ブライン液の作り方!鶏胸肉を柔らかくする水のレシピや冷凍方法も
更新:2019.06.21
ブライン液をご存知ですか?お肉を柔らかくすることが出来る、魔法の水です。詳しい作り方や、鶏胸肉を美味しくジューシーに仕上げる方法もご紹介していきます。どうしてもバサバサになりがちな鶏胸肉を、柔らかくするだけではなく、冷凍方法もあるので、是非ご覧ください。
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INDEX
ブライン液とは?
ブライン液とは塩と水と砂糖で出来た魔法の液
ブライン液とは、塩と水と砂糖で作る液の事です。どうしても、ぱさぱさしてしまう鶏胸肉や豚のロース肉をブライン液に漬ける事で、柔らかくすることが出来るのです。塩が、お肉の表面をコーティングし、水分を素材の中に閉じ込める事で、安いお肉でも柔らかく美味しく仕上げる事が出来るのです。
それだけでも十分柔らかく、美味しく仕上げる事が出来るのですが、砂糖が入る事によって、タンパク質と水分を結び付け、よりジューシーに仕上げる事が出来るのです。普段のお肉が、まるで高級なお肉のように、美味しく仕上げる為の魔法の液です。作り方はとても簡単なのです。
主婦のストレスを軽減する冷蔵庫の常備液
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日々の献立を考えなければいけない主婦は、ストレスだらけですよね。そんな主婦のストレスを軽減してくれるのが、ブライン液なのです。作り方さえ覚えてしまえば、料理の幅も広がり、悩んでしまう献立も考えやすくなります。こちらのブライン液を使えば、特に悩まされる鶏胸肉は、美味しく柔らかくすることが出来ます。
また、ブライン液に漬ける事でただ焼くだけでも軽く塩味が付くため、味付けの必要もあまりありません。豚肉の場合、脂身の少ない赤みの肉を使う事で、さっぱり食べる事も出来ます。鶏肉の場合は、唐揚げだけではなく、チキンソテーにしても良いでしょう。
鶏胸肉を柔らかくするブライン液の効果
さて、上記でも少し紹介させていただきましたが、詳しいブライン液の効果についてご紹介させていただきます。まず、ブライン液に使う水ですが、水は肉に水分を含ませ、柔らかくする効果があります。だからと言って、肉を水に漬けるだけでは効果は実感できません。そこで、重要になってくるのが、塩と砂糖なのです。
塩には、肉をコーティングし、肉本来の旨味や水分を逃がさないようにする効果があります。また、砂糖は肉のたんぱく質と水分を結び合わせる効果がある為、旨味へと変わるのです。これら3つがそろう事により、美味しい肉へと進化することが出来るのです。
ブライン液の作り方は?
ブライン液の作り方①水と砂糖と塩さえあればOK
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材料
- 水…100㏄
- 塩…5g
- 砂糖…5g
それでは、ブライン液の作り方の紹介をさせていただきます。準備するものは上記の材料のみです。必ず自宅にある、料理をする上で使う物しか使いません。作り方は、水に塩と砂糖を混ぜるだけです。これだけで、普段ばさばさになってしまう鶏胸肉などを柔らかくすることが出来ます。
料理によっては、砂糖を使わない場合もあります。ブライン液は基本的に、塩と水があれば柔らかくすることが出来る為、色々なレシピを調べてみましょう。塩と水だけでも簡単に柔らかくすることが出来る為、下記のレシピを参考に、試してみましょう。
ブライン液の作り方②計量器がない場合
ブライン液の作り方で、お宅に計量器がない場合もあります。何gと言われても、わざわざ少ないグラムを計るのが面倒くさいという主婦も多いはずです。そんな場合は、水100㏄に対し、塩と砂糖は塩小さじ1弱と砂糖は小さじ1と1/2と覚えておけば良いでしょう。
グラムを計らなくても、スプーン1本で作れるのは手軽なのではないでしょうか。ブライン液は、それだけ手軽に出来るのです。しかし、分量を間違えてしまうと、肉を柔らかくすることは出来ませんので、お気を付けください。魚などでも美味しく仕上げる事が出来る魔法の液なのです。
ブライン液の作り方③慣れてきたらアレンジに挑戦!
