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靴のカビの取り方は?革靴やブーツやスニーカーのカビ取り・除去のコツも

更新:2019.06.21

靴にカビが生えてしまったとき、どんなカビ取り方法をしていますか?今回は革靴や革のブーツ、スニーカーに生えてしまったカビの取り方を細かくご紹介します!スニーカーのカビ取りは重曹を使った方法なので、ナチュラルクリーニングが好きな人にはぴったりな方法ですよ。ぜひ参考にしてください。

靴にカビが生える原因3選

靴にカビが生える原因①靴の保管場所の温度が20度から30度ある

温度が20℃から30℃の場所に保管していると、靴にカビが生える原因になってしまいます。カビは温度が5℃から30℃ある場所で繁殖することができるといわれており、特に28℃前後が一番活発に繁殖してしまいます。

冬場など寒い時期でも0℃前後あればカビはじわじわと繁殖するため、空気がこもりやすい場所で保管してしまうとカビが増えてしまうのです。

靴にカビが生える原因②靴の保管場所の湿度が80%以上ある

靴の保管場所の湿度が80%以上ある場合にも、靴にカビが生える原因の一つとなってしまいます。理論上だと、カビの発生には80%の湿度が必要なので、お風呂場やキッチンの流し周りなどの場所にしか生えないはずです。

しかし、カビは表面の水分を吸うことで発生してしまう細菌なのです。ですので、一日履いてたくさん汗を吸ったり、雨で濡れてしまった革靴やスニーカー、ブーツなどにもカビが生えてしまいます。そのため、梅雨時はカビの発生が多くなってしまうのです。

靴にカビが生える原因③靴にほこりや泥がついている

靴にほこりや泥がついていると、カビが生えてしまったり繁殖してしまう原因となってしまいます。実はカビの胞子は、空気中をたくさん浮遊しているのをご存知でしたか?その胞子は、様々な塵や汚れを栄養として繁殖していくのです。

ただでさえ日常的にある塵や汚れで繁殖してしまうカビが、靴についているほこりや泥を見逃すはずがありません。「室温・湿度・栄養」この三つが揃ってしまったとき、あっという間にカビが繁殖してしまうため、少しでもカビの発生を減らすための対策が必要となってきます。

靴のカビの取り方は?【革靴】

カビを取る時は換気をしながら行う

靴のカビ取りを行うときには、カビを吸い込んでしまわないために換気をするよう心がけましょう。マスクを着用したり手袋をして作業を行うのもカビ対策に効果的です。

また、新聞紙を敷いた上でカビ取りを行うと、落ちてしまったカビをそのまま捨てられるので後々楽になります。カビ取り時に着ている服にカビが飛んでいる場合もありますので、手入れが終わったら着替えるようにしましょう。

革靴やブーツのカビの取り方①布にエタノールをつけて表面のカビを除去する

革靴やブーツについたカビの取り方は、消毒用エタノールや皮革用カビ取りクリーナーを布につけてカビ取りしていく方法が効果的です。布で拭くときは目立たない場所で試してから、全体に使用するようにしてください。

消毒用エタノールを靴に直接吹きかけてしまうと変色などに繋がるため、必ず布に吹きかけてください。手順1で使用した布にはカビがたくさんついていますので、衛生上捨ててしまいましょう。

消毒用エタノールが無い人は皮革用除菌スプレーだけでも構いません。反対に、皮革用除菌スプレーが無い人は消毒用エタノールだけでも構いません。ですが、どちらも使用することで革の表面についたカビを完璧に除去し、繁殖と発生の確立を下げられますので2つ使った方法がおすすめです。

用意するもの

  • 柔らかい布…2枚
  • 消毒用エタノール又は皮革用カビ取りクリーナー
  • 皮革用除菌スプレー
  • ビニール袋…1枚

手順

  1. 乾いた布に消毒用エタノール又は皮革用カビ取りクリーナーを適量つけます。
  2. 1の布でカビのついた革靴やブーツのカビを拭き取っていきます。
  3. 拭き終わったら、使用した布は袋に入れて捨てましょう。
  4. もう一枚の布に皮革用除菌スプレーをつけます。
  5. 4の布を使って革靴やブーツについたカビを完全に除去します。

POINT

水洗いは厳禁!

