Large thumb shutterstock 1124524397

負けたくない人の心理11選|負けず嫌いが仕事の悔しさを昇華するには?

更新:2019.09.02

あなたの会社にも仕事で常に負けたくない人、勝ち負けにこだわる負けず嫌いな人がいませんか?この記事では、そんな人の心理や自分に悔しい気持ちや悔しさが湧き上がってきた際にそれを「悔しくない!」とごまかすのではなく、そこから学び、それを昇華していく方法などをご紹介していきます。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。



負けたくない人の心理11選

負けたくない人の心理①自分の中にあるコンプレックスが根源にある

常に勝負する男性

負けたくない人の心理の1つ目は、「自分の中にあるコンプレックスが根源にある」という心理状態です。このタイプの心理状態にある場合、例えば自分の容姿や能力に自信がなく、それがコンプレックスになっている理由で負けず嫌いになっています。

誰かとの比較なども手放して、「自分は能力や才能もある人間だ」という無条件の自信を欠いているので、それがコンプレックスという形で固定化し、それを見ないように、あるいは逃げる方法として悔しい思いを抱えることになります。

負けたくない人の心理②人生は全て勝ち負けで決まると思っている

論議する二人

負けたくない人の心理の2つ目は、「人生は全て勝ち負けで決まると思っている」という心理状態です。これは、人生のある時点でどこかから、または誰かから「とにかく人よりも勝たないと」と学んでしまい、それを全てのことに応用してしまう心理です。

いわゆる、仕事でも勝ち負けに異様にこだわったり、負けず嫌いであるが故に自分の非や間違いを素直に認められないタイプです。また、このタイプは負けることに対して非常に恐怖を感じているので、負けることを恐れています。

負けたくない人の心理③独占欲・支配欲が強い

独占欲の強い男性

負けたくない人の心理の3つ目は、「独占欲・支配欲が強い」という心理状態です。これは、どこかで強い不足感や焦燥感を学び、「何でも自分のものにしなければならない。」と考える心理とも言えます。確かに、自分の安全のために資産を増やしたりすることは不可欠です。

しかし、それが行き過ぎて「全てが自分の手中にあるべきだ」という考え方になると、他人に犠牲を余儀なくした行き過ぎた負けず嫌いになってしまいます。独占欲と支配欲は人間誰もがあるものですが、その程度に注意をしましょう。

負けたくない人の心理④ライバル意識が強い

ライバル関係の二人

負けたくない人の心理の4つ目は、「ライバル意識が強い」という心理状態です。このタイプはとにかく自分の周りの人間に仲間意識、あるいは一緒に切磋琢磨する仲間だという意識ではなく、蹴倒す仲間だと思っています。

確かに、仕事や学業でお互いに磨き合うという目的でライバル意識をある程度持つことは有効です。しかし、これがただの負けず嫌いから来る悔しい、負けたくない、という気持ちになるとその目的から外れてしまいます。常にライバルにも同じフィールドで努力する相手だという敬意を持って接しましょう。

負けたくない人の心理⑤自分に対する自尊心が低い

自尊心低めの女性

負けたくない人の心理の5つ目は、「自分に対する自尊心が低い」という心理状態です。心理学でも、基本的に幼少期に自分に対する尊敬の念、無条件での受け入れの心や愛する心を学べなかった人は過度な負けず嫌いや自分にやたら厳しい人格を形成する可能性が高いと言われています。

これは、教育の過程で親や学校から完璧主義や減点主義の教育を受けてきた人に良く起こる心理状態です。また自分への自尊心が低い人は他人を本当の意味で尊敬することができません。これが過度な負けず嫌いにつながることもあります。

負けたくない人の心理⑥負けるのは悔しいことだとの強い信念を持っている

悔しさで落ち込む女性

負けたくない人の心理の6つ目は、「負けるのは悔しいことだとの強い信念を持っている」という心理状態です。とにかく、負ける=悔しいという感情に結び付けた体験を人生のどこかでしており、これが自分の奥深くにあるとそれが強い信念に代わり、人生を支配するようになります。

この本人からすると不快な悔しい想いや悔しさを感じたくないがために相手を攻撃したり、負けず嫌いやあるいは自分にとって必要な努力や挑戦をしない、という行動に繋がることもあります。悔しい想いにぶつかった際は自分の人生の信念にも着目してみましょう。

負けたくない人の心理⑦自分の悔しさをコントロールできない

感情的になる女性

負けたくない人の心理の7つ目は、「自分の悔しさをコントロールできない」という心理状態です。これは、特にホルモンなどの関係で感情的に揺れやすい女性にも多いものです。自分の悔しいという感情に対する適切な対処法を知らないので、そのまま相手にそれをぶちまけたりしてしまいます。

基本的に仕事では、感情的になって論議したり人を批判することは慎むことが基本です。しかし、これを家庭の中や若いうちに社会で学べなかった人はその状態に自分が気付くことがなく、これが負けず嫌いの心理状態につながることがあります。


負けたくない人の心理⑧誰かを見返してやりたいという思いが強い

見返しのために金持ちになった男性

負けたくない人の心理の8つ目は、「誰かを見返してやりたいという思いが強い」という心理状態です。これは、特に幼少期に誰かとの関係の中で自分がバカにされたり、差別されたりした経験を持つ人がその相手に対して見返したい!という気持ちを抱いた際に起こるものです。

