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マクロビスイーツとは?
マクロビスイーツとはマクロビオティックスイーツの略
マクロビスイーツとはマクロビオティックスイーツの略で、動物由来の食べ物を控えて作ったお菓子のことです。マクロビオティックとは「マクロ」長い、「ビオ」生命、「ティック」の3つの言葉から成り立っていて、自然と調和をとりながら健康な暮らしを実現するという考え方に基づいています。
マクロビオティックはアメリカを中心に広まったので海外発祥と思われがちですが、実は日本が発祥で「身土不二」「一物全体」「陰陽調和」の3つがキーワードとなっています。その土地でとれたものをバランスよく食べるという考え方を実践することで、自然と調和しながら体も心も健康的になることが期待できます。
マクロビスイーツで控えたい材料とは乳製品や卵・白砂糖
マクロビスイーツで控えたい材料とは乳製品や卵・白砂糖などです。マクロビオティックでは動物由来のものは控えて、無農薬や自然農法の野菜や穀物を中心に使います。卵や乳製品を使っていないお菓子は、アレルギーのある人でも他の人と同じように食べられることが嬉しいですね。
マクロビスイーツによく使われる材料とは三温糖や豆乳
マクロビスイーツによく使われる材料は、三温糖や豆乳です。白砂糖のかわりに三温糖やメープルシロップ・てんさい糖、乳製品のかわりに豆乳やアーモンドミルクなどが使われています。小麦粉のかわりに玄米粉や全粒粉などが使われる場合もあります。
こちらの記事に牛乳の代用品として、豆乳やアーモンドミルク、ココナッツミルクなどについてまとめてあります。レシピなども載っているので、ぜひこちらも読んでみて下さいね。
定番マクロビスイーツの人気レシピ・作り方4選
定番マクロビスイーツの人気レシピ・作り方①クッキー
定番マクロビスイーツの1つ目はクッキーです。家で作るクッキーは焼きたてが食べられておいしいですよね。そんなクッキーがマクロビでも作れます。牛乳の代わりに豆乳を使っています。
材料
- 薄力粉 140g
- てんさい糖 30g
- 菜種油 50ml
- 無調整豆乳 30m
- 自然塩 ひとつまみ
作り方
- 大き目のボウルに菜種油と豆乳を入れて泡立て器でとろっとするまで混ぜる
- 粉をふるいながら入れる
- ゴムベラでひとまとめにし、綿棒でのばす
- 好きな型で抜いて、オーブンシートを敷いた天板に載せる
- 170度に予熱したオーブンで15~20分焼く
定番マクロビスイーツの人気レシピ・作り方②バナナマフィン
定番マクロビスイーツの2つ目は、バナナマフィンです。おやつにも朝食にもぴったりのマフィンが卵や乳製品なしで作れます。アーモンドパウダーが手に入らない場合は、その分を薄力粉にしても大丈夫です。好みでシナモンパウダーを入れても美味しいです。
材料(マフィン型6個分)
- 薄力粉 130g
- アーモンドプードル 30g
- ベーキングパウダー 小さじ2
- 塩 ひとつまみ
- バナナ 1本
- メープルシロップ 1/4カップ
- 好みのオイル 1/4カップ
- 豆乳 1/2カップ
作り方
- オーブンを180℃に予熱を始める
- ビニール袋に薄力粉、アーモンドプードル、ベーキングパウダー、塩を入れてシャカシャカ降る
- ボウルにバナナ、メープルシロップ、好みのオイル、豆乳を入れてつぶしながらよく混ぜる
- ボウルに2の粉を入れて、ヘラでさっくり混ぜる
- 紙製のマフィンカップに生地を入れて予熱したオーブンで20~25分焼く
定番マクロビスイーツの人気レシピ・作り方③ブラウニー
定番マクロビスイーツの3つ目はブラウニーです。難しそうに見えますが、基本は混ぜて焼くだけです。マクロビのブラウニーが家で作れるのは嬉しいですね。冷ましてから切り分けて下さい。ベーキングパウダーは、出来ればアルミニウムフリーのものが手に入ると尚良いです。
材料(15×15センチのケーキ型用)
- 薄力粉 200g
- ココア 30g
