Large thumb shutterstock 390216088

子供でも出来るちぎり絵のコツは?下絵から簡単な作り方・やり方も

更新:2019.06.21

ちぎり絵が今人気です。小学生や小さな子供から大人まで人気のちぎり絵は、コツが少なく作り方が簡単です。身近な折り紙を使って作ることもできることから、保育園や幼稚園でも感性を育てるために行っているところも多くあります。そこで今回は、子供から大人まで楽しめるちぎり絵のコツや作り方を紹介します。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



子供でも簡単なちぎり絵の作り方・やり方は?

小学生や子供でも簡単な作り方とやり方①折り紙や画用紙を自由にちぎる

子供でもできるちぎり絵のアイディア

小学生や子供でも簡単なちぎり絵の作り方とやり方の1つ目は、折り紙や画用紙を自由にちぎることです。大人のちぎり絵は、構図や下絵をきちんと用意してからスタートしますが、子供のちぎり絵は紙を自由にちぎるところからスタートさせます。コツがいらないため、小学生をはじめ小さなお子さんにもおすすめです。

ちぎった折り紙や色画用紙が、フリーハンドによって自由な形になるよう、色々な形のちぎった形を用意するように子供に教えてあげてください。ちぎるだけなら、はさみやカッターを使うことがありませんので、年齢を問わず1歳からのお子さんでも自由に楽しむことができます。

小学生や子供でも簡単な作り方とやり方②折り紙をちぎった形から絵を作る

ちぎり絵を入れる額縁

小学生や子供でも簡単なちぎり絵の作り方とやり方の2つ目は、折り紙をちぎった形から絵を作ることです。もともとどんなものを作りたいのか、ではなくこの形から連想できるものを作るという発想のもと、パズルのように作っていくのが、子供のちぎり絵です。やり方やコツを考えず、自由にちぎらせてみてください。

小さなお子さんの場合は、ちぎる係はお子さんにやらせてあげて、お母さんやお父さんはその形を元にお子さんが喜びそうな絵に仕上げていく係に徹してみるのもとても楽しそうです。また、お子さんと一緒に、こんな絵ができそうだねと言いながらちぎり絵を仕上げていくのも楽しみの1つです。

小学生や子供でも簡単な作り方とやり方③クレヨンやペンを使って描きこむ

ちぎり絵にペイント

小学生や子供でも簡単なちぎり絵の作り方とやり方の3つ目は、クレヨンやペンを使って描きこむことです。目的を最初から定めていないちぎり絵は、すべてを紙だけで作ろうと思うと少し大変です。最後まで楽しくを目標に、クレヨンやペンを使って細かい部分は思い切って描きこんでしまいましょう。

ちなみに、小さなお子さんは途中で集中力も切れやすく、持たせたペンやクレヨンで色々な場所にいたずらをしてしまうこともあります。次の記事では、万が一壁に落書きしてしまった時の落とし方を紹介しています。いっしょに遊んでいていたずらしてしまった時は、ぜひ試してみてください。

ちぎり絵の作り方のコツは?


ちぎり絵の作り方とコツ①下絵をきちんと用意する

下絵の筆

ちぎり絵の作り方とコツの1つ目は、下絵をきちんと用意することです。子供のちぎり絵では、ちぎった紙をもとに作っていく方法を紹介しましたが、大人のちぎり絵は目的をもって作り上げることがちぎり絵の手法です。コツの第一歩は、元となる下絵をしっかり用意することでもあります。

土台となる紙や台紙に、鉛筆や色鉛筆を使って、薄く大枠を作り影や濃淡などの具体的な設計図となる絵を描きこんでいきましょう。ちなみに、インスピレーションを大事にしたいと言う方は、子供同様、下絵にこだわる必要はもちろんありません。自分の感性を大事にしながら取り組んでみましょう。

ちぎり絵の作り方とコツ②色の濃淡で影を表現する

ちぎり絵の濃淡

ちぎり絵の作り方とコツの2つ目は、色の濃淡で影を表現することです。同じような色でも、様々な濃淡の色を用意しておくことで、影を表現することができたり、質感を具体的に表すことができます。和紙などの薄い紙なら、複数枚重ねることで表現することも可能です。

より、リアルなちぎり絵の表現がしたい場合は、立体感を表すためにも影の存在を意識しながら作ってみてください。ちなみに、影を作りたい時は光源の位地を意識すると、影をつける場所の見当がつけやすくなるうえ、立体感もよりリアルに表現することができます。

ちぎり絵の作り方とコツ③ちぎった面の柔らかさを利用する

ちぎり絵の雲

ちぎり絵の作り方とコツの3つ目は、ちぎった面の柔らかさを利用することです。ちぎり絵のメリットは、はさみやカッターを使わないと言う点です。怪我をしないということももちろんですが、柔らかい曲線やちぎった面の優しさを利用することができます。

例えば、雲のような鋭利な直線が存在しないものを作るのにも役立ちますし、物体であっても柔らかな印象をつけた絵を完成させることができます。下絵に沿った忠実な再現も技術の1つで大切なものですが、偶然の産物をうまく生かすこともちぎり絵やはり絵の醍醐味です。

ちぎり絵の作り方とコツ④表現したいものの硬さによって折り紙や和紙を使う

ちぎり絵では硬さを出したい器

ちぎり絵の作り方とコツの4つ目は、表現したいものの硬さによって折り紙や和紙を使うことです。大人のちぎり絵で使われるのは、多くが和紙です。しかし、和紙にこだわる必要はありません。より硬さを表現したいものであれば、硬質な折り紙や画用紙を使うのももちろんOKです。

