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顔パックする時間の目安は?フェイスマスクをやりすぎるデメリットも

更新:2019.06.21

皆さんは顔にパックをするとき時間はどれくらい置いていますか?フェイスパックやフェイスマスクはやりすぎるとかえって肌の負担になることがあるのです。普段フェイスパックをしている方も、これからチャレンジする方もやり方を確認してください。

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パックの種類や選び方は?

パックの種類はいくつもある

種類がたくさん

ひとことでフェイスパック・フェイスマスクと言ってもその種類は数多く、それぞれに特徴があります。大きく分けるとパックはシートタイプと塗るタイプに分けられます。シートタイプのマスクのほかに、クレイやクリームなどの塗るタイプがあるので、自分が使いやすいと思うものを選びましょう。

種類が違うと期待できる効果も違います。この後にパックの種類別の特徴や使用時間をご紹介するので、肌質や使い心地から好みのものをチョイスしてください。

肌悩みに合わせて配合成分を選ぶ

悩み

パックには種類があり、配合成分やデザインもそれぞれ異なります。普段使っているメーカーがあるのならライン使いをするのも良いでしょう。敏感肌で化粧水がしみた経験がある方は、アルコールフリーで肌に優しいものを選ぶのがおすすめです。ニキビに悩んでいるのならアクネケアや保湿ができるパックを選んでください。

パックはただ保湿をするだけではなく配合成分によって得られる効果が異なります。自分の肌悩みに合うパックを選ぶことで、肌トラブルの改善に役立てましょう。

パックのタイプ別の使用時間の目安は?

シートパックの使用時間は5~10分くらい

シートタイプ

シートパックは初めから顔にフィットする形になっています。目元・口元・鼻には穴が開いているので、パックをしながら家事や勉強ができるのもメリットといるでしょう。シートパックの使用時間はメーカーや配合の成分によって異なりますが、5~10分くらいを目安にしてください。

コットンパックの使用時間は1~3分くらい

コットン

コットンパックは四角くカットされたコットンを使用する方法です。普段使っている化粧水をたっぷりとしみこませて肌に貼るので、パック効果が得られる手軽なフェイスパックと言えるでしょう。わざわざ専用のアイテムを買う必要がないので、コストもあまりかかりません。


ただし、シートパックのように顔の形にフィットしないので全体的なパックはできません。気になる場所を集中的に保湿したいときにはぜひ試してみてください。そんなコットンパックの使用時間は1~3分くらいを目安にしましょう。刺激の少ない化粧水を選ぶのもポイントです。

また、コットンはパックだけではなく普段化粧水をつける際にも役立ちます。手で化粧水をつけるよりも刺激になりやすいので敏感肌の方は注意が必要ですが、上手に使えばまんべんなく肌に潤いを届けることができるのです。また、使い捨てのコットンは清潔なので雑菌だらけの手を使うよりも衛生的だともいわれています。

泡パックの使用時間は20~30秒くらい

たっぷりの泡

泡パックはふわふわに泡立てた洗顔料でパックをする方法です。泡を乗せて20~30秒おくだけなので、時間もお金もかからないのです。ただし、泡パックをする際には洗顔料をしっかり泡立てる必要があります。手で泡立ててもきめ細やかな泡を作るのは難しいので、洗顔ネットなどのグッズを活用してください。

ただし、刺激の強い洗顔料を使用すると肌に負担がかかります。無駄なものが入っていない洗顔用せっけんなどは肌に優しいので、泡パックをする際には成分もチェックしてください。パック中にピリピリするような場合はすぐに泡を流して優しくスキンケアをしましょう。

クレイパックの使用時間は5分くらい

泥

クレイパックは粒子が細かい粘土を使用したパックです。クレイには汚れを吸着する働きがあるので、毛穴の汚れなどもしっかり吸着してきれいにします。クレイはシリカやマグネシウム、カリウム、カルシウム、リンなどさまざまなミネラルが入っており、商品によってその成分や色には違いがあるようです。

血行促進や代謝促進の効果も期待できるので、くすみの改善や顔色の改善にも役立つでしょう。クレイは洗顔料に配合されているものもあるので、初心者の方でも気軽にスキンケアに取り入れることができます。本格的なクレイパックにチャレンジしたい方は、クレイの成分にも注目しながら選んでください。