カビがたくさんついていると思わず水洗いをしてしまいたくなりがちですが、実はその方法はおすすめできません。カビが付いている状態の靴を洗ってしまうと、カビが水分を吸収して繁殖しやすくなり、乾かしている間に以前よりカビが増えてしまう可能性があります。

革靴やブーツのカビの取り方②日陰に干して靴の中の湿気を取る

布で革靴やブーツのカビ取りをした後は、風通しの良い日陰に干して靴の中に充満してしまった湿気を取り除きましょう。天日干ししてしまうと、靴の収縮や色落ちに繋がりますので気を付けて下さい。

最低でも2日から3日は干します。雨が降りそうな天気の日は取り込んでくださいね。丸めた新聞紙を入れると、革靴やブーツの湿気を吸い込んでくれます。その他にも、すのこや下に空間ができるような網の上で干すと、靴底の湿気も素早く取ることができます。

革靴やブーツのカビの取り方③革靴やブーツを通常の手入れで綺麗にする

革靴やブーツのカビ取りと乾燥が終わったら、革用の保湿クリームを塗っていきます。保湿してしまうとカビが発生しやすくなってしまいますが、ある程度の保湿をしておくことで革製品が長持ちします。この保湿クリームは汗や水濡れと違い専用の保湿クリームですので、しっかりと塗りましょう。

革靴の詳しい手入れ方法は以下の記事を参考にしてください。最後に吹きかける防水スプレーでカビを防止するのと、水濡れに弱い革靴やブーツを守ることができます。全ての作業が終わったらブーツキーパーで固定すると靴の形を綺麗に保つことができます。

用意するもの

  • 柔らかい布…3枚
  • 革用保湿クリーム
  • 靴磨き用ブラシ
  • 靴墨
  • 防水スプレー

手順

  1. 柔らかい布に革用の保湿クリームをとり、革靴やブーツに薄く塗っていきます。
  2. 1のクリームを円を描きながら靴全体に伸ばしていきます。
  3. ブラシに靴墨をつけて、革靴やブーツのつま先からかかと部分に向けクリームを伸ばしていきます。
  4. 余分な靴墨を柔らかい布で拭きとり磨いていきます。
  5. 最後に防水スプレーを靴全体に吹きかけます。

靴のカビの取り方は?【スニーカー】

スニーカーのカビ取り方法①スニーカーのほこりや泥を落とす

スニーカーのカビの取り方は、革靴やブーツより簡単に行えます。丸洗いできるので、靴を洗う用のブラシやたわしがあると良いでしょう。スニーカーの中に入っている砂なども出すのを忘れないようにしてください。

軽いカビがついている場合は、水で濡らした付近に粉末状の重曹をつけ、カビ部分をこすることで除去できます。拭いたあとは空拭きでしっかりと水分を取り除き天日干ししましょう。

用意するもの

  • 靴用のブラシやたわし

手順

  1. スニーカーの中敷きと紐を外します。
  2. 乾いた状態のスニーカーについているほこりや泥をブラシやたわしを使って軽く落としていきます。

スニーカーのカビ取り方法②重曹を混ぜたお湯にスニーカーを漬け置きする

洗面台やバケツにお湯を張り、重曹を混ぜてからスニーカーを漬けます。3時間以上漬けるとカビや汚れが落ちやすくなります。スニーカーは浮いてしまいやすいので、蓋をしたり定期的にひっくり返すことで、靴全体が漬かるようにしてください。紐や中敷きも一緒に漬けて綺麗にしましょう。

用意するもの

  • 重曹…50g
  • 40℃~50℃くらいのお湯…2L

POINT

色物には気を付けてください

白いスニーカーと色物のスニーカーを漬け置きしてしまうと、白いスニーカーに色が移ってしまう可能性があります。別々のお湯に漬けるようにしましょう。

スニーカーのカビ取り方法③スニーカーを洗剤で洗ってから干す

重曹に漬けてカビを取りやすくしたら、洗濯石鹸を塗りつけてたわしなどでカビを除去していきます。スニーカーの内側などもしっかりと洗いましょう。カビや汚れがみるみる落ちていきます。こすり終わったら綺麗な水ですぎ洗いをして汚れやカビを洗い流してください。

洗い終わったスニーカーは洗濯バサミや靴用のハンガーを使って干していきます。革靴のときは日陰干しでしたが、スニーカーの場合は天日干ししましょう。お日様が出ている時間帯に干し、夕方から夜にかけては室内にしまうことで気温の変化による結露を防ぎます。

スニーカーの中に新聞紙を入れると乾きが早くなりますよ。色落ちが心配な人は日陰干しでも構いません。日光の殺菌作用がカビの除去と再発を防いでくれます。靴を干している間に使用した洗面台やバケツに残っている汚れを洗い流してくださいね。水垢が気になる人はクエン酸を使用した掃除方法を試してみてください。

