訃報へのお悔やみの言葉の返信メール文例15選|身内/友人/ビジネス
更新:2019.06.21
いつかは訪れてしまう身の回りの不幸。急な訃報が届いた際の返信のメールってどう返せばよいものなのか迷ってしまいますよね。心からお悔やみの気持ちを伝えたいけど、使ってはいけない言葉などがあったらどうしようと悩んでしまうものです。訃報への返信の文例をいくつか紹介させていただきますので参考にしてみて下さい。
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INDEX
【身内】訃報へのお悔やみの言葉の返信メール文例5選
【身内】訃報の返信メール①葬式に参列する場合の返信メール文例
「訃報のご案内ありがとうございました。この度は心からお悔やみ申し上げますと共に、故人のご冥福をお祈り申し上げます。お通夜、告別式ではお手伝いできることがありましたら、ご遠慮なくお申し付けください。」
POINT
お通夜やお葬式の手伝いができる言葉を伝えましょう
当日、なにかと人手が必要となりますので参列するだけではなく、お手伝いできる言葉をメールの返信に添えるとご遺族の方もお願いしやすくなるでしょう。
【身内】訃報の返信メール②葬式に参列しない場合の返信メール文例
「急な訃報に驚きと悲しみで言葉が見つかりません。心よりお悔やみ申し上げます。ご家族の皆さまも、どれだけ気を落とされていることか心中お察しいたします。本来であればすぐにでも駆けつけるべきですが、諸事情により葬儀にお伺いできません。申し訳ありません。後日改めてお伺いさせていただきます。」
訃報の連絡は急にあるものですので、身内の方の場合でも都合がつかない時はあります。どうしても都合がつかない場合には、参列できない旨をきちんと伝えたうえで、後日改めてご焼香をさせてもらう旨を返信メールにひとこと言葉を添えておきましょう。
【身内】訃報の返信メール③葬式が決まる前の返信メール文例
「訃報のお知らせをありがとうございます。心からお悔やみ申し上げます。突然のことでとても驚いており、言葉が見つかりません。何か手伝えることがあれば、遠慮なくお申し付けください。」
亡くなられてすぐに訃報の連絡がきた場合、これからお通夜やお葬式の段取りをしなければならないので、直近の身内の方は忙しくなります。なにかとお手伝いできることがありますので、すぐに駆け付ける場合は、返信メールではなく電話をしてご遺族の方に都合を伺うとよいでしょう。
【身内】訃報の返信メール④葬式が過ぎてからの返信メール文例
「この度はお悔やみ申し上げます。訃報のご連絡をいただいていたのに、参列できず申し訳ありません。また、体調を崩していたため返信もできずに大変失礼いたしました。ご家族の皆さまにおいては、お力落としのことと存じますが、どうか気をしっかりとお持ちくださいますよう心から願っております。」
身内の訃報で、葬式が過ぎてから訃報のメールがくることは滅多にないことですが、海外に住んでいたり体調が悪いことを予めご遺族が知っていた場合など、ご遺族側の配慮によってお葬式後に喪中のお知らせやメールできた場合には、喪中見舞いや寒中見舞いでお悔やみの言葉を送りましょう。
【身内】訃報の返信メール⑤英語でのお悔やみの言葉例文
「I'm sorry for your loss.」は、一般的に使える表現で「お悔やみを申し上げます」という意味で使うことができる英語表現です。直訳すると、「訃報について私は残念に思っています」という意味になります。1つのフレーズとして覚えておきましょう。
「I'm sorry」は日本では謝る時の言葉で学校で教わりますが、この場合の「sorry」は残念に思っている気持ちを表しているので、上記の文例は、返信メールだけではなくお通夜やお葬式の時に、遺族に対して使えるフレーズです。
【友人】訃報へのお悔やみの言葉の返信メール文例5選
【友人】訃報の返信メール①葬式に参列する場合の返信メール文例
「訃報のご連絡を受け、驚きと悲しみでなんと言えばよいのか言葉が見つかりません。心よりお悔やみ申し上げます。お葬式には参列させていただき、ご焼香させていただきますのでよろしくお願い申し上げます。」
【友人】訃報の返信メール②葬式に参列しない場合の返信メール文例
「この度は、お忙しいところ訃報のご連絡ありがとうございました。ご家族の皆さまの心中お察しいたします。心よりお悔やみ申し上げます。お葬式にはやむを得ない諸事情により、申し訳ございませんが参列できません。後日改めてご焼香させていただきに参ります。」
