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バタフライテーブルをDIY!折りたたみの仕組みを簡単に自作する方法は?

更新:2020.04.18

バタフライテーブルは、収納に便利な折りたたみ式テーブルです。折りたたむという動作が通常のテーブルと違うので、自作するのが難しそうですが、構造や仕組みを理解すれば簡単にDIYできますよ。簡単なDIY法と様々なアイデアをまとめましたので、ぜひご覧ください。

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【カラーボックスを使って】バタフライテーブルを簡単DIY!

バタフライテーブルDIY①必要なアイテム

DIYアイテムをそろえてより簡単に作ろう

バタフライテーブルを自作するには、まずDIYのアイテムがそろっていないととても大変です。中でも、おすすめなのが電動ドライバーです。電動ドライバーは、主に穴を開けたりビス止めをする際に使います。

もちろんキリで穴を開けたり、ドライバーでビス止めも可能ですが、力のない女性が木材に穴を開けたり、ビス止めを行うことはかなり大変です。しかし電動ドライバーがあれば、機械のパワーで簡単に作業が行えるので、初心者の方でもぜひそろえておきたいアイテムです。

また、自作のバタフライテーブルに必要な材料として、蝶番は欠かせません。折りたたみの構造になっている2枚の天板を自作するには、必須の材料となります。最近は、天板に直接取り付けて折りたたみと支柱にもなる「タッチポン」という商品も人気です。

バタフライテーブルDIYに必要なアイテム

  • 電動ドライバー
  • 蝶番又は折りたたみ式棚受け金具(タッチポン)

バタフライテーブルDIY③必要な材料

テーブルづくりにはサイズぴったりの木材が必要

カラーボックスを使ったバタフライテーブルDIYは、その仕組みから通常のテーブルとは少し異なった材料が必要です。まず自分の作りたいバタフライテーブルの構造やサイズを決めましょう。バタフライテーブルの特色である、2枚の天板を折りたたんで収納する仕組みを存分に活かしましょう。

まず天板が2枚必要です。カラーボックスを用意して、サイズを測りましょう。カラーボックスの上板にのせる天板と、カラーボックスの側面に設置する天板は、幅は同じですが、長さが異なりますので、しっかりと測っていきます。そして、カラーボックスにどのように天板を固定するか、その構造を考えます。

プランが決まったら、バタフライテーブルに欠かせないアイテムである、天板を支えになるものを選びます。ここでは、棚受け用金具「タッチポン」を使用します。これは天板同士をつなぐのではなく、壁や柱になる木材と天板になる棚板を固定することで、折りたたみ式のテーブルが作れる大変便利な金具です。

カラーボックスを使用したバタフライテーブルの材料

  • 天板2枚
  • タッチポン1セット(折りたたみ式棚受け金具)
  • カラーボックス
  • ビスなどの止め具

バタフライテーブルDIY④作り方

細やかな設計がDIYの成功のひけつ

作り方は、まず天板同士を蝶番で固定しましょう。次に2枚の天板を片方の面を、カラーボックスの上部に設置します。動かないようにしっかりとビス止めしましょう。もう1枚の天板の裏側とカラーボックスの側面に、棚受け用金具「タッチポン」を固定すれば、自作のバタフライテーブル付き収納棚の完成です。


カラーボックスを使用したバタフライテーブルの作り方

  1. 天板2枚と蝶番をビスなどで固定する
  2. 固定した天板の1枚の方を、カラーボックスの天板の上にビス止めし、取り付ける
  3. もう1枚の天板の裏側とカラーボックスの側面に「タッチポン」を設置し、それぞれをビスなどで固定する

【独立型】自作バタフライテーブルの簡単DIYアイデア!

