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ウルフドッグとは?ペットとしての飼育方法13選!価格やブリーダーも

更新:2019.06.21

ウルフドッグという犬をご存知ですか?名前の通り、狼犬のことを言い、オオカミの血を75%以上引く犬のことを言います。現在、狼犬の飼うとするのには、日本国内だと特別な許可が必要となります。ペットとして迎える為の必要な知識や、価格など、事細かくご紹介していきます。

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ウルフドッグとは?

ウルフドッグとは①犬とオオカミのハイブリット

ウルフドッグとは、犬とオオカミのハイブリット犬です。犬とオオカミの交雑種または、その交配を元に作出した品種の犬です。英語では、「ウルフ=ドッグ・ハイブリッド」と言われ、それを略してウルフドッグと呼ばれているようです。

犬の血液よりも、オオカミの血液の方が多い為、よりオオカミに近い犬だと言われています。性格的には、犬種とは認められておりません。日本では、交雑種であるウルフドッグが多くいますが、なかにはしっかりと大型犬種として認められているウルフドッグもいるようです。

ウルフドッグとは②リーダーと認めたブリーダーにしか懐かない

一見、怖い見た目ではありますが、懐けば甘えてくるという可愛らしい一面も持っています。しかし、オオカミの血も含まれている為か、自分がリーダーだと認めたブリーダーにしか懐きません。日本で飼育している方も多くいますが、飼育の難しい部類に入るのがウルフドッグです。

また、ウルフドッグを飼う場合は、許可が必要となります。また、飼育施設の設備に関する規定も厳しく、しっかりとした下調べが必要となります。許可を出す人は、都道府県知事です。自身の都道府県の基準をしっかりと調べ、飼う事を決めたほうが良いでしょう。

ウルフドッグとは③人間の身長をペットが超える事も

ウルフドッグは、成犬になると人間の身長を超える事もある大型犬となります。体高は60~80㎝で、体重は41~70㎏が基準の大きさだと言われています。それを超える大きさになり、持ち上げるとブリーダーである飼い主よりも、身長が高くなることもあるようです。

ウルフドッグとは④性格は警戒心の強いウルフドッグ

ウルフドッグの性格は、注意深く、警戒心が強いと言われています。リーダーと認めた人間に対してだけは、甘えた部分を見せる事もありますが、基本的にはオオカミと変わりないという事を頭に入れておいてください。

日本でも、ウルフドッグに噛まれ、死亡してしまった事件もあるように、凶暴な性格を持っているとも言えます。1匹1匹、性格があるので、一概にも言えませんが、もとがオオカミな為、懐いてくれれば心強い番犬となってくれることでしょう。

ウルフドッグの価格は?


ウルフドッグの価格①相場は15~25万円

ウルフドッグの価格は、大体が15~25万円だといわれています。オオカミの血が濃ければ濃いほど、値段が跳ね上がります。高い物であれば、100万を超すウルフドッグもいるようです。相場の値段を見ると、現在ペットショップで売られている小型犬などと、そんなに変わらない値段だと言えるでしょう。

ウルフドッグの価格②海外輸入だと500万円~

ウルフドッグの価格は、海外からの輸入になると、すべての費用を合わせても500万円以上はするようです。日本のペットショップでも取り扱いがある場合もありますが、海外のウルフドッグはより血が濃い狼犬だともいわれています。

輸入の場合は、様々な手続きも必要となります。その際にかかる経費や、輸入した場合の輸入の代金も含まれてきます。500万円~とはきさいさせていただきましたが、それ以上かかる可能性の方が大変高い為、もし可能であれば、国内のブリーダーを探した方が良いでしょう。

ウルフドッグの飼育方法13選

ウルフドッグの飼育方法①狼犬やオオカミをペットにするという心構えを

ウルフドッグの飼育補法の前に、まずはウルフドッグが狼犬であることや、オオカミの血が濃いという事を頭に入れ、しっかりとした心構えをしておきましょう。よくペットで飼われているような、小型犬や普通の犬種と同じだとは思ってはいけません。

ウルフドッグは、75%以上オオカミの血が流れています。その為、普通の犬とは違い、生半可な飼う覚悟や、躾では手に余ってしまう動物です。ウルフドッグを飼うと決めるのは簡単ですが、しっかりと飼育できるのかを考えた上で、判断しましょう。

ウルフドッグの飼育方法②飼う際は戸建てが好ましい

ウルフドッグの飼育方法として、まず飼う場所は庭付きの戸建てであることが好ましいのです。ウルフドックだけではなく、狼犬もそうですが、狭い空間を激しく嫌います。自由に動けて、なおかつ広い場所であることが大切なのです。その為、いくらペット可能なマンションなどでも、飼育することは不可能です。

ウルフドッグの飼育方法③毎日の散歩は2時間以上


ウルフドッグの飼育方法は、毎日行わなければいけない散歩は2時間以上行いましょう。ウルフドッグは、常に動き回りたい狼犬です。その為、通常の犬種とは違い、2時間以上の散歩が必要となります。体力も十分あり、運動量が多い為、それだけ長時間の運動が必要となるのです。

また、2時間以上の運動を行わないと、ウルフドッグのストレスが溜まってしまいます。その為、凶暴化してしまったり、手に負えなくなってしまうという可能性も出てくるのです。そうならない為にも、飼い主は、自転車で並走したり、徒歩で長距離を歩くなどという努力が必要となります。

ウルフドッグの飼育方法④飼い主以外の人と接することをさせない

ウルフドッグの飼育方法は、飼い主以外の人と接する機会を減らしましょう。まずは、飼い主の顔を覚えてもらわなければいけません。ウルフドッグなどの狼犬に対して、自分が主人なのだと覚えさせなければいけないのです。また、ウルフドッグは案外臆病で人見知りだったりもします。

