Large thumb shutterstock 571890886

親族のみの結婚式の内容まとめ!披露宴の演出・流れや費用の平均相場も

更新:2019.09.02

ひと昔前までは盛大に行われていた結婚式ですが、最近では縮小傾向にあります。むしろ、結婚式を上げないカップルも増えてきました。今回は「親族のみ」、「身内のみ」で挙げられる結婚式の演出や流れ、平均的な費用についてご紹介します。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



結婚式と披露宴

結婚式とは「ふたりの結婚の誓いをたてる儀式」

結婚式

結婚式とは「ふたりの結婚の誓いをたてる儀式」のことをいいます。今からさかのぼること30年以上前の1980年代はバブル期であり「婚約指輪は給料3か月分」や「高級ホテルで豪華な結婚式」が主流となっていました。

しかし1990年代にバブルが崩壊し、しだいに「盛大で豪華な結婚式」から「親族・親戚・身内のみ」に変化していき、現在では、「ナシ婚」と言って結納・婚約指輪・結婚式・食事会を一切せず入籍のみというスタイルが増えてきました。こちらに結婚までの流れや段取りについての記事がありますので併せてご覧ください。

披露宴とは「お披露目する会」

披露宴

披露宴とは「ふたりの結婚をお披露目する会」のことをいいます。ゲストを招いて「晴れて夫婦となりました」とお披露目し、余興や食事でおもてなしをします。

披露宴として余興や食事でゲストをもてなす規模の大きいものから、「食事会」としてゲストをもてなしてアットホームな雰囲気の会にするカップルもいます。

結婚式と披露宴の違い「誓いとお披露目」

誓い

結婚式と披露宴の違いは、結婚式は「誓いの儀式」であり披露宴は「お披露目する会」という事です。結婚式と披露宴で行う内容が違うので「セットでどちらも行わなければならないの?」という疑問が出てくると思いますが、こちらは両方行う必要はありません。結婚式のみ、披露宴のみ行うという選択もできます。

また、必ずしも同じ日に結婚式と披露宴を行う必要もありません。披露宴パーティーや会食パーティーとして別日に行う事も可能です。

結婚式のスタイルは4種類


教会

結婚式のスタイルは大まかに分けて4種類あります。1つ目は教会やチャペルで行う「教会・チャペル式」です。ホテルや街の教会で行うことができます。2つ目は「神前式」です。こちらは神様に結婚を誓うスタイルで、神社で行われます。3つ目は「仏前式」です。まだマイナーではあります。

しかし調べてみると数組ではありますが、芸能人カップルが仏前式の結婚式を挙げられているようです。そして4つ目が「人前式」です。こちらは「ゲストに結婚を承認してもらう」というスタイルで、結婚式に参列しているゲストも参加型になります。最近ではこちらのスタイルが多く行われていて一体感がとてもある結婚式です。

親族・親戚・身内のみの結婚式って?

親族・親戚・身内のみの結婚式は「増えている」

親族

最近では親族・親戚・身内のみの結婚式が増えてきています。バブル期ではたくさんのゲストを招待して、豪華な結婚式を挙げるのが主流でした。

しかし現在は親族のみのアットホームな環境の結婚式を挙げるカップルも多く、費用を結婚式にかけずに「新婚旅行や新生活」の方にお金をかける傾向にあります。

親族・親戚・身内のみの結婚式のメリット「アットホーム感と費用面」

アットホーム

親族・親戚・身内のみの少人数で挙げる結婚式のメリットは「アットホーム」な感じが出ること、「費用面がリーズナブル」であることです。結婚式当日は新郎新婦ともに緊張し、慌ただしいスケジュールの1日になってしまいます。そのため、ゲストの方々へ感謝の気持ちを伝えるのが難しくなってきます。

しかし親族・親戚・身内のみですと、スケジュールにもわりと余裕が出てくるためゲストの方1人1人へ感謝を伝えることができます。

また、交通費や宿泊費を負担しなければならない場合もあります。しかし出席者が親族・親戚・身内のみですと負担額も最小限に抑えることができます。

親族・親戚・身内のみの結婚式のデメリット「選択肢が少ない」


衣装

親族・親戚・身内のみの少人数で挙げる結婚式のデメリットは会場や衣装の選択肢が少ないことです。親族・親戚のみの結婚式が増えてはいますが、少人数で結婚式を行うことができる会場がまだまだ少数です。また衣装のパックコースなどがあれば費用はリーズナブルに抑えられますが、衣装の種類は少なくなります。

そのため衣装にこだわりがある方は衣装のパックコースを使用しないか、またはパックコースと別途料金で衣装をレンタルする必要があるので少し費用がかさんでしまいます。

親族・親戚・身内のみでの結婚式の費用の相場

家族・親族・身内のみでの結婚式の費用の相場は「数万~120万ぐらい」

指輪

家族・親族のみでの結婚式の費用の相場は「数万~120万円ぐらい」になります。しかし「挙式のみ」・「挙式と会食」・「会食のみ」・「フォトウエディング」スタイル、挙式会場によってだいぶ費用が異なりますので注意が必要になります。こちらは国内のホテルでの平均の費用の相場です。

そして少し意外なのが「リゾートでの結婚式の方が安く済む」場合があることです。こちらはゲストの交通費や宿泊代の負担をしない場合で、新郎新婦の新婚旅行を兼ねている場合です。この場合、事前にゲストへ交通費・宿泊代の負担があることをしっかり伝えなければ後々トラブルになってしまいますので注意が必要です。