用意するもの

  • 洗濯用石鹸
  • 靴用のブラシやたわし

手順

  1. 重曹のお湯で漬け置きしたスニーカーに洗濯用石鹸を塗りつけます。
  2. 中敷きや靴ひもにもしっかりと塗りましょう。
  3. 靴用ブラシやたわしを使って1と2をゴシゴシこすります。
  4. 綺麗な水ですすぎ洗いを何度か繰り返し、石鹸が落ち切ったら水気を切ります。
  5. 洗濯バサミや靴用のハンガーを使ってスニーカーを天日干しします。

POINT

こすり過ぎには注意

スニーカーのカビの発生場所は生地部分・スポンジ部分・ゴム部分と様々ですが、どの部位もこすり過ぎてしまうと傷んでしまいます。力加減に注意してください。

スニーカーのカビ取り方法④黒カビには重曹と酸素系漂白剤を使う

重曹を使った通常のカビ取り方法とほとんど同じ手順ですが、頑固な黒カビには「酸素系漂白剤」も混ぜて漬け置きします。手荒れを防ぐ為、ゴム手袋をして洗うようにしてください。換気も必須です。漂白剤を使用しているので、洗濯用石鹸は必要ありません。

酸素系漂白剤の他に塩素系漂白剤というものがあります。こちらは漂白力が非常に強く、お風呂のカビ取りやキッチン用品の漂白に使われ物ですが、スニーカーのカビ落としに使用してしまうと色落ちの原因になってしまいますので使用しないでください。

白いスニーカーに使用した場合、白くはなりますが、天日干しすると紫外線の影響で黄ばみが発生してしまう恐れがあるためおすすめできません。ですが、ほんのわずかな箇所であれば塩素系漂白剤を塗布し、5分後くらいで洗い流すようにすれば問題なく使用できます。

用意するもの

  • 重曹…大さじ1
  • 酸素系漂白剤…大さじ1
  • 40℃~50℃のお湯…2L

手順

  1. バケツにお湯を張り、重曹と酸素系漂白剤を混ぜてスニーカーを漬けます。
  2. 30分ほど漬けたらスニーカーをたわしでこすり水洗いします。
  3. すすぎ洗いした後、水気を切って天日干しします。

靴にカビが生えない保存する方法は?

靴にカビが生えない保存する方法①下駄箱の掃除や除湿をする

靴にカビが生えないようにするには、靴の保管場所の掃除や除湿が重要なポイントとなってきます。ほこりや塵、湿気はカビの繁殖に繋がるため、出来るだけ綺麗にしましょう。下駄箱に入っている物をすべて取り出し消毒用エタノールを使って雑巾で拭いてください。

雑巾で拭き終わったら、下駄箱内が完全に乾いてから靴をしまいましょう。下駄箱に除湿剤を入れたり、靴の下に新聞紙を敷くと除湿効果があります。また、定期的に下駄箱の扉を空けて、籠った湿気を逃がしてあげることも必要です。掃除の際にせっかく靴を出したのですから、下駄箱のDYIに挑戦してみても良いでしょう。

靴にカビが生えない保存する方法③靴のほこりや汚れを取る

カビの発生を少しでも減らすようにするには、靴を履いて帰ってきてからの毎日の簡単なお手入れも大切です。カビのご飯となってしまう靴のほこりや泥などの汚れを、下駄箱に入れる前にサッと取ることを習慣づけるようにしましょう。

汚れの簡単な取り方は、消毒用エタノールをつけた布で拭いてあげることです。また、靴用ブラシをかけるのも効果的です。時間があるときに玄関に落とした汚れも掃除してくださいね。

靴にカビが生えない保存する方法③靴は乾かしてから下駄箱にしまう

雨に濡れていなくても、一日履いた靴はたくさんの汗を吸って濡れてしまっています。そのまま下駄箱にしまうと湿気が籠りカビが発生してしまうので、靴をしばらく玄関に出して乾かしてから下駄箱にしますようにしましょう。

靴の中に丸めた新聞紙を入れておくと新聞紙が湿気を吸い込んでくれます。ドライヤーなどをかけると早く乾きますが、素材によっては縮みや変色を起こしてしまう可能性がありますので気を付けて下さい。

ピカピカの靴を履いて外出を楽しもう!

“おしゃれは足元から”というくらい、靴はファッションの重要なアイテムです。そんな靴にカビが生えていては気分も良くないですし、カビの臭いの発生や水虫の原因になってしまうこともあります。革靴などは仕事で使いますから、カビの生えた靴で営業にいって印象が悪くなってしまう可能性もあり得ます。

なぜカビが発生してしまうのかを理解して、日頃の簡単な手入れや発生してしまったカビの取り方をマスターして、綺麗な靴で外出を楽しんでくださいね。愛用している靴を長持ちさせるテクニックはこちらを参考にしましょう。

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