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バイトがやめる前兆6選!雰囲気や辞め方に優秀な人が退職する理由も

更新:2019.06.21

最近バイトスタッフの様子がおかしい、今回はそんな不安を抱える人のために、バイトがやめる前兆をご紹介します。また雰囲気が変わった、辞め方を調べているなど、そんな前兆を見てしまった時はどうすればよいでしょうか?バイトをやめる原因や採用辞退する理由に注目しつつ、その答えをチェックしていきましょう。

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バイトがやめる前兆6選

バイトがやめる前兆①雰囲気が変わる

ぼんやりする人

バイトがやめる前兆1つ目は「雰囲気が変わる」ということです。これは「最近、何だか○○さんの様子がちょっとおかしい気がする」といった具合に、上手く説明はできないけれど何となく違和感がある、そんな雰囲気です。

本人も言葉にしてはいないものの、心の中では様々な葛藤が渦巻いていたり、はたまた心が諦めの念にのっとられていたりして、その状態が漠然とした雰囲気となって、無意識のうちに表に出てきてしまっているわけなのですね。

バイトがやめる前兆②口数が少なくなる

静かにデスクに座る人

バイトがやめる前兆2つ目は「口数が少なくなる」ということです。これは元々あまりしゃべらないタイプの場合だと見分けるのが難しいのですが、普段からおしゃべりな人や、いつもハキハキしているような人が急に寡黙な態度を取るようになったら要注意です。

バイトをやめたい、もしくは既にバイトをやめる決心をしている人の中には「どうせもうやめるし」という投げやりな心理状態になる人もいます。その結果、バイト仲間や上司に気を遣わなくなったり、必要最低限のことしか話さなくなったりする、ということがあるのですね。

バイトがやめる前兆③遅刻・早退・欠勤が増える

道に座り込む人

バイトがやめる前兆3つ目は「遅刻・早退・欠勤が増える」ということです。特に、今まで真面目な勤務態度だった人や優秀な人であればあるほど、職場に対する強い拒絶の気持ちが出てきた時に、突然このような形となって現れることが多いですね。

さらに「ああもう嫌だな、サボっちゃえ」という確信犯タイプならまだよいのですが、「きちんとしたいのに、なぜかできなくなってしまった」というタイプは注意が必要で、この場合、本人の自覚なく大きなストレスを抱えていたり心身ともに疲弊していたりすることがあります。


バイトがやめる前兆④バイトの辞め方を検索している

スマホを見つめる人

バイトがやめる前兆4つ目は「バイトの辞め方を検索している」ということです。かなりあからさまな前兆ですが、バイトがあまりにも嫌すぎて、休憩中などにスマホ片手にバイトの辞め方のシミュレーションをしているパターンです。

なかなか人目につかない兆候なので非常にレアなのですが、別のバイトさんがうっかりスマホの画面をチラ見してしまい「○○さんがバイトの辞め方を調べている!」と気付いて発覚することもあります。バレるとまずい職場であえてやっていることから、本人の中では既にやめる決意が固まっている場合も多いです。

バイトがやめる前兆⑤新しいことを覚えようとしない

やる気のない人

バイトがやめる前兆5つ目は「新しいことを覚えようとしない」ということです。これは本人が「どうせもうやめるから新しい仕事を覚えても意味がない」と思っていることが原因です。とりあえず話は聞いているけれど上の空の雰囲気、新しい役割を与えようとしたら断られた、などといった兆候が見られた場合、注意が必要です。

バイトがやめる前兆⑥優秀な人なのにミスが増える

うっかりミスが増える

バイトがやめる前兆6つ目は「優秀な人なのにミスが増える」ということです。今まできっちりと業務をこなし、周りからも頼りにされていた人がちょっとしたことを間違えるようになる、よく忘れる、といった傾向が見られるようになったら要注意です。

これは今のバイトの辞め方などを考えていて「心ここにあらず」な状態でいるか、もしくはバイトをやめる気はないものの、業務に集中できないほどの何かに気を取られている可能性があります。どちらにせよ、よい状態ではありません。もしこのような様子が見られた場合には、さりげなく声をかけてあげることをおすすめします。

また、本人としては誰にも相談できない問題をひとりで抱えている可能性もあり、声をかけても話してくれない可能性もありますが、それでも「誰かが気にかけてくれていた」ということは本人にとって安心に繋がります。


バイトをやめる・採用辞退する原因4選

バイトをやめる・採用辞退する原因①別の職場に採用された

本命のバイト先を選ぶ

バイトをやめる・採用辞退する原因1つ目は「別の職場に採用された」ということです。せっかくよい人が見つかって「いざ採用!」となったにもかかわらず、バッサリ断られた時のショックは計り知れませんが、こればかりは仕方ありません。人には皆、自分がどこの職場で働くかを選ぶ自由があります。

バイトをやめる・採用辞退する原因②仕事内容や環境が合わない

仕事が合わない

バイトをやめる・採用辞退する原因2つ目は「仕事内容や環境が合わない」ということです。思っていたのと違う、頑張ってみたけれどどうしても無理、最初はよかったけれどだんだん合わなくなった、などいろいろな状況がありますが、これも仕方のないことで、無理強いはさせられない理由の一つですね。

バイトをやめる・採用辞退する原因③職場の人間関係や社員に不満がある

人間関係トラブル

バイトをやめる・採用辞退する原因3つ目は「職場の人間関係や社員に不満がある」ということです。これはよくある職場の退職理由トップ3などにも常にランクインしている理由ですよね。「仕事は好きだったけれど人間関係がきつくてやめた」そういう経験がある人も多いのではないでしょうか?

