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天涯孤独の寂しくない生き方とは?老後や入院時に必要な保証人についても

更新:2019.06.21

天涯孤独というと「寂しい」というイメージがあります。そして気になるのは老後や生き方、何かあった時の入院や保証人についてではないでしょうか。この記事では、皆さんが気になっている天涯孤独のアレコレについて詳しくご紹介していきます。

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天涯孤独の意味とは?

天涯孤独の意味とは「一人で寂しい生き方をしている人」のこと

天涯孤独

天涯孤独とは、「友達や家族もおらず、たった一人で寂しく生きている人」のことを指します。現代の日本では出生率も低下する一方で、さらに未婚の男女の数も年々増加しています。また、家族があっても近所付き合いが希薄であり、ご近所どうしのコミュニケーションも減ってきているといっていいでしょう。

そうしたことから、家族を作らないまま年をとって一人になったり、気軽に話せる仲の良い人が近くにいないために一人でいる時間が多くなったりして、それがますます天涯孤独という生き方に繋がっていってしまっているのが現状と言えます。

もしもの時に誰も頼れる人がいない

頼れる人がいない

先ほどご紹介したように、天涯孤独とは友達や家族がおらず、一人で生きている人のことです。そのため、もしもの時には頼れる人がおらず、非常に困ってしまいます。例えば老後に体調を崩して入院するとなった時、入院するためには保証人が必要です。

まだ若くて独身のうちであれば、保証人になってくれる人もいるでしょう。しかし、年をとって家族を持っていると、なかなか保証人になってくれる人というのはいないのです。このように、天涯孤独というのは「精神的な拠りどころになる人が誰もいない」というだけでなく、もしもの時にも頼れる人がいないことを意味します。

天涯孤独になりやすい人の特徴は?

天涯孤独になりやすい人の特徴①一人が好き

天涯孤独になりやすい人の特徴その1は「一人が好き」です。と言っても、本当に一人が好きだと感じているのであれば問題ありません。そうした人は、自分の時間を大切にしながら周囲とも関わっていけるからです。問題は、寂しがりやなのに他人とうまく付き合えず、一人で閉じこもってしまうタイプの人です。

「寂しい」という気持ちを押し殺した生き方は、他人と関わることを避ける生き方に繋がります。そうすると周囲の人からも扱いにくい人だと思われ、そこからさらに孤立してしまうことになるのです。そんな日々を過ごしているうちに友達がいなくなり、気が付いたら天涯孤独になっていた、というパターンです。

天涯孤独になりやすい人の特徴②上手に他人に甘えられない


甘えられない

天涯孤独になりやすい人の特徴その2は「上手に他人に甘えられない」です。安定した家庭環境で愛情いっぱいに育った人は、気持ちも安定しやすくなります。自分がたとえどのような感情を表現しても受け止めてもらえる、と心の底から思えているので、喜怒哀楽をきちんと表現できます。

そして、他人に自分の要望もきちんと伝えることができるし、上手に甘えることもできるのです。しかしそうでない人は、他人に上手に甘えるということができません。「なんでも一人で解決しないといけない」と感じているので、なかなか他人に頼ることができないのです。その結果孤立し、天涯孤独になってしまいます。

天涯孤独になりやすい人の特徴③一人っ子である

天涯孤独になりやすい人の特徴その2は「一人っ子である」です。ほとんどの場合、親という存在は自分より先に亡くなってしまいます。そうすると、自分が年老いた時に一番身近な存在になるのが兄や弟、姉や妹なのです。しかし一人っ子であれば、自分に子どもがいない場合、その時点で一人ぼっちになってしまいます。

たとえイトコなどの親戚がいたとしても、兄弟・姉妹に比べれば、どうしても疎遠になってしまいがちなのが現実です。そのため、一人っ子という環境は天涯孤独になってしまいやすいと言えるでしょう。

天涯孤独の人が老後・入院時に気を付けるべきことは?

