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猫の寝る位置には意味がある?飼い主との位置関係別にその意味をご紹介!

更新:2020.12.10

猫が眠る位置によって、それぞれ意味があるということをご存知ですか?猫が寝る場所から、飼い主への気持ちを知ることができるのです。今回は、足元や顔の近くなど、猫が寝る位置ごとの意味を解説します!猫と寝る時の注意点もまとめていますので、参考にしてください。

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顔の近く|猫の寝る位置ごとの意味3選!

①飼い主に愛情を伝えたい

愛情

猫が顔の近くで寝るのには、「飼い主に愛を伝えたい」という意味がある、と言われていますよ。猫は顔や鼻を近づけることで、コミュニケーションを取ったり、じゃれ合ったりします。また母猫は、子猫の顔を舐めることで愛情を注ぎます。つまり猫にとって、顔の近くは「愛情」を表す箇所なのです。

猫が顔の近くで寝るのは、それだけ飼い主のことを愛しているというサインです。自分と飼い主の顔を近づけることで、コミュニケーションを取り、「大好き」という気持ちを伝えようとしているのですね。撫でてあげたり、顔をくっつけてあげたりと、こちらからもスキンシップを取ってみましょう。より親密な関係になれますよ。

②飼い主を信頼しきっている

信頼

枕元で猫が寝るのには、飼い主を心から信頼している、という意味がありますよ。特に猫が背中を向けているのは、完全に心を開いているサインです。「この人なら、危険から守ってくれる」と考え、無防備に背中を見せているのですね。

③子猫の気分が残っている

子猫

子猫の時の気分がまだ残っているというのも、顔の近くで猫が寝る意味の一つです。子猫は、母親に顔を舐めてもらうことで、愛情を感じます。その名残が抜けず、飼い主を母猫のように考えており、顔を近づけてくるのですね。甘えて喉をゴロゴロ鳴らしたり、飼い主の顔を揉んできたりするのなら、このケースだと考えられます。

小さい頃に母猫と離れてしまったり、避妊や去勢手術を早く済ませた猫は、大人になっても子供っぽさが抜けないことが多いです。非常に甘えん坊な性格で、飼い主の顔にくっついてくることもしばしばです。毎日のように顔の近くで寝ようとする、というケースも珍しくありません。

子猫のような甘えん坊な性格は、飼い主の手で変えられるものではありません。顔の近くで眠るのは、甘えたい気持ちの表れだと受け止め、しっかりと構ってあげましょう。

足元|猫の寝る位置ごとの意味3選!

①まだ飼い主を警戒している

警戒

猫が足元で寝るのには、まだまだ飼い主を信頼していないという意味があります。人の足元は、何かが起こったらすぐに逃げられるような場所です。飼い主を心の底から信頼できないからこそ、すぐに逃げられる位置に待機しているのですね。


一緒にいる時間が長くなって、猫から信頼されれば、そばに近寄ってくる可能性も高くなります。なるべく猫の近くで寝たい!と思っているなら、猫に信頼してもらえるよう努力しましょう。

またこちらに、猫に懐かれやすい・好かれる人の特徴が、まとめられた記事を載せておきます。猫に信頼してもらう方法や、嫌われてしまう人について、詳しく解説されていますよ。猫と仲良くなりたい!と考えているのなら、こちらの記事にも目を通してみてくださいね。

②飼い主の寝相で怖い思いをしたことがある

寝転ぶ

猫が足元で寝るのには、過去に怖い思いをした、という経験が関係していることもあります。例えば飼い主の寝相が原因で、寝ている間に叩かれたり、体を圧迫されたり、というものです。

「そばで寝るのは怖い」という思いから、足元で寝るようになるのです。これまで一緒に寝ていたのに、急に離れて寝るようになったという時は、自分が何かした可能性が高いと考えましょう。

③密着感がある場所を気に入っている

気にいる

猫が足にくっついて寝る場合は、密着感が気に入っているという可能性があります。猫には、狭い場所を好む性質があります。そのため、足に挟まれることに安心しているのですね。またこの場合は、飼い主のことが嫌いだという感情はありません。むしろ信頼しているため、足に密着してくるのです。

布団の中|猫の寝る位置ごとの意味4選!

①安心したい

安心

猫が布団の中で寝るのは、安心したいという気持ちが関係しています。温かい布団に入ると、ホッとしますよね。また飼い主をなるべく近くで感じて、安心感を得ようとしているのです。気づいたらベッドに猫が入ってきているという時は、それだけ信頼されているサインだと考えましょう。

②単純に寒いから

寒い

寒さを凌ぐために布団に入ってきている、という可能性も考えられます。猫は、自分で体温調節をするのが苦手な生き物です。その上寒さに弱いため、冬になるとぬくもりを求めて布団にやってきますよ。

寒いからという理由で布団に入ってくる猫は、人の体温が高い脇の下や腰回りで寝ることが多いです。寒くなると決まってベッドにやってくる、という場合は、寒さを凌ぎたいのだと考えましょう。

③すぐに甘えられる位置だから

甘える

飼い主に甘えるために、布団の中へ入ってくる猫も多いですよ。子猫によく見られる行動ですが、大人になっても変わらずに布団に入ってくる子もいます。脇の下や肩の近くなどに密着することで、飼い主とのコミュニケーションを図ろうとしているのですね。

