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【吊り戸棚×DIY】自作で簡単取り付け!キッチンやトイレの収納を便利に☆

更新:2020.04.08

吊り戸棚は、空いている天井のスペースを使って収納場所を作れる便利なDIY法のひとつです。特にキッチンやトイレなどの限られたスペースに、吊り戸棚を取り付けることができれば便利ですね。今回は、自作で簡単に取り付けることができる吊り戸棚のDIY法をご紹介します。

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吊り戸棚のDIY方法と簡単取り付け法をご紹介

➀アイアン金具を使用する

天井の空いているスペースに収納場所を作りましょう。吊り戸棚のDIYは、一見難しそうですが、初心者の方にも簡単にできるDIY法があります。中でも人気なのが、アイアン金具を使ったDIY法です。

アイアン金具は、壁や天井に固定して棚板を乗せるだけで、簡単に自作の吊り戸棚を取り付けることができます。まず、どのスペースに吊り戸棚を取り付けるか、取り付け場所を決めましょう。

②取り付け場所を下地チェッカーで確認

吊り戸棚を取り付ける前に、その場所に取り付けが可能かどうかをチェックしましょう。そこで便利なのが、下地チェッカーです。下地チェッカーを使えば、壁や天井のどの部分に下地があるかが確認できます。吊り戸棚は、下地や柱がない空洞の場所には、取り付けることができません。

③金具を取り付けて棚板を乗せるだけ

下地があることを確認したら、吊り戸棚用の取り付け金具を設置しましょう。下地の部分にしっかりビスを打ち、吊り戸棚用の金具を設置したら、その間に棚板を通して完成です。金具なので作りもしっかりしていて、キッチンにもトイレにも安心して使用できます。

吊り下げ金具を使った自作吊り戸棚のDIYに必要なもの

  • 吊り下げ戸棚用金具1セット
  • 棚板
  • 下地チェッカー
  • ビス

吊り下げ金具を使った自作吊り戸棚のDIY法

  1. 吊り戸棚を設置したいスペースを決め、下地チェッカーで下地の有無を確認する
  2. 吊り下げ金具をビスで固定する
  3. 金具の間に棚板を設置する

【キッチン編】自作吊り戸棚のDIYアイデア4選

①カウンターキッチンの上に設置

カウンターの上の空いているスペースにぴったりと収まる吊り戸棚は、グリーンなどを飾っても、食器棚や調理器具を置いたおしゃれな収納棚としても使えて、見せる収納棚として役立ちます。キッチンカウンターの幅にぴったりの棚板を用意して、吊りタイプの金具を用意すれば完成です。


②天井から吊り下げておしゃれなインテリアに

こちらは、ダイニングキッチンに人気のタイプの吊り戸棚です。天井から金具を吊り下げて固定することで、部屋の高さを強調し、部屋を広く見せてくれる効果もありますよ。

おしゃれにワインやグラス、グリーンを飾れば、イタリアンレストランのようなカジュアルな雰囲気で、毎日の食事も楽しくなりそうですね。一緒に設置した、天井からの吊り下げタイプの照明も雰囲気作りにはぴったりです。

③調理台の上に取り付ければ便利な収納棚に

キッチンのカウンター上に、人気のアイアン金具で作った吊り下げタイプの収納棚は、壁の色に合わせて、男性受けするおしゃれでモダンなキッチンにしてくれます。金具の色合いや、棚板のナチュラル感が、キッチン全体のイメージを柔らかく仕上げてくれていますね。

ここでは、飾り棚のように使われていますが、食器を並べて、食器棚として見せる収納にしてもおしゃれです。作業台のすぐ上に食器棚があれば、料理も冷めないうちにすぐに用意することができて便利です。自分の使い勝手のいいように設置できるところも、自作の吊り戸棚のメリットですね。

④木箱を使ったおしゃれな食器棚

木箱を使って自作した吊り下げ棚は、おしゃれなコレクションの食器棚にすれば、おしゃれなキッチンが演出できます。こちらはレトロなマグカップを並べて、見せる食器棚として活用しています。リビングに設置してインテリアとしてもおしゃれです。

【トイレ編】自作吊り戸棚のDIYアイデア4選

①レトロ感を演出

毎日使うトイレなので、おしゃれに演出したいと思う方も多いでしょう。トイレの水洗タンクの上はデッドスペースになりやすい場所です。その空いたスペースに、自作の吊り戸棚を設置すれば、おしゃれな空間に早変わりです。

強度が弱いと、水洗タンクに棚が落ちてしまったら危ないので、しっかりと下地チェッカーで下地の有無は確認しておきましょう。一から作るのが大変な初心者さんには、小ぶりのカラーボックスや木箱を使えば、簡単に作れます。


レトロ感をだすための金具やリメイクシールは100均にも数多く置いてありますので、そちらを使えば、より簡単に楽しく作ることができますよ。下記の記事では、おしゃれなリメイクシートをご紹介していますので、良かったら参考にしてくださいね。

②ボックスの吊り戸棚と棚板を取り付ける

トイレの天井はデッドスペースになりやすい場所ですが、吊り戸棚を自作して効率よく空間を使いましょう。空いているスペースにぴったりの収納ボックスを用意して、金具で固定すれば収納棚の完成です。更にその下にも木桁を取り付けて、棚板を設置し収納スペースを増やしています。

設置する場所は、下地チェッカーで、しっかりと下地の有無を確認し、ビス止めの場所をあらかじめ決めておきましょう。天井の近くに設置する場合は、一人では危険なので、必ず2人以上で作業するようにしましょう。

