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長毛猫のサマーカット・ライオンカットのメリット5選|料金や失敗例も

更新:2019.06.21

長毛猫にとって暑い夏は大敵です。快適な夏を過ごせるようサマーカットを検討されている方も多いのではないでしょうか?サマーカットは、夏に行うトリミングの事で、毛を短く刈ったり、頭や尻尾の先を残すライオンカットなど数種類があります。ここではサマーカットのメリット、料金や失敗例についてもご紹介していきます。

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長毛猫のサマーカット・ライオンカットのメリット5選

サマーカット・ライオンカットのメリット①涼しい

暑いのが苦手な長毛種の猫にとってまず暑い夏を涼しく過ごしてもらうというのが、第一の目的です。最近では、サマーカットの猫がかわいいからと注目を浴びたりしていますね。室内の冷房を低めの設定にしてあげないとかわいそうと思わなくても安心出来ますし部屋を涼しく出来ない場合は、熱中症の危険の回避にもなります。

サマーカット・ライオンカットのメリット②皮膚病の予防

長毛種の猫は、どうしても毛が柔らかい為、絡みやすく絡んだ下では皮膚が蒸れて皮膚病を発祥しやすくなります。特に毛玉の出来やすい子は毛玉の下の皮膚が蒸れやすく、茶色くなったりします。トリミングサロンでサマーカットやライオンカットをしているとそんな皮膚の異常にも早く気付き治療も早めに受ける事が出来ます。

特に毛が柔らかく絡まりやすい長毛種の子は、毛玉でどうにもならなくなったり、動きが鈍くなったりすることがありますが、サマーカット・ライオンカットにすることによって、悩みが劇的に解決します。猫のストレス軽減にもなりますね。

サマーカット・ライオンカットのメリット③抜け毛が減る

長毛種の猫は、少しの抜け毛でも目立つ為、部屋や衣服についたりフローリングに毛が落ちて目立ち、粘着テープのお世話になることも多いと思います。そんな抜毛の掃除が大変ですが、サマーカットやライオンカットは短く刈り込むので、落ちる毛の量が少なくなり抜毛も目立たなくなりますので見た目もお掃除も楽になります。

サマーカット・ライオンカットのメリット④毛繕いの回数が減る


猫は、大体が綺麗付きで自分の毛繕いを頻繁にします。長毛種の猫は、体内に多くの毛が入ってしまうと毛球症などになってしまう可能性もあります。そこまでいかなくても飲み込んだ毛玉を吐くという事があり、吐く姿を見るととてもかわいそうです。サマーカット・ライオンカットにするとその予防にもなります。

サマーカット・ライオンカットのメリット⑤シャンプーが楽になる

長毛種の猫は、お尻の周りが汚れたり、食べたフードの残りが毛についてしまって気になり、シャンプーをする事もあると思いますが、サマーカット・ライオンカットにすると、シャンプーを嫌がる猫にもメリットがあります。猫がどんな気持ちか分かる仕草・行動20選の記事がありますので、参考にされてはいかがでしょうか?

サマーカット・ライオンカットは猫のストレスにはならないの?

①毛を刈られたりシャンプー自体がストレスに繋がりやすい

基本、猫は人に触られるのを好まない子が多いので動物病院やトリミングサロンでサマーカットの為に毛を刈られたり、シャンプー等それ自体がストレスに繋がりやすいです。動物病院では、暴れたり傷をつけるのを考え全身麻酔で行うのを基本としている所が多いので、高齢猫の場合はかなりのストレスを受けることもあります。

②毛を舐める猫にとって毛が短いのはストレス発散出来ない


室内飼いの猫は、あまり問題ないのですが、自由に外に遊びに行くのを楽しみにしている子や散歩をする長毛種の猫をサマーカット・ライオンカットにした時に紫外線を皮膚に直に浴びるので危険です。又、カットした後に毛質が変わったり脱毛症になって毛が生えてこなくなったという事例もありますので注意が必要です。

