職業欄の書き方は?社会人/会社員/契約社員/アルバイト/パート
更新:2019.06.21
履歴書等、就職に関する職業欄の書き方には様々な注意点やコツがあります。会社員やアルバイトでも違ってきますし、その書き方には様々な種類があります。ここではどんなパターンでも困らないよう、パターン別に書き方のポイントを紹介していきます。
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職業欄の書き方|会社員・公務員
会社員や公務員における職業欄の書き方①会社員と書けるのは正社員のみ
会社員や公務員における職業欄の書き方として、会社員と書けるのは正社員のみだということが挙げられます。会社に雇われていれば会社員と言えそうですし、毎日正社員と同じようにスーツを着て出社し、正社員と変わらないように働いている人も「会社員」と書きたいところですが、あくまでも正社員だけとなっています。
ちなみに正社員と契約社員の違いについて詳しく紹介している関連記事を下記に載せておきますので、こちらも併せてチェックしてみてくださいね!
会社員や公務員における職業欄の書き方②公務員の種類は地方自治体職員
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会社員や公務員における職業欄の書き方として、公務員の種類は地方自治体職員がベースになっています。公務員は多様ですが、これも会社員と同じように、正職員として働いている人だけが公務員と記載することができます。地方自治体以外では裁判所職員や国会職員等、国家公務員もこれに該当します。
国や地方公共団体から雇われていれば、基本的には公務員ですが、あくまでも正職員である必要があります。ちなみに市長や県知事、そして国会議員は任期があるので契約社員と迷うかもしれませんが、選挙で選ばれる議員は「公務員」に該当します。任期があれば基本的に契約社員ですがこの点は公務員独自のルールです。
会社員や公務員における職業欄の書き方③団体職員は会社員に該当する
会社員や公務員における職業欄の書き方として、団体職員は会社員に該当することが挙げられます。昔は公務員だった人たちが、今では公務員ではなく会社員に該当する場合があります。例えば国立大学の職員がこれに該当します。国立大学の職員は国立大学法人の職員ですので公務員ではなく会社員です。
ただし、会社員と団体職員を分けて書く場合もありますので、その場合は団体職員というくくりになります。会社員か公務員か迷う場合は、多くの場合、現在は会社員に該当する場合が多い傾向にあります。
会社員や公務員における職業欄の書き方④契約や派遣は会社員にならない
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会社員や公務員における職業欄の書き方として、契約や派遣は会社員にならないことが挙げられます。何故なら、正社員ではないからです。契約社員は期間の定めがある職員になりますし、派遣社員はそもそも派遣先ではその派遣先の社員ではありません。そのため、会社員とは記載できないのです。
また、派遣会社に登録している場合の考え方としては、派遣会社から派遣先に期間を定めて派遣されるのが常なので、その都度契約を結んでいるような状況ですので、これも正社員には該当しない形となります。
会社員や公務員における職業欄の書き方⑤会社役員は会社員ではない
会社員や公務員における職業欄の書き方として、会社役員は会社員ではないことが挙げられます。会社役員は会社の定款にも載って来る立ち位置であり、会社員の雇用契約と全く違いますし、給料も「役員報酬」という呼称となり、税金のかかり方も変わってくるのです。そのため、会社役員はそのように記載します。
会社員や公務員における職業欄の書き方⑥自営業は会社員ではない
会社員や公務員における職業欄の書き方として、自営業は会社員ではないことが挙げられます。社長や自営業の人は「自営業」「会社経営」などと言った書き方をします。ここに該当する人は属性として会社員とはかけ離れた立ち位置になりますので、決して「会社員」と記載してはいけません。
会社員や公務員における職業欄の書き方⑦フリーランスは契約形態により違う
会社員や公務員における職業欄の書き方として、フリーランスは契約形態により違うことが挙げられます。フリーランスは状況にもよるのですが、基本的に労働場所や就業時間等がどのように設定されているにしろ期間の定めがなく、その会社で社会保険に加入している場合は会社員となります。
また、都度仕事の単価を設定して請け負うような形になっている場合は会社員ではありません。例えば「時給」で契約をしている場合だとパート・アルバイトに該当しますし、1業務いくらで受けていればそれは自営業になります。
ただし、フリーランスはその都度どのように書くのがベストかを確認した方がいいでしょう。何故なら期間の定めがなく社会保険に加入していても、契約書を細かく見て契約更新等に触れられている場合は会社員に該当しない場合もあります。本当にケースバイケースなので確認をするようにしましょう。
会社員や公務員における職業欄の書き方⑧ダブルワークだとパターンがある
会社員や公務員における職業欄の書き方として、ダブルワークだと様々なパターンがあります。例えば正社員で働いていて、副業をやっている場合は会社員ですし、両方ともアルバイト契約であれば「アルバイト」です。また、ある会社の正社員で、違う会社の役員に入っている場合もあるかと思います。
その場合は、主たる収入がどちらになっているかで判断をしますが、「会社員」と書ける項目が絡んでいるのであれば「会社員」と記載する可能性が高いことを認識しておくだけでも判断が楽になることでしょう。
ちなみにダブルワークで働く場合、片方がフリーランスであることが少なくないかと思います。フリーランスについて紹介した記事になりますので、併せて読んでみてくださいね!
