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スリングの作り方は?リングのあり・なし別の作り方や代用品も紹介

更新:2019.07.19

スリングとは、赤ちゃんが安心する作りになっている布製の抱っこ紐です。今回はリングありのリングタイプと、リングなしのクロスタイプ・ニットタイプの3つの作り方を紹介します。いざという時に役に立つ、スリングの代用品も紹介しますので参考にしてみてください。

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手作りスリング・抱っこ紐の注意点は?

手作りスリング・抱っこ紐の注意点①リングは丸くて丈夫な物にする

金属のリング

手作りスリング・抱っこ紐の注意点1つ目は、リングは丸くて丈夫な物にする事です。おすすめは金属で出来たリングか、スリング専用のリングです。プラスチックや木製のリングを使用すると、劣化して割れてしまう事があります。リングが割れてしまうと赤ちゃんを落としてしまう可能性があるので、丈夫な物を選びましょう。

リングには丸以外にも種類がありますが、丸以外は布の調節がしにくく布がすり抜けてしまう事もあるので丸いリング以外は使わないようにしましょう。リングを選ぶ時は専用の物か、丸く丈夫で継ぎ目の無い物を選ぶ事が重要です。

手作りスリング・抱っこ紐の注意点②手縫いは避けてミシンを使う

ミシン

手作りスリング・抱っこ紐の注意点2つ目は、手縫いは避けてミシンを使う事です。手縫いだと時間がかかるうえに、ミシンよりも丈夫に縫う事が出来ません。糸が切れてしまったり、ほつれてしまったりする可能性があり危険です。負荷がかかる部分は2度縫いしたりばってんになるように縫ったり工夫しましょう。

手作りスリング・抱っこ紐の注意点③布・糸・リングの相性を考える

布と糸

手作りスリング・抱っこ紐の注意点3つ目は、布・糸・リングの相性を考える事です。布は勿論糸にも種類があります。布に合った糸を使用しないと、糸が切れてしまうので注意しましょう。よくわからない場合は、とりあえずナイロンの糸は避けましょう。ニットにはニット専用の糸があるので、専用の糸を使いましょう。

布とリングにも相性があります。大きいリングに薄い布だと、リングからすり抜けてしまいます。逆に小さいリングに厚い布だと、調節がしにくく布の劣化も激しくなってしまいます。相性が悪い物を使用して作ると、赤ちゃんに危険が及ぶので材料選びにも注意しましょう。

リングあり|簡単リングスリング・抱っこ紐の作り方

リングあり|簡単リングスリング・抱っこ紐の作り方①材料を準備する

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簡単リングスリング・抱っこ紐の作り方1つ目は、材料の準備の仕方です。スリングは通気性が大事なので、平折りの綿や麻などの天然素材にこだわりましょう。こだわったお気に入りの布を、幅110cm長さ2mで準備します。

布の端のほつれを切って、歪みが出ないようにアイロンで伸ばしておきましょう。糸にも素材や細さがあり布によって相性が変わるので、分からない場合は布を購入する時にお店の人に選んでもらうと良いでしょう。

赤ちゃんに使用する物なので、材料はしっかりこだわって選びましょう。他のベビー用品の手作りにも、材料のこだわりは重要です。スタイや服などの作り方の記事もあるので、参考にしてみてください。

リングあり|簡単リングスリング・抱っこ紐の作り方②端の始末をする

ミシン

簡単リングスリング・抱っこ紐の作り方2つ目は、端の始末の仕方です。ロックミシンがある場合は、端にロックミシンをかけておきましょう。短い辺を1つのぞいて残りの3辺を、1cm幅に3つ折りしてアイロンをかけミシンで縫います。

リングあり|簡単リングスリング・抱っこ紐の作り方③リングを通す

裁縫

簡単リングスリング・抱っこ紐の作り方3つ目は、リングを通し方です。端の始末をしていない1辺を上にして、中心にアイロンで折り目を付けます。均等に10等分してアイロンでじゃばら折りに折り目を付けます。1番手前が裏面になる様に折ってください。まち針かしつけ糸でずれないように止めて、1cm幅ほどで縫います。

縫い終わったら、端から2cmにアイロンで折り目を付けます。リング2つに布の裏が内側になる様に通し、25cmくらいの所でまち針かしつけ糸で止めます。肩に当たる部分になるので、長さはお好みで大丈夫です。止めた所を縫って、負荷がかかる場所なのでもう1本縫っておくと良いでしょう。

布がずれないように、端をまち針やしつけ糸で止めてリングの付け根を縫います。肩に当たる部分なので、中に綿やタオルを入れて縫うと肩が痛くなりにくいです。四角く縫って、四角のなかをばってんに縫って完成です。動画もありますので参考にしてみてください。

リングなし|簡単クロススリング・抱っこ紐の作り方


リングなし|簡単クロススリング・抱っこ紐の作り方①材料を準備する

簡単クロススリング・抱っこ紐の作り方1つ目は、材料の準備の仕方です。リングスリングの作り方でも紹介しましたが、赤ちゃんに使用する物なので素材選びは重要です。天然素材にこだわった方が良いですが、クロススリングは細長い布を使用するのでズボンやストールをリメイクして作るのもおすすめです。

幅15cm長さ135cmを表裏2枚ずつ使用します。あまり継ぎはぎはしない方が良いですが、布の余りを出したくない場合や、ズボンやストールを使用する場合は袋縫いになるようにしっかり縫って強度を上げましょう。

