シャゲダンの意味や由来や元ネタとは?煽りなどのマナー違反の行為5選
更新:2019.06.21
シャゲダンという言葉を聞いて、ピンと来る人は、きっと機動戦士ガンダムの対戦ゲーム経験がある人ですね。シャゲダンを知らない人のために、由来や元ネタについてまとめてみました。ときには敬意をこめて使われる、シャゲダンの意味とは何なのでしょうか。
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INDEX
シャゲダンの意味の解説3選
シャゲダンの意味の解説①しゃげだんとも呼ばれる対戦ゲームでの煽り行為
シャゲダンの意味の解説の1つ目は、しゃげだんとも呼ばれる、対戦ゲームでの煽り行為だということです。レバーやコントローラーを左右に小刻みに動かすことで、操作しているキャラクターにプルプルした動きをさせることができます。
対戦ゲーム中に行うことですが、戦うという本来の目的とはかけ離れた行動のため、煽り行為として捉えられます。キャラ操作に不慣れなゲーム初心者の人は、偶然シャゲダンのような動きをしてしまい、煽りと捉えられて困惑することもあるようです。対戦ゲームを行う人は、小刻みな動きにならないよう注意しましょう。
シャゲダンの意味の解説②対戦ゲームにおける戦術の一つ
シャゲダンの意味の解説2つ目は、対戦ゲームにおける戦術の一つとして考える人もいることです。対戦ですから、最終目的は勝利をもぎとることにあります。シャゲダンの変則的な動きは、フェイントとして相手を惑わせることにも使えそうですが、最大の理由は心理戦に使えるということです。
シャゲダンが煽りの意味を持つことを逆手にとって、相手を挑発することができますね。戦いは、頭に血がのぼった方が不利になります。しかし、分かっていても無駄な動きにイライラさせられる可能性は否定できません。万が一、ダウンした隣で煽られると、起き上がりしだい叩きのめしたくなることもあるでしょう。
また、チーム戦の場合は、味方に向けられたターゲットを自分に向けることで、戦いの幅が広がることもあります。そのため、あえて目の前でシャゲダンを行い、注目を集めるということも可能でしょう。ただし、全体的には煽り行為と捉えられることの方が多いため、「マナーが悪い人」扱いをされる危険性は高くなります。
シャゲダンの意味の解説③対戦相手に敬意を払う行為
シャゲダンの意味の解説の3つ目は、対戦相手に敬意を払う行為だというものです。こちらの意味は比較的新しいもので、有名なプレイヤーが動画サイトで推奨したことがきっかけだと言われています。動画サイトを視聴した人を中心に広まりをみせていますが、全体的には敬意と認めるプレイヤーは、まだまだ少数派です。
また、似たような意味で、「シャゲダンは挨拶」という意見もあります。プレイヤー歴が長かったり、仲間内で使用したりする場合に使われる傾向にあります。しかし、敬意や挨拶というポジティブな意味よりも、煽り行為というネガティブな意味で捉えられることの方が多いのが現実です。
そもそも敬意を表すとは何なのか?シャゲダンを見て、言葉の意味につまづいてしまった人は、こちらの記事で再確認をしてみましょう。詳しい意味を知って、煽りなのか敬意なのか、自分でも判断してみましょう。
シャゲダンの由来や元ネタとは?
シャゲダンの由来や元ネタとは①始まりは機動戦士ガンダムの対戦ゲームから
シャゲダンの由来や元ネタの1つ目は、始まりは機動戦士ガンダムの対戦ゲームからだということです。機動戦士ガンダムといえば、ロボットアニメの代名詞とに言える作品ですね。このアニメをもとに、2001年に『機動戦士ガンダム連邦vs.ジオン』という、ゲームセンターでのアーケードゲームが開発されました。
ロボットアニメが元ですから、多くの機体を操作して対戦するタイプのものです。シャゲダンを行うために、最適の機体があったことから誕生しました。しかし、当時はガンダムファンの間でも、まだまだマイナーな表現だったと言われています。
機動戦士ガンダムについて興味がわいてきた方は、こちらの記事の内容もオススメです。有名なアニメだけに、さまざまな名言が残されているので、併せてご覧ください。
シャゲダンの由来や元ネタとは②名前の由来はシャア専用ゲルググダンスから
シャゲダンの由来や元ネタの2つ目は、名前の由来は「シャア専用ゲルググダンス」からきているということです。「シャア」というのは、機動戦士ガンダムの中でも主人公と二分するほどの人気を誇るキャラクターの名前です。優秀なパイロットでもあるため、アニメでも専用の機体が準備されていました。
