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猫の首根っこのつかみ方や持ち上げる方法7選!後ろ/クリップ/つかみ

更新:2019.06.21

猫の首根っこをつかむという方法があります。つかみ方や持ち上げる方法、洗濯バサミでの方法をご紹介します。無理やり行ってしまうと猫が傷ついてしまう場合があります。この方法は、決してリラックスさせる方法ではなく、首の後ろをつかむことで猫を大人しくさせる方法ですのでお気を付けください。

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猫の首根っこのつかみ方は?

猫の首根っこのつかみ方①まずは首の後ろのマッサージから

猫の首根っこのつかみ方は、まず首のマッサージを行いましょう。急に首を掴まれ、持ち上げてしまうと猫にストレスと負担がかかってしまいます。まずは優しく首の後ろを優しくマッサージしましょう。そうすることで、持ち上げる際の負担を減らすことが出来ます。

猫の首根っこのつかみ方②ゆっくり持ち上げる

猫の首根っこをつかんだ後は、ゆっくり持ち上げましょう。まずは首のマッサージで、猫を安心させて、大丈夫そうであればゆっくりとつかみ、その後ゆっくりと持ち上げてあげましょう。猫は気まぐれで、嫌な事をされるのを嫌います。猫の機嫌が悪かったり、体調が悪そうなときはやめてあげましょう。

猫の首根っこをつかむ時の注意点は?

猫の首根っこをつかむ時の注意点①洗濯バサミを使うかすぐに抱っこを

猫の首根っこをつかむ時の注意点は、つかんで持ち上げたらすぐに抱っこしてあげるようにしましょう。猫の首根っこを持ち上げるという行為は、昔からされているつかみ方です。しかし、猫にとっては体への負担になってしまう場合もあるのです。洗濯バサミを使う方法もありますが、あまりおすすめはしません。

猫の首根っこをつかむと、腰に負担がかかります。また、人間同様、猫にも痛覚というものがあります。人間が首根っこをつかまれると痛いと感じるように、猫も「痛い」と感じるのです。洗濯バサミを使用する方法も、洗濯バサミの使い方によっては痛いと感じさせてしまいます。

猫の首根っこをつかむ時の注意点②嫌がったらすぐ解放してあげる

猫の首根っこをつかむ時の注意点は、猫が嫌がっている場合はすぐに手を放してあげましょう。猫は警戒心が強い動物です。嫌だと感じる事を何度もされてしまうと、懐くどころか警戒されて近寄らなくなってしまいます。また、触られるのすら嫌になってしまう場合もある為、嫌がったらすぐに放してあげましょう。


猫を乱暴に扱ってしまうと、臆病な子になるか、大変攻撃的な子になるかのどちらかです。これでは、本来リラックスできるはずの場所でも、まったくリラックスすることが出来なくなってしまいます。猫がリラックスできる空間を作ってあげる為にも、優しく接してあげましょう。

猫の首根っこから持ち上げる方法7選

猫の首根っこから持ち上げる方法①洗濯バサミやクリップで慣れさせる

猫の首根っこから持ち上げる方法は、まず洗濯バサミやクリップなどで首の後ろをつまみ、慣れさせると良いでしょう。これは、暴れん坊な猫の爪を切る際の方法として用いられる方法で、猫の反射反応を利用しています。この方法を試すことで、首の後ろをつかまれても大丈夫なのかを確認することも出来ます。

洗濯バサミやクリップなどを使った大人しくさせる方法ですが、動物の不動化反射というものを利用した行為です。不動化反射とは「PIBI(ピビ)」と呼ばれ、猫を大人しくさせる「鎮静反応」だともいわれています。洗濯バサミを使う事で、より安全に猫の爪切りなどを行う事が出来るのです。

