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プチプチの包み方は?裏表/向き/使い方/箱/ぷちぷち

更新:2020.10.01

梱包材として使われるプチプチですが、皆さんはどのような包み方をしていますか?裏表の向きによる包装の仕方や、箱に入れるときのぷちぷちの使い方などをご紹介していきます。梱包材として以外の活用方法も参考にしながら、プチプチを上手に使いましょう。

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プチプチとは?

ぷちぷちの正式名:気泡緩衝材

ぷちぷちの正式名は気泡衝緩材という名前です。気泡衝緩材とは、気泡のある包装用の衝撃緩和材のことで、ビニールにうっかり気泡を作ってしまったのを利用したことがルーツになっています。

現在ぷちぷちと呼ばれるようになったのは、川上産業が販売している気泡衝緩材がぷちぷちという名前だったからです。川上産業はこのぷちぷちに力を入れており、抗菌などの機能的なものを開発しています。ぷちぷち以外には、エアキャップ、エアクッションなどという名前の気泡衝緩材が他のメーカーから販売されています。

※プチプチは川上産業株式会社の登録商標です

ぷちぷちの特徴と種類

ぷちぷちは気泡衝緩材であることから、物を空気でクッションにして衝撃から守るという最大の特徴があります。ぷちぷちは2枚のポリエチレンシートからなっており、片面はポコポコ、反対側は平らという裏表の向きがある構造になっています。今は3層構造のものもあり、両側の表面が平らで2層のものより頑丈です。

種類は気泡が小さい軽量用のぷちぷち、気泡が大きい重量用のぷちぷち、遮光性のぷちぷち、防錆のぷちぷち、温室用のぷちぷちなどがあります。包む物の目的別に作られています。なかでも人気なのがこのハート型ぷちぷち!ラッピングにもできて、衝撃から守ってくれるのでプレゼントや商品の郵送にぴったりです。

プチプチの裏表の向きとは?

プチプチの裏表の向き|基本的にポコポコ部分は内側

プチプチの裏表の向きの使い分け方1つ目は、基本的にはポコポコしている方を内側にして使うことです。内側にしたほうが中身は守られて安全ですし、表側が平らなほうがテープを貼りやすいという利点があります。

ポコポコ部分を内側にするときは、柔らかい素材のもの、ボール型のもの、ボトル類が向いています。画像のように布製品などは柔らかいのでポコポコ部分を内側にします。

プチプチの裏表の向き|凸凹したものはポコポコ部分を外側に


プチプチの裏表の向きの使い分け方2つ目は、凸凹したものはポコポコ部分を外側にして使うことです。内側にするとポコポコ部分と接触してプチプチが破けやすくなってしまいます。その他に、ポコポコ部分につっかえたり、包みにくいときには外側にして使うと便利です。

プチプチのポコポコ部分を外側にするときは、角がとがっているもの、凸凹しているもの、紙、ガラスなど跡がつきやすいものが向いています。封筒型のプチプチは必ず外側にします。画像のような角ばった人形は外側に向けたほうが良いでしょう。

プチプチの包み方は?

プチプチの包み方①箱の包装の仕方

プチプチの包み方1つ目は、箱の包装の仕方です。まず、包むものの2倍以上の余白を取ってプチプチシートを切り出します。その上の中心部分に対象物を置き、左右から包んでいきます。重なった部分をテープで留めます。このとき、すき間ができないようにぴっちり包みます。ゆとりがあると物が動いて破損のもとです。

次に、下の部分はわきの部分を内側に折り込むように包んで、上下に重ねてテープを貼ります。同様に反対側も留めて完成です。キャラメルの包装の仕方を想像してください。プチプチ裏表の向きは、ポコポコ部分を内側にします。

使うテープは、頑丈さや粘着力ならビニールテープがおすすめですが、おしゃれさを求めるなら断然マスキングテープです。こちらの記事では100均のマスキングテープが紹介されています。梱包材は無機質なものが多いので、マスキングテープで雰囲気を変えましょう。

プチプチの包み方②脇に厚みが出る包装の仕方

プチプチの包み方2つ目は、脇に厚みが出る包装の仕方です。包み方は、幅が大きくなるようにプチプチシートを切り出し、物を真ん中に置いて上下に被せて包みます。重なった部分をテープで留め、両端をくるくると巻いて完成です。片方をテープで留めて、片側だけ巻くという手もあります。