天涯孤独の人が老後・入院時に気を付けるべきこと①老後のため保証人を探す

老後のため保証人を探す

天涯孤独の人が老後・入院時に気を付けるべきことその1は、「若いうちに後見人を探す」です。老後、例えば老人ホームに入る時などは、保証人が必要になります。老後のために若いうちから後見人を探し、公証役場で契約するようにしておくのです。

年老いて、老後に正常な判断ができなくなってから探しているのでは遅いのです。意識がはっきりしていて、物事を自分でちゃんと決められるうちに、後見人を決めておきましょう。ただ、近年は天涯孤独の年配者が多くなっている傾向にあり、施設によっては保証人が必要ないところも増えてきています。

天涯孤独の人が老後・入院時に気を付けるべきこと②入院時保証人は2人必要

入院時保証人

天涯孤独の人が老後・入院時に気を付けるべきことその2は、「保証人は2人必要」ということです。これは入院した時の話なのですが、入院する時の書類には保証人を2人書く欄があります。天涯孤独の人にとっては困ってしまうことでしょう。

ただし、書類上は2人の保証人の名前を書くようになっていますが、書けなかったからといって入院を断られるケースは稀です。医師法というものにも、簡単に言えば「診察や治療を求めている人を拒んではならない」とあり、保証人が書けなかったからといって診察や治療を断られることはないので安心してください。

天涯孤独の人が寂しさを感じずに生きる方法は?

天涯孤独の人が寂しい気持ちにならない生き方①寂しいと思わない

寂しいと思わない

天涯孤独の人が寂しい気持ちにならない生き方その1は、「寂しいと思わない」です。天涯孤独を楽しんでいる人は、その状況を寂しいものだと感じていないのです。一人でいること、孤独でいることをネガティブなことではなく、ポジティブなことだと捉えています。

そうしたネガティブな感情がないため、1人でも心穏やかにハツラツと過ごせることができるのです。天涯孤独と聞くとどうしても「寂しい生き方」というイメージが付きまといますが、それは自分の考え方次第で、ハッピーな気持ちで生きることも可能となります。

天涯孤独の人が寂しい気持ちにならない生き方②好き勝手できると考える

好き勝手できる

天涯孤独の人が寂しい気持ちにならない生き方その2は、「好き勝手できると考える」です。天涯孤独という状況を満喫できている人というのは、自分がやりたいと思ったことができないとストレスになってしまう人なのです。一人であれば誰にも縛られずに好きなことができるため、天涯孤独をエンジョイすることができます。

特に、やりたいことを優先したい人にとっては、自分のやりたいことができず、家族がいることで逆に窮屈に感じてしまいがちです。子どもがいれば子どもの世話に時間をとられ、常に家族のために動かなければならないのです。また、何かをしたいと思った時も一人では決められず、家族に相談する必要があります。

そのような考えを持っている人は、逆に1人でいることの方が良いとさえ考えます。家族を作るよりも、友達をたくさん作るよりも、一人でいた方が好き勝手にできると思うことから、あえて天涯孤独でいることを決める人もいるくらいなのです。天涯孤独であるがゆえに、人生を楽しんでいるとも言うことができるでしょう。

天涯孤独の人が寂しい気持ちにならない生き方③周りは関係ないと思う

自由

天涯孤独の人が寂しい気持ちにならない生き方その3は、「周りは関係ないと思う」です。天涯孤独と言うと、一般的にはマイナスなイメージが付きまといます。そのため、天涯孤独であることに引け目を感じたり、恥ずかしいと感じたりしてしまうこともあるでしょう。

そのため、本当は人付き合いが苦手なのに無理して人の輪の中に入っていき、苦しくなってしまうこともあることでしょう。しかし、天涯孤独という状況を楽しんでいきている人は、そういった周りの声というのを一切気にしないのです。他人にどう言われようと関係ない、自分らしく楽しく生きたいと強く感じています。

自分に無理をさせず、「天涯孤独に対して何を言われても気にしない」と思うことで、天涯孤独という生き方を楽しむことができているのです。かといって、やせ我慢をして無理をしていては逆効果です。心の底からそう思うためには、若いうちから自分の気持ちに従って、どんな時でも自分を信じてあげることが大切なのです。

天涯孤独の人が寂しい気持ちにならない生き方④自信をもつ

自信を持つ

天涯孤独の人が寂しい気持ちにならない生き方その4は、「自信をもつ」です。自分を信じてあげている人というのは、自分と他人をきちんと分けて考えられている人です。そのため、他人がどんな人生をおくっていたとしても「自分は自分」という考えを持ち、自信を持って天涯孤独な生き方をすることができています。