猫の首根っこから持ち上げる方法②猫の首の皮だけをつかむ

猫の首根っこから持ち上げる方法は、猫の首の後ろの皮だけをつかむようにしましょう。猫の首の筋肉まで一緒に掴んでしまうと、痛みで怒ってしまう可能性があります。猫を首根っこから持ち上げる場合は、本当にその後ろの部分が皮だけなのかを確かめてからつかみましょう。

子猫の場合は、体に負担をかけることはありません。親猫が子猫を移動する際に咥えて行動する際、ちゃんと親猫が理解をしている為、痛みを感じないんだそうです。しかし、成猫になると、体重もかかってくるため、かなりの負担になってしまいます。しっかりと知識を入れ、猫に接してあげましょう。

猫の首根っこから持ち上げる方法③首の後ろのつかむ量を徐々に増やす

猫の首根っこから持ち上げる方法は、徐々につかんでいる部分の量を増やすことです。猫によっては、首を触られるだけで嫌がる場合もあります。持ち上げる為には、徐々に慣らしていき、つかんでいる範囲を徐々に広げていくことも大切です。猫に負担をかけないように心がけましょう。

皮や脂肪を掴むのはよいのですが、筋肉までつかんでしまうと、血管を傷つけてしまう恐れがあります。それだけ、首根っこをつかむのにはリスクが必要となります。猫の首根っこをつかむという行為は、賛否両論ありますが、絶対にしなくてはいけないつかみ方ではない為、その猫に合った行動を心がけてあげましょう。


猫の首根っこから持ち上げる方法④前足が浮くくらいまで持ち上げてみる

猫の首根っこから持ち上げる方法は、前足が浮くくらいまで持ち上げてみましょう。そこで嫌がった場合は、すぐに手を放してあげましょう。猫を持ち上げる際に、前足が伸び、万歳の状態になったらリラックスしている証拠です。

そこまで行くことが出来れば、猫の首根っこをつかんでも問題はありません。しかし、上記の注意点で紹介した通り、猫の体に負担がかかる場合があります。首根っこをつかんでも、すぐに抱っこしてあげるか、ゆっくり放すかのどちらかにしてあげましょう。

猫の首根っこから持ち上げる方法⑤猫の状態をしっかりと確認する

猫の首根っこから持ち上げる方法は、首根っこをつかんだ際の猫の状態をしっかりと確認することが大切です。首根っこをつかんだ際の猫の反応は、上記の画像のような状態が正しい状態となります。もし、上記の画像の状態のようになっていなければ、それは正しくはない首根っこのつかみ方となります。

昔の人は、首根っこをつかんだ時にとる猫の行動で、賢い猫かそうではない猫か判断する人もいました。ですが、上記の画像のような状態ではなかったのであれば、それは正しくない猫の首根っこのつかみ方なのです。猫の負担にならないように、首根っこをつかんであげましょう。

猫の首根っこから持ち上げる方法⑥首輪をしている猫は外してから

猫の首根っこを持ち上げる方法は、首輪をしている猫の場合は首輪を外してから首根っこをつかみましょう。首輪をしていると、どうしても首輪が邪魔をしてしまい、首を絞めつけてしまいます。いくら丁寧で、正しい首根っこのつかみ方をしていたとしても、猫が苦しいと感じてしまう事をしてしまうと嫌われます。

動物と言えば、面白い行動をとり、人間を和ませてくれる場合もあります。猫だけではなく、他の動物の面白シーンなどをまとめたシーンをTVで特集したりしますよね。では、猫の面白い行動とは、どんな行動なのでしょうか。下記の記事は、猫のあるあるをまとめた記事です。猫好きさんも、そうでない方も、是非ご覧ください。

猫の首根っこから持ち上げる方法⑦重い場合は2か所つかんでもOK!


