ダイソーにも無水エタノールが売ってる!掃除や消毒など様々な用途に便利!
更新:2021.01.08
無水エタノールは、ほとんど水を含まないエタノールです。水溶性が高く、お掃除の味方となります。ダイソーの無水エタノールと、その成分、用途をご紹介しましょう。扱い方の注意点もあります。無水エタノールを安全に、かつ便利にお使いください。
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INDEX
ダイソーの無水エタノールとは
①水分がほとんどないエタノール
無水エタノールとは、水分がほとんどないエタノールです。エタノールは、植物性の原料をアルコール発酵させたものを総称とされます。エタノールと称されるものは他にも存在しますが、成分は同じです。違いはアルコールの濃度で、アルコール濃度99.5%以上の物が無水エタノールと呼ばれています。
他のエタノールが水と混ぜられるのに対し、より純度が高いのです。エタノール類は、掃除や消毒に広く使われます。無水エタノールはあまり水を使わない為、窓ガラスや機械類の掃除におすすめです。
②皮膚への刺激が強い
無水エタノールは、皮膚への刺激が強いです。機械や窓ガラスなどの掃除には効果を発揮しますが、人体の消毒、除菌には向きません。特に肌の弱い人は、除菌目的で無水エタノールを使わないでください。
③消毒用エタノールとは違う
無水エタノールは、消毒用エタノールとは違います。先に述べたように、違いはアルコール度数です。無水エタノールはあまり水を使わない分、早く乾くので、機械類の掃除に向いています。消毒用のエタノールは水で薄められているので、機械の掃除には使用しないでください。
いくらか水で薄くすることで、エタノールの消毒効果が強まります。薄めれば皮膚の除菌にも使えますので、消毒液としても使えます。とはいえ、無水エタノールに水を入れればすぐ使えるわけでもありません。消毒用エタノールを買った場合は無水エタノールが掃除用、消毒用エタノールが除菌、消毒用と使い分けましょう。
ダイソーの無水エタノールの売り場は?
売り場は店舗によって違う
ダイソーの無水エタノール売り場は、店舗によって微妙に違います。大体が化粧品売り場、清掃用品、衛生用品にあります。お近くのダイソーで、どこの売り場にあるか探してみてください。
見つからない場合は店員に聞く
売り場が分かっても見つからないは、店員さんに尋ねてください。品切れの場合は、店員さんに言えば取り寄せてもらえることもあります。
ダイソーの無水エタノールの用途は?
①電化製品の掃除
無水エタノールは、電化製品の掃除用品として使えます。機械の大敵である水分があまりないので、機器周辺の掃除にお使いください。日ごろ使っているパソコンのキーボードの隙間、テレビといった電化製品は、無水エタノールで綺麗にできます。綺麗にしたいけど、故障したら困る電化製品の強い味方です。
電子レンジや冷蔵庫と言ったキッチン電化にも使えます。スプレー式の無水エタノールを使う場合は、直に吹き付けずに布や綿棒に吹きかけてから使いましょう。精密機械の掃除に使用する際は、電源を落とした状態で行ってください。
②カビ退治
無水エタノールは、薄めることでカビ退治にも使えます。畳のカビ取りには、薄めた無水エタノールがいいのです。水を混ぜないと、無水エタノールはカビ退治の役に立ちません。水分があまりない為にすぐ蒸発してしまい、完全にカビを消せないのです。消毒用エタノールと同じ状態にすると言った方がいいでしょう。
お風呂や畳のカビの掃除にお使いください。漂泊作用はないので、黒カビの菌は落とせますが、白くすることはできません。発生から時間が経っていないカビなら根絶可能なので、気になったカビは早めに退治しましょう。
③シール剥がし
シールを剥がすのに便利です。小さなお子様がいるご家庭では、とんでもない所にシールを張られることもあるでしょう。シールの中にははがれにくい物も多く、掃除における厄介な存在と言えます。無水エタノールを使えば、シール類も意外と簡単にはがすことが可能です。
シールの上に薄いエタノールを吹きかけ、しばらく置いておき、ヘラのようなものを使えば簡単に剥がれます。完全に剥がせなかったシールも、無水エタノールでシール跡を残さずに取れるので、お試しください。
④キッチンの掃除
キッチンの掃除には、無水エタノールがおすすめです。無水エタノールは油や水に溶けやすい成分で、油汚れを取るには適しています。洗剤とは違い、臭いが残らないので食べ物を扱うキッチンにはうってつけです。電子レンジのような電化製品は、布に無水エタノールを吹き付けて使ってください。
