コートやジャケットの袖のタグは取る?取らない?跡が残らない取り方も
更新:2019.08.28
コートやジャケットの袖についているタグはなぜついているのかご存知ですか?こちらでは、タグがついている理由やタグは取るのか取らないものなのか、そして跡が残らないタグの取り方を紹介しています。袖に付いているタグについて気になっていた方は、ぜひご覧ください。
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INDEX
コートやジャケットに付いてる袖タグの意味とは?
袖に付いているタグは素材表記
レディースやメンズのコート・ジャケットに付いている袖のタグは、生地を表しています。袖の部分に付いていることで、コートやジャケットがどの会社のどんな素材を使っているのかすぐに確かめることができます。
素材表記を付けるのは信頼の証
袖に付いているタグの素材表記を付ける意味としては、有名な歴史ある生地の会社であればそれだけ上質な素材で作られているコートだということです。高い品質と安心、信頼が得られるのでコートやジャケットのウリになります。
また、上質な素材で作られているコートなので値段は高くなりますが、何年も着ることができます。高い品質と安心、信頼があるコートやジャケットであればそれ相応の価格になるということでしょう。
袖のタグは取る?取らない?
袖のタグは基本的には取るべき!
レディースやメンズのコートの袖に付いているタグは基本的には取ります。コートの袖についているタグは取ることを前提として糸で簡単に縫っているだけなので、着る際はタグを止めている糸を切りましょう。
取るタグと取らないタグがある!
レディースやメンズのコートやジャケットの袖に付いているタグは基本的には外すものですが、必ず外さないといけないわけではありません。中にはタグはつけたままでもいい場合があります。つけたままでもいいタグを外してしまうと糸の縫い目が残ってしまうので気をつけましょう。
取るタグ・取ってもいいタグの特徴
袖に付いているタグで取るタグ・取ってもいいタグは、仮縫いされているタグです。簡単にいうとタグのかどを4ヶ所糸で縫っている場合です。仮縫いの場合は取ることを前提としているので簡単に切ることができます。
取らないタグ・つけたままでもいいタグの特徴
袖に付いているタグで取らないタグ・つけたままでいいタグはミシンでしっかりと縫われているタグです。簡単にいうとタグにそって縫われている場合です。ミシンで縫われている場合はデザインとして袖にタグがあるのでつけたままで大丈夫です。
タグを取り外したら跡が残る?
仮縫いの場合
コートの袖に付いているタグで、4ヶ所タグのかどを縫っている仮縫いの場合は、糸で簡単に止めているだけなので跡が残ることはないでしょう。
ミシンで縫われている場合
コートの袖に付いているタグで、しっかりとタグを囲うようにミシンで縫ってある場合は、デザインなのでつけたままで大丈夫なのですが、外した場合、糸の縫い目が残ってしまう可能性があります。なので、つけたままデザインとして残す方が綺麗な状態で着れるのでおすすめです。
もし、タグは外したいけど糸の縫い目が残るのはちょっと...ということであればコートにかけるブラシでブラッシングすることで多少は縫い目が馴染むので試してみてください。
跡が残らない!コートやジャケットの袖のタグの取り方
跡が残らない取り方:ハサミ
コートとタグの間にある隙間からハサミを入れて、コートは傷つけないように慎重に切ります。切るときに引っ張って隙間をあけたりするとたとえ仮縫いだったとしても少し跡が残ってしまう可能性があるので気をつけましょう。
コートとタグの間にある隙間からだとコートを間違えて切ってしまいそうで怖い...という方はタグの表面に出ている糸の部分に垂直にハサミを当てて少しずつ切っていく、というやり方もあるので少し時間はかかるかもしれませんが、コートを間違えて切ってしまうことはないので少しずつ切っていく方法でやってみてください。
跡が残らない取り方:リッパー
リッパーの場合は、タグの表面に出ている糸をリッパーで切るとコートを傷つけてしまう心配はありません。なのでリッパーをお持ちの方は、ハサミよりもリッパーを使うことをおすすめします。また、縫われた糸を簡単に切ることができるので引っ張って跡が残ってしまうという心配もありません。
綺麗にタグを取れたら何年もコートは着たいですよね。寒い日は毎日着るコートなので、できれば洗濯したい...と考える方も多いでしょう。こちらの記事では、人気のウールコートの洗濯の仕方を紹介しているので、試してみてはいかがでしょうか。
コートやジャケットのタグを取らない人が増えている理由とは?
あまりスーツを着る機会がない
スーツの袖にも素材を表すタグが付いているので、普段からスーツを買って着ている方はコートやジャケットの袖のタグも外すものだとわかっていると思います。しかし、普段スーツを着る機会がないと外すことを知らないため、タグをつけたまま着てしまいます。
また、女性だとスーツではなくカジュアルな服装で出勤する人が増えたこともあり、スーツを着る機会が減ってきています。スーツを着る機会が減ってくると、レディースの洋服でコートやジャケットの他に袖にタグが付いているという洋服がほとんどないので、デザインだと思ってしまうのです。
オンラインストアで購入する人が増えた
最近では、レディース・メンズ共にオンラインストアが充実してきているので、お店に行かなくても洋服を購入できるようになりました。「お店に行く時間がない...」「お店に行くのは面倒...」という方にとってはオンラインストアはとても便利ですよね。
しかし、お店に行かないことで店員さんから得られるはずの洋服についての知識が得られなくなります。オンラインストアの商品ページに注意書きとして「袖のタグは外してください」などと記載がないことがほとんどなので、知らずにつけたまま着てしまう人が増えているのでしょう。
記載がほとんどないのは、販売する側としては、コートやジャケットの袖のタグは着る前には取るのが「当たり前」になっているということですね。販売する側と購入する側とで温度差が感じられますね。
コートやジャケットの袖にタグが付いていない場合もある
レディース・メンズ共にファストファッションが増えてきたということも、コートやジャケットの袖のタグは外すと知らない人が増えている理由のひとつです。ファストファッションは「低価格でおしゃれ」という概念があるので、素材にお金をかけることは難しいのです。
商品にとって「素材は安いものを使ってます」と記載してもメリットにはならないので、わざわざタグはつけません。なのでファストファッションのコートやジャケットでは袖にタグがついているところは見かけないですよね。
タグの付いていないコートやジャケットであれば、タグを取る手間が省けます。ファストファッションのコートやジャケットは低価格でおしゃれなものやシンプルで着まわしやすいものがたくさんありますよね。こちらの記事は、ファストファッションのコートでできるたくさんのコーディネートを紹介しています。
コートやジャケットの袖のタグは綺麗に外して出かけよう!
コートやジャケットを着る際は、しっかり袖のタグを取ったことを確認してから出かけましょう!また、袖にタグが付いている商品を見つけたら、「どんな会社のどのような素材を使っているのだろう」と少しタグを見てみるのもいいかもしれませんね。
コートにはベルトが付いている場合があります。ベルトには様々な結び方があるので、おしゃれに結んでお出かけしましょう!こちらの記事でベルトの結び方を紹介しているので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
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