③木枠を使った自作吊り戸棚

金具やボックス型の素材も不要で、木材と棚板のみで簡単に自作の吊り戸棚を作りたい方におすすめなのが、木枠を使った吊り戸棚です。まず、同じサイズの木枠を2個作ります。作った木枠を、トイレのデッドスペースの両脇に設置して、棚板を置けば簡単に吊り戸棚が完成しますよ。

④100均の材料を使う

100均の材料を使った吊り戸棚は、費用を抑えたい方にはぴったりのDIY法です。こちらは突っ張り棒を2本壁の間に設置し、その上にコの字に組んだベニヤ板を乗せて作った棚を上下に作り、トイレットペーパーの収納棚にしています。

上下の棚の間には、100均のすのこと金網で作った扉を設置しています。こんなにおしゃれなトイレだと、入るたびに嬉しくなってしまいますね。100均には、便利な網がたくさん置いてあります。下記の記事でもご紹介していますので、気になる方はチェックしてくださいね。

【もっと簡単に】自作吊り戸棚のDIYアイデア4選

①ロープを使って棚板を吊り下げる


鴨居の部分にL字フックの金具を取り付け、ロープをくくり付けて棚板を乗せるだけで、簡単に吊り棚の完成です。あまり重たいものは乗せられないので、食器棚には不向きですが、飾り棚として使うにはぴったりです。キッチンのスパイス収納にも便利ですよ。

②チェーンを使って金網を吊り下げる

木材もいいですが、シックでおしゃれなインテリアが好きな方には、チェーンと金網を使った吊り棚もおすすめです。トイレの天井から吊り下げて、トイレットペーパーをそのまま置いておいてもおしゃれですね。

キッチンの天井から吊り下げて、食器棚にしてもいいでしょう。チェーンを固定する金具を、耐荷重のあるものにすれば、少し重みのあるお皿もしっかりと支えてくれますよ。

③全てアイアン素材の吊り戸棚

耐荷重のあるL字金具とアイアン棚を使った吊り戸棚です。アイアン素材の棚は、無造作にトイレットペーパーを置いてもおしゃれでしっくりくるシンプルさで、男女問わず人気です。取付方法も簡単なので、初心者の方にもおすすめのDIYですよ。

④柱を使って強度を増す

金具を使った吊り戸棚は、天井にビスを固定し、ボックスや棚板を設置するタイプのものが多いですが、天井のビスが取れてしまったら心配という方も多いでしょう。そんな方には、柱を使って、吊り戸棚の強度を増してみましょう。

天井からの吊り下げは天井のビスのみに重さが掛かってくるので、あまり重たいものは乗せられません。しかし、柱にも金具を取り付けることで、ある程度の重さのあるものも収納できるようになり便利ですよ。

【番外編】自作吊り戸棚に便利なDIY素材3選|作り方も

➀カラーボックス

吊り戸棚は、購入すると割としっかり費用がかかります。そこで人気のDIY素材であるカラーボックスを使いましょう。カラーボックスは、すでに棚としての機能を持っているので、設置したい場所に金具で固定するだけで、簡単に吊り戸棚DIYが完成します。

カラーボックスのサイズが設置したいスペースに合えば、キッチンでもトイレでもどこにでも設置することができます。但し、重さがあるので耐荷重のある金具を用意しましょう。

また、カラーボックスの背板は外して使います。背板には薄いベニヤ板が使用されていることが多いので、強度が弱く、金具を固定するには素材が弱すぎて、カラーボックスの重みに耐えきれず落下の恐れがあります。必ずカラーボックス本体に金具を設置するようにしましょう。

カラーボックスを使った自作吊り戸棚の材料

  • カラーボックス(段数はお好みで)
  • 棚受け金具
  • 下地チェッカー

カラーボックスを使用した自作吊り戸棚のDIY法

  1. 取り付けたい場所を決めたら下地チェッカーで下地の有無を確認する
  2. カラーボックスに棚受け金具をビスで固定する
  3. カラーボックスに固定した棚受け金具を壁に設置する

②すのこ

すのこは人気のDIY素材です。自作の吊り戸棚にも使えますので、ぜひ活用してください。すのこ自体は棚板の役割を果たしますので、棚受けのブラケットや金具を使用して、キッチンやトイレの天井の空いているスペースに取り付ければ、簡単に収納スペースが確保できますよ。

但し、すのこ自体に強度があまりないので、重たいものは乗せられません。キッチンならスパイスなどを並べたり、トイレならペーパー類の整理や収納におすすめです。

すのこを使った自作吊り戸棚の材料

  1. すのこ
  2. 棚受け金具
  3. ビス

すのこの自作吊り戸棚のDIY法

  1. キッチンやトイレの取り付けたい場所を下地チェッカーで確認する
  2. すのこに棚受け金具を取り付ける
  3. 吊り戸棚を取り付けたい場所にすのこを取り付ける

③木箱

家にある木箱を使って、簡単に自作の吊り戸棚ができますよ。作り方は、カラーボックスと同じです。軽めの木箱なら、背板を外さずにそのまま金具で固定しても大丈夫です。その場合は、あまり重たいものは乗せないようにしてください。

木箱はそのサイズも様々なので、様々な使い方やアレンジが自分の好みで作れます。下地だけしっかり確認しておけば、天井から吊り下げてもおしゃれです。初心者にも挑戦しやすいので、ぜひチャレンジしてみてください。

自作の吊り戸棚はDIYで簡単に取り付け!収納を更に便利にしよう

DIYを楽しむ女性

吊り戸棚のDIY法は、その方法がわかれば誰でも簡単に作れます。キッチンの食器棚やトイレのペーパーなどの収納棚として活躍してくれますよ。すべて自作するのは難しいと感じる方は、既存の便利なアイテムを使って、簡単DIYから挑戦してみてくださいね。

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