これが負けず嫌いや悔しさに敏感な人格を形成してしまい、相手を見返すことだけを人生の中心に据えるような現実を招いたりします。これもポジティブな方向に作用すれば良いですが、ネガティブになると他人を巻き込んで被害者を増やします。

負けたくない人の心理⑨人への嫉妬心が強い

嫉妬心のある女性

負けたくない人の心理の9つ目は、「人への嫉妬心が強い」という心理状態です。これは、ライバル心の強い人にも似ています。とにかく、自分以外の人の持っているもの、能力、容姿などがうらやましく、嫉妬心を抱いて自分で努力したり学ぼうとしません。

このタイプは、自分での学びや努力に時間をかけるのではなく、他人の足を引っ張ることに時間をかけます。それをされる方はフェアではない、あるいは理不尽な想いをすることになります。自分がこの状態になっていると気づいたならすぐに止めましょう。

負けたくない人の心理⑩出世欲が強い

出世で喜ぶ男性

負けたくない人の心理の10個目は、「出世欲が強い」という心理状態です。これは、とにかく仕事でも出世がしたい!と思っているタイプです。その理由としては、「人からすごいと思われたいから」など顕示欲と関連していることもあります。

純粋に努力家で仕事ができ、世の中に貢献した上で出世していくことができるのは当然ですが、ただ「出世したいから」という理由だけで自分の負けず嫌いな側面を形成し、他人をだましたり犠牲にしたりしながら出世するのは間違いです。

負けたくない人の心理⑪相手への共感力や客観視能力を欠いている

共感力のない男性

負けたくない人の心理の11個目は、「相手への共感力や客観視能力を欠いている」という心理です。これは、自分の気持ちや願望にしか注意を向けられず、相手の気持ちに寄り添う共感力や状況を客観視することができない場合にそれが負けず嫌いに繋がります。

自分の人生にしっかり自信と責任を持つことは重要です。しかしこれは、だから他人を無視して自由に生きていけば良い、というのとは違います。自分の人生と他人の人生も同様に尊重しながら、上手く折り合いとつけながら生きる視点も重要だと言えるでしょう。

以上までで、主に負けたくない人の心理的特徴をそれぞれのパターンに分けて説明してきました。下記関連記事内では、仕事でも学校でも必ずいる口が悪い人の特徴をまとめています。男女別の解説もあるので興味深い内容となっています。ぜひ当記事と合わせてチェックしてみてください。

負けず嫌いのメリットとデメリットは?

自分に生かせる学び負けず嫌いのメリットは物事を動かす原動力にできること

メリットを生かした男性

まず、自分に生かせる負けず嫌いのメリットは、「それを物事を動かす原動力にできること」です。その根本の理由が何であれ、負けず嫌いや悔しい気持ちは一種のエネルギーです。これを、自分の人生の学びや仕事に生かし、物事を動かす原動力にできます。

仕事での負けず嫌いのデメリットは悔しくないとごまかさして生かさないこと

デメリット

次に、仕事での負けず嫌いのデメリットは、「悔しくないとごまかさして生かさないこと」です。先に述べた通り、この負けず嫌いという一種のエネルギーを「悔しくない!」となかったことにしていると、それがいつか爆発したり、人生の停滞を招く原因となり得ます。

自分が本当に感じていること、認めたくない自分の一部を認めることは時に難しいですが、そこは素直に認め、人生の学びや糧にできる方向にぜひシフトしていきましょう。

負けたくない気持ちを昇華するには?

学びとして生かせる負けたくない気持ちを昇華する方法①達成意欲に換える

意欲に燃える男性

学びとして生かせる負けたくない気持ちを昇華する方法の1つ目は、「それを達成意欲に換える」です。自分に対する悔しい気持ちや悔しさを何かを達成する際の意欲として捉え、人生に生かすようにしましょう。

負けたくない悔しい気持ちを昇華する方法②身体を動かすことをしてみる

走る女性

負けたくない悔しい気持ちを昇華する方法の2つ目は、「身体を動かすことをしてみる」です。どうしても負けず嫌いな性格や悔しい感情が強く、それに振り回されるのを感じたらそれを体で解放するために身体を動かすことをしてみましょう。ランニングやボクシング、ヨガなどもおすすめです。

負けたくない悔しい気持ちを昇華する方法③カウンセリングを受ける

カウンセリングを受けるクライアント

負けたくない悔しい気持ちを昇華する方法の3つ目は、「カウンセリングを受ける」です。上記のような方法を試しても自分の過度な負けず嫌いな特性が人生の停滞を招いている、と感じたらプロのカウンセリングを受ける、という方法もあります。自分の人生を振り返る良いチャンスにもなり得ます。

負けたくないという心理を活用してビジネスで活躍しよう!

ビジネスで話し合う社員たち

当記事では、仕事でも活用できる「負けたくない心理」の上手い使い方や昇華法を数多くご紹介してきました。ぜひビジネスや日常生活でも活用してみてください。下記関連記事では、日本人特有の事なかれ主義についてまとめています。気になる方は是非チェックしてみてください。

●商品やサービスを紹介いたします記事の内容は、必ずしもそれらの効能・効果を保証するものではございません。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。