すぐ泣く子供の心理と原因9選|小学生/1歳/2歳/3歳/4歳
更新:2019.06.21
すぐ泣く子供の心理が分かれば大人も助かりますね。赤ちゃんや幼児でなくても、小学生になってもすぐ泣く子供もいます。ただ泣いているのではなく、泣くことには原因があります。そこで1歳、2歳、3歳、4歳、小学生と年齢に応じた心理を見ていきたいと思います。
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INDEX
すぐ泣く子供の心理3選|赤ちゃん(1歳・2歳)
すぐ泣く子供の心理|赤ちゃん(1歳・2歳)①欲求を満たしたい
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すぐ泣く子供の心理1歳・2歳児の1つ目は、欲求を満たしたいということです。ねんねだった赤ちゃんから、1歳頃からだんだんコミュニケーションをとる能力が高まってきます。といってもまだ言葉にして伝えることは難しく、あれがしたい、これが欲しい、どうしてほしい等の欲求がなかなか大人に伝わりません。
身振り手振りや、片言を盛んに使うようになってきますが、欲求を満たすための手段が最終的に泣くというところにたどり着いてしまうようです。2歳頃になると好奇心旺盛で、色んなところに興味を持ちだす年齢でもあるので、付き合える時にはゆったりとした気持ちで向き合ってみて下さい。
すぐ泣く子供の心理|赤ちゃん(1歳・2歳)②不満を伝えている
すぐ泣く子供の心理1歳・2歳児の2つ目は、不満を伝えているということです。先ほどにも紹介したように、言葉で伝えることがまだ十分できないので、気持ちが上手く伝わらないために不満なことも泣くという形で表しています。主張が通らず物足りなくて泣いている子もよく見かけますね。
まだ1歳・2歳はあかちゃんなので、自己中心的なのがあたりまえです。自分の思うがままに生きているので、楽しいことを止められたり、やりたくないことをするなんて考えられないという心理です。不満を伝える泣きの時には、命令的な言葉は禁句です。まずは気持ちを同調してから、切り替えれるように持っていきましょう。
すぐ泣く子供の心理|赤ちゃん(1歳・2歳)③眠い・疲れている
すぐ泣く子供の心理1歳・2歳児の3つ目は、眠いか疲れているということです。眠たい時に寝たり、疲れた時に自主的にセーブできる大人とは違い、眠くてもに眠れなかったり、疲れていても疲れているという感覚が分からずに自分でもどうしたらいいのか分からなくなって泣くこともあります。
まだ1歳になりたての子供は、体力もまだ備わってないために午前睡が必要な場合もあります。2歳の子供は活発に遊べるようになりますが、全力で遊ぶので体力的に限界がきた時には、泣きのスイッチが入ることがあります。優しい声掛けと共に、体を休めるよう促してあげたいですね。
すぐ泣く子供の心理3選|幼児(3歳・4歳)
すぐ泣く子供の心理|幼児(3歳・4歳)①物事へのこだわり
すぐ泣く子供の心理3歳・4歳の1つ目は、物事へのこだわりから泣くことがあります。3歳になると自我も芽生え、何でも自分でやりたいという気持ちから、手出しをされることを嫌がるようになってきます。気持ちでは自分で出来るつもりで取り組んでいますが、思い通りにならないこととの葛藤がでてきます。
「やりたいんだけど思うようにできない」「でも手伝ってもらうのも嫌だ」というもどかしさから泣いてしまうこともあるようです。4歳児は幼稚園でいうと年中にあたり、身の回りのことは一人でできるようになります。すると競争心というものも生まれてきて、一層物事へのこだわりも強くなってきます。
すぐ泣く子供の心理|幼児(3歳・4歳)②自己主張
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すぐ泣く子供の心理3歳・4歳の2つ目は、自己主張するためです。何でも自分でやりたいし、やったことに対して褒められたいのが幼児の心理です。集団生活でもやっていける力が付いてきて、自分でできることが増えてきたことが自信となって「ぼくが!」「わたしが!」がという自己主張が増えてきます。
その自己主張が通らなくなった時に崩れてしまい、泣いてしまうのです。相手の気持ちまではまだ考えれないので、やりたい、やってあげたい、やったことを認められたいという気持ちが子供同士で重なった時は、トラブルの原因となり、双方泣き崩れているという光景も目にすることがあります。