会社員や公務員における職業欄の書き方⑨会社員で差し支えあるかを判断する
会社員や公務員における職業欄の書き方として、会社員で差し支えあるかを判断することが挙げられます。ここに紹介した以外のパターンがあり、迷うケースが出て来るかもしれません。その場合は「会社員と書けるか」どうかで判断をしましょう。書けなければ自営かアルバイトです。どちらが適切かで判断しましょう。
職業欄の書き方|パート・アルバイト
会社員や公務員における職業欄の書き方①パートとアルバイトの違いと種類
会社員や公務員における職業欄の書き方として、パートとアルバイトの違いと種類が挙げられます。基本的にパートとアルバイトは同じですが、アルバイトの中でも時間が短い種類のものをパートと呼んだり、出勤シフトが完全に固定しているフルタイムではないアルバイトをパートと呼んだりします。
アルバイトの種類を言い分けるために使うケースもありますし、フルタイムと区別するために使うケースもありますので、決してこれが正しいと決まっているものはありません。
会社員や公務員における職業欄の書き方②契約社員や派遣社員もアルバイト
会社員や公務員における職業欄の書き方として、契約社員や派遣社員もアルバイトに該当します。正社員以外は会社員と書けないので、それ以外で時給や日給で働いている場合はアルバイトになります。またフリーランスも自営かアルバイトか分かれますので、都度相手方と確認しながら記載する必要があります。
会社員や公務員における職業欄の書き方③アルバイトでない例外の契約社員
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会社員や公務員における職業欄の書き方として、アルバイトでない例外の契約社員が挙げられます。それは正社員に切り替える前提の契約社員です。この契約の場合は「会社員」と書いても基本的に差し支えはありません。ただしNGのケースもありますので、その都度確認をした方がベターだと言えます。
職業欄の書き方|主婦・学生・無職
主婦・学生・無職における職業欄の書き方①学生と社会人の区別
主婦・学生・無職における職業欄の書き方として、学生と社会人の区別が挙げられます。ここは少し迷うところなので少し詳しく説明します。まず、学校に通っている場合で働いていない場合は学生です。ただし、この学校に該当しない学校もあります。それは義務教育・高校・高専・専門学校・大学・大学院以外の学校です。
例えば海外の語学学校がこれに当たります。外国の高校や大学に留学している場合は学生ですが、日本側の学校にも所属せずに海外の語学学校に留学する場合は「無職」に該当します。また、学校に準ずるものに通っていれば学生になります。例えばインターナショナルスクールは学校に該当するので学生となります。
そして、社会人が働きながら大学や大学院に通う場合は「学生」と「会社員」、どちらになる可能性もあります。「会社員」と書ける条件がそろっている状況であれば「会社員」ですし、どんなにたくさんアルバイトをしていても「会社員」と書けなければ「学生」となります。また、年齢も関係ありません。
主婦・学生・無職における職業欄の書き方②主婦の定義は収入がないこと
主婦・学生・無職における職業欄の書き方として、主婦の定義は収入がないことが挙げられます。これは少しでも給与収入があれば主婦に該当しますので、配偶者の扶養に入っていたとしても、月に数万円程の収入であったとしても、収入があれば主婦とはなりません。
ただし、職業欄の書き方においては社会人かどうかという部分を知りたいのではなく、課税対象かどうかについての申告である場合があります。その場合は主婦となる場合もありますので、迷う場合は相手方に確認をとりましょう。
主婦・学生・無職における職業欄の書き方③収入があっても無職の場合もある
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主婦・学生・無職における職業欄の書き方として、収入があっても無職の場合もあります。これは家賃収入やキャピタルゲイン等、給与収入以外で生計を立てている場合が該当します。ただし、これがフリーランスに該当し「無職」ではなく他の種類に該当する場合もありますので、この場合もその都度確認した方がいいでしょう。
おすすめの転職サイト3選
おすすめの転職サイト①リクナビネクスト
おすすめの転職サイトには、リクナビネクストがあります。リクナビは新卒用のサイトや海外就職用のサイト等、ジャンルによって細かく分かれており、リクナビネクストは転職者用のサイトになっています。掲載者数が多く地域や業種による検索がしやすいため、非常に使い勝手がいい転職サイトであると言えます。
リクナビネクストおすすめの転職サイト②マイナビ転職
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おすすめの転職サイトには、マイナビ転職が挙げられます。リクナビネクストに比べると大企業が少なく、中小企業やベンチャー企業が多くなっています。そういったチャンスがたくさんあるような会社や、転職を急ぐのであれば是非メインで使いたい転職サイトだと言えるでしょう。
マイナビ転職おすすめの転職サイト③DODA
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おすすめの転職サイトには、DODAがあります。上記2つのサイトとは違い、その人に合った非公開求人を多く持つ転職サイトです。そのため、手に職を持つ人が応募をすると好条件の転職先が早く見つかることになります。そういう意味では、人に自慢できる経験があったり手に職がある人はメインで使いたい転職サイトです。
DODA職業欄を迷わずに記載しよう!
職業欄の書き方に迷うパターンは少なくありません。そのため、どの場合において、どういう風に書けばいいのかを把握しておく必要があります。公務員にも会社員のも種類があり、そう書くことがよろしくない場合もあります。そのため、職業欄の書き方に迷うような場合は勝手に判断せずに調べて置く必要があります。
特に転職が多い人は職業欄の書き方に迷いが生じる場合があるかと思いますが、そういった迷いがないようにここで紹介したことをしっかり確認して職業欄に記載するようにしましょう。くれぐれも今後は職業欄の記載で迷うことがないようにしていきましょう!
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