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自作火起こし器の簡単な作り方は?火おこし器の使い方も

更新:2019.06.21

キャンプやバーベキューで困る炭起こしを簡単にしてくれる火起こし器をご存知でしょうか。面倒な炭への着火の手間がゼロになる魔法のアイテム火おこし器、その使い方や簡単に出来る自作火おこし器の作り方もご紹介いたします。家族や友人達とのバーベキューの時に是非お役立てください。

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バーベキューでも活躍する火起こし器とは?

バーベキューの強い味方火起こし器を知ろう

原始時代に木の板に棒を擦り付けて起こすシーンの様に以前までは火起こしという単語は火種を作る事を指していましたが、今ではマッチやライターなど火種は簡単に生み出せるようになりました。現代では火起こしは炭に着火する事を指す事から火起こし器は別名炭おこし器ともいわれています。

簡単に作れる様になったとはいえ、火種そのものを上手く炭に着火するのは難しいですよね。そんな時に役立つのがこの筒状の火起こし器です。形は随分変わった現代の火起こし器を使えばアウトドアライフを快適に満喫できますよ。

炭に着火することも火起こし器なら簡単に!

炭に着火する際には火の特性をしっかりと把握する必要があります。火は空気がないと燃焼出来ません。炭を並べる時に火に空気が入る様に配置しなければどんなに火を焼べてもすぐに消えてしまうのです。

炭の火起こしで一番難しいと言われている、炭の配置を考え火種をじっくりと着火する作業自体にかなり時間をかけてしまいます。火起こし器を使えば初心者の方でもわずか数分で完了してしまうのですから驚きのマジックアイテムですね。

火おこし器の使い方は?

火おこし器の正しい使い方

火起こし器の使い方は驚くほど簡単です。まず丸めた新聞紙や市販の着火剤を底に詰め、その上に薪や炭を縦に筒に差し込む様に置きます。後は底の穴から火をつけて待つだけです。炭の形組に悩む事も特別な事をする必要はありません。


とは言え、注意点もあります。それは空気が入りやすくする事です。大規模のバーベキューなどで沢山の炭が必要になるからといっても詰め込みすぎては空気が入り込まず火起こしが上手くいきません。必ず適量の炭を入れるようにしましょう。

もし急ぎで火起こしをしたい時は火起こし器の下から鞴やウチワを使い風を送ってください。手動になりますが空気を確実に送れるので火の周りが格段に早くなりますよ。着火剤に新聞紙を多量に使うと灰が非常に多く舞い上がりますので注意しましょう。

火起こし器・炭おこし器使用中の注意事項

火を使いますのでまず周りの環境を整えるようにしましょう。燃えやすい衣類や油類の近くでのバーベキューはご法度です。小さなお子様にも注意しましょう。小さなお子様は好奇心が強く大人の考えに及ばない行動を取る事が多いです。

必ず火を使っている時は目を離さないようにしてください。火を起こしている時も注意すべき点があります。炭が燃えるに従い煙が出る事は避けられません。最近では消防法が厳しくなり物を燃やすと罰せられる場所も多くあります。バーベキュー実施の前には必ず火を使っていい場所かどうか下調べをきちんとしてくださいね。

火を起こしている人も煙には十分に気をつける必要があります。風下に立ってしまうと煙を全て浴びてしまい目が痛くなったり鼻の粘膜がやられてしまう事もあります。また、一酸化炭素中毒になってしまう事もありますので炭火を使う時は風上に立つように心がけてください。

自作火起こし器の簡単な作り方は?

100均の商品で簡単自作できる!作るのに必要なもの

非常に便利な火おこし器ですが、市販の物は値段が高かったり自宅などの小規模のバーベキューでは大きすぎたり重すぎて持ち運びに躊躇してしまう事もあるかもしれません。そんな時は100均の商品を利用した火おこし器を自作してしまいましょう。あまりに簡単な作り方に驚いてしまうかもしれません。

100均自作火起こし器の準備物

  • 100均のオイルポット
  • 缶切り
  • 目打ち又はドライバー
  • ステンレス製ネジ

何とこれだけで作れてしまいます。オイルポットは本体の他に油濾用の中網と蓋もセットで付いています。このセットを購入すれば後は組み立てるだけで簡単に火おこし器が作れちゃいます。ネジは必要に応じて使用するので必要ない方はオイルポットだけでOKです。

100均の商品で簡単自作火起こし器の作り方

簡単火起こし器の作り方

  1. 購入したオイルポットの底を缶切りで切り取る。
  2. 目打ちやドライバーで缶の側面に穴を開ける。
  3. 穴をあけた側面のバリを利用し中網を底にセットする。
  4. 中網が安定しない時はステンレスネジで固定する。

いかがでしょうか、作り方はシンプルですごく簡単に火おこし器が自作出来る事が分かります。オイルポットが大きめの物で700mlですので、七輪や1人〜2人用のバーベキューくらいの炭が手軽に起こせるのも自作ならではの醍醐味ですよ。

100均のオイルポットよりもう少し大きめのサイズが欲しい方はホームセンターで筒状のステンレス缶を購入しましょう。様々なサイズがありますので必要なサイズを選ぶ事が出来ますよ。当然ながら大きくなればなるほど値段も高くなりますが理想通りのサイズで作れるので実用性も高くなります。

サイズが変わっても作り方は一緒ですので安心です。中網はサイズが25cm位なら100均で用意が可能です。網の代わりにステンレスの鍋敷を使用するのも良いですね。それ以上のサイズになると中網もホームセンターで購入するようになりますので併せて見ても良いですね。

火起こし器を自作する際の注意点は?

