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お中元のお礼をメールで!失礼なく感謝が伝わる書き方と文例7つ!

更新:2020.04.23

会社や親戚、友達にお中元を頂いた時、礼状でお礼を伝えるのが一般的ですが、メールを使うのも一つの方法です。ただ、メールとなると何を書けば良いのか迷うもの。今回は、メールで失礼なく感謝を伝える方法をご紹介します。これを参考に、感謝の伝わるメールを送ってくださいね。

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お中元のお礼メールの書き方は?

①すぐにお礼を伝える

お礼

お中元を頂いたら、すぐにお礼を伝えましょう。ビジネスでも知人宛てでも、封書・はがき・電話の順に礼儀正しいお礼の伝え方とされていますが、メールで連絡をしても失礼には当たりません。メールはすぐに感謝の気持ちを伝えられる上、相手の都合に合わせられるという意味でも良い方法と言えます。

②お中元をもらった相手によって書き分ける

相手

会話をする時のように、お礼を伝える相手が会社の取引先なのか、会社の上司なのか、友達なのか、親戚なのかによって言葉遣いや表現を変えましょう。例えば、自分よりも目上の方に砕けた表現を使ったメールを送ると、失礼に当たります。特に、会社の目上の方には、定型分を使うとマナー違反にならないでしょう。

③タイトルでもお礼を伝える

ありがとう

タイトルにはお中元のお礼を伝えるメールだということを明記しましょう。「お中元の御礼」というシンプルなタイトルでも良いですが、「お中元をありがとうございます」といったタイトルだと感情が伝わり、印象の良いメールになります。タイトルから工夫をすれば、メールでも礼儀正しい内容になるので実践してみてください。

④基本の書き方を知っておく

書き方

ビジネスでも親戚・友達宛てでも、基本的な書き方は同じです。季節の挨拶・お中元が届いた旨・お礼と感想など・相手を気遣う言葉・今後のお付き合いのお願いの、5つの流れでメールを作成します。これを抑えれば、あとは相手によって表現を変えるだけです。

基本の書き方

  1. 季節の挨拶・日頃のお付き合いの感謝
  2. お中元が届いた旨
  3. お礼と感想など
  4. 【結びの言葉】相手を気遣う言葉
  5. 今後のお付き合いのお願い

【ビジネス・会社関係宛】お中元のお礼メールの文例4選


取引先へのお礼メール文例①メール形式

取引先とのやり取り

ビジネスの中でも特に取引先は、定型分を使うと失礼のないメールになります。タイトルや宛名を忘れずに、基本の書き方を使用しましょう。タイトルは「お中元の品を拝受致しました」とする他、挨拶やお礼、結びについても丁寧な表現にすると失礼のない内容になります。今回は、ビジネスで使うメールの形をご紹介します。

POINT

件名 お中元の品を拝受致しました

株式会社○○●●様 平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。 ○○株式会社の〜でございます。さて、この度はお心のこもったお中元の品を頂き、誠にありがとうございました。早速、部内のもので美味しく頂きました。平素よりお世話になっている上、このようなお心遣いに大変恐縮致しております。厳しい暑さが続きますが、ご自愛の上お過ごしください。貴社益々のご発展をお祈り申し上げますとともに、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い致します。  ○○株式会社●●

取引先へのお礼メール文例②丁寧な形式

丁寧な取引先とのやり取り

ビジネスで使うメールの形のほか、拝啓・敬具を使ったメールもご紹介します。こちらの方が、封書やはがきの形に近く、より丁寧なため社外の方に失礼のない形と言えるでしょう。また、会社の業務に差し支えないようにするためにも、最後に「返信は不要」の旨を加えると親切です。

POINT

件名 お中元の品を拝受致しました

拝啓 日増しに暑さが厳しくなって参りましたが、●●様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。さて、この度はお中元の品を賜りまして、誠にありがとうございました。部内の者と、美味しくいただきました。●●様には日頃よりお世話になっている上、このようなお気遣いまでしていただき、大変恐縮致しております。貴社益々のご発展をお祈り申し上げますとともに、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願いいたします。なお、返信は不要でございます。 敬具 株式会社○○〜