シャア専用の機体の一つが、ゲルググという名前のものだったんですね。ゲームでも採用されて、他の機体とは別次元の機動性を誇る機体でした。この機動性が、まさにシャゲダンをするのに最適だったのです。レバーを左右に動かしたところ、他の機体では真似できない、ダンスのようなプルプルした動きが完成しました。
そして、「シャア専用」「ゲルググ」「ダンス」の、それぞれの頭をとって「シャゲダン」という言葉も完成したのです。初めて聞いたときは、ずいぶん変わった名前だと思いましたが、由来と元ネタを見てみると納得ですね。
シャゲダンの由来や元ネタとは③『エクストリームバーサス』でメジャーに
シャゲダンの由来や元ネタの3つ目は、アーケードゲームとしてのシリーズ9作目である『機動戦士ガンダムエクストリームバーサス』でメジャーな技になったということです。それまでのシャゲダンは、知る人ぞ知るというものでしたが、エクストリームを堺に使用者が一気に増えたと言われています。
エクストリームにも、シャア専用ゲルググはプレイヤー機体として登場しますが、この頃になると専用ゲルググ以外でのシャゲダンも一般的となっています。しかし、煽り行為を意味することだけは、今も昔も変わりません。
また、シャゲダンよりもさらに大きな動きが可能となる動きも発見され、「エクストリームシャゲダン」という名前で差別化されています。小刻みに動くだけのシャゲダンとは異なり、玄人が操作するものでは、回転しながらの高速移動や対空なども可能だとされています。
シャゲダンの由来や元ネタとは④アニメで扱われてさらに広まる
シャゲダンの由来や元ネタの4つ目は、2018年に放送された『ポプテピピック』というアニメで扱われて、さらに広がりをみせたことです。少し昔のアニメやゲームを元ネタにしたパロディが特徴だったため、シャゲダンをネタにした回があったのです。
その結果、アニメで登場した「シャゲダン」の意味が分からず、検索などで由来や元ネタを探す人が増えるという現象がおこりました。対戦ゲームを嗜む人以外にも、シャゲダンの名前が広がった作品でした。
ネット用語などでは、シャゲダンのほかにも、由来が元ネタが気になるワードがたくさんあります。こちらの記事で紹介している「エクゾディア系女子」も、かなり気になりませんか?どんな女子を指していうのか、その理由をチェックしてみましょう。
シャゲダンが煽り行為とみなされる理由は?
煽り行為とみなされる理由①余裕のある態度が気に障ったため
煽り行為とみなされる理由の1つ目は、シャゲダンが誕生したばかりのときは、シャア専用ゲルググが強かったことに関係します。強さで圧倒する相手に、あえてシャゲダンという無駄な行動とることで、「お前の相手をするなんて遊びながらで十分だ」という態度に見えていたと言われています。
また、他の機体を圧倒するスピードも持ち合わせていたため、高速でプルプルする様子が目障りだと感じた人も多かったのです。確かに、一生懸命倒そうとしている相手に、遊びのような動きでプルプルされたらイライラしてしまいますね。
余裕のある態度と、他の機体では真似できないスピードが災いして、煽りとして定着してしまったと考えられます。他の機体でのシャゲダンが可能になった今でも、煽り行為として認識されています。
煽り行為とみなされる理由②対戦相手を待つ間に行われていたため
煽り行為とみなされる理由の2つ目は、対戦相手を待つ間に行われていたことも関係します。シャゲダンが誕生した当初、タイマンなどの勝負をするときに、相手の到着を待つ間にも行われていたことがありました。
敵となる相手に対して、「まだか!早く戦いにこい!」のように意味で使われていたと言われています。対戦が始まる前の段階で、相手を挑発する行為となっていたんですね。
煽り行為とみなされる理由③敬意のカケラもない態度が見られたため
煽り行為とみなされる理由の3つ目は、地面に倒した対戦相手の横で、シャゲダンの動きを見せるプレイヤーも存在したためです。倒した相手の横で、目障りな動きをするという敬意のカケラもない態度が見られたため、煽り行為だとみなされました。
倒された方にとっては、「どうした、早く立てよ!」と言われているような気持ちになってしまうんですね。神経を逆なでされるため、悪質な行為だとされています。敬意を表すためだという意見もありますが、念のために、シャゲダンにならないよう対戦中の動きには注意しましょう。
ゲーム中にシャゲダンをされた時の対処法は?