ブライン液の作り方で、慣れてきたらアレンジに挑戦してみても良いでしょう。まずは、ブライン液を作って、肉などを漬けてその効果を実感してみてください。分量を間違えると、バサバサ感があるままのお肉になってしまうので気を付けましょう。
慣れてきたらアレンジに挑戦することで、ブライン液レシピの幅が広がります。例えば、好きなハーブを調合し、ブライン液に入れておくことで、ちょっと特別な料理にすることも出来ます。料理は、研究と同じように、色々試しながら実践していくことが大切です。
ブライン液の作り方④漬け時間は肉の大きさによって変わる
ブライン液の作り方で、肉の漬け込み時間は肉の大きさによって変わってきます。上記でもお伝えした通り、分量を間違えてしまうと、逆に肉から水分を奪ってしまう事になってしまうので、しっかりと分量は守りましょう。カットした鶏胸肉の場合は、1~4時間程度で柔らかくなります。
大きさも勿論ですが、量によっても変わってきますので、何度も試してみるのも良いかもしれません。小さく切り分けた場合は、15分程度で効果が出てきます。急いでご飯を用意しなければいけない!という時は、小さく切ってからブライン液に漬けこむことを、おすすめします。
ブライン液の冷凍保存の方法は?
ブライン液の冷凍保存方法①ブライン液自体は可能
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ブライン液の冷凍保存方法は、ブライン液自体の冷凍保存は可能です。しかし、ブライン液にお肉などを漬けた状態では冷凍保存はしないようにしましょう。ブライン液を1度でも生肉などに漬けてしまった場合は、冷凍保存はしないようにしましょう。
もし、ブライン液を作り置きしておきたいという場合は、製氷トレーなどが活躍してくれます。ブライン液を作り、製氷トレーなどに入れておくことで、使いたい分だけ取り出し、冷蔵庫にいれて冷蔵解凍しましょう。その後、肉などを漬ける為に使用するのであれば問題はありません。
ブライン液の冷凍保存方法②肉を漬けた場合は肉だけ取り出して冷凍
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ブライン液の冷凍保存方法で、鶏胸肉などを漬けた状態で冷凍保存をするのはおすすめできません。どうしても、ブライン液ごと冷凍してしまうと、塩辛くなってしまい、調理しても美味しく食べる事は出来ません。その為、ある程度の時間漬けた後に、肉だけを取り出し、冷凍保存しましょう。
保存方法としては、肉を冷凍保存するのと変わりはありません。ブライン液から取り出した肉を、ラップなどで綺麗に包み、ジップロックなどのフリーザーパックに入れて保存しましょう。ブライン液に漬けた肉は、冷凍しても固くなったり、バサバサしているなんてことはありませので、ご安心ください。
ブライン液の冷凍保存方法③解凍は必ず冷蔵解凍で
ブライン液の冷凍保存方法で、冷凍した肉を解凍する場合は、必ず冷蔵庫で解凍しましょう。常温解凍や流水解凍をしてしまうと、肉の旨味を損なう場合があります。また、常温解凍してしまうことで、肉の繊維が壊れてしまいます。せっかくブライン液に漬けて、美味しくなっているのにもったいないですよね。
そうならない為にも、使う際は冷蔵庫に移動しましょう。半日ほどで解凍できるので、朝の忙しい時間でも、冷凍庫から冷蔵庫に移動するだけなので手間がかかりません。後は、帰宅したら調理するのみなので、手軽に満足の出来る1品を作ることが出来ます。
ブライン液の保存方法④長期保存はおすすめできない
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ブライン液の保存方法ですが、長期保存はおすすめできません。ブライン液に漬けた肉は、繊維を柔らかくしている状態なので、それを長期保存してしまうと、また繊維が硬くなってしまいます。ブライン液に漬けた場合は、なるべく早く食べてしまう事をおすすめします。
ブライン液のストックの為の冷凍はおすすめできますが、ブライン液に漬けた肉は、その日の内に調理してしまった方が、美味しくいただけます。上記でも紹介させていただいた通り、漬ける時間はそんなにかかりません。短時間でも美味しくいただけますので、なるべく冷凍せずに使う時に使いましょう。
ブライン液を使った鶏肉のレシピ・作り方は?
