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床で寝るメリットやデメリットは?固いところで布団なしで床寝する方法も

更新:2019.06.21

床で寝る、という発想はお持ちですか?この記事では床に寝るメリットとデメリットをご紹介しています。固いフローリングの上での床寝は未知の世界ですよね。布団なしでの床寝方法などいろんなタイプの床寝のコツもご紹介していますのでチェックしてみてください。

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床で寝るメリットと理由は?

床で寝るメリットと理由①背骨を矯正してくれる

スタイル

床で寝るメリットと理由の1つ目は、背骨を矯正してくれる効果がある、ということです。柔らかい寝床で寝ると、身体が下に沈みますよね。ですが、人間の身体に対して平行で安定した面に身体を横たえるというのが、横から見た時に正しい姿勢になっているのです。

床に寝ることで、朝起きた時に首の痛みがなくなった、肩こりがなくなった、腰痛が改善された、おかげで寝起きがすっきりできるようになった、という声もよく聞かれます。床で寝ることは、身体がより健康になる手助けをしてくれる場合があるとわかりますね。

仰向きになった時に身体が一直線に見えることが本来の理想の寝姿です。固いフローリングの床の上に身体を横たえることは、背骨を矯正して正しい姿勢を維持するのに一役買っている、ということになります。日常生活で悩んでいる猫背が改善され、身体の調子が良くなる可能性も高いですよ。

床で寝るメリットと理由②デトックス効果があり健康に良い

アイマスク

床で寝るメリットと理由の2つ目は、デトックス効果がある、ということです。寝床が固いことで適度に腎臓、肝臓、皮膚などに刺激をもたらし、血流が良くなることで老廃物を外に出す効果が期待できます。胃腸の働きも同時に良くするので、便秘がちな人は便秘解消の効果も期待できます。

床に寝るだけでデトックス効果が期待できるなら、とても手軽に実践できる方法ですよね。入眠前に入浴剤入りのお風呂に入るとさらなるデトックス効果も期待でき、ぐっすり眠れるのではないでしょうか。おすすめのバスソルトランキングは関連記事をご参考にどうぞ。

床で寝るメリットと理由③寝るところにダニが繁殖する心配が無い


うれしい

床で寝るメリットと理由の3つ目は、ダニが繁殖する心配が無いということです。ベッドやマットレス、敷布団を使っている人が悩むのが寝床をいかに清潔に保つか、ということですよね。フローリングで寝る場合はそもそもダニが繁殖するような環境が無いため、掃除もラクラクです。

また、アトピーなどにも悩んでいる人にとって、ダニが繁殖しにくい環境というのは身体に最適であって、床に寝ることでアトピーが良くなった、という例もあるようです。洗濯や布団用クリーナーで一生懸命掃除をする時間も短縮されますし、労力も最小限で済みますよね。

床で寝るメリットと理由④部屋が広く使える

広い部屋

床で寝るメリットと理由の4つ目は、部屋が広く使えるということです。最近、物をなるべく持たないミニマリスト、という方々の生活が話題にもなりますが、床寝はミニマリストの方々も実践している方法でもあります。なぜなら、場所をとるベッドや布団類を最小限持たなくて良くなるからです。

部屋の大部分を占めるベッドが無いだけで、部屋がだいぶ広く有効活用できますよね。物を置いている場所にも賃料が発生している、という考え方もあるくらいですから、床に寝るのはとても合理的で生活する上でも理にかなった方法だと言っても過言ではありません。

床で寝るメリットと理由⑤パッと起きられる

ジョギング

床で寝るメリットと理由の5つ目は、目覚めが良く、パッと起き上がることができる、ということです。言いかえれば、寝床からとても出やすい、ということです。身体が沈むマットレスやベッドの中では、起きるのになかなか決意がいる、なんていう経験は誰しも経験していますよね。

床はもともととても固く、布団なしなので、起きてからダラダラする、という場所にはなりえないです。ですので、目覚めたらすぐに起き上がる、つまりダラダラしていても快適な場所ではないからすぐに起きて支度ができる、というメリットがあるわけです。


確かに、柔らかいマットレスの上だと、ついつい気持ちよくて二度寝までしてしまう、などということがあるのではないでしょうか。起きたくないなーと思っていると余計にそういった状態になってしまいますよね。起きてからの時間を無駄にしない、という点でもとても良いですよね。

床で寝るデメリットと理由は?