また仲のいい友達もできて一緒に遊ぶのも楽しくなってきます。遊ぶことが楽しくてまだまだ遊びたいのに中断させらると、全力で自己主張してきます。子供にだって都合はあるのに、人の都合なんて関係ない年齢の子供にとって、大人の都合に合わせないといけないことが辛いところですね。
すぐ泣く子供の心理|幼児(3歳・4歳)③不安・かまってほしい
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すぐ泣く子供の心理の幼児3歳・4歳の3つ目は、不安でかまってほしい場合です。3歳・4歳になると幼稚園に通いだす年齢なので、少なくとも親から離れる時間ができていると思います。今までずっと親と一緒にいて安心できる環境とは違い、他人との中で一人過ごす時間は心細く感じる人もいると思います。
また、だんだん言葉で思いを伝えることが上手になってきて、出来事をよく話してくれるようになります。そんな時にちゃんと相手をしてあげていますか?そっけない返事や、後で聞くから、なんて言われても子供は自分のタイミングでしっかり聞いてほしいのです。なんで?等の質問にもその都度答えてあげたいですね。
3歳・4歳くらいになると人の顔色も気にするようになってきます。また下にも弟か妹ができてくる年齢でもあるので、まだまだ甘えたいけど我慢もしないといけない、という切ない気持ちからも情緒不安定になりやすいようです。親の愛情は他の何にも変えられないほど大きなものなので、たくさんかまってあげましょう。
すぐ泣く子供の心理3選|小学生
すぐ泣く子供の心理|小学生①甘えたい
すぐ泣く子供の心理の小学生の1つ目は、甘えたいという気持ちが原因のこともあります。特に1年生はガラッと環境が変わり、大きなランドセルに重い教科書を入れて歩いたり、長い勉強が始まり宿題も出され、今まで遊びが主だったのが我慢することがたくさん増えます。
学校という施設の集団生活の中で色々と拘束されることも増え息詰まってきたときには、やっぱり親の愛を感じたいと思います。いくつになっても親の愛は感じたいし甘えたいので「お兄ちゃんだから」「お姉ちゃんだから」「小学生なのに」等言いがちなセリフは言わないようにしてあげましょう。
すぐ泣く子供の心理|小学生②気持ちのコントロールができない
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すぐ泣く子供の心理の小学生の2つ目は、気持ちのコントロールが上手くできないことです。保育園や幼稚園の時とは違い小学校では人数も増え、その分情報も多く入ってくるようになります。すると周りの友達のうらやましい情報と、自分の家の環境との違いに歯がゆくなってくることもあります。
自分と他人と比べることも増えたり、人一倍競争心が強い子もいたり、自分の気持ちの弱さが自分より弱い人に対して向けてしまったり、色んなところで自分の都合のいいようにならないと、気持ちのコントロールができなくなることもあります。悪いと分かっていても思いとは違う方向にいき最終的に泣いてしまうこともあります。
また小学生になると習い事をする人も増えてきます。自ら選んだ習い事をする場合でも、他の子が遊んでいる時に自分だけ習い事に行くことに、もどかしい気持ちになることもあるようです。親としては色んなことに挑戦してもらい、成長していってほしいと思いますが、子どもにとってキャパオーバーになってないか注意が必要です
すぐ泣く子供の心理|小学生③不安なことがある
すぐ泣く子供の心理の小学生3つ目は、不安なことが原因であることもあります。入学したては仲のいい友達もいなかったり、長い時間慣れない環境の中で一生懸命に頑張っています。また学年が上がる毎に勉強も難しくなったり、宿題の量が増えたり、そして宿泊研修も出てきたりします。
日々の生活の中で大人が知らず知らずのうちに我慢することが増え、ストレスを感じている子もいます。誰か話を出来る人がいる場合は少しでも吐き出すことができますが、これを言ったら怒られるかも、ちょっと話すのは恥ずかしい等、内容によっては言えないことがあったり、自分の中で留めてしまう人は発散できません。
