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アイススケートの基本の滑り方と上達のコツ7選|練習方法や止まり方は?

更新:2019.06.21

冬はアイススケートの季節ですが、フィギュアスケートの選手は、テレビで見ていても羨ましいほど美しく華麗に滑りますよね。でも自分では上手く滑れなかったり、経験したことがない方もいるのではないでしょうか。今回は、初心者の人でも滑れるアイススケートの滑り方のコツや止まり方などを紹介します!

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アイススケートの準備は?服装や靴の履き方は?

アイススケートの服装①アウターは撥水機能のある服を着る

アイススケートの服装1つ目は、アウターは撥水機能のある服を着ることです。スケート場の温度は、氷が溶けないように低めに設定されています。アウターは普通の布地のコートやパーカーだと転んだ際に濡れてしまいますので、撥水機能が付いているアウターをおすすめします。下記に参考記事があるのでぜひお読み下さい。

アイススケートの服装②ボトムスはロングのパンツを履く

アイススケートの服装2つ目は、ボトムスはロングのパンツを履くことです。気温が寒いこともありますが、転んだときのことを考えてロングのボトムをおすすめします。もしスカートを履きたいときは、中に厚手のレギンスやタイツ、靴下を履くと温かくておすすめです。

ボトムスは転んだ際に濡れてしまうので、初心者の方は着替えを持っていくことをおすすめします。そんなに濡れるのか、と思うかもしれませんが1度だけでなく何度も転ぶと、結構びっしょり濡れます。そのままにしておくと風邪を引くので、もしものときのためにも着替えを用意しておきましょう。

アイススケートの服装③手袋は必須

アイススケートの服装3つ目は、手袋は必須です。ぱっと見、つるつるに見えるスケートリンクは、実際はエッジの跡などが付いてゴツゴツしている箇所もあります。そういう場所で転んで手をつくと、怪我をする恐れもあるので、出来るだけ手袋を着用しましょう。また、スケートリンクは寒いので、手袋をしておくと温かいです。

他の小物として、ニット帽もおすすめします。小さいお子さんはヘルメットを着用していますが、大人はそのままですよね。これも、転んだ時のことを考えると危険なので、ニット帽を被っていると温かくて安全です。下記に濡れた手袋やマフラーの洗濯の仕方の記事があるので、ぜひ参考にして下さい。


アイススケートの靴の履き方|靴はいつもと同じサイズを選ぶ

アイススケート靴は、いつもと同じサイズを選びます。スケート靴は、その場所で貸し出しされていますので、用意する必要はありません。サイズは、基本いつもと同じサイズを選びましょう。

紐靴タイプのスケート靴は、まず紐を緩めてから履き始めます。かかとをきちんと合わせてから、つま先の方からきちんと紐を締めていきます。途中からフックに紐をかけていきますが、もし紐が余るようだったら、下のフックに再度かけそれから蝶結びをしましょう。

アイススケートの滑り方と上達のコツ7選

アイススケートの滑り方と上達のコツ①基本姿勢は脚をV字にしておく

アイススケートの滑り方と上達のコツ1つ目は、基本姿勢は脚をV字にしておくことです。まず初めは滑る練習からではなく、スケートリンクに立つ練習から始めます。その際の基本姿勢は、かかとをくっつけてつま先を開けてVの字の形にします。そうすることで、勝手に前に進んだりバランスを崩すことはありません。

最初、リンクの上に立つときは、手すりにつかまって立ちましょう。そして、体のバランス感覚を覚えて安定したら、そっと手を離して立ちましょう。このとき足に力が入り過ぎてピンと伸びたままだと転びやすいので、軽く膝を曲げると楽に安定しますよ。

アイススケートの滑り方と上達のコツ②初心者はまずは足踏みをする

アイススケートの滑り方と上達のコツ2つ目は、初心者はまずは足踏みをすることから始めます。スケートリンクの上に立てたら、次は歩いてみましょう。まず小さくその場で足踏みをして、慣れたらペンギンのように前に進みます。足を開けるとバランスを崩しやすくなるので、V字の形で少しずつゆっくりと進みましょう。

アイススケートの滑り方と上達のコツ③初心者は両足を揃えて滑る


アイススケートの滑り方と上達のコツ3つ目は、初心者は両足を揃えて滑ることです。ゆっくりとペンギンのように歩くことにも慣れたら、次は両足を揃えて滑ってみましょう。早く滑る必要はないので、歩いては滑る、歩いては滑るということを繰り返してみましょう。