猫にとって毛を舐めるというのは、転位行動というストレス発散の手段でもあるので、あまりに毛を短く刈ると思うように舐めることが出来ず、反対にストレスの蓄積を招いてしまうかもしれません。猫の性格等も考慮してカットをしてあげるといいですね。

少しのストレスを感じるだけでも死に至ることもあるほど猫は繊細な生き物です。嫌がったり、逃げ回り、暴れる猫を無理やりカットすることは猫にとってストレスを増やすだけです。そんなデメリットも考えながら、まずは、部屋の温度調整やブラッシング等で様子をみながら挑戦するのがいいですね。

長毛猫のサマーカット・ライオンカットの面白い失敗例5選

長毛猫のサマーカット・ライオンカットの面白い失敗例①下半身だけ

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#ライオンカット失敗

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毛並みも良く、後ろ姿のかわいい猫。確かに、サマーカットしてるの分りますが、何故、下半身だけ?飼い主さんも何故こうなったなのか、中途半端にも程があると言われるのも分りますね。でも、サマーカットした所もちゃんと毛と同じ地模様があるんですね。

長毛種の猫のサマーカット・ライオンカットの面白い失敗例②上半分だけ

イヤなモノはイヤなんです。で、暴れまくった結果、途中で中断のようです。飼い主さんもトリマーの方に申し訳なく思われたようですが、でも上半分だけでもして良かったのか、しなかった方が良かったのか。次回のカットを悩む所ですね。


長毛猫のサマーカット・ライオンカットの面白い失敗例③ザンバラ

自宅で、サマーカット・ライオンカットを挑戦される勇気ある方が多いです。トリミングサロンでストレスを受けながらカットしてもらうよりも、自宅で慣れた場所でがいいと思われたのかもしれません。こちらは、猫の様子を見ながら後をついて回って切るスタイルだそうです。ちょっとした猫との戦いですね。

長毛猫のサマーカット・ライオンカットの面白い失敗例④ムラとはげ

自宅でバリカンを使うのはやっぱり難しそうですね。そんなには分かりませんが、ムラやはげが出来たようです。でも、猫は気付いているのでしょうか?尻尾はちゃんとライオンになってますね。寛ぐ様子は、まるでライオンですね。

長毛猫のマーカット・ライオンカットの面白い失敗例⑤途中で中断

こちらは、持病があるから麻酔とかはしたくなくて自宅でサマーカットを試みられて、失敗。で、途中で辞めました。ということらしいです。はやり、自宅でするのは、難しそうですね。ちょっと、失敗したかなって思った時の気持ちが猫にも伝わっているとしたら?そんな時猫と目が合ったらこんな意味があるかもです。

サマーカット・ライオンカットの料金は?

①お店によって違う長毛種の猫のサマーカット・ライオンカットの料金

気になるお値段ですが、カットの料金はお店によって違いがありますが、長毛種では短毛種よりお値段を高く設定されているお店が多いです。長毛種の場合ライオンカットのお値段は、平均13000円~15000円前後が相場になっています。かなり毛が絡んでほぐしたりする必要がある場合はもう少しかかる場合もあります。

②動物病院の必要性とトリミングサロンとの値段の違い

動物病院では、必要に応じて、皮膚病とかの理由でサマーカットをしてくれる所もあります。安全の為に全身麻酔でする事が多いのでお値段がトリミングサロンに比べ若干高めになっています。プラス5000円位が多いです。カード取り扱いも出来る病院もあるので事前に確認をされるのもいいですね。

又、動物病院では、お値段を細かく、毛の長さにより短毛種と長毛種の他に中毛種と言うように分けているところもあります。中毛種は、大体6000円前後が多いようです。

長毛種の猫のサマーカット・ライオンカットは必要かどうかを考える

長毛種の猫のサマーカット・ライオンカットのメリット・デメリット失敗例をみていきましたが、家の猫にとっての必要性をまず考えてみましょう。犬と比べ猫は毛を刈られる事自体がストレスになります。そんなに暑がりでもないのにかわいいからだけで、サマーカットにして後悔しないよう判断してあげてくださいね。

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