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スマホのイヤホンジャックの折れた金属が取れない場合の取り方は?

更新:2019.06.21

スマホをアレンジできるアイテム、イヤホンジャックが折れた経験はありませんか?スマホを落とすと簡単に折れてしまいますよね。折れたイヤホンジャックの金属がスマホの中に残っていると、実はスマホの機能に支障をきたしてしまうのです。ここでは、折れた金属が取れない場合の取り方や修理できるお店を紹介していきます。

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スマホのイヤホンジャックに折れた金属が残ったらどうなる?

ゴミや異物が詰まると同じようにスマホのスピーカーから音が出なくなる

スマホのイヤホンジャックに折れた金属が残っていると、スマホはイヤホンを挿している状態だと勘違いしてしまいます。そうなると、スピーカーから音が出ないので、通話をしたり、音楽を聴いたり、音を出してゲームをしたりすることができなくなってしまいます。

また、折れて残った部分がシリコンであった場合や、ゴミや異物などが詰まっている場合でも、同じ現象が起きます。折れた金属を放置したままでいると、スマホのスピーカーから全く音が出なくなるのでとても不便ですよね。できるだけ早く取り除いてください。

イヤホンジャックが折れる1番の原因はスマホの落下です。おすすめのスマホリングについて紹介している記事がありますので、イヤホンジャックをつけていている方は、ぜひ参考にしてスマホリングをつけてみてください。まずはスマホを落とさない工夫が、トラブルを防ぐために大切です。

スマホに折れた金属が残ってしまったらすぐに対処しよう

工具

イヤホンジャックはほとんどの場合、アクシデントで折れてしまいます。上記で説明した通り、そのまま放置しておくとスマホとして不便な状態になるため、まずは身近にあるもので対処してください。その場合の注意点ですが、失敗してかえってイヤホンジャックを傷つけたり、余計に取り出しずらくなることも考えられます。

自分で覚悟をしたうえで、それでも自分で取り除きたい。もし、失敗してもそろそろスマホの変え時である。という方はぜひ自分で取り出す方法を試してみてください。それでも取れない場合や、機種変更したばかりである。費用はかかっても専門家に任せたい。という方は、最後に紹介するお店まで持ち込んでみてくださいね。

イヤホンジャック内の折れた金属を取るのに使える身近にあるものは?

折れた金属を取るのに使えるもの①瞬間接着剤

イヤホンジャック内の折れた金属を取るのに使えるもの1つ目は、瞬間接着剤です。100円均一でも気軽に買えるので、お家にある方も多いと思います。しかし、注意点としては、よくご家庭にある接着剤はゴムやシリコン用であることが多いです。

折れたイヤホンジャックの残りの部分が金属であれば、金属専用のものが望ましいです。金属に使用できる接着剤であるかどうかをよく確認してくださいね。中に残っている部分が金属だけなのか、シリコン部分が残っているのかどうかで接着剤の種類が違ってきます。

折れた金属を取るのに使えるもの②爪楊枝


イヤホンジャック内の折れた金属を取るのに使えるもの2つ目は、爪楊枝です。こちらもご家庭によくありますよね?爪楊枝は細く、イヤホンジャック内に入り込みやすく、細かい作業をしやすいため使用します。普段は使わない尖っていない方を利用します。

折れた金属を取るのに使えるもの③ペンチ・ニッパー

イヤホンジャック内の折れた金属を取るのに使えるもの3つ目は、ペンチやニッパーです。工具が一通り揃っているご家庭なら良いのですが、もしない場合、ホームセンターにはもちろん、100円均一でも200円商品などで売っていますので、何かと使えるペンチは購入しておいても良いかもしれませんね。

折れた金属を取るのに使えるもの④マイナスドライバー

イヤホンジャック内の折れた金属を取るのに使えるもの4つ目は、マイナスドライバーです。こちらもプラスとセットでお持ちの方も多いですよね。このマイナスドライバーは、細ければ細いほど良いです。大きすぎるとイヤホンジャックに入りませんので、大きさは確認しておいてくださいね。100円均一でも購入できます。

折れた金属を取るのに使えるもの⑤安全ピン

イヤホンジャック内の折れた金属を取るのに使えるもの5つ目は、安全ピンです。ただし、こちらは折れたイヤホンジャックの中心が金属で、周りはプラスチックやゴムで包まれているイヤホンジャックの場合のみ有効なものです。お子さんがいるご家庭や裁縫をされる方はお持ちではないでしょうか。100円均一でも購入できます