ゲーム中にシャゲダンをされた時の対処法①無視する
ゲーム中にシャゲダンをされた時の対処法の1つ目は、何事もなかったかのように無視することです。対戦ゲームの目的は、あくまで戦うことを楽しむことであって、相手を煽ることではありません。イライラするだけ損だと思って、何事もなかったかのように無視するのが一番です。
とくに仲間内ではない、見知らぬ相手にされたときに有効な方法です。煽りとして捉える人よりは少数派ですが、戦術や挨拶の一環として行う人もいるためです。また、敬意を表すものだと思っている人も、可能性としてはゼロではありません。無用な争いに発展させないためにも、無視しておくと良いでしょう。
明らかに煽りだと分かっている場合でも、心の修行だと思い流せるようにできると良いですね。頭に血がのぼっても、良いことは何一つありません。「しょうがない人だなあ」と、笑って無視しておきましょう。
ゲーム中にシャゲダンをされた時の対処法②シャゲダン返しをする
ゲーム中にシャゲダンをされた時の対処法の2つ目は、こちらも負けずにシャゲダン返しをすることです。目には目を、歯には歯を、シャゲダンにはシャゲダンをという精神です。明らかに煽りで、相手側が始めたときに、返してやると良いでしょう。
とくに、ダウンしたときに、操作しているキャラクターの隣でされてしまった場合に、相手に同じことを返してやると、効果倍増かもしれません。やりすぎてしまうと不毛な争いになってしまいますが、ストレスを溜め込みすぎないように、適度に発散するのも大事なことですよね。
もちろん、仲間内の挨拶として採用している場合は、シャゲダン返しをしてもなんの問題もありません。周りに迷惑がかからない範囲で楽しんでくださいね。
ゲーム中にシャゲダンをされた時の対処法③撃墜する
ゲーム中にシャゲダンをされた時の対処法の3つ目は、全力をあげて撃墜することです。実際に、煽り行為として行った場合、周りから集中攻撃を浴びることも少なくありません。かなり、諸刃の剣のような要素があるんですね。
また、シャゲダンで煽り行為をしたにもかかわらず負けてしまうのは、プレイヤーとしてとても恥ずかしいことだと認識されています。プルプルした動きにイラッとした場合、全力で撃墜すると、仕返し効果としてはバツグンでしょう。ただし、あくまでゲームなので、やりすぎは、ほどほどにしておきましょう。
ゲーム中にシャゲダンをされた時の対処法④通報する
ゲーム中にシャゲダンをされた時の対処法の4つ目は、メーカーや運営に通報することです。ゲームの基本マナーとして、煽り行為を禁止しているものは多いですね。マナーとして禁止されているゲームの場合、メーカーや運営に悪質な煽り行為を行っている者がいると通報するのも一つです。
メーカーなどによっては、アカウントを停止することで対処するところもあります。しかし、ゲームによっては煽り行為に、とくにお咎めがないものもあるので、その点には注意しておきましょう。
初めてのゲーム場合は、自分に自覚がなくても、周囲に煽りだと判断されてしまうこともあります。自分が通報される立場になってしまわないためにも、煽りをはじめとするマナーには注意しておきたいですね。
シャゲダン以外のゲームの基本マナー5選
シャゲダン以外のゲームの基本マナー①対戦相手などを批判しない
ゲームの基本マナーの1つ目は、対戦相手などを批判しないことです。アーケードゲームに限らず、近年ではオンラインゲームでも、見ず知らずの相手と遊べる機会が増えてきました。対戦する以外にも、同じチームになって共闘することもありますね。
しかし、ゲームに参加する人が全員、同じ実力であるわけがありません。強い相手と戦って負けてしまうことも、メンバーの些細なミスで負けてしまうことも考えられます。そんなことになっても批判をせず、ゲームを楽しんでいくことが大切です。
シャゲダン以外のゲームの基本マナー②初心者狩りをしない
ゲームの基本マナーの2つ目は、初心者狩りをしないことです。初心者の場合、十分な技術も知識も身についていないため、勝つことはたやすい相手です。そのため、あえて初心者の対戦相手となり、叩きのめそうとするプレイヤーも存在します。
楽しもうと始めたことのに、序盤で嫌な思いをしてしまうと、ゲームに参加すること自体をやめてしまうこともあります。プレイヤー人口が減ってしまう可能性につながるため、初心者を執拗に狙ってはいけないとされています。
シャゲダン以外のゲームの基本マナー③捨てゲーをしない
ゲームの基本マナーの3つ目は、捨てゲーをしないことです。捨てゲーとは、ゲームを放棄して途中でプレイをやめてしまうことです。対戦の場合は、相手に不快感を与えてしまいますし、チームの場合はメンバーに迷惑がかかります。アーケードゲームの場合、相手に無駄なお金を払わせることになりますね。
事情があって、どうしてもプレイをやめなければいけなくなった場合は、一言伝えるかゲームオーバーにするかして対処すると良いでしょう。
シャゲダン以外のゲームの基本マナー④横取りをしない
ゲームの基本マナーの4つ目は、横取りをしないことです。アーケードゲームの場合は、列への割り込み行為、オンラインゲームの場合は、他人が標的にしている獲物を横取りする行為などが当てはまります。中には、ドロップアイテムを持ち去るケースもあるので、注意が必要です。
シャゲダン以外のゲームの基本マナー⑤運営の規約を守る
ゲームの基本マナーの5つ目は、運営の規約を守ることです。ゲームセンターで遊ぶにしろ、オンラインゲームで遊ぶにしろ、必ず規約が存在します。ゲームを始める前にきちんと規約をチェックして、全員で楽しく遊べるように守っていくことが大切です。
シャゲダンは使わずゲームを楽しもう
シャゲダンの由来や元ネタをチェックしてみると、煽り行為としての意味で捉えられることがほとんどです。敬意として使う人もいますが、ゲームを円滑に進めるためには、自分から使うのは、やめておいた方がよさそうです。
アーケードもオンラインも、全員で楽しんでこそですね。煽り行為をしなくても、楽しめる要素は満載なので、シャゲダンは使わずに充実したゲームライフを過ごしましょう。
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