この包み方は、段ボールなどでゆとりがあるとき、横からの衝撃を緩和してくれます。本などの紙が何重にもなったもので衝撃に弱いものにおすすめです。

プチプチの包み方③アクセサリーの包装の仕方

プチプチの包み方3つ目は、アクセサリーの包装の仕方です。包み方は、まずアクセサリーを透明の袋かケースに入れ、そのサイズに合わせてプチプチシートを切っていきます。アクセサリーを中心に置き、プチプチを上下左右に重ねてテープで貼り合わせます。段ボールを後ろに置くとプチプチが包みやすくなります。

アクセサリーは動きやすいので、袋やケースなど形がしっかりしているものを使ってプチプチで包みます。シーラーがあればプチプチでケースを作ることもできます。ポコポコ部分を内側にして、切り口をシーラーくっつけて裏返しにすればケースの完成です。プチプチの裏表の向きは、ポコポコ部分が外側に出るようにします。


シーラーは100均販売されています。こちらの記事で詳しく紹介されていますので参考にどうぞ。シーラーがあると便利なので、持っていない方はぜひ手に入れてください。

プチプチの包み方④グラスの包装の仕方

プチプチの包み方4つ目は、グラスの包装の仕方です。包み方は、まずグラスに足がある場合は、足の部分にプチプチを巻き付けていきます。次にグラスより大きめにプチプチシートを切り、シートの上にグラスを横倒しに置き、くるくると巻いていきます。余った部分はグラスの中に押し込み、底に貼り付けます。

グラスに足がない場合は、グラスをプチプチシートの上に立てて置き、シートの端をグラスの中に詰め込みます。横倒しにする包装の仕方は、足つきと同様の作業をします。プチプチの裏表の向きはポコポコ部分を内側にします。

プチプチの包み方⑤ボトル類の包装の仕方

プチプチの包み方5つ目は、ボトル類の包装の仕方です。包み方は、まずボトルの高さより幅を大きめにプチプチを切り出します。ボトルをプチプチの上にボトルの部分に余裕ができるように横倒しに置き、くるくると巻いていき、巻き終わったらテープで留めます。ボトルの上部のプチプチは折り曲げてテープで留めます。

底の部分も同様に折り曲げてテープで留めます。ボトル類の包装の仕方はボトル上部の細い部分を頑丈にする作業が必要になります。プチプチの裏表の向きはポコポコ部分を内側にします。

プチプチの包み方⑥部品をひとまとめにした包装の仕方

プチプチの包み方6つ目は、部品をひとまとめにした包装の仕方です。包み方は、各部品をそれぞれプチプチで梱包します。全ての部品が収まるくらいの大きさのプチプチシートを準備し、部品をプチプチシートの片側にまとめて置き、部品ごとの隙間にプチプチを巻いたものを埋めていきます。

次にプチプチシートを折って上に重ねて、端をたたむか巻いてテープで留めます。固定するために、両側と中央にテープを張り巡らせます。包装が大きくなると角をぶつけやすいので、そこにもテープを貼って頑丈にしておきます。

プチプチの包み方⑦封筒型の包装の仕方

プチプチの包み方7つ目は、封筒型の包装の仕方です。包み方は、まず封筒にする紙を用意します。紙を封筒の形になるように切っていきます。次に、封筒の内側になる部分にサイズに合わせてカットしたプチプチを貼り付けます。後はのりしろを貼って封筒の形にして完成です。好みに合わせてレースなどでデコレーションします。


紙はしっかりしたもののほうがプチプチが張り付けやすくなります。紙袋などを再利用して作るのもおすすめです。プチプチを張り付けるのは両面テープがかさばらずに見た目も良くなります。プチプチの裏表の向きは、平らな部分を内側にします。

プチプチ封筒は100均でも販売されているので、面倒な方はそちらを利用しましょう。100均では他にも袋状になっているものが売られています。サイズに限りがありますが、梱包が楽になるのでおすすめです。もちろんシート状のものも販売されています。

プチプチの使い方は?