①選ぶパーツの素材に気をつける

当然ですが火おこし器を使うと本体は非常に熱くなります。タオルや軍手で持ってもそれらが焦げる程の温度になってしまいます。取っ手などを取り付ける際は燃えない・溶けない素材を使用する様に心がけて下さい。パーツが燃えたり溶けたりすると思わぬ怪我や事故を招く危険性があります。

それぞれの素材には素材名や耐久温度・注意事項などが記載されています。必ず目を通して使用できるかどうかを判断しながら作成してください。またステンレスは厚みがある程耐久力が増しますが、その分重たくなったり穴あけが難しくなる場合があります。作り方は変わりませんが手だけで穴をあけれなくなる事もあります。


電動ドリルなどの工具がある方は問題ありませんが、お持ちでない場合は素直に加工しやすい厚みを選びましょう。ほかの金属と比べるとステンレスは軟らかいですが無理な力を加えると余計な箇所がヘコんでしまい見映えが悪くなってしまいますので注意しましょう。

②切り口や穴あけ作業で手を切らないようにする

缶切りを使った後の切り口は非常に鋭利なナイフ同様になっています。うっかり手を滑らしてしまったり握ってしまうと指を切ったりする危険性がありますので注意しましょう。穴をあける時も缶本体が滑らない様にきちんと固定して行って下さいね。

加工をする時は滑り止め用のゴム付き軍手などを使用して安全面に気をつけながら加工作業を進めて下さい。100均で売っている万力を使ったり、ゴムシートを使用して滑らないようにすると加工も楽になりますよ。

③寸法をしっかりと確認してパーツを購入する

ホームセンターでのステンレス缶を使用する時は直径等の寸法はしっかりと把握してから中網等のパーツを購入してください。大丈夫だろうと思い購入したらサイズが合わず買い直しに…などではコストがかかりすぎてしまい自作した意味合いが薄れてしまいます。

取っ手の部分を付ける時は予想より少し長めのパーツを使いましょう。短めにしてしまうと手で持った時にうっかり本体に触れて火傷をしてしまう事もあります。取っ手を握った時の手の高さも考慮して取り付けてください。

おすすめの火起こし器TOP3

おすすめ火起こし器第3位|ユニフレームチャコスタII665435

画期的な燃焼理論を元に作られた火起こし・炭起こし器で初心者の方もこれ一つで簡単に炭を熾す事ができます。炭だけでなく薪も入れられる強度と大きさが魅力で、湿った薪でも完全燃焼させる事が出来る優れものです。

使わない時は畳めて収納出来るので保管場所も取らずお手軽なのも人気です。上昇気流が生み出す火力ダッチオーブンなどの下火や上火にぴったりの高火力。あまりにも簡単に火が起こせるので今までの火起こしは何だったんだと絶賛する声もありますよ。

おすすめ火起こし器第2位|キャプテンスタッグ火消し壺火おこし器セット

火起こし器と火消しツボがセットになったバーベキュービギナーには痒い所に手が届く商品です。火起こしが簡単に出来るだけでなく後片付けも出来て炭の再利用まで出来る点が大人気です。付属のスタンドは足代わりだけでなく上に被せればそのまま調理も出来る万能火起こし器でバーベキューを楽しんじゃいましょう。

おすすめ火起こし器第1位|Weberラピッドファイアスターター

煙突効果で効率よく酸素を送り込み大量の炭の着火を実現出来るので大人数バーベキューにも高い人気を誇る火起こし器です。加熱後も熱くなりにくいサーモプラスチックが使われたハンドルとワイヤーハンドルを使用しており使い手の安全への配慮もバッチリです。

大型の火起こし器ですので重量はありますが最短で大量の炭が着火出来るので炭の継ぎ足しが必要と感じた後に用意を始めても十分間に合います。コンパクトタイプを持っている方でも購入される方が居る程の人気ぶりは数ある火起こし器の中でもダントツのコスパの良さを物語っていますね。

いかがでしょうか、バーベキューをする時は必ず携帯しておきたい火起こし器TOP3をご紹介いたしました。また、バーベキューに便利な道具や持っておきたい道具は他にもあります。そちらをご紹介している記事もありますので是非ご覧ください。

火起こし器を使ってもっとアウトドアを満喫しよう

いかがでしたでしょうか。火起こし器の使い方や、おすすめの火起こし器、自作火起こし器の作り方についてご紹介いたしました。バーベキューやキャンプには欠かせない、火起こしの強い味方火起こし器があれば、手間を大きくカット出来るので、その分アウトドアライフを満喫する事が出来るようになります。

炭火を使った事がないからと敬遠していたグリルパーティーもこれからはどんどん楽しんでいきましょう。日本独自の四季折々の景色に囲まれながら仲間と楽しく過ごせばきっと良い思い出になりますよ。

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