猫の首根っこから持ち上げる方法は、猫が重い場合は2か所つかんでもOKです。どうしても、猫が肥満になってしまうと、抱っこするのもつかむのも重く感じてしまう事があります。そういった場合は、背中の皮も一緒につかみましょう。

首だけをつかむのが怖いと感じてしまう方もいるかもしれません。そういった人は、首根っこと背中を同時につかむことで、安定するのです。また、格好的にも母猫につかまれていた時の状態になる為、猫もリラックスすることが出来るのです。

猫の首根っこをつかむとリラックスする理由5選

猫の首根っこをつかむとリラックスする理由①猫の本能

猫の首根っこをつかむとリラックスする理由は、猫の本能からです。猫は、もともと親猫が子猫を安全に移動するために首根っこをつかみ、移動する習性を持っています。生き残る為の本能として、猫が持っているもともとの本能が働くため、リラックスすることが出来ると言われています。

しかし、首根っこをつかまれることを嫌う猫も中にはいます。猫全てが首根っこをつかませてくれるかといえば、そうではありません。猫はちゃんと人を見ます。大丈夫な人か、そうでない人なのかは見ればわかるのです。是非、下記の記事で猫に好かれる人の特徴をご覧ください。

猫の首根っこをつかむとリラックスする理由②リラックスではなく防衛本能

猫の首根っこをつかむと、猫がリラックスするともいわれていますが、実はリラックスではなく、防衛本能なのです。人間もそうなのですが、動物の首には急所がたくさんあります。首をつかまれると本能的に身の危険を感じ、すくんでしまいますよね。猫の場合もそうなのです。

リラックスしているのではなく、あくまで「大人しくなった」だけであり、リラックスはしていないのです。親猫が、何故首をつかんで移動するかというと、移動の際に子猫が暴れないようにするためだからであり、決してリラックスさせているわけではないのです。

猫の首根っこをつかむとリラックスする理由③マッサージであればOK

猫の首根っこをつかむとリラックスする理由ですが、首根っこをつかむのではなく、マッサージであれば猫もリラックスすることが出来るのです。何故かというと、猫は自身の体を舐めて掃除します。しかし、その際に首の後ろだけは絶対に届かない場所なのです。

だからこそ、首を軽くマッサージしてあげると、猫も安心することが出来るのです。猫のマッサージは、首だけではありません。背中やあごの下など、様々な所をマッサージしてあげることで、猫はリラックスすることが出来るのです。猫をリラックスさせることが出来れば、安心して懐いてくれるかもしれません。

猫の首根っこをつかむとリラックスする理由④鎮静反応があるという結果も

首根っこをつかむとリラックスする理由について、鎮静反応が見られたという研究結果も出ています。研究者が、猫ではなくマウスで実験したところ、「心拍数の低下」「鳴き声の減少」などと言った鎮静反応が確認されているという研究結果もあるのです。

どうしても、野良で生きている猫は、外敵との戦いになります。外敵に襲われない為にも、迅速な移動が必要となるのです。その際に、首根っこをつかみ、移動することで、「鳴くと襲われる」「お母さんの負担にならないようにしなければ」という本能が働き、大人しい状態で移動することが出来るのです。

猫の首根っこをつかむとリラックスする理由⑤大人しくさせるための手段

猫の首根っこをつかむとリラックスする理由ではなく、あくまで大人しくさせる為の手段としてこの方法を使いましょう。猫の爪きりの際や、病院へ行く際に暴れてしまい、怪我をさせない時の緊急の手段として使用する方法だという事を頭に入れておいていただければ幸いです。

猫の首根っこをつかむのはあまり良くはない行為

以上のように、猫の首根っこをつかむ行為は、メリットでもあり、デメリットでもある事が分かりました。しかし、反対派の意見がもっとも多いことが事実です。成猫であると、猫への負担が大きすぎるとともに、猫から人間に対する信頼的な感情も失う事になります。

緊急時や、どうしてもという時は、有効的な手段かもしれませんが、猫の為にもやらない方が良いでしょう。猫の負担を極限に減らすことで、猫の長生きの秘訣にも繋がるかもしれないからです。猫と良い関係を築くためには、猫が嫌がる事を行わないことを心がけましょう。

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