海鮮丼の食べ方は?醤油やわさびのマナーとしてはいけないことも
更新:2019.06.21
海鮮丼は、戦後北海道や東北から広まりました。そんな海鮮丼の食べ方のマナーや魚介丼と何が違うのか、醤油やタレ、わさびを刺身につける時はどうすればいいのか、デカ盛り店の紹介も合わせて紹介していきます。海鮮丼の食べ方を覚えて新鮮な海の幸を思いっきり味わいましょう。
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INDEX
海鮮丼の歴史や発祥は?
海鮮丼の歴史とは①海鮮丼は戦後に生まれた歴史が浅い日本特有の丼
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日本には様々な丼があります。カツ丼や親子丼や天丼、牛丼などバリエーションは様々ですが、中でも海鮮丼は新鮮な魚介類をふんだんにご飯に乗せた豪華な丼で日本特有の丼です。そんな海鮮丼、いつから日本にあったと思うかと聞かれればだいぶ昔からあるのではというイメージがありますよね。
しかし、海鮮丼の歴史は意外に浅く、戦後に生まれた丼なのです。昔は新鮮な魚介類を新鮮なまま保存しておく手段がなかったため、戦後に海鮮丼が生まれて今日に至ると言われています。日本特有の丼のジャンルの中でも、海鮮丼は歴史が浅い丼だというのは驚きですね。
海鮮丼の歴史とは②最近ではデカ盛りのお店も流行っている
海鮮丼の魅力とはなんといっても新鮮な魚介類をシャリと一緒に食べられるというものです。最近ではその魚介類をふんだんにシャリに乗せるデカ盛り海鮮丼というものをお客さんに出すお店もあります。代表的なデカ盛り海鮮丼を提供してくれるお店を紹介します。
福岡県は博多駅、車で10分行ったところにある「海輪亭(かいりんてい)」では、11時から13時までのランチタイムでとんでもない量のデカ盛り海鮮丼を出しています。その名も「特上おまかせ海鮮丼」です。なんと海鮮がタワーのように積み上げられている豪華なデカ盛り海鮮丼、これは味わってみたいメニューです。
海鮮丼の歴史とは③刺身定食と海鮮丼の違いはなんなのか
海鮮丼と刺身定食はしばしば混同されます。海鮮丼なのにネタをシャリからとってわさび、醤油やタレをつけて食べるのなら刺身定食と何が違うのかという話がありますが、両者には明確な違いがあるのです。刺身定食の定義とは、2種類から3種類のお刺身をおかずにしてご飯を食べられるものと定義されています。
一方海鮮丼のご飯は酢が混ぜられているシャリです。その上に5種類以上の海の幸が乗っているのです。両者の違いはご飯に酢が混ざっているかいないか、海の幸の数が何種類あるのかなのですね。
海鮮丼の歴史とは④なぜ魚介丼ではなく海鮮丼なのか
ところで、海鮮丼は新鮮な魚介類をシャリに乗せた丼ですが、なぜ魚介丼という名前ではないのでしょうか。そもそも海鮮と魚介の違いはなんなのかと気になった人もいるかと思います。
この両者には、川で育ったものを含むか含まないかの違いがあります。アユや川エビなどを含んだ言葉を魚介、対して海鮮は海で育った生き物のみを指す言葉なのです。ですから海鮮丼は海の幸のみを乗せた丼というわけなのです。魚介と海鮮という言葉にはそんな違いがあったのですね。
海鮮丼の発祥とは①北海道や東北が発祥地ではないかと言われている
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海鮮丼は一体どこで生まれたのでしょうか。海鮮丼がどこから発祥したのか、はっきりしたことは現時点で分かっていません。有力な説は北海道や東北が発祥地ではないかと言われています。北海道は新鮮な海の幸が有名ですし、海に囲まれている道です。
東北も全ての県が海に面しているため、新鮮な海鮮が手に入れやすい環境にあったためそのような説が有力視されていると言われています。詳しいルーツは未だによく分かっていませんが、海に面している県から生み出された丼ということは確かですよね。
関連記事として、東京の築地で美味しいおすすめのランチをいただけるお店を掲載している記事を紹介します。築地で美味しい海鮮のランチが食べたいという人はぜひ参考にしてみてください。
海鮮丼の食べ方のマナーは?|シャリ編
海鮮丼の食べ方マナーシャリ編①ネタと一緒に食べる