⑤虫よけスプレー
無水エタノールで、虫よけスプレーが作れます。虫よけスプレーには無水エタノールによく溶け込む精油が使われているのです。市販の虫よけスプレーが合わない方におすすめできます。無水エタノール、精製水、虫が嫌う匂いのハッカ油を用意しましょう。無水エタノール10ミリリットルに対し、水は90ミリリットルです。
マスクとゴム手袋を用意し、換気も良くしておきましょう。無水エタノールに、ハッカ油を数滴、多くて10滴程度垂らしてよく混ぜ、精製水に加えれば完成です。出来上がったスプレーは、アルコール可のスプレーボトルに入れてください。ボトルは100均でも買えます。「虫よけ」と書いておいた方がいいでしょう。
⑥ルームスプレー
ルームスプレーも簡単に作れます。お部屋をいい匂いで満たし、気分良く過ごしてください。アロマテラピーに詳しくない初心者の方でも心配いりません。無水エタノール10ミリリットルに80から90ミリリットル程度の精製水を用意します。分量は100ミリリットルのボトル目安ですので、ボトルに合わせて変えてください。
無水エタノールをボトルに入れて、天然の精油を10滴程度入れます。最後に精製水を入れて、蓋を閉め、よく振って完成です。精油は種類やブレンド次第で効能も変わるので、匂い消しやリラックスなど目的別に作るのもおすすめです。
消臭にはティートゥリーなる精油が良いとされます。玄関、カーテン、キッチンといったところにお使いください。リラックス効果のある精油としては、ローズゼラニウム、ラベンダーがおすすめです。
⑦アロマ入りの化粧水
化粧水にもなります。元々無水エタノールは原液では皮膚に強い刺激がありますが、グリセリン、精油、精製水を混ぜると化粧水になるのです。精油、精製水と混ざり合う性質があり、有効成分をしっかりと肌に浸透させます。基本的には刺激が強いので、敏感肌の方は控えてください。
無水エタノール5ミリリットルに対し、精製水45ミリリットル、グリセリン5ミリリットル、精油2、3滴が基本の分量です。ボトルにグリセリンを入れて、無水エタノールを混ぜるだけでできます。精油を垂らし、最後に精製水を入れて混ぜ合わせてください。
⑧スプレー式マスクの消毒液
マスクの消臭、消毒液も作れます。風邪に掛かりやすい冬は、予防でマスクをする人が多いです。手作りのマスクもいずれは匂いが移りますし、消毒や除菌も気になるでしょう。無水エタノール自体には消毒や殺菌効果がありませんが、アルコール消毒薬を作ることはできます。
マスクの消毒液は、スプレー式がいいでしょう。帰宅時に吹き付けるだけで、十分消毒効果があります。消毒液を作る際にアロマオイルを混ぜれば、素敵な香りが混ざります。
ダイソーの無水エタノールを扱う際の注意点は?
①肌が弱い人は手荒れ対策を行う
肌が弱い人は、手荒れ対策を行ってください。無水エタノールの主な成分はアルコールで、皮膚への刺激は非常に強いとされます。手荒れ対策に手袋を使うといいでしょう。肌が弱くなくても、長時間の使用は手荒れの原因になるので、大掃除で使う時にはゴム手袋を使ってください。
②換気をしっかり行う
換気をしっかり行ってください。無水エタノールには、アルコール成分が含まれています。蒸発しても空気に成分は残るので、気分が悪くならないよう換気をしましょう。長時間の掃除の時は、網戸状態でもいいので窓を開けるといいです。
③火の近くで使用しない
エタノールは、火の近くで使わないでください。すぐに蒸発するとはいえ、無水エタノールはアルコールです。あまりに火に近い場所や、タバコを吸いながら使うと危険です。静電気でさえ危険なので、電化製品に使用する時は電源を切り、台所周りもガスの元栓を閉めてください。
④素材の相性に気を付ける
無水エタノールと相性の悪い素材もあります。革製の物、ニスが塗られている場所や物、スチロール樹脂製品には使わないでください。バッグや靴と言った革製品は、無水エタノールで溶けたり変形したりします。無水エタノールにはニスを溶かす力があり、ニスを塗ったテーブル、椅子にも使わない方がいいです。
スチロール樹脂製品も、無水エタノールで変形してしまいます。除菌や消毒にこだわるあまり、大事な日用品を変形させないようにしましょう。革製品、ニス、スチロール樹脂製品と無水エタノールは相性が悪いと覚えてください。
⑤飲んだり目に入れたりしない