ブライン液を使った鶏肉のレシピ①柔らかくジューシー鶏胸肉の唐揚げ
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材料
- 鶏胸肉…2枚(600g)
- 〇水…100㏄
- 〇塩・砂糖…5g
- にんにく…適量
- しょうが…適量
- 胡椒…少々
- 溶き卵…1個分
- 小麦粉・片栗粉…各100g
柔らかジューシー鶏胸肉の唐揚げレシピ
- 鶏胸肉を一口大に切り、ブライン液に一晩漬けておきましょう。
- 一晩漬けておいた鶏胸肉の余分なブライン液を捨てましょう。
- にんにく、しょうが、胡椒、溶き卵を入れ、よく揉みましょう。
- さらに、小麦粉と片栗粉を袋に入れ揉みこみます。
- 180℃に熱した油で、きつね色になるまで揚げたら完成です。
ブライン液を使った鶏肉のレシピ1つ目は、鶏の唐揚げの作り方です。鶏胸肉はとても安価ですが、料理をするとバサバサ感が出てしまいます。その為、唐揚げももも肉を使うという方も多いのではないでしょうか。しかし、ブライン液を使う事でもも肉に負けないくらいのジューシーな唐揚げに仕上げる事が出来るのです。
ブライン液を使った鶏肉のレシピ②ダイエットにも!鶏胸肉でサラダチキン
材料
- 鶏胸肉…3枚
- マジックソルト…少々
- 塩…少々
- レモン汁…少々
- 〇塩…10g
- 〇砂糖…5g
- 〇水…200㏄
- 〇ローリエ…1枚
ブライン液を使った鶏肉のレシピ2つ目は、サラダチキンです。現在コンビニでも人気なサラダチキンですが、お家で気軽に作ってみませんか?このレシピの他にも、下記の記事でもブライン液を使った鶏胸肉のレシピをご紹介しています。是非、ご覧ください。
鶏胸肉でサラダチキンレシピ
- フリーザーパックにブライン液を作る。
- 鶏胸肉はそれぞれ、皮を取り除き、厚い部分が均等になるように半分にする。
- ブライン液を作ったフリーザーパックに、ローリエと鶏むね肉を入れ、1日置く。
- 袋から鶏胸肉を出し、キッチンペーパーで水気を取る。
- マジックソルトなど、お好みで味をつける。
- 別のフリーザーパックに味を付けた鶏むね肉を入れる。鍋に約3ℓの水と鶏胸肉を入れ、強火にかける。
- 途中で上下をひっくり返し、沸騰したら火を止め鶏胸肉に重しをしてから30分放置。
- 袋を取り出し、粗熱をとったら冷蔵庫に入れて、冷えたら完成です。
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RECIPE > レシピ 2019.06.21ブライン液の漬け込みで鶏むね肉がジューシーに?作り方とレシピをご紹介!
ブライン液を使った牛肉のレシピ・作り方は?
