足の形でわかる自分のルーツとは・遺伝についても
足の形でわかる自分のルーツ①親指の長さが先祖の特徴！エジプト型
足の形でわかる自分のルーツの1つ目は、親指の長さが特徴のエジプト型についてです。エジプトが先祖とされるルーツの場合、親指が一番長く、小指に向かうにつれて短くなっていくという形になります。
注意したい点は、重心が外に傾きやすいため、外反母趾になりやすい形だと言われていることです。靴屋さんでは、足先が窮屈なパンプスは避けて、つま先が斜めにデザインされた「オブリーク・トゥ」や、丸みのあるデザインの「ラウンド・トゥ」の靴を選ぶと良いとされています。
POINT
日本人のルーツは諸説あり
足の形をもとに、いくつかのルーツを紹介していますが、日本人の先祖については諸説あります。北東アジアから渡来した、アイヌとは異なる系統を持つ、韓国・中国の系統とは離れているなど、さまざまです。エジプト型といったルーツも、数ある説のうちの一つとして捉えておいてくださいね。
日本人の先祖やルーツについて、さらに詳しく知りたい方は、こちらの記事がオススメです。日本人はどこからやってきて、どのようにして根付いたのか、その秘密に迫ってみませんか。驚きの事実が分かるかもしれませんよ。
足の形でわかる自分のルーツ②人差し指の長さが先祖の特徴！ギリシャ型
足の形でわかる自分のルーツの2つ目は、人差し指の長さが特徴のギリシャ型についてです。ギリシャが先祖とされるルーツの場合、人差し指が突出して長い形となっています。親指や中指は、人差し指よりも短いのでわかりやすいですね。
ただし、突出した人差し指は、靴に押しつけられやすいため、ハンマーの形に変形しやすいようです。靴屋さんでは、つま先がアーモンド型にデザインされた「アーモンド・トゥ」の靴が合うとされています。
足の形でわかる自分のルーツ③ほぼ均一な長さが先祖の特徴！ローマ型
足の形でわかる自分のルーツの3つ目は、ほぼ均一な指の長さが特徴のローマ型についてです。ローマが先祖とされるルーツの場合、とくに親指から中指にかけての3本の長さが同じという傾向にあります。薬指と小指は、若干短いようにも見えます。四角張った形に見えるため、スクエア型とも呼ばれます。
ローマ型の注意点は、靴ずれをしやすい形だとされていることです。また、指の間にタコや魚の目ができやすいとも言われます。形によって、いろいろな悩みができるものですね。靴屋さんでは、サイズ調整がとても大切だと言われるタイプです。
靴ずれやまめでお悩みの人は、靴のサイズ調整以外にも、対策方法があるかもしれません。こちらの記事では、靴ずれに関して知っておきたいことがまとめられています。たかが靴ずれだからと放置せず、適切な対処を心がけましょう。
足の形でわかる自分のルーツ④親指以外が平行なのが先祖の特徴！ドイツ型
足の形でわかる自分のルーツの4つ目は、親指以外が平行なドイツ型についてです。ドイツが先祖とされるルーツの場合、親指が突出して長く、人差し指から小指にかけては、ほぼ均一な長さになっています。
安定感がある形ですが、こちらも細身の靴は難しいタイプです。靴屋さんでは、親指を圧迫しないような「スクエア・トゥ」などが良いとされています。
足の形でわかる自分のルーツ⑤バラバラなのが先祖の特徴！ケルト型
足の形でわかる自分のルーツの5つ目は、人差し指以外がバラバラなケルト型についてです。ケルトが先祖とされるルーツの場合、人差し指が突出して長く、続いて親指と中指がほぼ同じとなっています。また、薬指と小指は短く、ほぼ同じという長さです。全体的にバラバラな印象となるのがポイントですね。
靴屋さんでは、「アーモンド・トゥ」や、尖ったつま先の「ポインテッド・トゥ」などがオススメされます。人差し指が長いので、ギリシャ型と似たような選び方になります。
足の形は遺伝と後天的な要素で決まる
ルーツなどが気になる足の形ですが、遺伝のほかに、後天的な要素で決まると言われています。生まれたときは、両親の足の形を受け継いでいても、その後の歩き方や重心のかけ方などで、指の長さが変わることがあります。
電車やバスといった交通機関が発達していなかった時代の人は、ローマ型の足を持つ人が多かったと考えられています。指先から足の裏まで、まんべんなく使用する機会が多かったことが理由です。現代よりも歩く距離が長く、整備が行き届いていない悪路を行く必要があったことが影響していたと言われています。
日本人に多い足の形は
日本人に多い足の形①圧倒的に多いエジプト型
日本人に多い足の形の1つ目は、圧倒的に多いのがエジプト型です。日本人の65～75％が当てはまるという、調査結果があります。そのため、日本で販売されている靴も、エジプト型のものが一番多く出回っています。
ちなみに、足の形は、左右で差が生じます。同じエジプト型でも、100人いれば、100人ともが左右のサイズが異なるのです。自分にピッタリの靴を用意するのであれば、左右の違いをきちんと測っておくことが大切です。