- ベーキングパウダー 小さじ2
- 油 100cc
- 豆乳 120cc
- 水 40cc
- てんさい糖 75g
- 塩 ひとつまみ
- くるみ(刻む) ひとつかみ
作り方
- 薄力粉、ココア、ベーキングパウダーを合わせてボウルにふるう
- 別のボウルに油、豆乳、水、てんさい糖、塩を混ぜ合わせる
- 1のボウルに2のボウルの中身とくるみを加え、切るように混ぜる
- 型に入れて表面を平らにし、180度に予熱したオーブンで30分焼く
- 竹串をさして何もついてこなければOK
- 粗熱が取れたら型から出して冷ます
定番マクロビスイーツの人気レシピ・作り方④パンケーキ
定番マクロビスイーツの4つ目はパンケーキです。きな粉を使っているので栄養価も高いレシピです。粉によって水分量が変わるので、豆乳は様子を見ながら少しずつ入れていって下さい。
材料(2人分)
- 小麦粉 200g
- きな粉 50g
- ベーキングパウダー 小さじ1
- てんさい糖 大さじ1~2
- 豆乳 200~350cc
- オリーブオイル 大さじ1
作り方
- 小麦粉、きな粉、ベーキングパウダー、てんさい糖をボウルに入れて泡立て器でよく混ぜる
- 1の真ん中をくぼませて、豆乳と油を入れてよくかき混ぜる
- 生地がぼってりとするくらいになったら、ラップをして冷蔵庫で30分寝かせる
- フライパンを熱し油をひいて、おたま半分くらいの生地を入れる
- 中火で焼き、小さな気泡がいくつかでてきたら裏返して反対側も焼く
簡単なマクロビスイーツの人気レシピ・作り方3選
簡単なマクロビスイーツの人気レシピ・作り方①米粉クッキー
簡単なマクロビスイーツの1つ目は、米粉クッキーです。米粉はふるわなくて良いというのが簡単に作れるポイントのひとつです。また材料を混ぜていって生地をひとまとめにしたら、生地を寝かせる必要はありません。型抜きはしないで、手でひとつずつ丸めて形を作ります。クッキーの型も要りません。
材料(20個分)
- 米粉 30g
- アーモンドパウダー 20g
- くず粉または片栗粉 20g
- メープルシロップ 大さじ2
- 菜種油 大さじ2
作り方
- ボウルに米粉、アーモンドパウダー、くず粉または片栗粉を入れて混ぜる
- 別のボウルにメープルシロップと菜種油を入れて混ぜ合わせる
- 1のボウルに2のボウルの中身を加えて混ぜる
- 粉っぽさがなくなるまで混ぜたら手でひとまとめにする
- 生地を20等分して、ひとつずつ手で丸める
- オーブンシートを敷いた天板に並べて軽く押さえてくぼみをつける
- 160度に予熱したオーブンで約20分焼く。さらに余熱で5分置く
簡単なマクロビスイーツの人気レシピ・作り方②米粉クレープ
簡単なマクロビスイーツ2つ目は、米粉クレープです。小麦粉の代わりに米粉を使うので、食感はもちもちで小麦アレルギーの人も食べられます。材料もシンプルで、薄いのですぐに焼けます。中にはジャムなどをはさんでもいいし、甘くないので野菜などをはさんで食事にもいいですね。
材料
- 米粉 50g
- 水 250cc
- 塩 ひとつまみ
- 菜種油 小さじ1~2
作り方
- ボウルに全ての材料を入れてよく混ぜる
- フライパンに1の生地をすくって流す
- 焦げ目がついてきたらひっくり返し反対側も焼く
美味しいクレープを焼いたら、見た目にもちょっとこだわりたいですね。こちらの記事では自宅で焼いたクレープの包み方について紹介しているので、ぜひ参考にしてみて下さい。
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簡単なマクロビスイーツの人気レシピ・作り方③コンポート
簡単なマクロビスイーツの3つ目はコンポートです。砂糖の代わりにみりんを使っています。温かいままアイスに添えてもいいし、冷たく冷やして食べてもいいですね。パイなどのフィリングにも使えます。好みでシナモンパウダーをかけて召し上がって下さい。
材料
- りんご 2個
- 水 50ml
- レモン汁 大さじ1