部下へのお礼メール文例①メール形式

部下とのやり取り

会社の付き合いとはいえ、部下に対してのお礼のため堅苦しい内容にする必要はありません。基本の書き方にならって、シンプルな表現を使うと良いでしょう。また、こちらも会社の業務に差し支えないよう、「返信は不要」という旨を加えると気遣いを感じられます。

POINT

件名 お中元をありがとうございました

●●部〜様 連日厳しい暑さが続いていますが、体調など壊していませんか。この度は、結構なお中元の品をいただきありがとうございました。早速、美味しくいただきました。まだまだ暑い日が続きますが、体調管理に気をつけてお過ごしください。返信は不要です。まずはお礼まで。 ○○部〜〜

部下へのお礼メール文例②丁寧な形式

丁寧な部下とのやり取り

こちらは、部下へのお礼メール文例①と基本の形は同じものの、より丁寧な内容を加えたものです。部下には今後、気を遣わせたくない場合「今後はこのような気遣いは必要ない」という旨を付け加えます。せっかく頂いた品なので、感謝の気持ちを伝えた上での書き方になるように注意しましょう。

POINT

件名 お中元をありがとうございました

●●部〜様 酷暑到来となりましたが、お元気でご活躍のことと思います。この度は、結構なお中元の品をいただきありがとうございました。早速、家族で美味しくいただきました。▲▲は、息子の大好物です。お気持ちは有り難く受け取りましたが、今後はこのようなお気遣いをなさらないでください。暑さが続きますが、体調管理に気をつけてお過ごしください。返信は不要です。まずはお礼まで。 ○○部〜〜

【義母・親戚・友達宛】お中元のお礼メールの文例3選

①義母へのお礼メール文例

義母

義母とは今後も長いお付き合いがあるものです。引き続き義母と良い関係を築くためにも、丁寧にお礼を伝えましょう。義母へのお礼は、基本の書き方に加えて、家族の近況や次回会う機会などについて付け加えると、失礼なく、親しみのあるメールになります。義母がメールをもらって、贈って良かったと思える内容にしましょう。

POINT

件名 お中元が届きました

夏本番となり、厳しい暑さが続いています。お義母様もお義父様もお変わりなくお過ごしでしょうか。私たちは、毎日元気に過ごしています。先ほど、お中元の品が届きました。○○は大好物なので、大事に頂きます。●●さん(夫)も喜んでいます。しばらく伺えていませんが、次の長期休暇には、子供達を連れて遊びに行かせてください。引き続き、体調など崩されないようご自愛ください。 

②親戚へのお礼メール文例

親戚

義母や義父ほど会う機会が少ないものの、定期的なやり取りがある親戚へのお礼は大切にしたいものです。親戚と会っていない間の近況報告や、毎年お中元の品を頂く場合は、具体的な感想を付け加えるとメールをもらった親戚も喜ぶでしょう。

POINT

件名 お中元が届きました

暑い日が続きますが、お変わりなくお過ごしですか。私たち家族は、毎日賑やかに過ごしています。今日、お中元の品が届きました。毎年嬉しい品を頂きありがとうございます。家族で大事に頂いています。しばらく会えていませんが、次に親戚一同で会えるのを楽しみにしています。酷暑の中、ご自愛ください。

③友達へのお礼メール文例

友達

友達へのお礼のメールは、礼儀もあり、親しみも込めたメールを送りたいですよね。友達の場合は、基本の書き方に、二人の仲の良さが表れるような一言を加えたり、次回会う予定を楽しみにしている旨を添えたりしましょう。感謝だけではなく、次に友達と会う約束に繋がり、お中元が二人の仲を深めてくれそうです。


POINT

件名 お中元が届きました

毎日暑い日が続いていますが、お元気ですか?今日、お中元のご挨拶が届きました。さすが、●●さん(友達の名前)。私の好みをわかっていてくれて、離れていても友情を感じます。家族皆で頂きます。ありがとうございます。次の休暇には会えると良いですね。まだまだ暑い日が続いますので、体調にはご注意ください。それでは、また。

お中元のお礼メールで使える表現は?