出張や体調不良などでお葬式に参列できない場合は、参列できない理由を詳しく書くのではなく「体調不良により」「都合がつかないため」などのように、簡潔に理由を返信メールで伝えるようにしましょう。
【友人】訃報の返信メール③葬式が決まる前の返信メール文例
「突然の訃報に驚いております。心からお悔やみ申し上げます。ご迷惑でなければ、お通夜・お葬式でお手伝いさせていただきますので、お声掛けください。」
親しかった友人が亡くなられた時にお手伝いする気持ちがある場合は、その意思があることをご遺族に伝えましょう。ご遺族の都合を伺うメールを返信する場合、無理に時間を作ってもらわないように配慮した言葉を心がけましょう。
【友人】訃報の返信メール④葬式が過ぎてからの返信メール文例
「この度は、訃報のご連絡をいただきましてありがとうございました。心からお悔やみ申し上げます。よろしければ生前とてもお世話になっておりましたので、ご自宅にてご焼香させていただきたいのですが、ご都合のよい日程がございましたらご教示お願い申し上げます。」
POINT
ご遺族に日程を伺う場合、自分の都合を先に伝えるのは控えましょう
近年では家族葬の方も多いため、お葬式が終わってから訃報を耳にすることがあります。このような場合、ご自宅に伺いご焼香させていただけるかご遺族の方にメールで確認をとるとよいでしょう。
香典袋には御仏前や御霊前などの上書きが書かれていますが、故人が亡くなられてから香典を渡す日によって上書きが変わることはご存知でしょうか。後日改めてご焼香にお伺いする場合、故人が亡くなられてからの日にちに合わせて正しい香典の上書きを使い分けできるように、こちらの関連記事をご参考にしましょう。
【友人】訃報の返信メール⑤英語でのお悔やみの言葉例文
「I'm sorry to hear 〇〇〇 passed away.」も、日本で言う「お悔やみ申し上げます」と同じ意味合いで使用されている英語表現です。直訳すると、「〇〇〇さんの訃報を聞いてとても残念に思っている」という意味になりますので、〇〇〇には故人のお名前を使用します。
海外の方の場合、日本とは違ったマナーがありますので言葉をかけたくても何を言っていいのか困ることもあることでしょう。そのような場合には、文例を参考にお悔やみの言葉を送りましょう。
【ビジネス】訃報へのお悔やみの言葉の返信メール文例5選
【ビジネス】訃報の返信メール①葬式に参列する場合の返信メール文例
「ご多用の中、訃報のご案内をお知らせいただきありがとうございます。謹んでお悔やみ申し上げますと共に、心よりご冥福をお祈り申し上げます。お通夜・お葬式には参列させていただきご焼香させていただきに参ります。」
ご遺族の方が1番把握できない参列者の人数は、仕事関係の参列者です。参列の予定が決まっている場合には、返信メールに参列する旨を伝えましょう。
訃報の連絡は突然くることが多いですが、お葬式に参列する時の服装や言葉遣いばかり気になってメイクにまで気が回らないことがあるでしょう。いざ、お葬式に参列してみて、なかにはとても派手に見えてしまわないようにお葬式のメイクのマナーもチェックしておきましょう。
【ビジネス】訃報の返信メール②葬式に参列しない場合の返信メール文例
「ご多忙の中、訃報のご連絡をいただきまして誠にありがとうございました。急なことで大変驚いており、何を申してよいのか言葉が見当たりません。ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申し上げますと共に、心からご冥福お祈り申し上げます。都合によりお伺いできず、申し訳ございません。」
ビジネスシーンでは、そこまで面識がなくても訃報の連絡がくることがあります。参列できない場合でもお悔やみの返信メールはしましょう。上記の文例のように、どなたにでも使える文例がありますので覚えておくとよいでしょう。
【ビジネス】訃報の返信メール③葬式が決まる前の返信メール文例
「ご多用中、訃報のお知らせをいただき、誠に恐縮しております。急なことで、ご遺族の皆さまの心中をお察し申し上げます。ここに謹んで哀悼の意を表します。生前故人には大変お世話になりましたので、ご迷惑でなければお手伝いをさせていただきますので、ご遠慮なさらずにお申し付けください。」
POINT
仕事の話は後日改めてしましょう!