普段は布団に入ってこない猫が、脇の下などにくっついてくるという場合は、構ってほしいという気持ちの表れでしょう。スキンシップを疎かにしていると、猫からの信頼をなくしてしまいますよ。猫がベッドに入って密着してきたら、声をかけたり撫でたりしてあげてください。

④布団の触り心地が好み

好み

ベッドに入ってくる猫の気持ちとして、単純に布団の触り心地が好きだから、というものも考えられます。猫は、ふわふわとした触り心地のものが大好きです。そのため、肌触りの良い寝具を好み、なるべく心地良い場所で寝ようとしているのですね。

この場合は、飼い主と一緒に寝たいというよりも、「自分が気に入っている場所にいたい」という気持ちが強いです。たまたま飼い主と寝ている場所が同じ、というだけの状態です。ですがこの状態が続けば、次第に猫との信頼関係が構築されていきますよ。仲良くなれるチャンスですので、積極的にスキンシップを取りましょう。

布団の上|猫の寝る位置ごとの意味4選!

①飼い主のそばにいたい

側にいる

布団やお腹の上に乗って眠るのには、飼い主のそばに居たいという意味が込められています。猫は自分の気持ちに正直な生き物です。近くに来たくないのなら、一緒の部屋で寝ることもありません。布団やお腹の上でも、近くに来てくれるのなら、信頼されている証拠です。

②手出しはされたくない

眠る

布団やお腹の上で寝るのには、「なるべく手出しはされたくない」という意味も含まれていますよ。飼い主のそばには居たいけれど、スキンシップは望んでいたいという状態です。自立した性格や、人に甘えるのが苦手な猫に多いと言われています。

③飼い主を所有物だと考えている

こちらを見る猫

布団やお腹の上に乗ることで、飼い主は自分の所有物だとアピールしている可能性もあります。これは、縄張り意識の強い猫に多い心理状態です。飼い主を縄張りの一部だと捉え、自分のテリトリーを守ろうとしているのですね。猫を多頭飼いしている家庭で、よく見られる光景です。

④飼い主を守ろうとしている

布に寝転ぶ

布団の上に陣取ることで、飼い主を守ろうとしている可能性も高いです。使命感が強く家族の絆を大切にする猫は、この心理を抱きます。人は寝ると、非常に無防備な姿になりますよね。この姿を見て、「自分が飼い主を守らなきゃ」という気持ちになるのです。

飼い主の布団に猫が入ってこない理由とは?

①猫が暑がりである

暑がり

布団に入ってこないのには、猫が暑がりであるという可能性が考えられます。大抵の猫は寒がりですが、中には暑さに弱い子もいます。人の体温が暑すぎるため、布団には入ろうとしないのですね。

②成長したから

成長

成長とともに布団に入ってこなくなるケースも多いです。元々、猫が誰かと一緒に寝るのは、子猫の時のみです。大人になると自立心が強くなり、次第に飼い主からは離れていくのですね。

③飼い主の体臭が気に入らない

嫌い

飼い主の体臭が好きではないから布団に入らない、というケースも考えられます。猫は優れた嗅覚の持ち主ですので、強すぎる匂いを好みません。またレモンやグレープフルーツなど、柑橘系の香りも苦手です。普段から使っている香水や柔軟剤を見直すことで、一緒に寝てくれるようになる可能性がありますよ。

猫と一緒に寝る時の注意点とは?

猫と一緒に寝るのは非常に幸せですよね。しかし、同時に注意しなければならないこともあります。以下に猫と人の健康のために気をつけるべきことを、詳しくまとめていますよ。是非参考にしてくださいね。

①猫に付いているノミやダニに注意する

たくさんの猫

猫と一緒の布団で寝る時には、ノミやダニなどに注意してください。猫に付いていた虫が布団に住み着き、人に寄生する恐れがあります。またノミやダニを人が吸い込むと、アレルギーや感染症などになる恐れもありますよ。猫と同じ布団で寝たい人は、定期的に飼い猫のノミ・ダニ予防を行いましょう。

②布団での排泄

布団に乗る

猫と一緒に寝る時は、布団での排泄に気をつけましょう。猫の排泄物は非常に臭いが強いのが特徴です。一度粗相をされてしまうと、その寝具が使いにくくなってしまいますよ。猫と一緒に寝たいのであれば、トイレの躾をキチンとするようにしましょう。

③飼い猫のケガ

ケガ

一緒に寝る時は、猫のケガや病気にも注意してください。飼い主が寝返りを打って体勢を変えたことで、猫が体の下敷きになってしまうことがあります。また寝ぼけて猫を叩いてしまう、誤って踏んでしまう、ということも起こりかねません。一緒に寝る時は、猫の位置に十分気をつけるようにしましょう。

猫の寝る位置ごとの意味や気持ちを知りましょう!

猫が寝る場所からは、様々な心理や気持ちがわかります。足元や脇の下など、位置別に変わる意味を参考にしながら、猫の気持ちを読み取ってみましょう。また猫や人の健康のためにも、一緒に寝る時の注意点も意識してくださいね。

またこちらに、猫の気持ちがわかる仕草や行動が、詳しくまとめられた記事を載せておきます。リラックスしている・ご機嫌など、仕草ごとの心理が多数紹介されていますよ。猫の気持ちを深く知りたい!と考えている方は、是非こちらの記事にも目を通してみてくださいね。

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