①折りたたみ式で収納に便利

バタフライテーブルのメリットは何といっても、収納場所に困らないところです。天板が折りたたみ可能なのはもちろんですが、脚も折りたたむことができれば、スリムになり隙間収納も可能です。使いたい時に使える簡易テーブルとして使い勝手のよいアイテムです。

但し、テーブルの脚の部分のDIYは、初心者にはかなりハードルが高いです。天板のみを自作し、脚の部分はカラーボックスなどの既存のもので代用するのがおすすめです。

②持ち運びに便利

持ち手の付いた木枠に、天板を固定すれば、持ち運びが便利なバタフライテーブルが簡単に出来上がりますよ。使わない時は、木枠を金具で閉じて固定することで広がる心配もありませんし、コンパクトに収納できます。下に簡単な材料と作り方のリストがありますので、参考にしてください。

こちらは天板のみです。アウトドアであれば、荷物を入れてきたボックスの上に置くだけで簡単にテーブルができますよ。脚と天板を固定しないタイプなので、さらに片付ける時に場所をとらず、持ち運びにもフレキシブルに対応できます。持ち手が付いただけで、移動性がアップしたおしゃれで便利なバタフライテーブルです。

持ち運びに便利な取っ手付きバタフライテーブルの材料

  • 木箱用木材
  • 取っ手1個
  • 天板2枚
  • カバン止め具2個
  • 蝶番4個
  • ビスなどの止め具

作り方

  1. テーブルの天板サイズに合わせて木枠を2個作る
  2. 木枠2個を蝶番でビス止めし、つなげる
  3. 木枠に天板をビスで固定する
  4. 天板を取り付けた2個の木枠にカバン止め具と取っ手を設置する
  5. ビスなどの止め具で木枠を固定する

③100均アイテムのみ!折りたたみ式で収納に便利

100均には様々なアイテムが売られていますが、DIYに使えるものも多いです。シンク下収納に便利な、折りたたみ式の整理棚は、バタフライテーブルの脚に使えます。天板はすのこを蝶番で繋げれば完成です。上に100均のトレーを置けば、簡単にミニサイズのバタフライテーブルが作れますよ。


100均アイテムを使ったミニバタフライテーブルの材料

  • すのこ2個
  • シンク下整理棚1個
  • 蝶番2個
  • カラースプレー又は塗料
  • トレー1枚

100均アイテムを使ったミニバタフライテーブルの作り方

  1. 好みのカラーにすのこをペイントする
  2. ペイントが乾いたらすのこ2枚を蝶番で固定する
  3. シンク下整理棚の上にすのこを置く
  4. すのこの上にトレーを置けばミニテーブルの完成

【付属型】自作バタフライテーブルの簡単DIYアイデア!

①付け足しに便利な棚受け金具タッチポン!

カラーボックスを使った簡単なバタフライテーブルのDIY法でご紹介した、棚受け用金具「タッチポン」ですが、その特色を利用して、壁や棚に設置するだけで簡単にバタフライテーブルを作れます。

例えば、今まで使っていたテーブルのサイズが小さくなり、大きなサイズのものが必要になった時、「タッチポン」を設置して天板を付け足すだけで、テーブルの幅を広げることができます。使わない時は、折りたたみ収納できるので、スペースは決まっているが、テーブルのサイズだけ広くしたいという場合にはおすすめです。

②机に付け足せば簡単にスペースが広がる

仕事の量によっては、自分の机のサイズがもう少し広かったら、と考えることもあるでしょう。そんなときにも「タッチポン」が便利です。机を広げたい方向の側板にタッチポンを固定し、天板を付け足すだけで簡単に机の幅が広くなり、作業がしやすくなりますよ。

使わない時に折りたたんで置けるという仕組みは一緒なので、自分が必要な時にだけ使えるというのも嬉しいですね。無駄にスペースを取らず、いつもコンパクトに収納して置けるというのは、インテリアの邪魔にもなりません。

③壁に直接取り付ける

壁に直接「タッチポン」を取り付けて、簡易的なバタフライテーブルを作ることも可能です。タッチポンは耐荷重量も40kgありますので、作業台として使うのもおすすめです。使わないときは折りたたみ片付けて置けるので、スペースのないキッチンにも最適です。

しかし壁に直接取り付ける場合は、壁の構造をよく理解しておきましょう。ビス止めをしてもすぐに抜けてしまうようでは危険なので、壁の構造がわかる下地チェッカーがあると便利です。あらかじめ取り付けたい壁の部分に下地があるかを確認できます。


【可動式】自作バタフライテーブルの簡単DIYアイデア!