ブライン液を使った牛肉のレシピ・作り方①ローストビーフ
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材料
- 牛ブロック肉…400g
- 水…400㏄
- 塩…16g
- セロリの葉…1本分
ローストビーフレシピ
- 牛肉ブロックはあらかじめフライパンで焼き目を付けておく。
- フリーザーパックにブライン液・牛ブロック肉・セロリの葉を入れ、空気をしっかり抜いて冷蔵庫で一晩漬ける。
- 袋の中のブライン液だけを捨て、しっかりと口を縛る。
- 炊飯器に袋がつかる程度のお湯と、牛肉が入った袋を入れ、保温スイッチを押して30分待つ。
- 30分経ったら余熱で火が通らないように氷水で冷やし、食べる直前まで冷蔵庫に入れておく。
ブライン液を使った牛肉のレシピ・作り方1つ目は、ローストビーフです。クリスマスや誕生日などのお祝い事に食べたいローストビーフですが、なかなか柔らかく美味しいローストビーフにならないですよね。そんな時に、ブライン液の登場です。こちらのレシピであれば、炊飯器で作るので簡単に作ることが出来ます。
ブライン液を使った牛肉のレシピ・作り方②やわらかジューシーステーキ
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材料
- ステーキ用牛肉…2切
- 〇水…100㏄
- 〇塩…5g
- 〇砂糖…5g
- 付け合わせようの野菜
ジューシーステーキレシピ
- 牛肉は叩いて下ごしらえをしておきましょう。
- フリーザーパックにブライン液と牛肉を入れ、一晩寝かせます。
- あとは、フライパンでお好みの焼き方で焼いたら完成です。
ブライン液を使った牛肉のレシピ・作り方2つ目は、ステーキです。贅沢したいけど、高価なステーキ肉は買えないなんて時に役立つレシピです。安価なステーキ肉でも、柔らかく、ジューシーなお肉に大変身してしまいます。騙されたと思って、是非挑戦してみてください。
ブライン液を使った豚肉のレシピ・作り方は?
ブライン液を使った豚肉のレシピ・作り方①ブライン液で簡単!ゆで豚
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材料
- 豚ももブロック…300g
- 〇水…100㏄
- 〇塩…5g
- 〇砂糖…5g
ゆで豚レシピ
- 豚もも肉を2等分にし、ブライン液を作り、半日漬けておく。
- 鍋にお湯を沸かし、豚肉を入れ、再沸騰させたら火を止める。
- そのまま、お湯が冷めるまで待つ。
- 豚肉を上げた時に、赤い汁が出てこなければ完成です。
ブライン液を使った豚肉のレシピ・作り方1つ目は、ゆで豚です。ゆで豚も、柔らかくするためには、たくさんの手間と時間がかかるお料理です。しかし、ブライン液を使ってしまえば、簡単にお店のような美味しいゆで豚を作ることが出来るのです。
ブライン液を使った豚肉のレシピ・作り方②豚肉ときのこのグリル
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材料
- 豚小間肉…300g
- 〇水…100㏄
- 〇塩…5g
- 〇砂糖…5g
- お好みのきのこ…適量
- 玉ねぎ…半分
- オリーブオイル…大匙1
- 塩・胡椒…少々
豚肉ときのこのグリルレシピ
- ブライン液を作り、豚肉を入れ、冷蔵庫で一晩漬ける。
- 耐熱皿にオリーブオイルを塗り、スライスした玉ねぎと豚肉を乗せる。
- その上にきのこを乗せ、塩・胡椒とオリーブオイルをかける。
- 180℃で熱したオーブンで、30分焼いたら出来上がり。
ブライン液を使った豚肉のレシピ・作り方2つ目は、豚肉とキノコのグリルです。ダイエット中の方は特に、食べたいけれど食べたら太ってしまうという不安感から、なかなかがっつり食べる事が出来ません。しかし、こちらのレシピであれば、そんな不安感も消し飛んでしまいます。
豚肉にはビタミンが豊富に含まれており、1日の元気の源になる栄養素がたくさん入っています。このレシピであれば、美味しくヘルシーに食べる事が出来ます。また、豚肉の匂いが気になるという方は、下記の記事を参考にしてみましょう。
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View this post on Instagram晩御飯の下ごしらえ。 ブライン液に鶏肉投入。 #やってみたかった #ブライン液 #油淋鶏 #晩御飯 #下ごしらえ
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いかがでしたでしょうか。いつもの手間とはおさらばして、是非ブライン液を試してみましょう。ビックリするほど柔らかく、美味しく仕上げる事が出来ます。いつも頑張っている主婦の皆さんも、ちょっとした手抜きで楽をしちゃいましょう。
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