Large thumb shutterstock 404036059

割り箸を使ったフェザースティックの作り方は?焚き火の火起こしのコツも

更新:2019.06.21

フェザースティックは、あると便利な火起こしのためのアイテムです。名前の響きから、特別な道具のような印象がありますが、じつは割り箸とナイフで自作できてしまいます。フェザースティックの作り方と、焚き火での火起こしのコツを身につけてみませんか?

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



フェザースティックとは?

フェザースティックは火起こしに便利なアイテム

マッチと火のついたロウソク

フェザースティックは、アウトドアで重宝する、火起こしに便利なアイテムです。気軽に行うアウトドアであれば、着火剤を使って火をつけるだけでOKです。しかし、大自然の材料をできる限り活用して行う上級者には、フェザースティックは必須のアイテムとなります。

アウトドアでの醍醐味の一つは焚き火ですが、大自然の材料だけを使った場合、着火はなかなか簡単にはいきません。いきなり薪に火をつけても燻るだけで、燃焼しにくいからです。

そこで便利に使えるのが、薪に薄く細かい切れ込みを入れて作る、フェザースティックです。切れ込みを入れた後の形が、鳥の羽毛状になるため、フェザースティックの名前がつきました。羽となる部分が薄いため、熱が通りやすく、多少しめった木材でも着火できるようになります。

フェザーの大きさで役割が異なる

アロマテラピーのグッズ

フェザースティックは、刻み込むフェザーの大きさで役割が異なります。火口として利用するために、できるだけ小さく切れ込みを入れていくものは「ティンダーフェザー」と呼ばれます。フェザーのサイズが小さいため、あっという間に着火しますが、燃え尽きるのも早いため、持続性がありません。

「ティンダーフェザー」から火を移して、さらに焚き付けを大きくするために用いるのは、「キンドリンフェザー」です。ティンダーよりも、長く厚めの切れ込みを入れて作成します。切れ込みが厚い分、燃え尽きるまでの時間も長いので、火種を大きくするのに最適です。

役割の異なる、2つのフェザースティックを使い分けることで、火を起こしていくのです。作り方は、それほど難しいものではないので、自作する方法を覚えておくと便利です。

フェザースティックの自作に必要な道具・材料は?ナイフの選び方も

フェザースティックの自作に必要な道具・材料①割り箸と木材

木材を切る人

フェザースティックの自作に必要な道具・材料の1つ目は、割り箸と木材です。「木材は分かるけど、なんで割り箸?」と思うかもしれませんが、割り箸は自作の練習用に必須です。フェザースティックの作り方自体は単純ですが、キレイな切れ込みを入れるには、それなりに慣れが必要になります。


いきなり固い木材で練習を始めると、ナイフの扱いに慣れていない場合、ケガをする可能性があります。まずは柔らかい素材を使っている、割り箸から練習していくようにしましょう。アウトドア本番で用いる木材は、スギやヒノキといった針葉樹がオススメです。

フェザースティックの自作に必要な道具・材料②アウトドア用ナイフ

フェザースティックの自作に必要な道具・材料の2つ目は、切れ込みを入れるために必須となるナイフです。アウトドア用のナイフを使って作成していきますが、フェザースティックに適した形状や素材などがあるので、次で確認していきましょう。

ナイフの選び方①ブレードの形状はコンベックスグラインドがオススメ

ナイフの選び方の1つ目は、ブレードの形状で選んでいくものです。アウトドアで愛用されるナイフのブレードは、いくつかの種類に分かれます。フェザースティックの自作に用いるなら、コンベックスグラインドという形状のものを選びましょう。日本ではハマグリ刃とも言われる、日本刀の形状に近いものです。

ナイフの選び方②バトニングを視野に入れてフルタング構造がオススメ

ナイフの選び方の2つ目は、バトニングを視野に入れて、ナイフの構造で選んでいくものです。バトニングとは、ナイフを使った薪割り方法のことです。フェザースティックを作るには、太い薪を細く割っていく必要があるため、頑丈な構造となるフルタングのナイフがオススメとなります。

フルタングとは、タングの部分がハンドルデザインと同じ形になっているものです。タング?と疑問に思ってしまうかもしれませんが、ようするに、ナイフの持ち手部分のことです。ブレードから続いたタングの鋼材をハンドル材で覆うのですが、ハンドル材の後端まで伸びているものをフルタングと言います。

ナイフによっては、ハンドル材の半分ほどまでしか、タングの鋼材が伸びていないものもあります。フルタングの方が、強度に優れているため、構造を確認してから購入しましょう。

ナイフの選び方③素材はカーボンスチールがオススメ


ナイフの選び方の3つ目は、ブレードの素材で選んでいくものです。丈夫で切れ味も鋭い、カーボンスチール製が人気です。ただし、錆びやすいので定期的な手入れは必須となります。研ぎやすい素材でもあるので、手入れもそれほど大変ではありません。錆びてしまった場合は、錆をキレイに落として、黒錆加工すればOKです。

定期的な手入れや黒錆加工が大変だと思う人は、素材にステンレススチールを使っているものを選びましょう。ただし、切れ味が良くない可能性があるので、切れ味の良いつくりになっているものを厳選する必要があります。

キャンプで大活躍!フェザースティックの作り方は?