プチプチの使い方①ラッピング

プチプチの使い方1つ目は、アクセサリーなどのラッピングです。プチプチはハート型のものなどかわいらしいものが販売されるようになり、表に出してもおしゃれに見えます。中身を見せないタイプのものや色付きの半透明のものなど種類があるので、入れるものによって選びます。

画像はアクセサリーのラッピングに使ったプチプチですが、プチプチと写真を包んで留めるのに麻ひもを使っているのがナチュラルでおしゃれです。麻ひもの他にリボンやゴムを使えば雰囲気が変わります。絵の得意な方はプチプチ部分にイラストを描くとこの世に1つのプチプチになります。

プチプチの使い方②バイクの保護材

プチプチの使い方2つ目は、バイクの保護材です。ポリエチレンなので水に強く、雨避けの効果が期待できます。何かが飛んできてもカバーだけより衝撃に耐えます。鉢植えなど屋外にあるもので、一時的に保護するために使うのがおすすめです。

プチプチの使い方③窓の断熱材

プチプチの使い方3つ目は、窓の断熱材です。窓用の断熱シートが販売されていますが、プチプチの方が安く手に入るということでこちらを使う人が増えています。貼り方は、窓に合わせてプチプチシートを切り、両面テープで貼り付けます。

プチプチの裏表の向きは、断熱効果を上げたい場合はポコポコ部分、張り付けやすいほうが良い場合は平らな部分を窓に貼り付けます。断熱シートよりは透明度が落ちるため暗い仕上がりになりますが、手軽に部屋を暖められるのでおすすめです。

プチプチの使い方④温室

プチプチの使い方4つ目は、温室です。温室といえば、ビニールカーテンを利用して作るものですが、ビニールと合わせて保温効果が高いプチプチを使うとより温まります。ビニールよりも光を通さないので、直射日光が苦手な植物に向いています。

画像のように小さな温室を作れるのもプチプチの魅力です。このサイズだとビニール袋を被せると簡単に保温できますが、薄いので冷えやすいのが難点です。その点プチプチなら冷えにくく、自立しやすいのでクリップで留めるだけで温室になります。

プチプチの使い方⑤工作

プチプチの使い方5つ目は、プチプチを使った工作です。プチプチなら軽く、お子さんでも扱いやすい素材です。プチプチつぶすのが好きというお子さんは多いと思いますが、プチプチで何かを作るのも楽しいものです。無料で手に入りやすい素材なので、気軽に使えるのもメリットですね。

画像のように猫を作ったり、プチプチにお絵描きしたり、版画にしたりと様々な方法で遊べます。アイデア次第で色々なものを作れるので、夏休みの自由工作にもおすすめです。

プチプチの使い方⑥手作りMacbookケース

プチプチの使い方6つ目は、プチプチで作ったMacbookケースです。Macbookは軽いので、プチプチで充分保護でき、軽いケースが出来上がります。このケースを作るのなら、画面が直接接触するiPadは避けたほうが無難です。

作り方は、Macbookが入るサイズのプチプチの袋を作り、周りをテープで保護します。画像のものは透明ですが、不透明なものを使えばよりケースらしくなります。口をきちんと閉じるようにするには、貼るタイプのマジックテープを使うと手軽にできます。

プチプチの使い方⑦ペットのおもちゃ

プチプチの使い方7つ目は、ペットのおもちゃです。プチプチが好きなのは人間だけではないようで、プチプチをつぶしたり、くるまったりして遊んでいます。特に犬は音が鳴るものが大好きなので、踏んで音を出して楽しんでいます。

プチプチを犬にあげて遊ばせるときは、食べてしまわないように注意してください。特に子犬は何でも口にしてしまいます。のどに詰まらせますので気をつけましょう。

プチプチの使い方⑧ペットのハウス内のクッション材

プチプチの使い方8つ目は、ペットのハウス内のクッション材です。画像のようにラタンのものはペットが身体をぶつけると痛そうですよね。使い方は、ハウスの内側全体にプチプチを両面テープで貼り付けます。保温効果もあるので、寒いのが苦手なペットにおすすめです。

プチプチを使いこなそう!

プチプチは衝撃緩和材として優秀なアイテムですが、裏表の向きや包み方でもっと頑丈になります。色々な活用方法やキュートなデザインのものがあったりと使い勝手が良いプチプチ、普段の生活で上手に使っていきましょう!

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