下の関連記事ではおすすめのクレイパックをご紹介しています。基本的なクレイパックの作り方や使い方もご紹介しています。使用する際に気を付けることもあるので、事前に確認しておきましょう。

クリームパックの使用時間は15分くらい

クリーム

クリームパックは洗顔後、化粧水で保湿した肌に使用します。クリームをたっぷりと塗って15分くらい置くことで、潤いを閉じ込めることができるのです。15分経ったら濡らしたコットンで優しくオフすれば終了。これだけでもっちりとした肌が目指せるのです。


いちいちふき取るのが面倒だと感じる方は、お風呂場でクリームパックを試してみてください。洗顔をして清潔にした肌にクリームを塗り、湯船につかりながら10分待つだけです。お風呂の蒸気で温まった肌の毛穴が開くので、じわじわと浸透します。そのままシャワーで流して普段通りのスキンケアをすれば終了です。

鼻パックの使用時間は10~15分くらい

鼻パック

鼻パックは毛穴に詰まった角栓のケアに使用されるアイテムです。保湿のためというよりは毛穴ケアのアイテムと言えます。しかし、角栓を引き抜くので肌に負担をかけるという意見もあるようです。必要な角質まで失われて肌トラブルの原因にもなります。自分の肌のコンディションや肌質などを見極めてチャレンジしましょう。

毛穴汚れの原因はメイクや汚れ、皮脂が残っているからかもしれません。汚れが毛穴で皮脂と混ざり合い、酸化して角栓になっているのです。そのため、毎日の洗顔や保湿のスキンケアで肌を清潔に保ち、ターンオーバーを正常に機能させることが改善のポイントと言えます。

下の関連記事では毛穴の角栓や黒ずみ・毛穴の開きにアプローチできる市販コスメをご紹介しています。鼻パックを使用するにしても、普段のスキンケアが重要なことに変わりはありません。一度自分のスキンケアを見直してみてください。

パックを長い時間やりすぎるデメリットは?

パックを長い時間やりすぎるとかえって乾燥する

乾燥

スペシャルケアにも使われるフェイスマスクには保湿成分や美容成分がたっぷり配合されています。そんなフェイスマスクを短時間で終わらせるのはなんだか勿体ないと感じるのではないでしょうか?長時間付けていた方が効果的だと思っている方も少なくないでしょう。

しかし、肌を潤すためのパックもやりすぎるとデメリットがあるのです。やりすぎると肌を潤すためのフェイスマスクが逆に肌の潤いを奪い、乾燥を招いてしまいます。やりすぎればパックも時間がたつにつれて乾燥していくでしょう。

作業をしている間に保湿ができるフェイスマスクですが、ドライヤーをするのは避けましょう。ドライヤーの熱風によってフェイスマスクや肌のうるおいが一緒に乾燥してしまうのです。

パックを長い時間やりすぎると肌に負担がかかる

スキンケアが負担に

パックを長い時間やりすぎると肌に負担がかかるのも大きなデメリットです。特にピーリング効果や毛穴用のパックなどは刺激が強いので使用時間は厳守しましょう。シンプルに保湿するようなフェイスパックは毎日のように使用しても良いのですが、刺激が強いパックはやりすぎに注意が必要です。

角質をケアするピーリングは肌のターンオーバーを促し、くすみ防止などにも役立ちます。フェイスパックではなくジェルでケアすることもできるので下の関連記事もチェックしてみてください。角質ケアはピーリングジェルを使い、毎日のフェイスパックは保湿重視にしたアイテム選びをするのも1つの方法です。

POINT

ターンオーバーとは?

ターンオーバーとは肌の新陳代謝のことです。肌の古い角質はピーリングなどでケアしている方も多いのですが、通常は勝手に剥がれています。古い角質が赤となって剥がれ落ちることで新しい角質が産まれているのです。しかし、このターンオーバーが乱れると肌が敏感になったりトラブルを起こしたりします。ターンオーバーが正常に機能するためにはスキンケアや規則正しい生活をおくることが重要です。

パックの上手な使い方は?時間帯や使う前の準備は?

