大人の病弱メイクのやり方は?下地やチーク・ファンデーションなどのコスメも
更新:2021.05.17
病弱メイクはか弱く儚いイメージのある独特なメイク法です。元気で健康的なメイクとは違い守ってあげたい弱さを出せるメイクです。今回は大人でもできる病弱メイクの方法や、おすすめのコスメについてまとめました。病弱なオーラをメイクで出してみませんか?
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INDEX
病弱メイクとは?
病弱メイクとは守ってあげたい雰囲気のはかなげなメイクのこと
病弱メイクとは思わず守ってあげたいと思わせるような、病的ではかない雰囲気を持つメイクの方法です。具体的には、色素を薄くしたメイクのことです。
ベースメイクは血色を抑え、陶器のように色白でツルンとした肌に仕上げます。また、眉毛は平行眉で表情を出さないのがポイントです。
その他にもアイメイクやチークなどはなるべく色を使わず、全体的な色素を抑え気味にするのがポイントです。健康的なメイクと違い、病的に仕上げるのがコツです。
病弱メイクは女性芸能人から人気に火が付いた
病弱メイクは女性芸能人が行ったことで、SNSを中心に人気が出始めました。元々メイクは健康的に可愛らしく見せるものが人気でしたよね。
しかし、病弱メイクはその真逆で、むしろ不健康で病的に見せる方法です。肌色は赤みを抑えた青白い色で、表情も見せないのがポイントです。
病弱メイクはあくまでも「病弱」に見せるものなので、目の周りを真っ黒にしたり暗い色の口紅を塗ったりする方法とは違います。守ってあげたいはかなさを出してみましょう!
大人もできる病弱メイクの方法は?
大人もできる病弱メイクの方法①血色を抑えるベースメイク
大人もできる病弱メイクの方法、1つ目の手順は血色を抑えるベースメイクです。病弱メイクの一番のポイントは、血色のない肌色です。
その為には、グリーン系のコントロールカラーで下地を行いましょう。グリーンは赤の反対色なので、赤みを打ち消して青白いベースにしてくれます。
また、グリーン系の色が合わない方は、ブルー系の下地でもいいでしょう。ピンクやイエローなど、暖色系のコントロールカラーはおすすめしません。
大人もできる病弱メイクの方法②色白陶器肌に仕上げる
大人もできる病弱メイクの方法、2つ目の手順は色白陶器肌に仕上げることです。ベースで血色を整えたら、自分の肌色に合ったファンデーションを薄く塗りましょう。
無理に白い色を使うと不自然になるのでNGです。また、厚塗りにならないよう注意しましょう。最後にマットな仕上がりのパウダーでサラサラに仕上げます。
艶感のあるファンデーションやルースパウダーは、病弱メイクにならないので使わないようにしましょう。マットな陶器肌がポイントです。
大人もできる病弱メイクの方法③アイメイク&アイブロウ
大人もできる病弱メイクの方法、3つ目の手順はアイメイク&アイブロウです。病弱メイクは表情がなくぼやけた平行眉がポイントです。
髪色より少し明るいアイブロウパウダーを使い、眉を平行に描いていきます。最後に輪郭をぼかすことで、キリっとなり過ぎないふんわり眉が完成します。
アイメイクは控えめにします。ブラウンやベージュ系のアイシャドウを薄く乗せ、ブラウン系のアイラインで細めにラインを引きます。マスカラは使わないか、ほんの少しだけにしましょう。
アイメイクの詳しいやり方
- ライトベージュ系の明るいシャドウを、アイホール全体に乗せます。
- 二重のラインに、暗いベージュのアイシャドウを乗せます。
- ブラウン系のペンシルアイライナーで、まつ毛の間を埋めるようにラインを引きます。
- 最後にアイシャドウやアイラインを軽くぼかすようにします。
大人もできる病弱メイクの方法④チーク&リップ
大人もできる病弱メイクの方法、4つ目の手順はチーク&リップです。チークは青みのあるローズ系、ラベンダー系の色がおすすめです。
大き目のブラシに取り、目頭側の頬骨あたりで一番高い位置に、斜め下に向かって軽く乗せます。最後にぼかして、チークが強くなりすぎないようにしましょう。
そして最後にリップですが、血色をよくすると病弱メイクにならないのでヌーディーなベージュ系を薄く塗ります。色付きリップクリームでもいいでしょう。グロスやリップティントは使用しません。
病弱メイクにおすすめのコスメは?【ベースメイク編】
病弱メイクにおすすめのベースメイクコスメ①グリーンのコントロール下地
病弱メイクにおすすめのベースメイクコスメ、1つ目はグリーンのコントロール下地です。守ってあげたい病弱メイクにするには、血色のない肌色が一番のポイントです。
その為には、まず肌の血色を抑える必要があります。グリーン系のコントロールカラーは、赤みを打ち消す効果があります。薄く馴染ませると、赤みのない色白ベースに仕上がります。
厚塗りにならないよう叩き込むように塗るのがポイントです。グリーンのコントロールカラーは、赤みの強いニキビ跡にも効果的です。
病弱メイクにおすすめのベースメイクコスメ②ブルーのコントロール下地
病弱メイクにおすすめのベースメイクコスメ、2つ目はブルーのコントロール下地です。病弱メイクにはグリーンのベースがおすすめです。
しかし、その人の肌色によってはグリーンが合わない場合もありますよね。グリーンがしっくりこなかった場合は、ブルー系のコントロールカラーを試してみましょう。