知らない人間が近づいてきたり、安易に触ろうとしてしまうと、自分を守ろうと相手を攻撃してしまう可能性もあるのです。散歩の時間なども、人があまり出歩いていない早朝や、深夜など、時間を選んで散歩するのが良いでしょう。

ウルフドッグの飼育方法⑤飼育するのであれば多頭飼いがおすすめ

ウルフドッグの飼育方法は、飼育するのであれば多頭飼いをおすすめします。ウルフドッグは、オオカミの血が濃い動物ですが、群れへの執着心が非常に高い狼犬でもあります。臆病だからこそ、多頭で飼育したほうが、ウルフドッグ自身も安心できるのです。

もし、単独飼いをするのであれば、常に家に誰かがいる状態でなければなりません。ウルフドッグは、寂しいと感じてしまうと、不安になりストレスが溜まってしまうのです。日本でのウルフドッグのブリーダーが多頭飼いしているのと同じように、単独飼いはおすすめできません。

ウルフドッグの飼育方法⑥被毛の手入れはあまり必要がない

ウルフドッグの飼育方法で、被毛の手入れはあまり必要ありません。週1~2回のブラッシングをしてあげれば、換毛期以外はそんなに頻繁なブラッシングは必要ありません。神経質になる必要はありませんが、気になるようであればスキンシップの間に手入れをしても良いでしょう。

ウルフドッグの飼育方法⑦飼い主がしっかりとリーダーシップをとる


ウルフドッグの飼育方法は、飼い主がしっかりとリーダーシップを取る事が必要です。ウルフドッグの飼育方法は、大変難しいと言われています。また、躾をして、いう事を聞くようになる期間もあり、子犬の時期にしっかりとした厳しい躾をしなければなりません。

ペットショップなどにいるウルフドッグは、生まれたてではありません。どういった経緯で仕入れ、販売しているのか分かりませんが、その時点でしっかりと躾をしていないと、他人に怪我をさせたり、自分に大きな被害があるかもしれないということも否定は出来ません。

ウルフドッグの飼育方法⑧十分なコミュニケーションが必要

ウルフドッグの飼育方法は、十分なコミュニケーションが必要となります。散歩であったり、ふれあいを特に大事にしなければなりません。もともと、単独ではなく、集団で生活する特徴があるので、ちゃんと上下関係は心得ている動物です。だからこそ、しっかりとコミュニケーションをとってあげましょう。

ウルフドッグの飼育方法⑨給餌は人間の後

ウルフドッグの飼育方法は、給餌は人間が食べた後に行う事を心がけましょう。ペットとして飼育しているウルフドッグですが、人間側が自分の方が偉いという事を見せつけなければなりません。食事は、飼い主が先で自分が後ということをしっかり覚えさせましょう。

ウルフドッグの飼育方法⑩狼犬が嫌がる行動は避ける

ウルフドッグの飼育方法は、狼犬が嫌がる行動は避けるようにしましょう。オオカミは犬より知能が高い動物です。ウルフドッグは、そのオオカミの血を引いています。その為、人間の感情の察知をすることが出来るのです。その為、狼犬が嫌だと感じるような行動は避けるようにしましょう。

ウルフドッグの飼育方法⑪ブリーダーが販売している狼犬を飼う

ウルフドッグの飼育方法として、ブリーダーが販売している狼犬を飼うのが1番良いでしょう。ウルフドッグは、1から飼育しようとしても難しい動物です。その為、しっかりと躾を行い、人間のいう事を聞いてくれるように躾しているブリーダーさんの元から買うことをおすすめします。

ウルフドッグの飼育方法⑫食事と運動のバランスをしっかりと

ウルフドッグの飼育方法は、食事と運動のバランスをしっかりとしてあげましょう。可愛がるあまりに、餌を大量にあげてしまうと、肥満の原因となってしまいます。犬がなりやすい「股関節形成不全」などの疾患にかかりやすくなってしまうので、気を付けましょう。

ウルフドッグの飼育方法⑬小さな子供がいるご家庭は注意

ウルフドッグの飼育方法で、小さなお子さんがいるご家庭は、注意が必要です。環境の変化に強いウルフドッグではありますが、間違いで襲ってしまうかもしれません。犬好きであっても、犬が飼えない環境の方は多くいらっしゃるでしょう。もしよろしければ、下記の記事を参考に、犬と触れ合う機会を設けましょう。

ウルフドッグの寿命は?

ウルフドッグの寿命①アメリカの正式な犬種は8年

ウルフドッグの寿命は、アメリカの正式な犬種であれば、8年です。大型犬は短命だという事は、犬を飼っている人の間では有名な話でしょう。なぜ、大型犬が短命なのかというと、内蔵の比率が少ない為です。

寿命は短いと感じるかもしれませんが、その間愛犬との生活を大事にすることが大切です。もし、現在ウルフドッグを飼っていて、まだ名前を決めていないという方は、是非下記の記事を参考にしてみましょう。

ウルフドッグの寿命②日本在住のウルフドッグは10~12年

ウルフドッグの寿命は、日本在住のウルフドッグは10~12年です。日本在住のウルフドッグの多くは、カナダからの輸入で来ています。しかし、あくまで推定であり、これ以上長生きする狼犬もいるということを忘れないようにしましょう。飼い方次第で、長生きさせてあげることも出来るかもしれません。

ウルフドッグと楽しいドッグライフを!

いかがでしたでしょうか。見た目や行動で怖いと感じる方も多くいるウルフドッグですが、懐くと可愛いオオカミのような存在です。絆を深める事も出来、愛情を注げば注いだ分だけ、ウルフドッグも愛情を返してくれます。是非、ウルフドッグと素敵で楽しいドッグライフをお過ごしください。

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