無水エタノールは、飲んだり目に入れたりしてはいけません。アルコール度数が極めて高い液体なので、目の粘液につくと危険です。誤って目に入った場合は、すぐに流水で流してください。かゆみや痛みがなければ特に心配することはありませんが、念の為に眼科を受診した方がいいでしょう。
無水エタノールが間違って少量口に入った場合はうがいをし、充分に口を漱いでください。口に入るのが怖い場合はマスクをして作業をするといいでしょう。言うまでもないことですが、飲んではいけません。万が一飲んでしまった場合は、水を飲ませて吐くのが得策です。その上で、病院に行きましょう。
誤飲をする可能性の高いお子様がいる場合は、手の届かない場所で保管してください。無水エタノールは、アルコールですがお酒ではなく掃除用品と見ましょう。
ダイソーの無水エタノールで作るアルコール消毒液の作り方
材料:水と無水エタノール
主な材料は、水と無水エタノールです。水は精製水が望ましいですが、もし入手困難なら水道水やミネラルウォーターでも構いません。作るのに使う容器は、アルコール対応の物を使ってください。
作り方の手順
作り方は、水と無水エタノールを混ぜるだけです。無水エタノール400ミリリットルに対し、水は100ミリリットルが目安とされます。大目に作っておきたい場合は2倍の量でも構いません。無水エタノール4に対し、水1の割合で割ってください。
注意点:容器はアルコール対応がおすすめ
消毒液を入れる容器は、100均のアルコール対応の製品がおすすめです。スプレー式のものが使いやすいです。キッチンに使用する場合は、お好みでレモンやペパーミントの精油を入れる場合もあります。プラスチックやペットボトルは入手しやすいですが、変形するのでエタノールの保存には適しません。
保存:暗い所で保存すること
保存は、日の当たらない場所でしてください。言うまでもなく、火の近くでの保存には適しません。また、水が入ったことで劣化もしやすいので、年単位での保存はせず、遅くてもひと月以内には使い切るようにしましょう。
番外編|ダイソーのエタノール商品
①キビキビ
キビキビは、ダイソーで販売されている消毒用エタノールです。1リットル入りで200円で売られています。他のお店では、この量で3000円程するので、いかにお得かが分かるでしょう。ノズル式で、簡単に殺菌消毒ができる商品です。
②ウイルス除菌スプレー
今日ダイソーで凄い物を見つけました。
— いちごーの🍓病欠中 (@itigono_25944) May 16, 2020
『次亜塩素酸ナトリウム配合ウイルス除菌スプレー日本製250ml』お値段なんと110円!!
最近浦島ですが大創の上場は噂は出ても見送られてきたかと??
需要に迅速に対応して新商品を発売する。
更なる飛躍を期待応援したい企業です。頑張れ!日本企業!\(^o^)/ pic.twitter.com/RVQVhI7j1e
ウイルス除菌スプレーは、無水エタノール製品です。スプレー式なので、簡単に気になるところの除菌ができます。洋服や空間の除菌にもお使いください。
③きれいな手
フマキラーはダイソーに売ってたアルコール消毒液再販したら良いのに
— Tomo (@TomohitoItou) March 11, 2020
容器は再利用し重宝してます持ち歩きにも便利、人前で使っても分かり易いので助かる pic.twitter.com/vuztxcp1gT
きれいな手は、携帯に便利です。バッグにも簡単に入るサイズで使いやすいので、お仕事や通学にいいでしょう。アルコール消毒と銘打っていますが、肌を守るヒアルロン酸が入っているので、手にも優しいです。ジェルタイプのものもあるので、お好きな方をお使いください。
④アルコールハンドジェル
アルコールハンドジェルは、ダイソーの商品です。ジェルタイプで、手指や皮膚をしっとりと除菌してくれます。80ミリリットルで200円です。
ダイソーの無水エタノールで安全かつ清潔に過ごそう
無水エタノールで得るべきは、安全かつ清潔な暮らしです。掃除用でも消毒用でも、ちゃんとした知識の上で扱えば無水エタノールは良い結果をもたらすでしょう。肌に合うか、ちゃんと換気はできているかといった安全面を考慮すれば、あなたの味方になります。ダイソーの無水エタノールで、安心して生活していきましょう。
無水エタノールや、100均の消毒液についてもっと知りたい方は、以下の記事をご参考ください。掃除用のエタノールの使い方、風邪予防や掃除の手助けになるヒントがたくさん書かれています。
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