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自作タンドール窯の作り方とは?家庭用タンドリー窯のナンを焼く方法も

更新:2019.06.21

みんなでワイワイ楽しみたいときには、自作のタンドール窯で使ったナンをふるまってみてはいかがでしょうか?でも、タンドール窯なんて用意できないと思っているあなた!タンドール窯は、身近な材料で簡単に作ることができるんです!今回は家庭用のタンドール窯の作り方や、ナンの焼き方についてもご紹介します!

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自作タンドール窯の材料と道具10選

家庭用自作タンドール窯の材料・道具①素焼きの植木鉢

家庭用自作タンドール窯の材料・道具1点目は、素焼きの植木鉢です。一体植木鉢なんてどこに使うの?と思われる方も多いことでしょう。この植木鉢は、ナンを張り付けて焼く窯の部分になるんです!意外な使い方に思わず驚いてしまいますよね。

熱が加わることになるので選ぶとしたら素焼きタイプの植木鉢を選びましょう。火にかけても割れる心配がないのでおすすめです。また、窯になる部分ですので、余計な装飾やペイントがされていないものを選びましょう。

家庭用自作タンドール窯の材料・道具②園芸用バーミキュライト

家庭用自作タンドール窯の材料・道具2点目は、園芸用バーミキュライトです。バーミキュライトと言えば園芸用品としては同じもの物ですよね。バーミキュライトは、土や砂利などが原料となっているうえ、ほぼ菌がいないと言われているため、タンドール窯に使うのにも最適なんです!

タンドール窯を作る場所によっては、窯が倒れたりしないように安定度を上げるため、多めに用意しておくと便利です。園芸が趣味の方なら、自宅にもあるでしょうし、ホームセンターやスーパーなどでも販売されているので手に入りやすいです。

家庭用自作タンドール窯の材料・道具③焼き網

家庭用自作タンドール窯の材料・道具3点目は、焼き網です。丸いタイプの焼き網を用意しましょう。大きさは、ペール缶に入るぐらいの大きさを用意しておきます。焼き網を何に使うのかというと、ナンを貼り付けて焼く窯となる植木鉢を支えるために使います。

BBQなどの際には結構頻繁に使うものでもあったりするので、アウトドア好きの方は多めにストックしておいてもよいでしょう。また、不要な焼き網をお持ちの方や、使い古しの焼き網をお持ちの方は再利用して使ってみるのでも、もちろん構いません。

家庭用自作タンドール窯の材料・道具④ペール缶

家庭用自作タンドール窯の材料・道具4点目は、ペール缶です。ペール缶は、先ほども言った通り、タンドール窯の燃焼部であり、支えとなる部分です。火が通ることを考え、ペイントや装飾が施されていないものを選ぶのが選ぶ際のポイントです。

また、持ち手部分にプラスチック等が付いていると、熱で溶けてしまう可能性もあるので、使う際はプラスチックの部分を取り外してから使います。ちなみに、ペール缶自体はホームセンターなどでも手に入るほか、インターネットでも簡単に手に入れることができるので、ぜひ探してみてくださいね。

家庭用自作タンドール窯の材料・道具⑤空き缶


家庭用自作タンドール窯の材料・道具5点目は、空き缶です。空き缶は、350ml程度の空き缶を2本用意しましょう。この2本の空き缶が何に使われるのかというと、ペール缶内部の燃焼部と植木鉢で作る窯の部分を補強するためのものになります。そのため、小さすぎたり、大きすぎたりすると火の調整が難しくなります。

空き缶は、大きさえあえば中身の関わらず使用することができます。ただし、空き缶を使う際は、中身を洗ってから使うようにしましょう。アルコール等が残ったまま火のそばで使うと、火事や事故のおそれもあるので注意して使ってくださいね。