折れた金属を取るのに使えるもの⑥押しピン

イヤホンジャック内の折れた金属を取るのに使えるも6つ目は、押しピンです。こちらも安全ピンと同様、折れたイヤホンジャックの中心が金属で、周りはプラスチックやゴムで包まれているイヤホンジャックの場合のみ有効なものです。押しピンは、持つ部分がしっかりとあるものが使いやすいです。

折れた金属を取るのに使えるもの⑦マチ針


イヤホンジャック内の折れた金属を取るのに使えるも7つ目は、マチ針です。上記2つの安全ピンや押しピンと同じように、折れたイヤホンジャックの中心が金属で、周りはプラスチックやゴムで包まれているイヤホンジャックの場合のみ有効なものです。

安全ピン、押しピン、マチ針は同じような理由・方法で使用しますので、どれか1つあれば、わざわざ買いに行かなくても大丈夫です。

イヤホンジャック内の折れた金属の取り方は?

イヤホンジャック内の折れた金属の取り方①瞬間接着剤と爪楊枝を使う

イヤホンジャック内の折れた金属の取り方1つ目は、瞬間接着剤と爪楊枝を使う方法です。この取り方から試す方が多く、どちらも家庭によくあるアイテムですので、真似しやすいのも魅力的です。

まず、爪楊枝の尖っていない方に瞬間接着剤を塗ります。塗ったらすぐにイヤホンジャック内に爪楊枝を入れ、接着剤を塗ったところと、イヤホンジャック内で折れて残った金属をくっつけるようにします。しっかり手で持ったまま固定するように乾かしてくださいね。

接着剤が固まったら、爪楊枝を慎重に引っ張り出します。すると、爪楊枝にひっついて、イヤホンジャック内の折れた金属が取り出せます。先ほども説明した通り、折れたイヤホンジャックが金属なら、金属用の接着剤を使用してくださいね。

POINT

瞬間接着剤を塗る場所と量に注意!

瞬間接着剤は必ず爪楊枝の方に塗ってください。イヤホンジャック内に直接塗ると、接着剤が垂れた時に内部に入り込んでしまう危険性があります。また、爪楊枝からはみ出ない程度の量で充分です。爪楊枝以外でも、接着剤が塗れる細いものがあれば代用できそうですね。

イヤホンジャック内の折れた金属の取り方②ペンチ・ニッパー

イヤホンジャック内の折れた金属の取り方2つ目は、ペンチとニッパーです。こちらは、折れたイヤホンジャックが少しでも穴より外に出ていると、試せる方法です。小さめの工具の方が、扱いやすくて便利です。

ペンチかニッパーの先で、外に出ているイヤホンジャックを掴むだけの方法です。折れた場所によっては、この方法が1番手軽に試せますね。折れた部分が完全に中に入りこんでいる場合は、無理やりペンチやニッパーを使うとスマホを傷つける原因となりますので、注意してください。

POINT

折れて残った部分を掴めるかどうか

この取り方を試すと有効かどうかは、折れて残った部分の割合を見てから判断してください。他の箇所の故障に繋がらないように、決して無理にペンチやニッパーを使わないでくださいね。

イヤホンジャック内の折れた金属の取り方③マイナスドライバー


イヤホンジャック内の折れた金属の取り方3つ目は、マイナスドライバーです。こちらはできるだけ先の小さいものを使用するようにしてください。最近は極小のものもありますが、そちらの方が作業がしやすいです。

マイナスドライバーの先を、折れて残ったイヤホンジャックの隙間に入れて取り出す方法です。無理に差し込むと故障の原因になりますので、ドライバーが入りそうなら試してみてください。マイナスドライバーが入れば、イヤホンジャックが多少動くと思いますので、後はテコの原理で取り出しましょう。

POINT

細いドライバーが有効

イヤホンジャックの隙間にも入るような細さのドライバーでないと、オススメはできません。かえってイヤホンジャックを傷つけることにならないよう、注意してください。

イヤホンジャック内の折れた金属の取り方④安全ピン・押しピン・マチ針

イヤホンジャック内の折れた金属の取り方4つ目は、安全ピン・押しピン・マチ針です。こちらの3つは、折れて残ったイヤホンジャックが、中央は金属でも、周りがプラスチック製で包まれているものに効果的です。つまり、針が刺さりそうな場所が、イヤホンジャックにあるものということです。