①自作ワゴンに設置

バタフライテーブルの脚の部分を、キッチンワゴンにしてしまいましょう。ワゴンなら簡単に動かすことができるので、可動式の便利なバタフライテーブルが作れます。構造や仕組みもさほど難しくないので、ぜひキッチンワゴンから自作してみましょう。

まず同じサイズの木材で、枠組みを作ります。底板にキャスターを固定すれば、キッチンワゴンは完成です。しかし、上にバタフライテーブルを設置する場合は、テーブルを開いた時の支えが必要になります。そこで、枠組みと同じサイズの木枠をひとつ用意し、蝶番で枠組みと固定します。

バタフライテーブルとして使用する時は、木枠を広げることで、ワイドサイズのバタフライテーブル兼用キッチンワゴンとして使用できます。使わないときは、天板も木枠も収納して、コンパクトサイズのキッチンワゴンとして使用できる仕組みです。

可動式バタフライテーブルの材料

  1. キッチンワゴン用の木材
  2. 天板用板2枚
  3. 底板1枚
  4. キャスター5個
  5. 蝶番4個(天板用2個、木枠用2個)
  6. ビスなどの止め具

可動式バタフライテーブルの材料

  1. 2枚の天板を蝶番で固定する
  2. 同じサイズの木材で枠組みを作る
  3. 枠組みと同じサイズの木枠をひとつ作る
  4. 枠組みに底板を設置し、ビスで固定する
  5. 枠組みの底板と木枠の下部分にキャスターをビスで固定する
  6. 木枠を枠組みに蝶番で固定する
  7. 天板をビスで固定し、設置すれば完成

②ワゴンに天板をのせるだけ

キッチンワゴンの作り方は、さほど難しくありませんが、それでもより簡単に作りたいという方には、既存のワゴンに天板を取り付けるだけの簡単DIYがおすすめです。天板を2枚用意し、蝶番で固定したら、既存のワゴンの天板に設置するだけでできてしまいます。

急ぎで必要という方や、ちょうどいいワゴンを持っていて活用したい方、DIY初心者の方にもおすすめです。天板は、自分の好きな色にペイントしたり、リメイクシートなどを使えば、おしゃれなものができますよ。どちらのアイテムも、100均に置いてありますので、なるべく費用をかけずに楽しみたい方はいかがですか。

既存のDIYアイテムを使ってもっと簡単に作ろう!

①ラブリコ

DIYアイテムとして人気のラブリコを使えば、壁に直接穴を開けずに、天板を設置することができます。ラブリコやディアウォールなどの商品は、柱を建てることで、壁を傷つけずに壁面収納を作ることに長けたアイテムですが、バタフライテーブルのように折りたたみ式の簡易テーブルを作ることもできます。

また、ラブリコなどを使えば、壁の構造も知る必要がないので、下地チェッカーも不要です。ラブリコを使って建てた柱に、直接金具を取り付けるので、壁の中の構造を知る必要がありません。しかし、ラブリコ自身の耐荷重が関わってくるので、重たいものは避けたほう方が無難です。

②ソーホースブラケット

ソーホースブラケットは、簡単にテーブルを作れるDIYアイテムとして人気があります。ソーホースブラケットは、洗濯ばさみのようにテーブルの桁を挟んで、天板を支える仕組みです。テーブルの脚にしたいサイズの木材にブラケットを付けるだけで、簡単に馬の脚のようなしっかりした脚立が作れてしまいます。

ビス止め不要で、簡単にテーブルが作れる仕組みになっていますから、天板の裏には桁のような部分が必要です。しかし、それ以外は特に難しい仕組みではありません。片付ける時も天板同様、折りたたんでコンパクトに収納できるので、持ち運びにも適しています。

③折りたたみ金具

脚の部分に折りたたみ金具を使えば、天板の仕組みのメリット同様、コンパクトに収納できるのでおすすめです。作り方は、2枚の天板の左右に、それぞれ折りたたみ金具を設置するだけです。使いたい時には、天板と共に開いて、固定するだけの簡単さなので、子供にもお手伝いをしてもらえますよ。

バタフライテーブルDIYで限られた場所を有効に使おう!

しっかり計画を立てて限られたスペースを有効活用しよう

バタフライテーブルのDIY法をご紹介しました。仕組みや構造が分かれば、限られたスペースを有効活用できる便利なアイテムです。既存のDIYアイテムを使って、より簡単に作れる方法もご紹介しましたので、初心者の方もぜひ挑戦してみてくださいね。

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