家庭用自作タンドール窯の材料・道具⑥ハンマー

家庭用自作タンドール窯の材料・道具6点目は、ハンマーです。ハンマーは、植木鉢の底の部分を叩いて割るために使う道具です。植木鉢の底の部分は、大きな面で思いっきり叩いてしまうと、全体を壊しかねませんので、できるだけハンマーのヘッド部分は小さめのものを選ぶのがよいですね。

また、重いものを選んでしまうと叩き割る際に想像以上に疲れてしまうことになるので、選ぶであれば女性でも手軽に使用することのできる軽量タイプのハンマーを選ぶとよいでしょう。ちなみに、ハンマーはアウトドアでもよく使うものですので、アウトドアキッドとして用意しておくのもおすすめです。

家庭用自作タンドール窯の材料・道具⑦軍手

家庭用自作タンドール窯の材料・道具7点目は、軍手です。軍手は、アウトドアではマストアイテムの1つです。特に、タンドリー窯を自作する際には必ず用意してもらいたい道具の1つです。ハンマーを使う際手を保護するために使いますし、火をおこしたり、炭を移動させるのにも必要となります。

火を使う際に使うので、できればゴムなどが付いたものでないものを選ぶのがおすすめです。また、軍手はアウトドア以外にもお掃除などでも使えるアイテムですので、自宅に多めにストックしておいても問題のない道具です。

家庭用自作タンドール窯の材料・道具⑧木炭

家庭用自作タンドール窯の材料・道具8点目は、木炭です。ナンを焼くためには必要不可欠な木炭は、ホームセンターなどでも手軽に手に入るものです。アウトドアでよくBBQをされる方なら、お持ちの方も多いはずですね。木炭を選ぶ際は、ペール缶にも入る小ぶりなBBQ用の炭を選んでおくといいですね。

ちなみに、木炭は普段でも使うことができるものなんです。室内の嫌なニオイを吸い取ってくれるほか、吸湿性にも優れていることから、お部屋のニオイ取りなんかにも利用されているんです!もし、BBQなどで炭が余ってしまったら、ニオイ取りに利用してみてもよさそうですね。

家庭用自作タンドール窯の材料・道具⑨トング

家庭用自作タンドール窯の材料・道具9点目は、トングです。トングは2種類用意しておくと便利です。1つは、起こした炭をペール缶に入れるための火箸的なトングと、もう1つは焼いたナンを取り出したり貼り付けるためのトングです。

手から滑ってやけどをしないためにも、滑り止めグリップや、掴んだものが滑りづらいように加工してあるタイプのトングを選ぶととても便利です。少々長めのトングを選んでおくと、窯の中の火の調整もしやすいのでおすすめです。


家庭用自作タンドール窯の材料・道具⑩着火用具

家庭用自作タンドール窯の材料・道具10点目は、着火用具です。アウトドア上級者なら、マッチさえ持っていけばOK!なんて方もなかにはいますが、なかなか自分ひとりでは火おこしできないという方は着火用具を用意しておくと便利です。

画像のようなファンが付いた着火用具でもいいですし、燃焼を促すための着火剤を用意してもいいですね。自分が火おこししやすいものを選んで用意しておきましょう。ちなみに、火起こしや炭起こしといった作業は、タンドール窯とは別の場所で行うことになりますので、必要に応じて火起こしセット一式も併せて用意しましょう。

自作タンドール窯の作り方とは?

自作タンドール窯の作り方①植木鉢の底にハンマーで穴を開ける

自作タンドール窯の作り方1つ目は、植木鉢の底にハンマーで穴を開けることです。植木鉢をひっくり返したら、あらかじめ空いてある穴から少しずつハンマーを使って穴を開けていきましょう。この時、思いっきりハンマーを叩きつけると、大切な植木鉢の側の部分まで割れてしまい、使い物にならなくなってしまいます。

タンドール窯の作り方の大部分がこの作業ですが、根気強く少しずつ穴を広げていくよう、丁寧にハンマーを下ろしていきましょう。ちなみに、この作業ではハンマーで手を打ち付ける危険性もあるため、軍手でしっかり手を保護しながら行ってください。