ブルーのベースを使えば、肌に透明感を出しつつ赤みを抑えられます。特にくすみやトーンの暗さが気になる方は、ブルー系下地も試してみてください。
病弱メイクにおすすめのベースメイクコスメ③クッションファンデーション
病弱メイクにおすすめのベースメイクコスメ、3つ目はクッションファンデーションです。コントロールカラー下地でベースを整えたら、ファンデーションを薄く塗ります。
この時、自分の肌色よりワントーン明るい色を選びがちですが、自分の肌色に合ったものにしましょう。明るくすると、かえって浮いてしまいます。
全体的にムラなく、マットに仕上がるようにファンデーションを塗っていきます。厚塗り感が出ないよう、なるべく薄くナチュラルに仕上げるのがポイントです。
病弱メイクにおすすめのベースメイクコスメ④パウダーファンデーション
病弱メイクにおすすめのベースメイクコスメ、4つ目はパウダーファンデーションです。クッションファンデーションを塗ったら、最後にパウダーを乗せサラサラに仕上げていきます。
この時、ツヤ肌に仕上げるパールやグロウ効果のあるものは避けましょう。病弱メイクにするには、ツヤツヤよりマットがおすすめです。
毛穴をカバーしてマットに仕上げるファンデーションで仕上げると、ツルンとした陶器肌になるでしょう。なお、おすすめパウダーファンデーションはこちらの記事でもご紹介しています。
病弱メイクにおすすめのコスメは?【メイクアップ編】
病弱メイクにおすすめのメイクアップコスメ①ローズ系のチーク
病弱メイクにおすすめのメイクアップコスメ、1つ目はローズ系のチークです。病弱メイクは色素少な目に仕上げる為、チークも薄めでいいでしょう。
この時ピンクやオレンジなど明るい色を使うと、頬の血色がよく見えてしまいます。色は青みの強いものを選ぶと病弱に見えるでしょう。
おすすめはローズ系です。赤系ですがわずかに青みも入ったローズのチークは、血色を抑えつつも上品に仕上げてくれます。付けすぎず薄く乗せましょう。
病弱メイクにおすすめのメイクアップコスメ②ラベンダー系のチーク
病弱メイクにおすすめのメイクアップコスメ、2つ目はラベンダー系のチークです。ローズ系だと色がきつい人は、ラベンダー系もおすすめです。
淡く上品なパープル系のラベンダーチークは、ふんわり乗せることで優しい色味に仕上がります。もちろん頬の血色も抑えられます。
ローズ系チークもラベンダー系チークも、強く乗せすぎないのがポイントです。軽く、ふわっと乗せてからぼかすようにすれば、はかなげに仕上がるでしょう。
病弱メイクにおすすめのメイクアップコスメ③ベージュ系のアイシャドウ
病弱メイクにおすすめのメイクアップコスメ、3つ目はベージュ系のアイシャドウです。病弱メイクは全体的な色素を控えめにするので、アイシャドウもナチュラルな色を使いましょう。
自然な色合いのベージュ系アイシャドウなら、色素を抑えつつナチュラルなアイメイクに仕上がるのでおすすめです。2色以上セットになったパレットを使うといいでしょう。
まずアイホール全体に明るい色のベージュを乗せ、二重のラインに暗い色のベージュを乗せます。最後に自然になるようにぼかすといいでしょう。
病弱メイクにおすすめのメイクアップコスメ④ブラウン系のアイシャドウ
病弱メイクにおすすめのメイクアップコスメ、4つ目はブラウン系のアイシャドウです。ベージュだとヌーディーすぎる方は、ブラウンを使うといいでしょう。
この時、やや赤みの入ったブラウンを使うと、肌色に馴染み色素が薄めのアイメイクに仕上がります。大粒のラメが入ったものより、マットに近いアイシャドウを選びましょう。
病弱メイクの場合、アイシャドウだけでも十分アイメイクは完成します。しかし、物足りない方はここの同系色のアイラインやマスカラも足すといいでしょう。なお、マットなアイシャドウはこちらの記事でもご紹介しています。
病弱メイクにおすすめの色は?
守ってあげたい病弱メイクにおすすめの色①寒色系
守ってあげたい病弱メイクにおすすめの色、1つ目は寒色系です。血色を抑えるには赤の反対色である寒色系を使うのがおすすめです。
メイクに使うコントロールカラーやチークなどは、青系統の色が入ったものを使うといいでしょう。こうすることで、はかなげな色白感が出ます。
また、このようなメイクに寒色系のファッションを合わせると、より血色のない色が際立ちます。水色のワンピースなど、涼し気なファッションを合わせてみてくださいね。
守ってあげたい病弱メイクにおすすめの色②ヌーディー系
守ってあげたい病弱メイクにおすすめの色、2つ目はヌーディー系です。病弱メイクはアイメイク、アイブロウ、リップ等にヌーディーカラーを使うといいでしょう。
寒色系のアイテムもおすすめですが、ブルーのアイシャドウや青みの強いリップを使うと、けばい印象になりがちです。自然に仕上げるにはヌードカラーを選びましょう。
肌馴染みのいいベージュやブラウンのアイメイクや、ベージュ系のリップで仕上げれば、色素の薄い病弱メイクが完成します。ヌードカラーを上手に使い、はかなげメイクを楽しみましょう!
大人女子も病弱メイクにチャレンジしてみよう!
病弱メイクは色素薄めのはかなげなメイクです。ポイントを押さえることで、大人女子でも可愛くか弱い雰囲気のメイクに仕上がります。
やり過ぎると顔色が悪く見えてしまう病弱メイクですが、ポイントを掴めば透明感のあるはかないメイクになるでしょう。是非お試しください!
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