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日本人の起源・先祖・ルーツは?|日本人のルーツに関する疑問について

更新:2019.06.21

日本人なら日本人の起源・先祖・ルーツについて知りたいと思ったことはありませんか?実際日本人と他の大陸に住む人たちとの間には少し違った容姿や文化があるとも言われています。ここでは最新の遺伝子研究などから分かってきた日本人のルーツに関する新しい見解もくわえてルーツに関する疑問の答えを紐解いてみましょう。

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日本人のルーツ(起源)・先祖(祖先)について

ルーツ(日本人はどこから来たのか)

地図

日本は世界でも珍しい島国です。つまり四方を海に囲まれ他の国と陸続きになっていない独立した島なのです。そんなことを考えると気になるのが私達のルーツです。よく、人間はアフリカ大陸で誕生し世界に広がったなどと言われますが、島国である日本に住む私達日本人のルーツは一体どこから来たのでしょうか?

こんな疑問に独自の理論で答えを打ち出した人物がいます。研究者である海部陽介氏です。海部陽介氏によると、日本人の一番最初の人類のルーツは3万8000年前に船で日本にやってきたというのです。3万8000年前に初めて本州に上陸し、そしてその後3万年前に沖縄に日本人のルーツが上陸しました。

3万8000年前というと膨大な数字ですよね。そんなはるか昔の人類がまさか船を使って日本にたどり着いたと言うのは驚くべき事実だと思います。かつては陸続きの時期に渡来したと言われていましたがその説は不可能と断定されました。まさに「日本人はどこから来たのか」という問いには明確な答えが導き出されたのですね。

先祖(祖先)

家族

日本人はどこから来たのかというルーツが判明したので、それでは次に日本人の先祖についてそのルーツを辿ってみましょう。昔から日本人の祖先は縄文人か弥生人だと言われていました。もともと日本には縄文人という狩猟採集民族がいたとされています。その縄文人と大陸から流れついた渡来人との間に生まれたのが弥生人です。

渡来人はもともと、日本人に稲作を伝えたとされている民族です。大陸、今で言う中国やロシアなどの辺りから日本に流れついたとされています。つまり弥生人とは縄文人と渡来人の今で言うハーフなのですね。もっと簡単に言いかえると、弥生人は当時で言う日本人と中国人のハーフだと言う事ができます。

遺伝子は診断できる

科学

日本人は島国なのであまり混血に意識がありませんが、アメリカやヨーロッパは混血が当たり前の国が数多くあります。そんな中で注目を集めているのが遺伝子診断です。この診断は自分の唾液からDNAを採集することで自分のルーツを知る事ができる面白い診断なのです。主に欧米やイギリスで使用されております。

まず、採集したDNAを研究所に送り数週間後に自宅にその結果が郵送されてきます。そこにはあなたのルーツが何人なのかなどが記載されているのです。「日本人なのだから日本だけだろう」と思われるかもしれませんが意外にも日本人のルーツは70パーセントなんてこともよくあるそうです。

この検査の凄い所は自分の他の国のルーツがいつ頃入ったのかまで分かることなのです。例えば1750年代に韓国系のルーツが入っている。1640年代に欧米のルーツが入っているといったものです。この遺伝子診断、自身のルーツだけでなく将来禿げるか、どのような食品が体調に異常をきたすかなどまで教えてくれるんです。


遺伝子から見る日本人について

日本人のルーツは縄文人なのか弥生人なのか

かわいい

それでは次に遺伝子から日本人を見て行きましょう。昔は日本人の祖先が弥生人であり、縄文人は絶滅した原始人だという考え方が広まっていました。しかし近年遺伝子からアプローチした研究によってその定義が間違っている事が指摘されるようになりました。まず、縄文人というのはアジア人の中でも非常に古い人種でした。

その縄文人が日本に流れ着き、定住した後にお隣中国や韓国のあたりに顔が平べったい大陸系アジア人である弥生人が定住したのです。よく日本人は顔の濃い縄文人顔と薄い弥生人顔に分かれると言いますよね。というわけで日本人のルーツは縄文人なのか弥生人なのかはっきりしていませんでした。

しかし、近年発達した遺伝子技術によってその結果がはっきりとしたのです。縄文人の遺骨のDNAを採集し検査にかけたところ、現在の日本人と同じ遺伝子がいくつか検出され、日本人には縄文人のルーツも入っている事が明らかになったのです。つまり日本人は縄文人弥生人両方のルーツがあるのですね。

日本人の遺伝子は少し変?

