親しくない人への送別メッセージ例文集!同僚や上司などに贈る言葉ご紹介!
更新:2021.02.01
親しくない人の送別会のメッセージには、何を書けばよいのか迷いますよね。そこでこの記事では、親しくない同僚や上司、後輩に対する送別メッセージの例文をご紹介します。書き方のポイントや注意点もまとめたので、言葉選びの参考にしてみてください。
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INDEX
親しくない人の送別会のメッセージを書く際のポイント
①簡潔にまとめる
親しくない人の送別会のメッセージは、なるべく簡潔にまとめるようにしましょう。ほとんど関わりがなかった人の場合、長文でメッセージを贈られると相手は困惑してしまいます。話したこともないくらい接点がない場合は特に、無理やり書こうとすると支離滅裂な文章になりがちです。
相手とのエピソードが思いつかない場合は、長くても3行程度に収めるとすっきりとまとまります。寄せ書きなど書けるスペースがない時は、1、2行程度の簡単な文章でも良いです。
②前向きな表現にする
親しくない人への送別メッセージも、前向きな表現を心がけましょう。たとえ一度も関わりがなかった相手でも、冷たい言葉やネガティブな表現を使うことはマナー違反です。「悲しい」や「つらい」といった気分が落ち込むような表現は、本心でも使わないのが無難と言えます。
また、「次の職場では頑張ってください。」など、書き方によってマイナスイメージになることもあるので注意しましょう。その代わり、「ありがとうございました」「楽しかったです」といった明るく前向きな言葉を選ぶと良いですよ。
③相手を主体にする
親しくない人の送別メッセージは、相手を主体とした文章を考えましょう。関わりがなくエピソードが思いつかない相手だと、どうしてもメッセージの内容が自分語りになりがちです。特に頑張って文章を書こうと思うほど、メッセージの内容は自分の話に偏ってしまいます。
もちろん、「明るく元気な姿を見て、私も頑張ろうと思いました。」など、ある程度は自分に絡めたメッセージを書くのも良いです。その場合も最後に少し書く程度にして、必ずメッセージを贈る相手と関連付けるようにしましょう。
【同僚】親しくない人の送別会のメッセージ例文
①無難なメッセージにする場合
親しくない同僚に無難なメッセージを贈る場合は、「元気でいてください。」という定型文がおすすめです。特にあまり話したことのない人の場合は、細かく書くよりも無難な言葉の方が受け入れてもらえる可能性があります。「元気でいてください。」という文言は、異動でも退職でも使えるのでとても便利ですよ。
使い方としては、「新天地でも元気でいてください。」「私も頑張るので、○○さんも元気でいてくださいね。」といった書き方をおすすめです。あるいは、「お互い元気で頑張りましょう。」などという風に、少し親しみを込めた表現をするのもアリですよ。
②今後関わる可能性がある場合
今後関わる機会がありそうな人には、「機会があれば声をかけてください。」といった表現が使えます。特にビジネス関係で直接関わる可能性がある人の場合は、「また一緒に仕事ができると嬉しいです。」と言葉を書き換えてもOKです。
「声をかけてください」だと押しつけがましく感じるという人は、「声をかけてくれると嬉しいです」など遠回しな表現に変えましょう。「声をかけますね」というと自分が主体になってしまうので、できれば相手に委ねる書き方にするのが好ましいです。
③ほとんど関りがない人の場合
ほとんど関わりがなかった人に対しては、「新しい場所でも頑張ってください。」という文言も使えます。特に異動先や退職理由などを知らないほど関係性が希薄な人には、「お疲れ様でした。新しい場所でも頑張ってください。」という文言だけでも十分です。
同僚でも年上の人の場合は、「頑張ってください」という言い方はやや横柄な印象を与える可能性があります。その場合はあまり関わりない人でも、「お世話になりました」という一言で締めるのがおすすめです。
④親しみを込めたい場合
親交がなくても親しみを込めたい場合は、「一緒に仕事をしたことは忘れません。」といった文言を混ぜると好印象です。共通の仕事をしていた間柄であれば、親しくなくても仕事内容などを盛り込むと相手も喜びますよ。
一度も接点がなかった相手の場合は、「一緒の会社で働けたことは忘れません。」といった表現に変えてもOKです。バイト先の人に対しては、「会社」の部分を「職場」といった言葉に置き換えて使うことができます。
【上司】親しくない人への送別会のメッセージ例文
①堅実な言葉を贈る場合
堅実なメッセージを贈りたい場合は、「お世話になりました。」という文言がおすすめです。たとえ直接指導された経験がなかった場合でも、最後に「お世話になりました。」と添えるだけで文章が引き締まります。
社交辞令のようで冷たく感じるという場合は、「入社時から本当にお世話になりました。」などという風に一言付け加えても良いです。また、「ご指導いただいたことを今後も活かして頑張ります。」など、自分の抱負を書くと心のこもったメッセージになりますよ。
②前向きな言葉で文章を締めたい場合
親しくない上司のメッセージを前向きに締めたい場合は、「ご活躍をお祈りします。」という表現を使ってみましょう。「応援しています。」という書き方でも良いですが、「お祈りします。」の方が程良く距離感のとれた文章になります。
特に違う部署への異動や転職する人に対して、「新たな場所でのご活躍をお祈り申し上げます。」という風に使うのがおすすめです。退職する人には、「第二の人生でもご活躍されることをお祈りします」などと書いてみましょう。