- みりん 50ml
作り方
- りんごは8等分にくし型に切り、塩水にくぐらせる
- りんごの水気を切り、鍋に並べ水とレモン汁を加える
- ふたをして中弱火で煮る
- 湯気が出てきたらふたを取り、みりんを入れて水分がなくなるまで弱火で煮る
冷たいマクロビスイーツの人気レシピ・作り方3選
冷たいマクロビスイーツの人気レシピ・作り方①いちごのムース
冷たいマクロビスイーツ1つ目はいちごのムースです。お肌に嬉しい美容効果がある甘酒を使って、簡単にマクロビスイーツが作れます。ブレンダーがあると便利ですが、ない場合はすり鉢などで滑らかにしても大丈夫です。
材料
- 玄米甘酒 300ml
- 豆腐(水切りする) 100g
- いちご(縦4~6等分に切る)8~10個
- 粉寒天 小さじ1
- レモン汁 小さじ1
- 塩 ひとつまみ
作り方
- 鍋に玄米甘酒を入れ、粉寒天を入れて寒天がふやけるまで少し置いておく
- 水切りした豆腐をブレンダーにかけてクリーミーにする
- 1を泡立て器でよく混ぜる
- 3にいちごを半量入れて弱火にかける
- ひと煮立ちしてピンク色になったら火をとめる
- 5を熱いうちに2の豆腐に加えてよく撹拌する
- レモン汁を加えさらに撹拌し最後に塩を加える
- バットなどに移して冷蔵庫で冷やしかためる
- 器に盛りつけ残りのいちごを飾る
冷たいマクロビスイーツの人気レシピ・作り方②みかんの葛ゼリー
冷たいマクロビスイーツ2つ目はみかんの葛ゼリーです。みかんジュースをりんごジュースなどに代えたり、みかんの実を入れたりアレンジできます。
材料
- みかんジュース 2カップ(400cc)
- 葛粉 大さじ3
- 塩 小さじ1/5
作り方
- 葛粉を同量のみかんジュースで溶いておく
- 鍋にみかんジュースと溶いた葛粉、塩を入れる
- 中火にしてヘラでよく混ぜ合わせる
- とろみが出たら弱火にしてさらによく混ぜる
- 白っぽいオレンジ色から透明になったら火をとめ、型に入れる
冷たいマクロビスイーツの人気レシピ・作り方③ティラミス
冷たいマクロビスイーツ3つ目はティラミスです。普通のティラミスより低カロリーであっさりしていますが、また食べたくなる美味しさです。
材料
- 木綿豆腐 1丁
- 白味噌 大さじ1/2
- てんさい糖 大さじ3
- メープルシロップ 大さじ2
- レモン果汁 小さじ2
- バニラエッセンス 小さじ1(お好みで)
- 穀物コーヒー 大さじ1
- 水 50ml
- プレーンクッキー 6枚
- ココアパウダー 適量
作り方
- 豆腐は2分ゆでて水切りして冷ましておく
- クッキーを粗く砕いてコーヒーと水を合わせたものを混ぜる
- 容器の底に2を敷いておく
- フードプロセッサーに豆腐、白味噌、てんさい糖、メープルシロップ、レモン果汁、バニラエッセンスを入れて撹拌する
- 3の上に4をのせる
- くり返して2層にしても良い
- 冷蔵庫で冷やしたら、ココアをふりかけて出来上がり
マクロビオティックのお菓子の良いところは?
マクロビオティックのお菓子の良いところ①低カロリー
マクロビオティックのお菓子の良いところ1つ目は、低カロリーということです。バターや卵、白砂糖などを控えて、代わりに豆腐やメープルシロップなどを使っているので、マクロビオティックではない同じお菓子と比べると低カロリーになっています。
マクロビオティックのお菓子の良いところ②作り方が簡単
マクロビオティックのお菓子の良いところ2つ目は、作り方が簡単なことです。材料をボウルで混ぜていくだけで作れるものが多いです。簡単に失敗なしで作れて体にいいのが嬉しいですね。
ヘルシーで美味しいマクロビスイーツを自分でも作ってみよう!
マクロビスイーツは自分でも簡単に作れます。人気レシピに共通している材料も多いので、一度揃えればいくつものお菓子を作ることができます。美味しくて体にも良いマクロビスイーツを自宅でぜひ作ってみませんか。
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