アイススケートの滑り方と上達のコツ④上達したら片足ずつ滑る

アイススケートの滑り方と上達のコツ4つ目は、上達したら片足ずつ滑ることです。両足で滑ることにも慣れたら、次は片足ずつ滑ってみましょう。まずは、片足でリンクを軽く蹴り、もう片方の足で滑ります。もし片足で滑るのが難しく感じるときは、両足での滑り方に戻して慣らしてから、再度挑戦しましょう。

アイススケートの滑り方と上達のコツ⑤重心移動を練習する

アイススケートの滑り方と上達のコツ5つ目は、重心移動を練習することです。片足ずつ滑ることにも慣れたら、次は重心移動をしてよりスムーズに滑れるように練習しましょう。まず、片方の足で滑っている途中で、もう片方の足のエッジの重心を移動させて滑ります。

フィギュアスケートを見てたら分かると思いますが、スケートで前に進むときは、真っすぐでなく、交互にまるでジグザグのような感じで進んで行きますよね。それをイメージすると分かりやすいと思います。滑っている足でまずリンクを蹴って、もう片方の足で滑ります。

アイススケートの滑り方と上達のコツ⑥上達したらひょうたん滑走

アイススケートの滑り方と上達のコツ6つ目は、上達したらひょうたん滑走をしましょう。ひょうたん滑走はアイススケートの基本的な技です。ひょうたん滑走の方法は、まずかかとを付けた状態で膝を軽く曲げ、つま先の方向に滑りましょう。少しずつ左右の足の幅を広げ、肩幅ほど広がったらつま先を内側に向け閉じます。

この滑り方を繰り返すとひょうたん滑走になります。この滑走は、氷を押して前に進むことが出来ます。言葉ではよく分からないかもしれないので、下記に動画があります。ぜひ参考にして下さい。


アイススケートの滑り方と上達のコツ⑦バックの基本は内股

アイススケートの滑り方と上達のコツ7つ目は、バックの基本は内股で滑ることです。ひょうたん滑走も出来るようになったら、バックで滑る練習をしましょう。バックで滑るには、内股にして足を小刻みに動かすと進むことが出来ます。分かりやすい動画があるので、ぜひ参考にして下さい。

アイススケートの止まり方と転び方は?

アイススケートの止まり方①「イ」の字の形にするやり方

アイススケートの止まり方1つ目は、「イ」の字の形にするやり方です。滑っている途中で、足をVの字にしてから、左足を前に出して、イの形にします。その際に軽く膝を曲げると止まりやすくなります。下記に「イ」の字の形の止まり方動画があるので、ぜひ参考にして下さい。

アイススケートの止まり方②「ハ」の字の形にするやり方

アイススケートの止まり方2つ目は、「ハ」の字の形にするやり方です。やり方は簡単で、両足で滑走し膝を深めに曲げたら、つま先を内側にし踵は横に開けて、内股のようにして止まります。下記に「ハ」の字の止まり方の動画があるので、ぜひ参考にして下さい。

アイススケートの止まり方③「T」の形にするやり方

アイススケートの止まり方3つ目は、「T」の形にするやり方です。T字ブレーキは、初心者には少し難しいかもしれません。これはアウトエッジを使って止まる方法で、体重を滑っている左足にかけ、右足は軽くしておき、くるぶしをつけるように氷を削り止まります。下記に動画があるので、ぜひ参考にして下さい。

アイススケートの転び方は背中を丸める

アイススケートの転び方は背中を丸めることです。アイススケートでは、初心者でなくても不意にバランスを崩して尻餅をついたり、転びそうになって体に力が入ってしまい、逆に派手に転んだりすることってありますよね。

上手に転ぶには、まずバランスを崩して転びそうになったら体を前のめりにして、背中を丸めてしゃがみましょう。もし、後ろにバランスを崩してしまったときは、そのままだと背中や首、頭もぶつけてしまうかもしれません。出来るだけ背中を丸めてコロンと転がりましょう。そうすることで、頭を守ることが出来ます。

アイススケートの基本の滑り方を知ろう!

いかがでしたでしょうか。アイススケートを滑ったことがない人には、敷居が高いものと思い込んでいる方もいるかもしれませんが、実際にはいくつになってもコツさえつかめれば、誰でも簡単に滑ることが出来ます。筆者も以前初めて行ったときは、いつの間にか子供よりも自分が夢中になって練習していました。

初心者の方はどうしても転ぶ回数が多く、必然的に濡れることになります。小さなお子さんと一緒に行く際も、着替えがあるととても役立ちますよ。ぜひコツをつかんでアイススケートを楽しんで下さい。

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