③優しさを出したい場合
親しくない上司に対しては、「お身体に気をつけてください。」といった、健康を気づかう文言を添えると優しいメッセージになります。特に関わりがなかった上司には、短く「お世話になりました。お身体に気をつけてください。」という文章で十分です。
もちろんこの文言だけではなく、「真摯に仕事に向かう姿勢に感銘を受けました。」といった言葉を添えるとなお良いです。しかし、健康上の理由で退職する場合など、パターンによっては不適切になることもあります。そのため、事前に会社やバイト先を去る理由を聞いておきましょう。
④異動や昇進をする人の場合
異動や昇進をした上司には、「ご栄転おめでとうございます。」という表現を使うと印象がアップします。「ご栄転」という言葉は上司に対する社交辞令のような表現なので、親しい間柄でなくても使って違和感はありません。また、上司だけではなくバイトから社員に昇進する先輩に対しても使えますよ。
例文としては、「ご栄転おめでとうございます。ますますのご活躍をお祈り申し上げます。」といった表現ができます。もちろん良い出来事に対して使える言葉なので、異動の理由をきちんと調べてから書くようにしてください。その他にも、上司に贈るメッセージが知りたい人は、以下の記事を参考にしてみましょう。
【後輩】親しくない人への送別会のメッセージ例文
①相手に寄り添う言葉を入れる場合
相手に寄り添った言葉で優しさを出したい時は、「頑張りすぎないように」と書いてみましょう。たとえそれほど接点がなかった先輩からでも、自分を気づかうメッセージは心に響きます。話したことがあれば、「頑張りすぎないようにね」とくだけた言い方をしても良いですよ。
後輩でも相手が年上の場合は、「頑張りすぎないように」といった上から目線に捉えられる表現は避けましょう。上司や先輩に対する書き方と同じように、「お身体に気をつけて」といったメッセージを贈るのがおすすめです。
②相手を褒めたい場合
相手を褒める言葉を入れたい場合は、「元気な姿に励まされました。」という書き方をしてみましょう。たとえ親しくない相手でも、「やる気に満ちた姿で」など、前向きな言葉をかけられて嫌な気分になる人は少ないです。
この表現にプラスして、「私も○○さんを見習って頑張ります。」と書くとさらに好印象です。あまりやる気が感じられなかった後輩に対しては、「落ち着いて仕事に取り組む姿に感銘を受けました。」と書き換えても良いですよ。
③相手をねぎらいたい場合
後輩をねぎらう言葉を入れたい時は、「お疲れさまでした。」という表現が適しています。とてもシンプルな言葉ですが、入っているだけでぐんと心のこもったメッセージになりますよ。「今まで大変だったけど、本当にお疲れさまでした。」とすると、さらに丁寧な表現になるのでおすすめです。
ただし相手が後輩でも年上の場合は、「お疲れ様」という文言は上から目線で、不適切な表現になる可能性があります。そのパターンでは、「お疲れ様」ではなく「ありがとうございました」などの表現を使いましょう。
④応援したい場合
後輩をサポートするような言葉をかけたい場合は、シンプルな「これからも応援しています。」という表現が使えます。様々な場面に対応する言葉なので、妊娠や出産による退職など仕事関係以外の送別メッセージにもぴったりです。異なる部署に移る人には、「陰ながら応援しています。」という書き方でも良いですよ。
親しくない人の送別会でメッセージを書く際の注意点
①マナーを守る
親しくない人の送別メッセージは、しっかりマナーを守って書きましょう。親しい人に対しても最低限のマナーは守るべきですが、親しくないと特に相手を不快にさせる恐れがあります。今後関わることがありそうな場合は特に、その後の仕事関係にも影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。
例えば、近しい人だけに通じるような話題を出したり、友達のようなノリの文章を書いたりするのは避けてください。たとえ年齢が近い同僚や後輩であっても、社会人として適切な丁寧な書き方を心がけましょう。
②言葉遣いに気をつける
親しくない人の送別メッセージは、言葉遣いにも注意しましょう。特に相手が上司や先輩など年上の場合は、「頑張ってくださいね」といったくだけた表現は避けた方が良いです。また、年齢が近い同僚などに対しても、なるべく敬語で書くのをおすすめします。
③異動・退職理由を聞いておく
親しくない人の送別メッセージを書く前に、あらかじめ異動や退職理由を聞いておくのをおすすめします。健康状態の悪化や人間関係で仕事を辞める人に対して、「元気で頑張ってください」などの書き方はNGです。また、良かれと思って書いたエピソードが、相手にとっては嫌な思い出である可能性もあります。
周りに理由を聞ける人がいないようなら、「お世話になりました」「ありがとうございました」といった無難な挨拶がおすすめです。特に人間関係で辞める人に対しては、バイト先や会社にいる人物名や出来事などは挙げずに短い文章で伝えましょう。
親しくない人の送別会のメッセージは慎重に書こう
親しくない人の送別メッセージは、言葉選びや表現の仕方などよく考えながら書くのがおすすめです。特に話したこともない人に対しては、無理に面白いことを書こうとせずに定型文でまとめましょう。その際は、ご紹介した例文や以下の記事の内容も参考にしてみてくださいね。
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