たとえ自分が一人ぼっちで他の人が家族や友達と一緒に楽しそうに過ごしていたとしても、天涯孤独を楽しむことのできる人は、自分が本当はどうしたいかをきちんと分かっています。そのため、変にひねくれたり羨んだりということをしません。自分に自信を持つことで、天涯孤独な人生も自信をもっておくることができるのです。

天涯孤独の人が寂しい気持ちにならない生き方⑤一人時間を楽しむ

天涯孤独の人が寂しい気持ちにならない生き方その5は、「一人時間を楽しむ」です。一人で過ごす時間をきちんと楽しむことができる人は、天涯孤独であることが気になりません。ぽかぽかした天気の良い日に、近所の公園に散歩に行ったり、お気に入りのお菓子とお茶を用意してティータイムを楽しんだり、とても忙しいです。

誰かと一緒にいなくても、自分が楽しんで幸せを感じられる過ごし方をきちんと分かっているのです。そうすれば、天涯孤独であることを決して寂しいとは思わないでしょう。

天涯孤独の人が寂しい気持ちにならない生き方➅仕事に没頭する

天涯孤独の人が寂しい気持ちにならない生き方その6は、「仕事に没頭する」です。天涯孤独な生き方に寂しい気持ちを感じていない人は、仕事に夢中になっているという人も多いのです。仕事が大好きで、仕事に対して「楽しい」という気持ちで取り組むことができていれば、寂しい気持ちになる時間なんてないのです。

天涯孤独の人が寂しい気持ちにならない生き方⑦貯金をたくさんしておく

天涯孤独の人が寂しい気持ちにならない生き方その7は、「貯金をたくさんしておく」です。「何かあっても最後はお金があれば何とかなる!」…とまでは言いませんが、お金があることで出来ることの選択肢が広がるのは確かです。

天涯孤独な生き方を楽しんでいる人は、行きつけの喫茶店を決めて毎日通います。そして、店員さんや他の常連さんと仲良くなってたくさんお喋りしています。また、身体が元気な人は「一人参加OK」のツアー旅行に参加して、他の参加者と楽しく過ごしています。

お金があることで人と触れ合う機会を増やすことができるのです。また、金銭的にも余裕があることは、穏やかな気持ちで生きることにも繋がります。そして気持ちの余裕がある人のところには、自然と人も寄ってきます。天涯孤独な人生を満喫するためにも、しっかり貯金しておくことはおすすめです。

天涯孤独の人が寂しい気持ちにならない生き方⑧相談相手をつくる

相談相手

天涯孤独の人が寂しい気持ちにならない生き方その8は、「相談相手をつくる」です。天涯孤独な生き方をしている人は、基本的に一人です。何かちょっと困ったことがあっても誰にも相談できず、一人で抱え込んでしまいがちです。そうしていると、大した問題ではなくても深刻に考えるようになってしまいます。

しかし、ちょっとしたことでも相談できて、笑い飛ばせる相手がいる人は、普段は一人でも全然平気なのです。「小さなことでも相談できる相手がいる」ということは、それだけ心強いことです。まずは近所の人に挨拶することから始めて、その人がなんでも相談できるような相手になれば、天涯孤独でも決して寂しくないでしょう。

天涯孤独は決して寂しい生き方ではない

今回ご紹介したように、天涯孤独な生き方というのは、決して寂しいものではないのです。一般的には「天涯孤独」というと、老後の心配や入院した時の保証人の心配など、マイナスなイメージばかりが浮かんでしまいます。しかし中には、自分の生き方をしっかり考えた上で天涯孤独な生き方をしている人もいるくらいなのです。

また、意図せず天涯孤独になったとしても、寂しい気持ちにならない生き方というのはたくさんあります。この記事を参考に、ぜひ天涯孤独に対するイメージを考え直してみてください。きっとウキウキした気持ちになってくることでしょう。

またこちらの記事では、物事をポジティブに考えるコツや、手相を書くことで人生の運気を上昇させる、といった方法についてもご紹介しています。どちらも簡単にできるものなので、あわせてぜひご覧になってみてください。

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