INDEX
【マフラー類】ダイソーのチャンキーヤーンを使用した編み方
①指編み
ダイソーのチャンキーヤーンを使うなら、マフラー類から始めてみるのがおすすめです。ダイソーのチャンキーヤーンは、「ビッグロービング（BIG ROVING）」という名前で販売されています。極太の毛糸なので、かぎ針や棒針などの道具がなくても、さくさく編めることが特徴です。
まずは、簡単に編める指編みネックウォーマーから始めてみましょう。かぎ針編みでの編み方が基本になっているので、かぎ針編み経験者ならすぐに作れますよ。未経験者の人にも分かりやすいので、挑戦してみてくださいね。参考になる動画もあります。
かぎ針で編みたい方は、12mmの針を準備しましょう。基本的に「鎖編み」と、「中長編み」というかぎ針編みの編み方ができれば、すぐに作れます。
指編みネックウォーマーの編み方
- 最初の輪を作り、輪の中に毛糸を引き抜いて鎖編みにします。
- 最初の目に指を入れて毛糸を引き抜き、最後の目と一緒にします。
- 2目を鎖編みにしたら毛糸を指に巻き付けます。
- 次の目から毛糸を引き抜き、指に3本の毛糸を巻きつけます。
- 新しい毛糸を引っ掛け、3本の毛糸すべてを引き抜きます。
- ④⑤を繰り返します。1周したら③に戻り④⑤の繰り返しです。
- 好みの太さになったら、②を行ったあとに糸を切りましょう。
- 残った糸をマフラーの中に隠したら完成です。
②腕編み
腕編みで、ビッグロービングをマフラー類に仕立てるのも素敵ですね。腕編みは、指編みよりもゆったりとした編み目になる点が魅力です。腕編みの場合は、棒針編みの応用になります。棒針編み経験者におすすめですが、未経験者でも簡単にできます。
参考になる動画も見ながら、素敵なスヌードを作ってくださいね。棒針で編みたい方は、12～15mmのものを使いましょう。サイズが大きいほど、編み目が大きく、ゆったりしますよ。
腕編みスヌードの編み方・作り目
- 糸を長めに取って最初の輪を作り、利き手の手首に通します。
- 糸玉の糸を反対の手の人差し指に通します
- 長めに取った糸を親指にかけ、糸の端を薬指と小指で握ります。
- 利き手で親指の糸の下から人差し指の糸を引き抜きます。
- 引き抜いた糸を手首に通します。
- ④⑤を10回ほど繰り返し、作り目を完成させます。
腕編みスヌードの編み方・本編み
- 利き手で糸玉の糸を持って手首の輪を1目外します。
- 輪を反対の手首にかけ、作り目の数だけ繰り返します。
- 反対の手でも①②を繰り返し、首に巻ける長さまで編みます。
- 伏せ止めは、1目を普通に編んだ後2目を1目めにかぶせます。
- すべてかぶせたら、糸を長めに残して切りましょう。
- 最後の1目に切った糸の先をくぐらせます。
- 編み目の端と端をあわせ、目の合間に交互に糸を通して閉じます。
- 糸の余りはマフラーの中に隠しましょう。
POINT
毛糸の数は3玉が目安
ダイソーのビッグロービングでマフラーを作る場合、3玉ほどが目安になります。編み方や編み目を引っ張る強さにもよりますが、10cm×60cmほどのサイズが作れる計算です。主にレディス・キッズ用のサイズになりますね。
手編みマフラーの他の編み方もチェックしてみたい方は、こちらの記事にも目を通してみましょう。棒針編みとかぎ針編みでの方法が、たくさん紹介されていますよ。ダイソーのチャンキーヤーンでも応用できるのでおすすめです。
【帽子】ダイソーのチャンキーヤーンを使用した編み方
手順①かぎ針編みで作り目
ビッグロービングで帽子を作るのも、さくさく進むのでおすすめです。少し長くなるので、「作り目、増し目、仕上げ」の順にご紹介しますね。使用するかぎ針は12mmを選びましょう。帽子の「1段目」となる作り目は、以下の手順で進めていってください。
帽子の作り目
- 毛糸をとって、最初の輪を作ります。
- 輪の周りに細編みを6目編みます。
- 細編みの端と端を引き抜き編みでつなげます。
かぎ針編みの方法を詳しくチェックしたい方は、こちらの記事などに目を通してみましょう。長編みの仕方や、閉じ方などを紹介しています。ダイソーのチャンキーヤーンにも応用できるので、参考にしてみましょう。
手順②かぎ針で増し目
作り目が完成したら、増し目に入りましょう。増し目とは、編み目を増やす作業のことです。1目めと同じ場所でもう一度、同じ目を編むことで増やすことができます。2段、3段、4段と、以下の手順で増し目をしながら帽子の形にしていきましょう。
帽子の増し目
- 2～5段目：1目おきに細編みで増し目をします。
- 6段目：2目おきに長編みで増し目をします。
- 7段目：3目おきに長編みで増し目をします。
