基本的なレース編みの編み方は？
基本的なレース編みの編み方①糸の持ち方も！鎖編み（くさりあみ）
基本的なレース編みの編み方の1つ目は「鎖編み（くさりあみ）」です。レース編みの一番の基本となる編み方ですが、その前に、糸とがかぎ針の持ち方も覚えましょう。糸の持ち方は、利き手でない方の手の中指と薬指の手前に挟むように持ち、糸端が前に来るように持ちます。人差し指で糸を張り、親指と中指でつまみます。
かぎ針は、利き手の親指と人指し指で持ち、中指を添えるように持ちます。鎖編みは、糸をかぎ針に一回転させ引っ掛けて輪をくぐらせます。目が出来たら、糸を引っ掛け輪をくぐらせ繰り返すことで鎖編みになります。詳しい鎖編みの編み方は以下の動画を参考にしてください。
基本的なレース編みの編み方②細編み（こまあみ）
基本的なレース編みの編み方の2つ目は「細編み（こまあみ）」です。細編みは先程の鎖編みの目を拾いながら編んでいきます。立ち上がりの鎖編みを1目編んだら、作り目のひとつめの裏山にかぎ針を入れて糸を拾い引き抜きます。もう一度糸をかぎ針に引っ掛けて引き抜くと、細編み1目出来上がりです。
鎖編みで作った作り目に細編みを繰り返していくと、写真のような細かい編み目で編みあがっていきます。背が低い編み方で、レース編みにの時に必ずと言っていいほど必要になる編み方ですので覚えてくださいね。細編みの詳しい編み方・編み図は、以下の動画を参考にしてください。
基本的なレース編みの編み方③長編み（ながあみ）
基本的なレース編みの編み方の3つ目は「長編み（ながあみ）」です。先程ご紹介した細編みよりも、一度に編める長さが長いので、細編みよりも効率よく編める編み方になります。効率は良いですが、細編みより目は粗くなります。細編みは立ち上がりが鎖編み1目でしたが、長編みは鎖編み3目で立ち上げましょう。
次に、かぎ針に糸をかけたら下から5つ目の鎖編みの裏山にかぎ針を入れます。糸を引っ掛けて引き抜き、さらに引っ掛けて引き抜きます。もう一度引っ掛けて引き抜くと、長編み1目出来上がりです。長編みの詳しい編み方・編み図は、以下の動画を参考にしてください。
基本的なレース編みの編み方④引き抜き編み
基本的なレース編みの編み方の4つ目は「引き抜き編み」です。引き抜き編みは、編み時を拾い編みたい位置まで糸を持っていく時や、減らし目をする時などに編む、最も背の低い編み方になります。また、作品の縁を補強する時にも便利な編み方です。
引き抜き編みは、編み地を手前に回し、立ち上がりの鎖編みは編みません。詳しい編み方・編み図は、以下の動画を参考にしてください。かぎ針でレース編みを始めたいと思った方は、以下の100均で購入できるかぎ針の記事もぜひご覧ください。初めてで不安でも、100均で材料がそろえばレース編みを始めやすいですよ！
初心者におすすめの編み図は？
初心者におすすめレース編みの編み図①簡単！シンプルコースター
初心者におすすめレース編みの編み図の1つ目は「簡単！シンプルコースター」です。レース編みの基本の編み方を覚えたら、レース小物作りにチャレンジしてみましょう！初心者の方におすすめなレース小物はコースターです。小さい作品ですので、簡単で完成も早いですよ。
以下のリンクのシンプルコースターは、先程ご紹介した基本的なレース編みの編み方が出来れば、初心者の方でも簡単に作れるデザインになっています。編み図も載っています。手順も参考にしてぜひ編んでみてください。編み方に慣れたら、途中で色を変えたりデザインを変えたりしてアレンジしてみてくださいね。
シンプルコースターの材料
- レース糸（コットン）…20gくらい
- かぎ針…5号
シンプルコースターの編み方・作り方
- 輪から編み始めます。1段目は輪の中に、長編み16目編みます。
- 2段目は、鎖編みと長編みを交互に編み、増し目していきます。
- 3段目は、2段目の鎖編み部分に長編みを編み、鎖編み2目編み繰り返します。
- 4段目は、3段目の長編みの上に長編み1目、鎖編み2目、3段目の鎖編み部分い3目長編みを一度に引き抜きを繰り返します。
- 5段目は、4段目の鎖編み部分に細編みを、3目の長編み部分に鎖編みをして縁取るように仕上げます。
- 糸の始末をしたら、出来上がり！
初心者におすすめレース編みの編み図②レース編みドイリー
初心者におすすめレース編みの編み図の2つ目は「レース編みドイリー」です。ドイリーとは、花瓶などの下に敷く敷物のことを言います。コースターの大きめなタイプといってもいいでしょう。こちらのレース編みドイリーはレース編みに多くある花のデザインの編み方です。周りを編み進めて、好みの大きさに仕上げましょう。
どんどん周りを編み進めていくと、コースターやドイリーではなく、テーブルクロスやソファーカバーのような大きな作品にもなります。レース編みの編み方に慣れてきたら、ぜひ大きなレース編みの作品にもチャレンジしてみてください。