パックをする前に洗顔をして顔を清潔にする

洗顔

パックを上手に使うためには初めに肌を清潔にしなければなりません。汚れが残っている肌にパックをしても浸透しませんし、毛穴やニキビなどの肌トラブルにもつながります。メイクをしている場合はクレンジングをして、洗顔料でしっかり皮脂や汚れを落としてください。

洗顔をする際にはぬるま湯ですすいでから泡立てた洗顔料で優しく洗います。指でこするのではなく泡を滑らせるように洗顔しましょう。最後にしっかり洗顔料を洗い流すのもポイントです。肌に洗顔料が残っていると肌トラブルや炎症を起こすことがあります。

洗顔を泡立てるのが面倒だという方は泡立たない洗顔料を使ってみてはいかがでしょうか?下の関連記事では泡立てずに使用する洗顔料をご紹介しています。洗顔料はしっかり泡立てることで肌への負担を減らしますが、ジェルタイプの洗顔料はするすると洗顔できるので摩擦も少ないのです。

目元と口元には乳液やクリームを塗っておく

クリーム

目元と口こ元には乳液やクリームを塗っておくも上手にフェイスパックを使うコツです。フェイスパックは目元や口元、鼻までしっかりカバーできません。洗顔後にそのままパックを付けると無防備な状態になるので、局部的に乾燥してしまうのです。

特に目元や口元は皮膚が薄く乾燥しやすい部分です。乾燥すると目じりの小じわが目立つようになるので、見た目年齢にも大きく影響するでしょう。せっかく顔を保湿するのなら、細かい部分にも気を使ってケアしたいものです。

目元や口元などのフェイスパックでカバーしきれない部分は事前に乳液やクリームを塗って乾燥から守ってあげましょう。また、目元や口元を保湿する専用のパックもあるので肌が薄い部分もしっかりケアしてください。

パックの上からラップをかぶせる

かぶせる

パックはすぐに乾燥してしまうと感じる場合は上からラップをかぶせるのも1つの方法です。パックのうるおい成分が空気中に蒸発することを防ぐので、無駄なくしっかり肌を潤すことができます。また、フェイスパックをする際には毛穴を開かせてから使うのもポイントです。

蒸しタオルで顔を温めると毛穴が開き、血行も良くなります。フェイスパックの前だけではなく、メイク前や化粧水をつける前のタイミングでも役立つ方法です。

フェイスパックが1枚ずつ包装されているタイプのアイテムなら、パック自体を温めるという方法も使えます。お風呂の後に使う場合は湯船に袋のまま入れておくだけで温かいフェイスパックを試せます。

POINT

お風呂の中でのフェイスパックは?

湯船につかっている間は体の中の老廃物も排出するために汗が流れています。 お風呂の中でパックを付けてしまうと美容液は浸透しにくいようです。

朝のフェイスマスクで肌に潤いをチャージする

朝パック

スキンケアをワンランクアップさせてくれるフェイスマスクですが、使う時間帯によって使い分けることでさらに効果を実感できます。まず、朝パックする場合は保湿を重視してください。夜保湿しているとはいえ、眠っている間に肌は乾燥していきます。

乾燥した状態ではメイクの仕上がりも悪くなりますし、化粧崩れもしやすくなります。なので、朝の洗顔が終わったら一度潤いをチャージしましょう。フェイスパックは保湿しながらほかのことができるので忙しい朝にもピッタリです。

夜のフェイスマスクで栄養をチャージする

夜マスク

朝のパックでは潤いをチャージするのに対し、夜のパックでは栄養をチャージします。もちろん夜も保湿は大切なのですが、夜はお風呂に入るので毛穴が開いています。その状態でパックをすると肌の奥までしっかり成分を浸透させることができるのです。

下の関連記事ではおすすめのフェイスパックをご紹介しています。ランキング形式でご紹介しているので、悩んでいる方でも選びやすいのではないでしょうか?続けやすいプチプラのアイテムもあるので毎日のスキンケアにプラスして肌に潤いを届けてください。

時間を守ってパックの効果を実感しよう

フェイスマスク・パックは肌に潤いを届けることができるアイテムです。しかし、時間を守らずにやりすぎると逆効果になります。メーカーが時間を指定している場合は、その時間よりもやりすぎないよう注意しましょう。効果をしっかり実感し、美肌を目指すためにも時間を守ってフェイスマスクを使用してください。

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