安全ピン・押しピン・マチ針の針部分をライターなどで軽く溶かし、イヤホンジャック内に折れて残ったプラスチック部分に挿し、少し冷まします。そして、冷めた頃に引き抜きましょう。溶かす時間が十分でないと上手くいかないこともありますので、慎重に行ってください。ですが、溶かしすぎにも注意してくださいね。

こちらは火を使うので、安全には十分配慮するとともに、溶かした針がイヤホンジャックの残りではなく、スマホに当たらないようにしてください。神経を使う取り方ですが、プラスチック部分が残っていれば、かなり有効な方法です。

POINT

押しピンやマチ針は、持ち手が大きいものを選ぼう

冷ましてから引き抜くということを考えると、その時に持つ部分が大きい方が、途中で針が抜けたりせず、しっかりと引き抜くことができます。使用する押しピンやマチ針もよく選んでくださいね。

イヤホンジャックに折れたパーツが残った時の対処法

イヤホンジャック内の折れた金属が取れない場合に修理できるお店は?料金も

折れた金属が取れない場合に修理できるお店①Apple正規店

イヤホンジャック内の折れた金属が自分では取れない場合や、やはり専門家に任せたい場合は、修理を行ってくれるお店があります。折れた金属が取れない場合に修理できるお店1つ目は、Apple正規店です。スマホがiphoneの場合、softbankやau、docomoのショップに持ち込んでも修理はできません。

Apple Store直営店またはApple正規サービスプロバイダで修理を受け付けています。また、お近くに店舗がない場合は、配送でも受け付けてくれます。Apple製品は購入から1年間のメーカー保証がついています。もしくは、購入時に安全保障パックに入っていると、お得に修理に出すことができます。

POINT

安心保障パックについて

たとえ安心保障パックに加入していても、とりあえずの修理代金は自分で支払わなければなりません。支払った修理代金の80%が、月々の利用料金から割引される形ですので、現金では戻ってこないということを覚えておいてください。

Apple公式HPによると、画面割れ以外の修理代金は、30,400円~67,800円(機種によって金額が異なります)となっています。保障パックは、この値段から割引ということです。Appleに修理をお願いする場合は、下記公式HPから予約をしてください。

Apple公式HP

折れた金属が取れない場合に修理できるお店②各携帯ショップ

折れた金属が取れない場合に修理できるお店2つ目は、各携帯ショップです。修理したいスマホがiphone以外の場合は、iphoneのように難しいことはありません。契約したsoftbank、au、docomoに持ち込むと、保証サービスに加入していれば無料で修理してくれます。

保証サービスに加入していない場合は、5,000円~10,000円ほどの修理代金がかかるのですが、使用年数や機種によって異なるため、持ち込む前に料金を確かめたい方は、各ショップ公式HPでシュミレーションしたり、直接問い合わせたりしてみてください。

折れた金属が取れない場合に修理できるお店③正規店以外の一般修理店

折れた金属が取れない場合に修理してくれるお店3つ目は、一般修理店です。Apple正規店や各ショップでの修理はやはり安心感がありますよね。しかし、正規店に修理に出すと、イヤホンジャックの故障として修理に出しても、もし他の箇所にも故障が見つかれば、全て修理されて戻ってくるのです。

つまり、修理代金が予測しずらく、高額になる可能性もあります。故障した箇所だけの修理で充分であったり、保障パックに入っていないけど少しでも安く済ませたい方は、街の一般修理店に持ち込んでみても良いですね。イヤホンジャックの状態を伝え、修理してもらえるかどうかは問い合わせてみてください。

スマホ修理工房

イヤホンジャックが折れた時の対処法を知ろう

イヤホンジャックに折れた金属が残って取れない場合の対処法や、修理店について紹介してきました。スマホは私たちの日常生活に欠かせないものとなっており、通話や音楽を聴くことに支障が出てはストレスになってしまいますよね。今回ご紹介した取り方を試す場合は、くれぐれも無理なく、慎重に行ってください。

イヤホンジャックにアクセサリーを挿していなくても、中にゴミやほこりが詰まることは同じような不具合に繋がります。下記のイヤホンジャック内の掃除についての記事を参考にして、日頃からトラブルが起きないように気を付けてくださいね。

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