床で寝るデメリットと理由①人によっては身体に不調が生じ腰痛も

風邪

床で寝るデメリットと理由の1つ目は、床に寝ることによって人によっては身体に不調が生じるということです。もともと、床寝でも熟睡できる人、というのは身体に十分な筋肉がついていたり、痩せやすい体質であったり、身体が柔らかかったりというのが前提である、という説があります。

床で寝ることによって朝起きた時に身体がバキバキになっていると感じたり、腰痛が悪化したり、身体が痛すぎて日中の仕事に支障をきたすようなことがあれば、まずは床に寝るのに挑戦する前にそのためのストレッチや運動をして、もう少し体作りをしてからのチャレンジにしたほうが良い場合があります。

床で寝るデメリットと理由②冬にフローリング床寝は寒い

寒い

床で寝るデメリットと理由の2つ目は、冬は寒い、ということです。反対に夏は涼しいので、夏は涼しいというメリットが期待できます。ただ、冬はエアコンを付けていても暖かい空気というのは軽いので、上にどんどん行ってしまい、床は寒いです。上部と下部で、気温の差は10度以上もある、と言われています。

もともと冷え性の人や寒さが苦手な人は、さすがに真冬はフローリングの固い床で寝るのは苦労するのではないでしょうか。フローリングに直に寝ると身体の熱を奪われるデメリットもあります。寒い状態ですと、寝付きも悪いですし、底冷えしてしまいますよね。冬だけは床で寝ることを断念した、という声もあります。

床で寝るデメリットと理由③寝床が固いと寝返りをうちにくい


嫌

床で寝るデメリットと理由の3つ目は、寝返りをうちにくい、ということです。人は睡眠中に20回は寝返りをうつ、と言われています。寝返りをうつことで、筋肉をほぐしたり血液を循環させて疲労を解消させたりしています。

柔らかいマットレスやベッドの上だと、その跳ね返る力を利用して寝返りをしているので、楽に寝返りをうてています。ところが、床に直に寝ると床が固いために反発する力が無く、寝返りの回数が激減します。そのため、人によっては寝起きに腰痛や背中の痛みを感じる原因となります。

床で布団なしで寝る痛くない方法やコツは?

床で布団なしで寝る痛くない方法やコツ①極力仰向けにならないで床に寝る

スマホ

床で布団なしで寝る痛くない方法やコツの1つ目は、極力仰向けにならないで寝ることを意識する、ということです。固い床に寝ることを実践し始めて、はじめにぶつかる壁が腰痛です。固い床に足しておしりの部分が出っ張っているので腰が浮いた状態になり、負担を感じるからです。

腰痛を感じないためにも、抱き枕などを利用してしがみつき、なるべく横向きになって寝ると腰に負担がかかりにくいでしょう。前述したように、固いフローリングで布団なしで床寝すると寝返りも打ちにくいため、慣れないうちは仰向けにならないような寝姿でいると良いです。

もしどうしても仰向けで寝たい場合は、かかとのところに座布団や丸めたバスタオルなどを置いて足を乗せると尾骨の上の痛みも軽減されます。腰部分の服による出っ張りが痛かったりもするので、フラットな服を着て寝るのもおすすめです。

床で布団なしで寝る痛くない方法やコツ②寝る前にストレッチ

ストレッチ

床で布団なしで寝る痛くない方法やコツの2つ目は、寝る前にストレッチをすることで身体を床寝に適した状態にしてから寝る、ということです。ストレッチボールなどを利用して、ストレッチボールの上に寝て、ストレッチをしてから背中が緩んでいる、というのを体感します。

そのストレッチの後なら、固いフローリングの床に直に寝ても、背中が浮かずにべったりと床に密着しているのを感じることができますよ。ヨガなどをして身体を十分に緩めるのもおすすめです。身体を緩めたらすぐに寝る、というのがコツです。こうすることで布団なしの固い床寝でも身体への負担は少なくてすむでしょう。

床で布団なしで寝る痛くない方法やコツ③スペースを広く取る

スペース

床で布団なしで寝る痛くない方法やコツの3つ目は、スペースを広く取る、ということです。人は、もともとの本能で寝ていても危険を察知します。寝ているところに家具などの障害物があると無意識にそちらの方へは寝返りを打たなくなってしまうのです。

もともと床寝する時は寝返りの回数が減るデメリットについて前述しましたが、ますます寝返りの回数を減らさないためにも、障害物は避けてできればまるまる一部屋床で寝るためのスペースに使うくらい、広くスペースを取ると良いでしょう。

スペースを広く取るためにも、今すぐにベッドを捨てたい、という方は関連記事をご参考にどうぞ。大きいものですから、捨てるのも大変ですよね。捨てた後は、部屋がかなり広々としたように感じるのではないでしょうか。

床で寝るという選択も視野に入れて健康になろう!

床で寝るメリットとデメリット、寝る時の痛くない方法やコツについてご紹介しましたがいかがでしたか。引っ越しの時や、自分の部屋作りをする時は、まずベッドや布団のインテリアを考えますよね。寝るのに快適な環境をまずは用意しておかなきゃ、と思うのが普通の考えです。

ベッドや布団がそもそも無い、という考えを持っている人は少ないかもしれませんが、今後は床に寝ることも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。床に寝ることで快適な睡眠や寝起きが得られて、健康になる人もいますし、アレルギーの改善や部屋が広く使えるなどのメリットもあるなら実践するのもありですよね。

今回の記事の中でもミニマリスト、という言葉が出てきましたが、「持たない主義」という観点からインテリアを考えてみるのも一つの方法です。持たないことで得られるメリットもたくさんありますので、気になる方は関連記事を読んで、ミニマリスト御用達の寝具を寝具選びに役立ててみてください。

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