レース編みドイリーは白いレースで編むとエレガントに、生成りやブラウンなどで編むとナチュラルテイストに仕上がります。あなたの好きな雰囲気のレース糸を選んで編んでみてください。以下のリンクに、詳しい編み方・編み図が載っていますので参考にしてください。
レース編みドイリー初心者におすすめレース編みの編み図③レース編みアクセサリー
初心者におすすめレース編みの編み図の3つ目は「レース編みアクセサリー」です。レース編みで小さな花のモチーフを編み繋げることで、可愛いアクセサリーと作れます。写真のようにチェーンパーツとつないでもOKですし、以下のリンクの作り方は首周り部分もレースで仕上げています。
首周り部分をレースで仕上げるととてもエレガントでステキなのですが、私がレースネックレスを作った時には、白いレースにファンデーションや汗がついてしまって大変でした。すべてレースで編むネックレスの場合は、タートルネックの上からつけるなどの工夫をしましょう。
以下のリンク、動画を参考にしてレース編みアクセサリーにチャレンジしてみてください。ネックレスだけでなく、ピアスやブレスレットに加工しても可愛いので、ぜひ作ってみてくださいね。ピアスの作り方を知りたい方は、以下の記事も併せてご覧ください。
レース編みネックレス
初心者におすすめレース編みの編み図④レース小物
初心者におすすめレース編みの編み図の4つ目は「レース小物」です。大きめなレース小物もいいですが、時間があるときにとても小さなレースパーツを作りためておくのもおすすめです。先程ご紹介したアクセサリーのパーツとして使用してもいいですし、ヘアゴムやブローチ、アップリケ、オーナメントなどにも加工できます。
レース小物・モチーフは、時間があるときにたくさん作っておいておけば思いついたときにすぐに使えますから、初心者の方はレース編みの練習も兼ねてたくさん作ってみてください。以下の動画に、小さなレース編みモチーフの作り方・編み図が載っています。参考にして下さい。
初心者におすすめレース編みの編み図⑤レースシュシュ
初心者におすすめレース編みの編み図の5つ目は「レースシュシュ」です。かぎ針編みのレースシュシュは、慣れるまで毛糸で編む練習をしてもいいかもしれません。シュシュは、ヘアゴムにレース糸を編み込んでいきます。レースは細いので力の入れる具合（引っ張る力）や加減も難しいのです。
ゆるいと中野へゴムが見えてしまいますし、糸が細いためレース糸がヘアゴムに食い込んでしまったりします。毛糸であればその加減が比較的簡単なので、毛糸で作るかぎ針編みのシュシュに慣れてからチャレンジするといいでしょう。
以下の記事に、毛糸で編むシュシュの作り方が載っていますので、参考にして編んでみましょう。ビーズを入れ込んで編む方法もありますよ。レース糸のシュシュの作り方は、以下の動画をご覧ください。
レース編みの編み方が学べるおすすめの手芸本は？
レース編みの編み方が学べるおすすめの手芸本①かぎ針編みの基礎BOOK
レース編みの編み方が学べるおすすめの手芸本の1つ目は「いちばんわかりやすいかぎ針編みの基礎BOOK」です。これからかぎ針編みをスタートするという方や、編み方に悩んでいるという方におすすめの本になります。簡単な編み方も多く初心者向けです。
もっとたくさんのかぎ針編みの方法を学んで、作品の幅を広げたいという方はぜひこちらの本を参考にレース編みをしてみてください。詳しい内容は、上記Amazonをご覧ください。
レース編みの編み方が学べるおすすめの手芸本②50のモチーフと22の作品
レース編みの編み方が学べるおすすめの手芸本の2つ目は「50のモチーフと22の作品―アンティーククロッシェより―」です。に帆では鉛見られないフランスのアンティークレースの編み方などが多く載っており、人とは少し違った作品にチャレンジしたいという方にピッタリの本になります。
分かりやすい編み図で記載されていますので、初心者の方でも大丈夫です。アンティークな雰囲気が好きな方はぜひご覧ください。本の詳しい内容は上記Amazonをご覧ください。
レース編みの編み方が学べるおすすめの手芸本③かぎ針編みのベストパターン
レース編みの編み方が学べるおすすめの手芸本の3つ目は「レース・かぎ針編みのベストパターン」です。人気のモチーフパターン、ドイリーはもちろん、レース編みのアクセサリーに活かせるエジングとブレードの編み方が多く載っています。
ミニモチーフの編み方もたくさん載っていますので、小さな作品作りが好きな方におすすめです。本の詳しい内容は上記Amazonをご覧ください。
レース編みで可愛いモチーフを作ろう！
いかがでしたでしょうか？レース編みは細かいハンドメイドなので難しそうですが、基礎を覚えてしまえは簡単に編めることが分かりました。あなたの作ってみたいレース編みはありましたか？編み方を覚えて、可愛いレース編みをたくさん作ってくださいね！
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