- 8段目：5目おきに長編みで増し目をします。
手順③かぎ針で仕上げ
かぎ針編みの増し目で、帽子の丸い形が大きくなってきたら、減らし目で仕上げに向かいましょう。減らし目とは、2目を一度にすくうことで、編み目の数を減らしていくことです。次の手順の通りに減らし目をしていき、帽子を仕上げていってください。
帽子の編み方の、一通りの流れの参考になる動画もあるので、併せてチェックしてくださいね。動画のほうは、ダイソーのビッグロービングを2本取りしているので、段数や増し目・減らし目のタイミングなどが若干異なります。
帽子の減らし目と仕上げ
- 9段目：5目おきに長編みで減らし目をします。
- 10段目：3目おきに長編みで減らし目をします
- 11段目：2目おきに細編みで減らし目をします。
- 12段目：減らし目なしで、細編みで普通に編みます。
- 仕上げ：引き抜き編みをして糸を切り、編み目の中に隠します。
POINT
帽子の毛糸は2～3玉が目安
ビッグロービングで帽子を編む場合、レディスは3玉、キッズは3玉ほどの計算で準備しましょう。すっぽりと頭が覆える、もこもこ帽子が出来上がります。
【ブランケット】ダイソーのチャンキーヤーンを使用した編み方
①腕編みブランケット
ビッグロービングでブランケットを作る場合、腕編みが便利です。マフラー類の腕編みでご紹介した方法と、同じ手順で作れますよ。両端を閉じる必要がないぶん、ブランケットのほうが手順は簡単だと言えます。
作り目の数を増やして、マフラー類の腕編みの「作り目」と、「本編み」を参考にしてみましょう。自分の体を覆えると思うサイズで作ってみてくださいね。
②3本取りブランケット
ブランケットを編むのであれば、ダイソーの「ビッグロービング」の3本取りで作るのも素敵です。本家のチャンキーヤーンはロープのように太い商品ですが、「ビッグロービング」は、やや細い仕様です。
しかし、細いだけあって、3本取りにすることで鎖のような印象の編み目にすることが可能になっています。1本取りでは実現できない魅力なので試してみましょう。
編み方は、1度に3本の糸を取るだけで、あとは腕編みマフラーの方法と同じです。複数の糸を取ってブランケットを編む手順は、こちらの動画で確認できます。
POINT
ブランケットは16玉が目安
ブランケットをビッグロービングで編む場合は、3本取りで16玉を目安にしてみましょう。体を覆うサイズのものができるはずです。より大きいものを作りたいのであれば、毛糸の数を増やしてみましょう。
【バッグ】ダイソーのチャンキーヤーンを使用した編み方
①帽子の応用のバック
帽子の編み方を応用することで、バッグを作ることができます。仕上げに入る前に、持ち手部分を追加すればよいのですね。半円形のバッグができるので、以下の手順で持ち手を付けていきましょう。持ち手を編む方法を目でチェックしたい方のための動画もあります。「8：00」あたりからが参考になりますよ。
バッグの持ち手の編み方
- 帽子の12段目の編み方で、4～5目鎖編みをします。
- 鎖編みの数の分だけ目を飛ばして、細編みを続けます。
- 反対側の持ち手部分でも、①②を繰り返します。
- さらに2～3段ほど細編みを繰り返せば持ち手ができます。
②マフラー類の応用のバッグ
マフラー類の腕編みの応用でも、バッグを作ることが可能です。編み目の両端を閉じる前の段階で止めて、バッグにしていきます。編み目の密度を上げたい場合は、棒針の12～15mmで作ってみてください。バッグにする手順を紹介した動画もあるので、参考になりますよ。
バッグに加工する方法
- スヌードの編み方「本編み」の6つ目で編み目を伏せ止めします。
- ①を縦に三つ折りして、フタ部分とバッグ本体に分けます。
- バッグの本体部分を閉じます。編み目に交互に糸を入れましょう。
- 閉じるのに使用した糸は裏で結ぶと良いでしょう。
- 好みで、フタのボタンや、持ち手を追加すると良いですね。
POINT
バッグの目安は3玉
ビッグロービングでバッグを編む場合、10cm×20cmサイズで、3玉ほど必要になります。大きめのものを作りたい場合は、様子を見ながら増やして行ってくださいね。
あったか小物は100均ダイソーのチャンキーヤーンで
100均ダイソーのチャンキーヤーンとなる、「ビッグロービング」は、もこもこの一品が作れるアイテムです。通常の毛糸の何倍も太いので、完成も早いことが特徴ですよ。慣れてしまえば、30分ほどであったか小物が作れてしまいます。仕上がりも可愛いので、ぜひ色々作ってみてくださいね。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。