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最新の遺伝子研究から日本人の遺伝子は少し変わっている事が判明されました。まずミトコンドリアDNAと呼ばれるDNAタイプが日本人とチベット人は他の東アジアと別の遺伝子なんだそうです。チベット人と言われてもピンとこない方がいらっしゃるかもしれませんが、写真を見ると比較的日本人に近い容姿をしていますよ。

また、Y遺伝子と呼ばれる遺伝子が、日本人はアジア人は絶対に持っていないとされているYAPプラスの遺伝子だと最新の研究で明らかになったのです。本州の日本人はなんと全体の75パーセントがこのYAPプラス遺伝子であり、これはアジアの中でもかなり変わっているのだそう。

また、北海道の原住民族であるアイヌ人はこのYAPプラスの遺伝子が88パーセントとかなり高い確率であることも判明しました。この最新の遺伝子研究から日本人全体は他のアジア人に比べてかなり変わった民族であることが判明したのです。

アイヌ人と琉球人について

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「アイヌ人」「琉球民族」などよく耳にしますが、一体どういう民族で日本とどのくらい関わりがあるのかきちんと説明できる方は少ないのではないでしょうか。まずアイヌ人というのは北海道に古くから存在する民族です。また琉球民族は沖縄に存在する民族なのですが、2つとも日本の先住民となります。


もともと両方の民族とも縄文人のルーツを受け継ぐ先住民なのですが、非常に面白いのはその遺伝子の共通性です。近年発達したDNAの遺伝子技術によって日本の先住民であるアイヌ人と琉球民族はほとんど同じ遺伝子であることが証明されたのです。日本の最北部と最南部の民族であるのに面白い結果ですよね。

しかし言われてみると、アイヌ民族も琉球民族も非常に彫が深く濃い顔をしています。のっぺりとした顔が特徴的な一般的な日本人とは少し違いますよね。これはアイヌ人と琉球人が同じ縄文人のルーツを引き継いでいるからなのです。また今で言う一般的な日本人は韓国系の遺伝子が多い事が判明しています。

日本人のルーツに関する疑問

日本人は宇宙人から来た?

宇宙

インターネットで「日本人 ルーツ」などと検索をかけると候補欄に「宇宙人」というキーワードが現れます。宇宙人と関係が深いのは南米やアメリカのあたりで日本人とは縁遠いもののイメージがありますが何故このような結果になるのでしょうか?それは日本人の血液にヒントがあるのです。

少しオカルトチックな話になってしまいますが、日本人の血液の中にはYAPマイナスという遺伝子があり、これは他の民族には基本的に見られる事のない霊的なエネルギーの入った遺伝子なんだそうです。例えば抗がん剤や難病を治すための特効薬はこのYAPマイナス遺伝子の血清を利用するのだそうです。

顕微鏡で日本人の血液をよく見ると、日本人の一部の人たちに宇宙的な遺伝子を確認する事ができ、これは血液中の成分が他の民族と全く違ったものなんだそうです。つまり日本人は血液的に、遺伝子的に聖人のような神聖な力を持っているということなのです。これが日本人が宇宙人という噂の素です。

日本人のルーツはユダヤ人?

外人

インターネットで「日本人 ルーツ」と検索すると、宇宙人同様ユダヤ人というキーワードがヒットします。ユダヤ人とは主にヨーロッパに広く分布する民族なので、日本人と全く関係ないと思いますよね。しかし「日ユ同祖論」と言って日本人とユダヤ人が同じ祖先であるという説が囁かれているのです。

まず、日本人とユダヤ人が同じ祖先であるという根拠ですがこれには2つ理由があります。1つめはDNAに共通点があるということ。2つめは風習や文字などに似ている点が多いということです。1つ目の根拠であるDNAですが日本人の遺伝子には「YAP」という特徴的な遺伝子があります。

このYAP遺伝子が簡単に説明すると古代ユダヤの失われた12部族という遺伝子の中の2つの部族と極めて高い関連性を持つのです。これが日本人とユダヤ人の祖先が同じと言われる由縁なんですね。またユダヤ人の使うヘブライ語と日本人の使う日本語は類似点が多いのです。

骨格から見る日本人の特徴について


顔(骨格)

顔

それでは日本人の特徴を外見から見て行きましょう。まずは顔を骨格から見て行きましょう。日本人の顔は丸くて小さめの顔が特徴です。また目がしらに蒙古ひだというピンク色のひだを持っている事が特徴的です。頬骨も低く鼻も低めの骨格が多いです。彫りも日本人は浅いため。凹凸が少なくのっぺりとした印象です。

また、日本人は他のアジア諸国と比べて大きめの目をしています。瞼も一重、二重、奥二重とバラエティに富んでいます。これは昔からの特徴であり。二重瞼の人しかいない西洋人から見ると非常に特徴的だとされています。そもそも西洋では「二重」という言葉が通用しないのです。これは瞼がみんな二重だからなんですね。