具体的には、職場にどうしても苦手な人がいる、仕事を教えてくれない、いやがらせをされる、社員の管理能力が低い、指示をもらえず放置されるなど、本当に様々な理由があります。特に的確な指示を出すべき社員や先輩が無能であった場合、その下につく人が優秀であればあるほど大きな不満を抱えやすいものです。

バイトをやめる・採用辞退する原因④給料が見合っていない


お金は大事

バイトをやめる・採用辞退する原因4つ目は「給料が見合っていない」ということです。これには「こんなに大変なのに給料はたったこれだけ」「バイトなのに社員のような仕事もさせられる」などといった背景があります。

他にも「昇給制度」というものに期待して入ったものの、実際にはかなり現実的でない条件がかけられている、もしくは雀の涙ほどの額しかアップされないといったことに不満を抱くケースもあります。仕事は実際に業務を始めてみないとその実態が分からない部分も大きいので、これも仕方のない原因の一つですね。

ここまでいくつかの原因をご紹介しましたが、以下の記事ではさらに「バイトが突然バックレる」という最悪の辞め方をしてしまう理由や、そんな時の対処法もご紹介していますので、こちらもぜひ参考にしてみて下さいね。

バイトがやめる前兆を出した時の退職予防法4選

バイトがやめる前兆を出した時の退職予防法①他のバイトにさりげなく聞く

さりげなく聞く

バイトがやめる前兆を出した時の退職予防法1つ目は「他のバイトにさりげなく聞く」ということです。上司にはなかなか本音を見せない人でも、同僚には愚痴をこぼしていることがあります。そのため、本人に話を聞く前にまずは周りから様子を窺って雰囲気を掴んでみるのも一つの手です。

ちなみに声をかける時は「○○さんのことなんだけど、最近どんな感じ?」といった具合にサラッと聞いてみるのがコツです。あまり深刻になりすぎずに「客観的に状況を知りたい」というスタンスで働きかけるようにしましょう。

バイトがやめる前兆を出した時の退職予防法②本人にヒアリングをする

ヒアリングする

バイトがやめる前兆を出した時の退職予防法2つ目は「本人にヒアリングをする」ということです。一番手っ取り早いダイレクトな方法ですが、最後までなかなか本音を吐けない人もいるため、先ほどご紹介した「他のバイトにさりげなく聞く」という方法と併せて取るのがおすすめです。

もし、個人的にヒアリングをすることで目立ってしまい、それが本人に影響することが懸念される場合には、全員のバイトに面談を実施してカモフラージュするというのも一つの方法です。誰の目から見ても明らかに様子がおかしい場合を除き、ヒアリングする際もこういったちょっとした気配りは必要です。

バイトがやめる前兆を出した時の退職予防法③匿名OKのアンケートをとる

アンケートをとる

バイトがやめる前兆を出した時の退職予防法3つ目は「匿名OKのアンケートをとる」ということです。面と向かってはなかなか言いにくいことでも、紙に整理して出すアンケートなら吐き出しやすいこともあります。特に匿名であれば、より高い本音効果が期待できます。

ちなみにこのアンケートは何か変化があった時にだけ実施するのではなく、日頃から「何でもご意見箱」のような形のものを置いておき、いつでも気軽に投稿できるようにしておくのがおすすめです。こうすることで「もうやめる」と決心されてしまう前に、ストップをかけられる可能性が高くなります。

バイトがやめる前兆を出した時の退職予防法④業務改善を行う

業務改善をする

バイトがやめる前兆を出した時の退職予防法4つ目は「業務改善を行う」ということです。ごく個人的な事情がある場合を覗き、バイトをやめる理由の多くが職場環境に起因しています。そのため、ヒアリングの際の意見を元に、改善できるところは改善していくことが大切になってきます。

業務改善を行うことでやめるのを思いとどまってくれる場合もありますし、またその逆もあります。どちらにせよ現状をよくしていくためには必要なことですので、ぜひ今一度見直しをかけることをおすすめします。また、そんな時にはぜひ以下の記事も参考にしてみて下さい。

バイトがやめる前に早めの対策を!

働きやすい環境を作ろう

さて今回は、バイトがやめる前兆やそんな時の対策法などをご紹介してきました。ちょっとした雰囲気の変化で気付く場合もあれば、逆にまったく何の兆候も見られない場合もあります。また残念ながら「退職」という流れになってしまった場合も、お互いにとって気持ちのよい辞め方をしてもらえるよう配慮が必要です。

しかしながら、そんな残念な事態にならないのが一番ですよね。そのためにも、普段からバイトスタッフ全員の様子をしっかりと見守っておくことが大切です。そして何より、少しでも変化を感じた時にはできるだけ早めの対策を取るようにしましょう。

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