自作タンドール窯の作り方②ペール缶に空き缶とバーミキュライトを入れる

自作タンドール窯の作り方2つ目は、ペール缶に空き缶とバーミキュライトを入れることです。ペール缶の中に空き缶を2本、上下を逆にして立てて入れます。そして、その上からバーミキュライトを入れていきます。バーミキュライトを入れる目安は、だいたい空き缶の高さと同じになるくらいです。

バーミキュライトを入れる際は、ペール缶のなかで空き缶が転んでしまわないようスコップだったり手だったりを使って少しずつ入れていくとよいでしょう。バーミキュライトを入れたら、面が平らになるように、手で平らにならしていきましょう。

自作タンドール窯の作り方③バーミキュライトの上に網を乗せる

自作タンドール窯の作り方3つ目は、バーミキュライトの上に網を乗せることです。網を乗せることで、上部のナンを貼り付けて焼く窯となる植木鉢が、バーミキュライトに埋まらないように支える役割を果たしてくれます。

ちなみに、バーミキュライトの中には空き缶がしっかり入っているため、編み目の大きさはさほど気になりませんが、もし取り出しやすいようにしたいという方なら足つきのものを選んでおくと、片付けが便利ですね。もし丸い焼き網が手に入らなかった方は、金属製のワイヤーでできた鍋敷きなんかでも代用OKです。

自作タンドール窯の作り方④穴をあけた植木鉢をペール缶にセットする


自作タンドール窯の作り方4つ目は、穴をあけた植木鉢をペール缶にセットすることです。鉢がしっかり安定するようにするためにも、作り方のなかでもバーミキュライトの面を平らにすることは、特にしっかり行いましょう。

また、使っているうちに火の燃焼について気になってきたという方は、ペール缶に空気穴をあけたり、それを補強するための部分を取り付けてみたりしてもいいですね。色々自分で工夫して、より使いやすいよう色々と手を加えてみましょう。

自作タンドール窯の作り方⑤炭を窯の中にセットする

自作タンドール窯の作り方5つ目は、炭を窯の中にセットすることです。別で起こしておいた炭を、タンドール窯の燃焼部分となる丸い焼き網の上にセットします。この時、やけどをしないよう炭の移動の際には必ず軍手とトングを使いましょう。

ちなみに、炭がなかなか起こせない場合には、周りで小さな枝や葉っぱ、新聞紙などを下にして、その上にすみを重ねるようにしてから火をつけると火がつきやすくなります。小さな枝や葉っぱは、乾いているものではなく、枯れていて水分が抜けているものを選ぶとより火が付きやすくなります。

手作りナンのおいしいレシピは?

手作りナンの作り方①用意する材料について

用意する材料

  • 強力粉 250g
  • ドライイースト 大さじ1/2
  • 砂糖 大さじ3
  • 塩 小さじ2/3
  • 水 160cc
  • バター 15g

ナンを作るための材料は以上の通りです。手料理が好きな方ならすぐわかる通り、だいたいパンを作るときと同じ材料が必要となります。また、手順も大体同じなので普段からパンを作るのが好きな方なら、とても簡単に作ることができますよ。

日清製粉 ナン|小麦粉&パスタレシピ

手作りナンの作り方②材料を混ぜる

材料を用意したら次は、材料を混ぜていく作業を行います。ゴムベラを使って混ぜていきましょう。先に強力粉、ドライイースト、砂糖、塩をさっくり混ぜて置いたら、あとからぬるま湯と室温に戻しておいたバターを加えてしっかり混ぜます。ある程度弾力が出てきたら手でしっかりとこねます。