混ぜて使うことで、より印象的なちぎり絵を作ることができますし、なにより1枚の絵の中にメリハリをつけることができます。また、身近なところから始めたいのであれば、チラシを利用してみるのもおすすめです。チラシの素材によって色々なテイストの絵を完成させることができるのでとても楽しいものです。

ちぎり絵の作り方とコツ⑤細かい部分はピンセットを使って貼る

ピンセット

ちぎり絵の作り方とコツの5つ目は、細かい部分はピンセットを使って貼ることです。大人の貼り絵は、子供の貼り絵よりも丁寧さが求められます。そんな時、手の大きな大人では細部まで手だけを使って貼ることは不可能です。

そんな時はより繊細な動きを表現できるピンセットを使って貼っていきましょう。細かな部分を大切にすれば、より作品に深みが生まれます。また、下絵を通りに貼りたい時も、ピンセットがあれば位置を合わせやすいためおすすめです。

ちぎり絵の下絵の書き方のコツは?

ちぎり絵の下絵の書き方のコツ①だいたいの構図を考える

ちぎり絵の構図がとらえやすい風景

ちぎり絵の下絵の描き方のコツの1つ目は、だいたいの構図を考えることです。ちぎり絵や貼り絵に関わらず、良い絵というものはバランスが良いものです。言葉は悪いですが、下手な絵もバランスがいいとそれなりに素敵な絵に見えます。それくらい、構図は大切なものですので台紙や絵にする部分のバランスに集中しましょう。

ちぎり絵の下絵の描き方のコツ②大枠をとらえて鉛筆で描きこむ

ちぎり絵の下を描く人

ちぎり絵の下絵の描き方のコツの2つ目は、大枠をとらえて鉛筆で描きこむことです。ちぎり絵やはり絵では、絵画のように詳細な部分までを具体的に描きこんでいく必要はありません。絵にしたものの大枠にスポットを当てて下絵を作成していきましょう。鉛筆のような、消せるもので描きこんでいくとよいでしょう。

ちぎり絵の下絵の描き方のコツ③影や濃淡をつけたい場所をチェックする


ちぎり絵の濃淡

ちぎり絵の下絵の描き方のコツの3つ目は、影や濃淡をつけたい場所をチェックすることです。影や濃淡は、いきなり紙で表現しようとしても難しいものです。だいたいでもよいので、濃い場所には鉛筆で色を薄く塗っておきましょう。そして、塗った場所に紙を重ねて張り付けたり、濃い色紙で表現するようにしましょう。

ちぎり絵・貼り絵の活用方法は?

ちぎり絵・貼り絵の活用法①額縁に飾って部屋のアクセントにする

ちぎり絵を使ったインテリアデザイン

ちぎり絵・貼り絵の活用法の1つ目は、額縁に飾って部屋のアクセントにすることです。せっかく作ったちぎり絵で、お部屋の雰囲気をがらっと変えてみるのも楽しいです。次の制作意欲もわきますし、何より楽しみが増えるのがいいことです。額縁に入れるだけで、ちぎり絵の見た目もぐっと上がるためおすすめです。

ちぎり絵・貼り絵の活用法②絵葉書にして大切な人へ送る

大切な人へのちぎり絵レター

ちぎり絵・貼り絵の活用法の2つ目は、絵葉書にして大切な人へ送ることです。離れた場所で暮らす家族や友人に、ちぎり絵の絵葉書を送ってみるのはいかがでしょうか。手軽なうえ、作る方ももらう方も楽しくなるのが嬉しい点です。

ちぎり絵・貼り絵の活用法③小学生の自由研究

小学生でもできるちぎり絵

ちぎり絵・貼り絵の活用法の3つ目は、小学生の自由研究です。夏休みや冬休みの自由研究に困っている小学生はたくさんいます。しかし、お金や時間をかけずにできるのがちぎり絵のいいところでもあるので、ぜひチャレンジしてみるのがおすすめです。

ちなみに、次の記事では夏休みや冬休みの簡単な工作についてを紹介しています。ちぎり絵以外にもチャレンジしてみたいと言う意欲のある子にも紹介できるものを15点紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

難しいコツいらずのおすすめのちぎり絵用和紙は?

おすすめのちぎり絵用和紙①極薄染和紙60柄セット

おすすめのちぎり絵用和紙の1つ目は、極薄染和紙60柄セットです。こちらは、薄手の和紙で、色がしっかりしているのが特徴です。影などの濃淡を表現する際も使いやすいうえ、たくさん入っているので1セット買っておくととても重宝します。

おすすめのちぎり絵用和紙②板締染和紙50柄セット15×15cm

おすすめのちぎり絵用和紙の2つ目は、板締染和紙50柄セット15×15cmです。こちらは、染物のような自然な濃淡が出ているタイプの和紙で、簡単に濃淡を表現したい時に重宝します。また、紙の色合いを利用して、個性的なちぎり絵を作る際にも使いやすいのが特徴です。

おすすめのちぎり絵用和紙③むら染セット13色13枚

おすすめのちぎり絵用和紙の3つ目は、むら染セット13色13枚です。こちらも染物の美しさが際立つ和紙で、同じ色でも色々な風合いを楽しむことができるのが特徴です。温かみや優しさを表現しやすい素敵な色の和紙ですので、1セットあるとアレンジの幅も広がります。

感性を磨くちぎり絵を楽しもう!

感性を磨くちぎり絵

ちぎり絵は感性を磨くのにちょうどいい方法です。身近なものを使って楽しむことができるので、お金もうそうかけずに始めることができるうえ、自分のセンスを磨く練習にもつながります。お子さんがいる家庭なら、一緒に楽しむことでお子さんとのコミュニケーションがとれます。ぜひ皆さんも、ちぎり絵にチャレンジしてみて。

●商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。