また、日本人の肌の色はやや黄みがかった色をしており、これは他の東アジアの民族と変わりありません。つまりは黄色人種というくくりになるということです。人によっては遺伝子や体質の違いで色黒だったり、ぎゃうに透けるように肌が白い色白の人もいますが西洋人や黒人などとは違った肌色となります。

身長(骨格)

スポーツ

それでは次に日本人の身長における骨格の特徴を見て行きましょう。まず、日本人の骨格は西洋人に比べて小柄な部分が特徴的だと言われています。また古くから肥満の少ない国と知られ、日本人は痩せ形なことが広く知られています。

もともt日本人の身長はかなり小柄なことが特徴的でした。現代では160センチの女性は珍しくありませんが、江戸時代には160センチの女性と言うとかなりの大女だったそうです。当時は男性でも160センチいかない人が多かったと言われています。現在は欧米文化が浸透したこともあり平均身長が高くなりました。

また、日本人の骨格の特徴として胴が長く手足が短いことも挙げられます。これには根拠があり、日本人は農耕民族とおしてはるか昔から穀物を食する民族だったため小腸が長くなり、その結果胴も長くなったとされています。以下の記事では日本人に多い骨格とその骨格に似合う服装などがまとめられていますから是非見て下さい。

外見から見る日本人の特徴について

髪

それでは次は日本人の髪の特徴についてご説明致します。日本人の髪は太くて直毛なのが特徴的です。色は黒色。近年では色素の薄い茶髪が地毛の人や。生まれつき癖っ毛だったり天然パーマがかかっている人も多いですが。もともと日本人の髪の毛は太くて直毛の黒々とした髪です。まさに平安絵巻の女性が参考例ですね。

これは他のアジア人にも広く共通するようで、一般的に黒人は太く細かなウェーブがかかった髪の毛。白人は細くゆるいウェーブのかかった髪の毛。黄色人は太くストレートの髪とされているようです。ではなぜ日本人はこのような髪質なのでしょうか?一説によるとそれはアジアの気候が関係していると言われています。

日本と同じく黄色人種である中毒北部やチベット、モンゴルなどは乾燥した寒冷気候が特徴の国です。乾燥した寒い地帯で生き抜くには太くてまっすぐとした毛髪が乾燥を防ぐ役目に適しており、黄色人種はこのような髪質になったと言われているんですね。

目の色

目

世界には様々な民族があり、その目の色も様々です。ブルーやグリーン、グレーにブラックなど色々ありますが日本人の目の色の特徴はどんなものなのでしょうか。日本人の目の色はブラウン、ブラック、ライトブラウンが主に多いと言われています。ブラウンは世界の半数の人が持つ目の色と言われています。

この場合、ブラックに近いダークブラウンでありこれは日光量の多い地域の人種に多い眼の色なんだそうです。アフリカやアジアの地域の人はこのブラウンの目を持つ人が多いです。よく日本人の目はブラックだと言われますが、正確にはダークブラウンであり、本当にブラックの目の色はその瞳孔の判別が難しいほどです。

ヨーロッパや中東系に多いライトブラウンの目の色ですが、日本人にもこのライトブラウンの目の色を持つ人が存在します。メラニン色素が中程度の量であると目がライトブラウンとなります。存在するものの日本人ではかなり珍しい色なんですね。主に九州の山陰地方の人にこのライトブラウンの目が多いと言われています。

日本人のルーツを知って理解を深めましょう

いかがだったでしょうか?「私達日本人はどこから来たのか」と気にしてみると非常に興味深く感じられてきますよね。日本人は周囲を海に囲まれた島国の民族なのであまり混血に対して意識が薄いです。そんな日本人のルーツははるか昔に船でやってきた人々でした。そこから時が経ち縄文人弥生人と変化していったのです。

そんな日本人ですがDNAの研究により意外なルーツや不思議な説が現れてきました。日本人のDNAの遺伝子は他のアジアの人種に比べて非常に珍しく、似ていると思われていた中国人や韓国人とは全く異なるルーツを持つのです。また日本人の血液には霊的なDNAが混ざっており宇宙人との関連性まで叫ばれるようになりました

さらには見た目が全く違うユダヤ人とDNAの関連性や風習、文字が類似しており「日ユ同祖論」なるものまで論じられています。世界には様々な人種がいることが当たり前となっていますが、そのルーツを調べてみると興味深いものが多い様に思われます。以下の記事では血液についてまとめてあるので是非見てみてください。

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