海鮮丼の食べ方のマナー、シャリ編の1つ目はネタと一緒に食べるということです。ネタを食べて完全に飲み込んでからシャリを食べるということをしては海鮮丼を食べる意味が全くありませんね。なぜ海鮮丼はシャリが使われているのかというと、海鮮丼はお寿司の一種だからです。
お寿司のご飯には酢が混ぜられているシャリですよね。酢が混ぜられているのは、美味しい海鮮を酢によってより美味しくできるということと、酢に含まれている酢酸(さくさん)という成分が海鮮が腐ってしまったり、海鮮に雑菌が増えてしまうということを防いでくれるのです。
また、脂っぽい海鮮をさっぱり食べられるという効果もあります。シャリと一緒にネタを食べることが、海鮮丼の醍醐味なのですね。
海鮮丼の食べ方マナーシャリ編②醤油でしょっぱくしすぎないよう気をつける
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海鮮丼を食べる際、醤油やタレをかけすぎてしょっぱくなりすぎてしまったということはありませんか?そうならないように、醤油やタレの加減を考えなければいけません。醤油やタレを丼にかけずに、ネタを醤油やタレにつけて食べた方が美味しく食べられますね。
海鮮丼の食べ方マナーシャリ編③ネタとの配分を考え食べると綺麗に食せる
View this post on Instagramご無沙汰インスタ。 これは10日に行ったアメ横で食べたランチ🦈 #上野 #上野グルメ #アメ横 #海鮮丼 #ueno
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海鮮丼はとても美味しく何度でも食べたくなる日本の丼です。しかし海鮮丼を食べる上でしばしば聞くのが「シャリとネタとの配分が分からずにシャリが余ってしまうことがある」ということです。
ネタ一枚に対し、ご飯を少し多めに食べるということを繰り返していくと、綺麗に海鮮丼が食べられます。しかし厳密なルールはないので、ネタを一枚残す雰囲気でシャリを食べたら丁度いいのではと言われています。海鮮丼を食べる際はぜひ試してみてください。
海鮮丼の食べ方のマナーは?|醤油やタレ編
海鮮丼の食べ方マナー醤油やタレ編①丼に直接醤油やタレをかけないように
海鮮丼の食べ方のマナー、醤油やタレ編の1つ目です。海鮮丼に直接醤油やタレをかけてしまうのは、正式にマナーでは決められていませんが実はあまり歓迎されていません。新鮮な海の幸や、いい塩梅のシャリがしょっぱい醤油とタレをかけすぎてしまうと台無しになってしまうからです。
ネタに醤油やタレをつけてから丼の上に戻し、食べるというのが美しい海鮮丼の食べ方だと言われています。面倒くさいと思われてしまうかもしれませんが、美味しい海鮮丼を美味しく食べるためですのでぜひ試してみてください。
海鮮丼の食べ方マナー醤油やタレ編②ネタを醤油やタレにつけて食べる
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海鮮丼に欠かせない大切な脇役、醤油やタレは丼にかけずにネタに少しずつつけましょう。そうすることでシャリやネタがしょっぱくなりすぎずに海鮮丼を美味しく食べることができます。面倒臭いからかけてしまうという人に一度は試してみて欲しい食べ方です。
海鮮丼の食べ方マナー醤油やタレ③丼に直接かけるのはマナー違反ではない
海鮮丼に醤油やタレを直接かけてしまうのはあまり歓迎されてはいないということでしたが、実は厳密に言うとマナー違反ではないのです。マナー違反ではありませんが、かけすぎてしまうと海鮮丼の美味しい味が損なわれてしまいます。
このことから海鮮丼を食べるときはネタに醤油やタレをつけてシャリにはかけないように食べた方がいいと言われるようになったのです。丼に直接かけるという時はしょっぱくなりすぎてしまわないように注意しましょう。
海鮮丼の食べ方のマナーは?|わさび編
海鮮丼の食べ方マナー①わさびをネタにつける時ネタの味を損なわないように
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海鮮丼を食べる際のマナー、わさび編1つ目はネタにわさびをつけすぎないように注意するということです。そもそもなぜ海鮮にわさびをつけるという食べ方が生まれたのでしょうか。