①季節の挨拶5つ

冒頭には、会社・義母・親戚・友達問わず「季節の挨拶」を添えます。お中元の時期は地域によって様々ですが、梅雨明け間もなく〜8月中が一般的です。使う時期を間違わないようにしましょう。今回は、梅雨明け間もなく・7月下旬・幅広く使える例文をご紹介します。

季節の挨拶

  • 【梅雨明けまもなく】梅雨が明け、猛暑が到来致しました。/向暑のみぎり、皆様におかれましてはお元気でお過ごしのことと存じます。
  • 【7月下旬】酷暑の候ますますご健勝にお過ごしのことと思います。/灼熱の折、皆様には夏風邪など召されずお元気にお過ごしでしょうか。
  • 【幅広く使える表現】盛夏の候、貴社ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。

また、下記に7月・8月の時候の挨拶の記事も記載しています!書き出しから結びにかけてご紹介していますので、併せて参考にしてくださいね!

②結びの言葉3つ

バイバイ

結びの言葉も、お中元を贈る時期によって違うものを使います。ただし、季節の挨拶と言葉がかぶらないように、違う表現を使いましょう。相手を思いやる気持ちを伝えられる上、メールで使用することで、失礼のない内容になります。こちらも、梅雨明け間もなく・7月下旬・幅広く使える例文をご紹介します。

結びの言葉

  • 【梅雨明けまもなく】夏本番がやってきます。どうぞご自愛ください。
  • 【7月下旬】本格的な夏を迎えました。くれぐれもご自愛くださいませ。
  • 【幅広く使える表現】夏風邪などお召しになりませんよう、ご自愛ください。

お中元のお礼メール注意点は?

注意点①すぐに送る

送信

お中元のお礼のメールは、すぐに送るのがマナーです。メールであれば、届いてすぐにでも送ることも可能なので送るタイミングを逃さないようにしましょう。遅くなればなるほど、失礼に当たるだけではなく、相手に不安を与えることにもなりかねません。タイムリーな対応を心がけてください。

注意点②件名を書く

タイトル

メールのタイトルとなる、重要な役割を果たすのが件名です。タイトルは、メールを送った相手に何の件なのか伝えるだけではなく、相手に時間を使わせないようにする役目があります。ビジネスの場面だけではなく、個人のやり取りでも忘れないでください。お中元の件だとわかる具体的なタイトルを付けてメールを送りましょう。

注意点③「取り急ぎ」を使わない

急ぐ

ビジネスではよく使う「取り急ぎ」ですが、これは会社の業務などで時間があまりない時に使う言葉です。お中元のお礼は、急いで伝えるものではなく、時間のある時に丁寧に伝えるものですよね。どうしても結びに使う場合は「まずはお礼を申し上げます。」など添えると良いでしょう。

注意点④お礼のメールにも返信をする

返信

お礼のメールに返信があった場合、返信をしましょう。返信をするべきなのか迷う方もいると思いますが、相手のメールが届いている旨を伝えるためにも返信するのがマナーです。この時、返信を意味する「Re:」は付けたままにすると親切です。また、「返信の必要はありません」と締め括れば、スムーズなやり取りになります。

お中元にお礼の気持ちをメールで伝えよう

ビジネスでも、義母・親戚・友達とのやり取りでも、お中元を頂いたらすぐにお礼を伝えるのがマナーです。封書やはがきの礼状が一般的とはいえ、メールでもマナーや基本的な書き方を抑えておけば失礼のない、感謝の伝わる内容になります。書き方のポイントや文例を参考にして、お中元のお礼をメールで伝えてみてください。

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