ご祝儀の平均相場「5万~10万円」

お金

家族・親族のみでの結婚式のご祝儀の相場は「5万~10万円」と言われています。しかし、自身の年代や親しさで金額が異なります。もし、自身が20代で自分の兄弟や姉妹にご祝儀を用意する場合「5万円」が目安の相場になります。また金額を抑える場合でも「3万円」、奮発する場合には「10万円」が相場です。

次に自身が30台の場合は兄弟姉妹へのご祝儀は「10万円」が相場になります。少なくても「5万円」は用意したほうが無難です。また「いとこ・おじ・おば」へのご祝儀は疎遠でも「3万」は用意しましょう。親しい間柄でしたら「5万から10万円が」目安となります。

ここで注意しなければならないことがあります。それはご祝儀の金額が「4・6・9万円」にならないようにすることです。一般的に「4・6・9」の数字はあまり縁起が良くないとされています。ですからこちらは避けるようにしましょう。

家族・親族のみの結婚式・食事会のアイテムは?


食事会の演出は招待状等のアイテムを使用すると良い!

紙

家族・親族のみで食事会を行う場合、招待状や席札などの「ペーパーアイテム」を使って演出しましょう。家族・親族のみの食事会になりますとたいていは会場・時間などは「口頭で伝える」だけになってしまいます。しかし「お招きする」という意味で招待状があったほうがより丁寧になりますね!

また式場の予約をする際に大体は人数と席順は決まっていて、当日席順表を配布すると思いますが、座席に席札があるとゲストの方も自身の席を見つけやすくなるのでこちらも丁寧な演出になりますね。

その際に、ゲストの方1人に対して結婚式に参加してくれた感謝の気持ちを書いた「メッセージカード」を添えてみるのも心がこもっていて良いのではないでしょうか?

ギフトや引き出物は「お菓子や実用品」がおすすめ!

お菓子

ギフトや引き出物は「お菓子」や「実用品」をおすすめします!いくら家族や親族のみの結婚式や食事会と言えどゲストを「お招きして」おもてなしをしているので、手ぶらで帰してしまうというのは気が引けてしまいますよね?

もし結婚式や食事会の会場がホテルなのであればそのホテルのお菓子を用意するのがとても手軽なのでおすすめします。また、グラスやお皿のセットのギフトも実用性がありおすすめです。

それでもギフトや引き出物に何を選んだらよいか迷った時には「ギフトカタログ」という手があります。こちらは「2千~3万円」ぐらいまでの金額のギフトカタログがあるので、あとは欲しい商品をゲストの方が各々で選ぶことができるので便利です!

家族・親族のみの結婚式・食事会の演出と流れ

家族・親族のみの挙式は「全員参加型」の演出がおすすめ!

結婚式の飾り

家族・親族のみの挙式は「全員参加型」の演出をおすすめします。というのも少人数なのでゲストの方に参加していただく事で一体感がうまれます。たとえば、結婚式の芳名帳がありますよね?

そちらを記入していただく際に一緒に「ウエディングツリー」と呼ばれる枝のみが書いてある台紙を用意して、そちらにゲストの方々から葉っぱの代わりに「サインや捺印」を頂くという演出です。これで1本の木が完成します。こちらを結婚証明書として記念にすることもできますよね!

余興は歌やゲームで楽しみましょう!

結婚式

家族・親族のみの食事会の余興は「歌やゲーム」で楽しみましょう!やはり少人数なだけに華やかな演出は少し難しくなるとは思います。しかし家族や親族の中に歌が上手な方がいらっしゃれば、その方にお願いをしてもいいかもしれませんね!

また少人数なので演出の流れ上、どうしてもご歓談の時間が多くなりがちだと思います。そんな時には、みんなで盛り上がれるビンゴゲームを演出の流れのなかに組み込んでもいいと思います。少人数という事なので景品のあたる確率が高くなりますね!

定番の演出の流れは「手紙とプレゼント」

手紙

やはり家族・親族のみの食事会でも定番の演出の流れは「花嫁から両親への手紙」と「プレゼント」ですね!大人数の披露宴でも身内のみの食事会でもこの流れはどの時代でも定番ですよね。

花嫁から両親への感謝の手紙は両親はもちろん新郎の両親、参加してくれたゲストの方が聴いていても演出の流れで1番涙を流すシーンではないでしょうか?また、手紙と一緒に花束とプレゼントを贈呈するシーンも印象的です。

最近では新郎新婦の生まれた時の体重と同じ大きさの「テディベア」や「ぬいぐるみ」をプレゼントするのも流行っているみたいですよ!いずれにしても自分が手塩にかけて育てた娘や息子からプレゼントをもらえるのは嬉しいものですね!結婚式で両親に贈る記念品についての記事がありますので併せてご覧ください。

家族・親族のみでも思い出に残る結婚式にしましょう!

思い出の結婚式

こちらでは家族・親族のみでの結婚式のメリット・デメリット、演出や費用についてご紹介させていただきました。一生に一度の結婚式ですから、結婚式当日だけでなく準備期間から楽しみたいですよね!

また豪華な結婚式だから記念に残って、シンプルだったから記念にならないというわけではありません。自分たちやお招きしたゲストの方、参加した皆が満足の行く結婚式であれば規模は関係ありませんよね!

こちらの記事を読んでくださった、これから結婚式を迎える新郎新婦の皆さんが満足の出来る結婚式が迎えられるように願っています!

●商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。