大きくなってきても泣くというところの心理は、何か不安に感じていることや、悩みがあるということの表れかもしれません。せめて家だけでも話しやすい環境を作ってあげたいですね。ちょっとおかしいなと思ったら、無理に聞き出さず、言いやすいようにしてあげることも必要です。
すぐ泣く子供の対処法|赤ちゃん(1歳・2歳)
まずは不快なことがないかチェックしてみましょう
すぐ泣く子供の対処法1つ目は、まず不快なことがないかチェックしてから考えます。おむつが濡れて気持ち悪い、お腹がすいた、眠たい、どこか痛いところがある、体調不良等あかちゃんが泣く原因はたくさんあります。基本的な考えられる泣きをすべてチェックしたうえでまだ泣くということは、他に原因があるということです。
よく泣く子供の気持ちによりそい共感する
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1歳・2歳の赤ちゃんは、欲求不満に対してよく泣くことがあります。大人からしてみれば些細なことかもしれませんが、まだ我慢する力もついてないために、泣くことで主張するのです。大人の思う通りには動いてくれないのが赤ちゃんです。ゆったりした気持ちで、子どもの思いや気持ちによりそい共感してみて下さい。
すぐ泣く子供の対処法|幼児(3歳・4歳)
しっかり抱きしめて気持ちに寄り添う言葉をかける
幼児の3歳・4歳のすぐ泣く子供の原因として、不安でかまってほしいという心理があります。下の子供ができたり、だんだん自分のことは自分でできるようになる年齢なので、しっかりと関わる機会が減ってくることもあります。すぐ泣く子供に対しては、自分も愛されてると感じれるようにしっかりと抱きしめてあげて下さい。
人の顔色もだんだんうかがうようになってきて、かまってほしいけどそうもいかないと感じると不安になります。どんなに忙しくても、疲れていても我が子のためにしっかりと抱きしめてあげて下さい。そして泣く子供には原因があるので、否定的な言葉から発するのではなく、子どもの気持ちに寄り添った言葉をかけましょう。
選択肢を与え自分で選ばせてできた時にはしっかり褒める
3歳・4歳の子供は、自我が芽生え、色んな事に興味や関心が出てきます。しかし自分の思う通りにはやりこなすことが出来ず葛藤することも多々あり、泣いてしまうこともあります。そんな時には大人がすぐ手出しするのではなく、選択肢を与えてみて下さい。自分で選んだことを最後までし、できた時にはしっかりと褒めましょう
すぐ泣く子供の対処法|小学生
大人が感情的にならないよう気を付ける
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すぐ泣く子供の小学生の対処法は、まずは大人が感情的にならないように心がけることからして下さい。少々のことですぐ泣くな!等言われても、火に油を注ぐようなものです。泣いてる子供に感情的になる程逆効果なことはありません。冷静になって何があったのかしっかりと聞いてみて下さい。下の記事も合わせてご覧ください。
子どもと一緒に原因を考えて試してみる
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小学生の泣く子への対処は、落ち着ける環境を整えみましょう。気持ちを切り替えるためならどんな小さなことでも大丈夫です。落ち着いたら、子どもと一緒に話をしながらどうしたらいいのか考えて、出した答えを実行させてみて下さい。またたまには甘えられるような環境も作ってあげて下さい。
親の愛をしっかりともらっている人は心も安定している人が多いです。大人と子供の感覚の違いから、しっかり愛を与えてるのにと何で?と疑問に思う人もいます。大人がどうしてあげたか、ではなく子供がどうしてほしいか、に重点をおいて子供の気持ちに寄り添うようにしてあげたいですね。
すぐ泣く子供には子供の気持ちに寄り添った言葉かけをしよう
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年齢別にすぐ泣く子供の心理や原因を紹介していきましたが、子供も十人十色なので皆同じ訳ではありません。原因はさまざまでも、対処法として子供の気持ちに寄り添うということは、一番重要ではないかと思っています。まずは子供の気持ちに寄り添った言葉かけから始めてみて下さい。下の記事も合わせてご覧ください。
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