フェザースティックの作り方①割り箸で基本を練習

フェザースティックの作り方の1つ目は、割り箸で基本を練習することです。割り箸を地面の方に向けて立てて、ナイフを食い込ませながら上から下へと滑らせていきます。割り箸を支える持ち手は、割り箸の上部に当てます。当然ですが、ナイフを食い込ませるのは、持ち手の下からです。

割り箸を削った部分が、割り箸本体から外れないように、ナイフを滑らせていきます。慣れないうちはフェザー状にならず、ポロポロと外れてしまうかもしれませんが、コツを掴むまで気長にやりましょう。

フェザースティックの作り方②手頃な木材をバトニング

フェザースティックの作り方の2つ目は、手頃な木材をバトニングしていく方法です。割り箸に慣れたら、ホームセンターのスギの薪などを購入して練習していくと良いですね。長さは、25~40cmあれば十分です。始めはざっくりと割って、最終的に薪の太さが1.5~2cmになるようにバトニングしていきます。

本番でも、薪を縦に立てて、バトニングしていきましょう。ナイフを薪の上にあてがい、上から割っていきます。もう一本の薪を手に持ち、ナイフの上からカンカン叩いていくと、割れやすいです。きちんと乾燥している針葉樹ほど割れやすいので覚えておきましょう。ナイフじゃ無理!と感じたら、手斧で割るのもアリです。

フェザースティックの作り方③キンドリンフェザーの作り方

フェザースティックの作り方の3つ目は、キンドリンフェザーの作り方です。バトニングした木材の持ち方は、割り箸のときと同じです。焚き付けにするため、ティンダーよりも、長く厚く削るようにしましょう。ナイフの刃元の部分を当てて、上から下へと滑らせていきます。長さは、15~20cmほどあれば良いですね。


ちなみに、ナイフを上から下へと滑らせるときの持ち方は、主に2つに分かれます。ハンドル部分をしっかりと握る派と、刃の背の部分に親指を添える派です。作ってみて、しっくりくる持ち方のほうを選んでください。

フェザースティックの作り方④ティンダーフェザーの作り方

フェザースティックの作り方の3つ目は、ティンダーフェザーの作り方です。キンドリンフェザーの上部分を、火口にするために細く薄く削っていきます。別仕立てでも構いません。ナイフの刃先の部分を使うと作りやすいですね。フェザーの長さは10cm以下を目指しましょう、小さい方が着火しやすいので、短くてもOKです。

実際の手の動きを動画で確認したい方は、こちらがオススメです。ナイフの握り方を見たところ、ハンドル部分をしっかりと握る派の方のようです。

フェザースティックを使った焚き火の火起こし方法は?着火のコツも

焚き火の火起こし方法①フェザースティックに着火

お札でタバコに火をつける男性

焚き火の火起こし方法の1つ目は、フェザースティックに着火する方法です。まずは、燃えやすいティンダーフェザーに、火起こしをしていきます。燃え尽きるのが早いため、着火したらすぐにキンドリンフェザーに火を移していきましょう。フェザースティックを自作する過程で出た木くずも追加して、火力を上げていきます。

着火する場所については、キャンプ用囲炉裏テーブルなどがあると便利ですね。アウトドア用に自作する方法もあるので、こちらの記事で、囲炉裏テーブルや自作方法をチェックしてみましょう。

焚き火の火起こし方法②薪を井桁に組む

木材を加工する人

焚き火の火起こし方法の2つ目は、フェザースティックの周りに細めの薪を井桁に組んで、火起こしをしてことです。親指くらいの太さの、ナラやカシといった広葉樹で薪を作っておくと良いでしょう。さらに火力が上がってきたら、腕ぐらいの太さの薪をくべて、火を安定させていきます。

着火のコツ①天候に左右されないメタルマッチが便利

電球のついた板の壁

着火のコツの1つ目は、着火には天候に左右されないメタルマッチを準備したほうが良いということです。メタルマッチは、可燃性の高い金属を使って、火花を放つ道具です。ファイアスターターと呼ばれることもあります。マッチは濡れると役に立ちませんが、メタルマッチは天候に左右されないので、準備しておくと便利です。

ストライカーという付属の品や、ナイフの背などで本体を摩擦すると、火花が飛び散り着火します。ティンダーフェザーの近くで、思い切り擦って火起こししていきましょう。

メタルマッチ以外にも、アウトドアであると便利なアイテムはたくさんあります。こちらの記事で詳しくまとめられているので、使えそうなもの、興味があるものをピックアップしてみましょう。

着火のコツ②フェザースティックは数を用意

たくさんの丸太とLOVEの文字

着火のコツの2つ目は、フェザースティックは数を用意しておくことです。失敗しても大丈夫なように、数本作っておくようにしましょう。

とくに、キンドリンフェザーのものは、着火直後に火を大きくするために、ある程度の数が必要です。1本のフェザースティックに火がついたら、キンドリンのフェザースティックを追加して、火力を上げていきます。

自作のフェザースティックでアウトドアライフを楽しもう

羽のように木材を削っていくフェザースティックは、作り方自体は難しいものではありません。本格的なアウトドアライフを楽しみたい方は、木材を加工する技術を身につけて、火起こしをマスターしてみましょう。メタルマッチを使って、一発で着火できるようになれば、一人前ですよ。

●商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。