日本人に多い足の形②徐々に増えているギリシャ型
日本人に多い足の形の2つ目は、徐々に増えてきているギリシャ型です。日本人の20～25％は、こちらの形だと言われていて、とくに若い世代に多いことが注目されています。交通機関が充実していて、きれいに整備された道路を歩くことがほとんどなので、指先の使用が減っていることが原因だと考えられています。
日本人に多い足の形③かなりレアなローマ型
日本人に多い足の形の3つ目は、かなりレアなローマ型です。日本人の5～10％ほどしか当てはまらないと言われています。下駄を履いていた時代の人に多いタイプで、遺伝というより、足の指を使う機会が多かったことが関係していると考えられています。現在は、ライフスタイルの変化から、珍しいものとなりました。
足の形の種類やルーツ・性格も
足の形の種類やルーツ・性格占い①ロマンチストなエジプト型
足の形の種類やルーツ・性格占いの1つ目は、ロマンチストなエジプト型です。親指が長い、エジプト型の人は、ロマンチストで社交的な性格であることが特徴です。また、新しいものに触れることが好きで、活動的な面も持つため、旅行好きな人も多いとされています。仕事面でも真面目さを発揮します。
しかし、活動的なあまり、集中力が持続しないという欠点も見られます。同じ作業を長時間続けることが苦痛となるため、上手に休憩などを挟んで、気分転換できるようにすると良いですね。
POINT
占いのルーツはスペイン
足の形をもとに性格診断をする占いは、スペインの整形外科医の研究がルーツだと言われています。エジプトやギリシャの彫刻をはじめとした美術品の足の形を分析し、中国などに伝わる占いの要素を取り入れたとされています。
足の形の種類やルーツ・性格占い②リーダー気質なギリシャ型
足の形の種類やルーツ・性格占いの2つ目は、リーダー気質なギリシャ型です。人差し指の長さが特徴の、ギリシャ型の人は、さまざまな才能に恵まれています。明るく人を引っ張る力を持ち、困っている人に手を差し伸べずにはいられない、根っからのリーダータイプです。行動力もあるので、出世しやすい傾向にあります。
ただし、感受性が豊か過ぎる面もあり、ストレスをためやすいタイプでもあるので注意が必要です。イライラしたときのために、適度なストレス発散法をみつけておくと良いでしょう。
足の形の種類やルーツ・性格占い③粘り強いローマ型
足の形の種類やルーツ・性格占いの3つ目は、粘り強いローマ型です。均一な指の長さの足を持つ人は、落ち着いてじっくりと物事に取り組むことを得意とします。ヨーロッパ全土に道を作ったローマ人らしい特徴ですね。人間関係においても、聞き上手で、何かと頼られることも多いことでしょう。
ただし、物事に強いこだわりを見せることもあります。論理的で感情に流されないタイプでもあるので、これと決めたことは譲りません。親しい人とは、どの程度まで譲歩できるのか話し合っておくことが大切です。
足の形の種類やルーツ・性格占い④隠れた情熱家のドイツ型
足の形の種類やルーツ・性格占いの4つ目は、隠れた情熱家のドイツ型です。親指以外が並行なことが特徴のドイツ型は、質実剛健を地で行くタイプとなっています。意志が強く、物事にまっすぐ取り組むことが多いですね。興味のあること対しては、とくに深い情熱を注ぎ込んでいきます。
ただし、頑固で融通がきかない面も持ち合わせているので、人間関係でトラブルを起こしてしまうこともあります。ときには柔軟に物事に対処できるよう、気をつけるようにしましょう。
足の形の種類やルーツ・性格占い⑤意識高い系のケルト型
足の形の種類やルーツ・性格占いの5つ目は、意識高い系のケルト型です。指の長さがバラバラなことが特徴のケルト型は、プライドが高く、仕事などで妥協することがありません。感情豊かで、美意識にも優れているため、良い意味での意識高い系に分類することができます。
しかし、一歩間違えると、プライドの高さが災いして空回りすることもあります。ケルト型の人は、悪い意味での意識高い系とならないよう、つねに努力する姿勢を忘れないようにしましょう。
足の形に関する占いのほかに、手の指の長さで性格診断する方法もあります。気になる方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。どんな指の長さで、どんな性格になるのでしょうか。
足の形をチェックしてルーツに想いをはせてみよう
エジプト型やケルト型など、足の形からルーツを想像できるなんて、楽しいですね。ご先祖さまに想いをはせるだけでなく、占いで性格診断もできるという優れものとなっています。記事を読みながら、思わず自分の指をじっくりと眺めてしまった人も多いのではないでしょうか。
日本人のルーツに関しては諸説あるため、決めつけることはできませんが、遠いご先祖様のことを考えるのは楽しいことですよね。あなたの足の形は、何型でしたか？
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