赤ちゃんの背中に当たる部分を30cmの正方形で準備します。直接触れる部分なので、柔らかい素材やガーゼを重ねておくと良いでしょう。

リングなし|簡単クロススリング・抱っこ紐の作り方②背中当てを作る

赤ちゃん

簡単クロススリング・抱っこ紐の作り方2つ目は、背中当ての作り方です。30cmの正方形を表を内側にして斜めに折ります。ガーゼを重ねる場合は一緒に重ねて折ります。端を1cm幅で縫っていき、後でひっくり返すので5cmほど隙間を空けておきます。ひっくり返りたら、隙間の部分を閉じてアイロンをかけておきます。

アイロンをかけて三角形を整えたら、長い辺を1.5cmで折り目をつけます。1.5cmの際の部分を縫って、中にゴムが通せるようにします。はみ出た部分はカットするので、重なっている部分まで縫うようにしましょう。20cmのゴムを通して、端を縫って止めておきます。

ズボンをリメイクで使用する場合はファスナー部分が余るので、背中当てに使用すると余りなくおしゃれに仕上がります。ファスナーが赤ちゃんの背中に当たるのでは?と心配な場合は、内側に綿を入れると安心です。

リングなし|簡単クロススリング・抱っこ紐の作り方③表地と裏地を合わせる

アイロン

簡単クロススリング・抱っこ紐の作り方3つ目は、表地と裏地を合わせ方です。表地と裏地の表面を内側にして、長い辺を1cm幅で縫い筒状にします。端を1cm折り返してアイロンで折り目をつけて、全体を裏返します。裏返したら端が綺麗に半分になるようにアイロンをかけておきます。

端を1cm折り返した方の内側に、反対端を2cmほど差し込みます。重ねた端と1cm内側の2本縫います。輪が出来たら、両端を1周縫っておきます。ズボンをリメイクで使用する場合は、裏表が分かりにくいズボンもあります。作っている時に分からなくならないように注意しましょう。


リングなし|簡単クロススリング・抱っこ紐の作り方④パーツを組み合わせる

ミシン

簡単クロススリング・抱っこ紐の作り方4つ目は、パーツを組み合わせ方です。3つ目で作ったパーツをばってんに重ね合わせて四角と対角線上に縫います。3つ目で縫った縫い目が下に来るように縫うと良いでしょう。2つのパーツが組み合わせ終わったら、背中当てをV字部分に縫っていきます。

本体部分と背中当てが1cm重なる様にまち針かしつけ糸で止めて、背中当てのゴムを伸ばした状態で縫いつけて完成です。赤ちゃんを支える部分なので、2回縫っておくと安心です。動画はデニムズボンで作っていますが、ズボンを使用しなくても作り方は同じなので参考にしてみてください。

リングなし|簡単ニットスリング・抱っこ紐の作り方

リングなし|簡単ニットスリング・抱っこ紐の作り方①材料を準備する

編み物

簡単ニットスリング・抱っこ紐の作り方1つ目は、材料の準備の仕方です。幅45cmの丸編みのニットを長さ110cm準備するか、長さ55cmを2枚準備します。自分で筒状に毛糸で編んでも良いですが、天然素材の毛糸で作りましょう。化学繊維のニットや毛糸だと、赤ちゃんがかぶれてしまう可能性があります。

リングなし|簡単ニットスリング・抱っこ紐の作り方②端の始末をする

ニット生地

簡単ニットスリング・抱っこ紐の作り方2つ目は、端の始末の仕方です。自分で編んだ場合はほつれる心配はありませんが、買った生地は切りっぱなしになっています。ロックミシンがある場合はロックミシンをかけて、2cmの3つ折りで縫います。ニットは専用の糸があるので、ニット用の糸で縫いましょう。

端の始末が出来たら、左右にたすき掛けするだけで使用出来ます。ニットスリングだけでは不安定な場合は、ストールや紐などを巻いて使用すると安定します。

スリング・抱っこ紐の代用品2選!

スリング・抱っこ紐の代用品①大き目のタオルやストール

バスタオル

スリング・抱っこ紐の代用品1つ目は、大き目のタオルやストールです。あくまでも代用品なので、普段使いには使用しないでください。

大き目のタオルは、バスタオルでも子供用のタオルケットでも代用出来ます。タオルもストールも天然素材だと安心して使用出来ます。代用品なので赤ちゃんからは手を絶対に離さないでください。使い方は動画を参考にしてください。

スリング・抱っこ紐の代用品②風呂敷

風呂敷

スリング・抱っこ紐の代用品2つ目は、風呂敷です。1辺が1m以上あると使いやすいです。風呂敷は1つ目で紹介した動画の結び方でも使用出来ます。逆に風呂敷の使い方は、タオルでは厚すぎて難しいかもしれません。厚くないストールでは代用出来ます。

動画では犬用になっていますが、猫にも赤ちゃんにも使用出来ます。代用品なので赤ちゃんからは手を絶対に離さないでください。使い方は動画を参考にしてください。

簡単に自分だけのスリングを作ろう!

スリングは簡単に作る事が出来ますが、赤ちゃんに使用する物なので素材や使い勝手にはこだわりましょう。天然素材を選ぶのは勿論、丈夫で壊れにくい素材を使用して作る事が大切です。リングのあり・なしによって使い勝手が違うので、自分に合った物を作る事も大切です。

赤ちゃんの為を考えて作るのは勿論ですが、折角の手作りなのでお母さんの好みに合ったスリングを作れるのも手作りの良い所です。可愛い生地や、お気に入りのズボンやストールをリメイクして自分だけのスリングを作りましょう!おすすめのスリング7選の記事もあるので、そちらも参考にしてみてください。

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