ビジネス相手でも、お葬式の日程が決まる前に訃報の連絡がくるということは親しい間柄になりますが、仕事の話は遺族の方が落ち着いてから改めてお話するように注意しましょう。
【ビジネス】訃報の返信メール④葬式が過ぎてからの返信メール文例
「ご逝去の報に接し、謹んで哀悼の意を表します。ご家族の皆さまにおいても心痛いかばかりかとお察し申し上げます。在りし日のお姿を偲び、心からご冥福をお祈り申し上げます。」
POINT
前置きは不要!
「いつもお世話になっております」などビジネスメールには、なにかと前置きが必要とされますが訃報メールへの返信には使用しないように気を付けましょう。
【ビジネス】訃報の返信メール⑤英語でのお悔やみの言葉例文
「I extend to you my heartfelt condolences.」このフレーズは日本語で言うと「心から哀悼の意を表します」という意味になります。「condolences」が直訳すると「哀悼の意」という意味になり、この文例は、一般的にお悔やみの言葉で使われているフレーズの1つです。
訃報への返信で気をつけるべきことは?
「重ね重ね」「度々」などの重ね言葉は使わない
「重ね重ね」「度々」など同じ言葉を繰り返す言葉を「重ね言葉」と言いますが、お悔やみの返信メールの際には、繰り返し不幸が起きることを連想させてしまうために重ね言葉は使わないのがマナーになります。また、「追って」「続く」などの言葉も、不幸の繰り返しを連想させるので使用しないように気を付けましょう。
故人の死因について詳しく聞かない
ご遺族の方は、お通夜やお葬式の手配に、身内や知人への連絡などで大変忙しいためメールで故人の死因について詳しく聞かないようにしましょう。また、どうしても返信が欲しい内容の場合以外には、なるべく返信をしなければならない内容をメールで送らないようにする気遣いを忘れないようにしましょう。
「死」を連想させる直接的な言葉は使わない
「お亡くなり」「死亡」「死去」など「死」を直接連想させてしまう言葉も、マナー違反になります。この場合には「ご逝去」という言葉に置き換えて使用するように注意しましょう。また、「お元気だった頃」「生きていた時」などの言葉も文例のように「ご生前」という言葉に置き換えて使用するように気を付けましょう。
故人や遺族の方の名前は「敬称」に直しましょう
メールや弔電の際には、喪主になる人から見た敬称になります。喪主から見て父は「ご尊父様」です。母は「ご母堂様」祖父は「ご祖父様」祖母は「ご祖母様」夫は「ご主人様・ご夫君様」妻は「奥様・奥方様・ご令室様・ご令閨様」息子は「ご子息様・ご令息様」娘は「ご息女様・ご令嬢様」となります。
訃報へのお悔やみの言葉の返信メールは簡潔に丁寧な言葉で書きましょう
ご遺族の方は、悲しみに更ける間もなくお通夜やお葬式の準備や、連絡などでとにかく忙しいので、訃報への返信メールはお悔やみの言葉を優先に書きましょう。「拝啓」など文章の頭につける挨拶は省いて、なるべくご遺族の方の時間を割くことがないように簡潔にし、親しい間柄であっても普段よりも丁寧な言葉で書きましょう。
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