手作りナンの作り方③生地を発酵させる

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#ナン生地 寝かせちゅう。 #均等じゃないw

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混ぜた記事は丸めて寝かせ、発酵を促します。1次発酵にだいたい30分程度寝かし、途中ガス抜きをしてさらに2次発酵で大きくなるまで寝かせましょう。発酵の際は水分が蒸発しやすくなるので、濡れふきんなどで水分調整を行うほか、温かい場所で寝かせると発酵がしやすいです。

手作りナンの作り方④適当な大きさに伸ばして焼く

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朝から食べてばっかりだったのでパン捏ねてカロリー消費wむしろ、この後摂取するカロリーのためのカロリー消費w ナン生地こね上がり。 パン作りにはまり始めて、ペストリーボードが欲しくなったけど、重いしかさばるので、こちらのシリコンマットを購入。 木製のテーブルでもシンクでもぴたっと密着してちっとも滑らないし、べたつく生地も剥がれやすいし、買ってよかった!! 目盛りつきでタルト作るときも活躍しそうだから、もっと早く買っておけばよかった。 他にも角食ケース、バヌトンかご、デジタル温度計、繰り返し使えるオーブンシートも購入。 この流れはやばい… もともとは、強力粉を注文するつもりが、こんなに買い込んでしまったw いつもスーパーでかなり安くゲットできる強力粉カメリアがなくなっちゃって、カメリアは定期的に安くするのに定価で買うのもなんだし、どうせならいつもと違う粉も試してみたいなと思って、定番のイーグルとリスドォル、全粒粉を買ってみた。 粉の違いなんてわかるようなレベルじゃないけど、小麦粉ってこんなにいろんな種類があったんだ、使う粉によって仕上がりが全然違うんだ…など、自分でパンを作るようになって初めて知って、そういう発見が楽しい。 #手ごねパン#ナン#手作りナン#ナン生地#手ごね#シリコンマット#コッタ#cotta

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発酵の後はいよいよ焼きに入ります。自宅で焼く際は、自作のタンドール窯を使うほか、フライパンなどでも焼くことができます。あまり火が強いと焦げてしまうため、中火くらいで3分程度、ふんわりと焼き上げていきましょう。ちなみに同じ要領でパンも作ってみたい方は、次の記事も参考にしてみてくださいね!

タンドール窯を使ったナンの焼き方は?

タンドール窯(タンドリー窯・ナン焼き窯)の使い方①窯の内側にナンを貼る

タンドール窯(タンドリー窯・ナン焼き窯)の使い方1つ目は、窯の内側にナンを貼ることです。本場のナンは、大きな円筒の窯にナンを張り付けて焼いて作られます。それと同様に、自作のタンドール窯でも貼り付けて焼きます。張り付きづらいときは霧吹きで水分を与えるとくっつきやすくなります。

タンドール窯(タンドリー窯・ナン焼き窯)の使い方②火の調整をする

タンドール窯(タンドリー窯・ナン焼き窯)の使い方2つ目は、火の調整をすることです。火が強いとすぐにナンが焦げてしまうので、状況に応じて炭の量を調整しましょう。火がついた炭は非常に危険ですので、取り扱いの際は必ず周りを見ながら行いましょう。

タンドール窯(タンドリー窯・ナン焼き窯)の使い方③焼けたか中を確認する

タンドール窯(タンドリー窯・ナン焼き窯)の使い方3つ目は、焼けたか中を確認することです。しっかり中が焼けていないと腹痛を起こす可能性もあるので、きちんと中まで火が通っていることを確認してみましょう。また、焦げ過ぎている部分は取り除いてから食べてくださいね。

自作のタンドール窯で普段のBBQを楽しくしよう!

普段のBBQにちょっと飽きてみたら、自作のタンドール窯や次の記事でも紹介しているようなエスニック柄で揃えたエスニックBBQに挑戦してみましょう!ナンやタンドリーチキンなど、きっとみんなに喜んでもらえるはずです。そのためにも、手軽に作れるタンドリー窯作りに挑戦してみてくださいね。

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