海鮮にわさびをつけて食べるという食べ方が生まれたのは江戸時代の後期、握り寿司が江戸に広まった時にわさびをつけて食べるという食べ方も広まったと言われています。
わさびの効能は寄生虫が増えたり、カビが生えるのを防ぐ抗菌作用というものですが当時の日本人がそれを分かっていた可能性はゼロに等しいです。よって当時は、味のアクセントとしてわさびを寿司につけて食べていたと考えられています。
海鮮丼の食べ方マナー②醤油にわさびを溶かしてネタにかけるのはマナー違反
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海鮮丼の食べ方のマナー、わさび編の2つ目はわさびを醤油やタレに溶かしてかけるのはマナー違反だと言われています。なぜかというと、これは日本食のルールに反しているとともにわさびの味を損なっているということでマナー違反と言われているのです。
海鮮丼の食べ方マナー③わさびを醤油に溶かすのは基本的にマナー違反
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海鮮丼の食べ方マナーの3つ目は、わさびを醤油に溶かすというのはあまりやってはいけないことで、マナー違反とされているということです。なぜなら昔から和食のマナーとして、混ぜることはあまり美しくないと言われていたからです。
さらに、わさびを醤油に溶かしてしまうと、わさびのいい香りと風味が消えてしまうからという理由があります。海鮮丼にわさびを付ける際は、醤油に溶かさずにネタにわさびを少し付けて食べるというのを楽しんでください。関連記事として食事中に気をつけたいマナーを掲載している記事を紹介しますので参考にしてみましょう。
海鮮丼の食べ方で絶対にしてはいけないことは?
絶対にしてはいけない海鮮丼の食べ方①ネタと混ぜ合わせすぎるのはNG
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絶対にしてはいけない海鮮丼の食べ方はネタとシャリを混ぜ合わせ過ぎてしまうことです。和食では混ぜるのはあまり美しくないことということもありますが、せっかくのネタの美味しさが損なわれてしまい、やはり見た目がとても汚ならしいものになってしまいます。
新鮮な海の幸をふんだんにシャリの上に載せた美しい海鮮丼を美しく美味しく味わうためにも、海鮮丼はあまり混ぜないようにシャリとの配分を考えながらいただきましょう。
絶対にしてはいけない海鮮丼の食べ方②醤油やタレをかけすぎないように注意
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絶対にしてはいけない海鮮丼の食べ方2つ目は、海鮮丼に醤油やタレをかけすぎないようにすることです。タレや醤油をかけすぎてしまうとせっかくの新鮮な海の幸の味が醤油やタレの味のみで台無しになってしまいます。
かけるとしても様子を見ながらにしましょう。より望ましいのは、ネタの一枚ずつ醤油やタレをつけてシャリと一緒に食べることです。
絶対にしてはいけない海鮮丼の食べ方③わさびをつけすぎないように注意する
絶対にしてはいけない海鮮丼の食べ方3つ目は、わさびをネタにつけすぎないように注意するということです。わさびをネタにつけすぎてしまうと、ネタの味が損なわれてしまいますし辛くてネタの味を味わうどころではありません。
そうならないように、ちょっとずつわさびをつけていって自分がベストだと思うわさびの量を見つけてみましょう。そうすることでネタの新鮮な味わいとわさびのツンとした辛味と爽やかな風味をちょうど良い配分で味わうことができて、海鮮丼をより美味しくいただくことができます。ぜひ試してみてください。
美味しい海鮮丼をより美味しく食べてお腹も心も大満足しよう!
海鮮丼の食べ方やマナーを紹介しましたがいかがでしたか?海鮮丼をより美味しく食べるために醤油やタレ、わさびのつけ方に気をつけて新鮮な海の幸をシャリと一緒に味わいましょう。日本特有の海鮮丼の味を損ねないようにマナーを守って美しくいただいてくださいね。
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