと、衛生面も悪化しますし布団も傷んでいきます。放湿性の高い生地を使っているかどうか、ということを意識しましょう。

③抗菌作用のあるものを選ぶ

和室に敷く布団には、抗菌作用があるものを選ぶことをおすすめします。布団にはどうしてもダニや雑菌などが入り込んできてしまいます。こういった菌は人の健康を害し、アレルギーや体調不良を引き起こす原因になりますよ。なるべくダニが入ってこないよう、抗菌性の高い布団を使うようにしてみてください。

また抗菌作用の高い布団なら、布団の臭いなども気にならなくなりますよ。毎日のお手入れが非常に楽になりますし、睡眠の質も高まります。是非布団選びの時には意識してみてくださいね。

和室に敷いた布団にカビが生えた時の対策とは?

敷き方に気をつけていたり、有効な湿気対策をしていても、布団にカビが生えてしまう恐れがあります。もし布団にカビが生えてしまったら、以下の対策を試してみてくださいね。

①ティッシュでカビを拭き取る

ティッシュ

布団にカビが生えてしまった場合、まず最初にティッシュで布団を拭きます。軽くティッシュを湿らせて、カビが生えてしまった部分を押さえるように拭いていきましょう。この時、ティッシュで布団を擦ったり叩いてしまうと、菌が広範囲に広がってしまいます。カビが更にひどくなってしまいますので、優しく押さえてください。

②重曹と水をスプレーする

スプレー

ティッシュで軽く布団を拭いた後は、水と重曹をスプレーで吹きかけましょう。霧吹きの容器などに重曹と水を混ぜ合わせ、カビが生えた部分にかけてください。重曹には、カビが繁殖するのに必要な栄養素を取り除く役割があります。まんべんなく布団全体に霧吹きをかけてくださいね。

霧吹きを吹きかけたあとは、歯ブラシでカビを擦りましょう。こうすることでカビを効率的に除去することができますよ。最後にエタノールを噴射して完了です。

③布団をしっかり乾燥させる

干す

カビを布団から除去したあとは、布団を天日干ししてください。十分布団を乾燥させないと、再度カビが繁殖してしまいます。その後掃除機を布団にかければ、更にしっかりと菌を取り除くことができますよ。

敷き方や注意点を意識して和室に布団を敷きましょう!

布団を和室に敷く時のポイントや注意点などを意識すれば、畳や布団の負担を軽減することができます。今回紹介したおすすめの敷き方や対策などを、実際に和室に布団を敷く時の参考にしてみてくださいね。

またこちらに、フローリングに布団を敷く場合の湿気やカビ対策がまとめられている記事を載せておきます。床にそのまま敷いても良いのかということや、おすすめのアイテムなどが紹介されていますよ。和室ではなくフローリングに布団を敷きたいと考えている場合は、是非こちらの記事にも目を通してみてくださいね。

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