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ルーターテーブルとは?DIYにおすすめの理由は?
ルーターテーブルとは大工道具のひとつ
ルーターテーブルとは、大工道具に分類される道具のひとつです。見た目は机と似たような構造をしていますが、テーブルの天板となる部分の中心に穴が開いていることが特徴で、そこにルータビットと呼ばれる工具が出ていることがポイントです。
ルーターテーブルとは材料の加工などに用いる
ルーターテーブルにセットされるルータビットというのは、木材などの材料固定してを削ったり、穴を開けたりといった加工をするために用いるものです。手動で行うのとは違ってしっかり固定することが出来るので、綺麗に加工することができるのが大きなメリットと言えます。
トリマーテーブルとも呼ばれるDIYの強い味方
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ルーターテーブルはトリマーテーブルとも呼ばれるアイテムで、本格的なDIYをする人に重宝されているアイテムです。一見すると難しい仕組みのように思えますが、実はホームセンターなどで材料を簡単に揃えることができるだけでなく、簡単に自作することができるのでおすすめです。
ルーターテーブルを自作するには?必要な物は?
ルーターテーブルを自作に必要な物①木材
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ルーターテーブルを自作に必要な物の1つ目は、木材です。このとき、MDFと呼ばれる材料を使用しましょう。MDFは大きなカテゴリとして木材に分類されますが、木の細胞を砕いて圧縮した素材であることが特徴で、ルーターテーブルを使用するときに寸法を間違うことを防ぐことができる点がおすすめです。
それとは別にMDFを両面から貼り合わせるための木材が必要です。これはベニヤ板など薄い木材であれば問題ありません。関連記事においては100均ショップでも購入できる木材について紹介しているので、参考にしてください。
ルーターテーブルを自作に必要な物②ルータビット
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ルーターテーブルを自作に必要な物の2つ目はルータビットです。ルータビットとは穴を開けたり削るといった加工を行うための工具アイテムのひとつです。ルータビットはルーターテーブルを製作する過程でスタンドをつくる際などに穴を開けるなどの加工を行うために必要です。
ルーターテーブルを自作に必要な物③ルーターリフター
ルーターテーブルを自作に必要な物の3つ目はルーターリフターです。天板の部分にはめ込むアイテムで、ルーターテーブルを使用するうえで要となる部分です。これがなければ本来の使い方ができません。販売している会社によってはルーターテーブル用プレートなども販売されており、セットで使用するとより豪華です。
ルーターテーブルを自作に必要な物④トリマー(ジクソー)
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ルーターテーブルを自作に必要な物の4つ目はトリマーです。トリマーとはルータビットを動かすためのモーターの役割を担う部分のアイテムです。そのため、これもルーターリフターと同じく必須アイテムなので、必ず用意するようにしましょう。
取り付ける際はルーターリフターの下の部分に釘などで取り付けます。アイテムはホームセンターや通販などで入手することが可能です。
ルーターテーブルを自作に必要な物⑤ワークスタンド
ルーターテーブルを自作に必要な物の5つ目は、ワークスタンドです。ワークスタンドとはなにかしら作業するために用いられる机のことで、ルーターを取り付けた天板に合体させることでトリマーテーブルが完成します。ワークスタンドは、ホームセンターなどで販売されています。
自作ルーターテーブル製作の流れは?
製作の流れ①テーブル部分に穴を開けていく
View this post on Instagram材料待ち等で時間が空いたので3年目の1つの目標でした、自作の簡易のルーターテーブルが出来ました。 これで習い加工が出来ます。 #mokufurniture #original #ルーターテーブル
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製作の流れの1つ目としてまず、テーブル部分となる木材に穴を開けていきます。これは後にルーターリフターやトリマーといったものを固定してはめ込んでいくためです。そのため、穴を開けていくときははめ込むアイテムとぴったり合わさるように予め正確に採寸しておくようにしましょう。
このとき、天板となる部分は耐久性を考えて何枚かの木材を使用するようにしましょう。先にも触れたように、MDFにベニヤ板を重ねるのがスタンダードな方法としておすすめです。
製作の流れ②スタンドと合体させる
製作の流れの2つ目はワークスタンドと合体させるです。流れの一つ目で穴を開けて置いた天板をそのまま重ねるように合体させます。まず木材とスタンドをテープなどを用いて貼り付けたら、ネジなどでしっかり固定させましょう。そうすることで実際に使用したときにズレてしまうことがありません。
製作の流れ③ルーターリフターを取り付ける
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製作の流れの3つ目はルーターリフターを取り付けるです。これは流れの1つ目で予め開けておいた穴にはめ込んで固定する手順となっています。使用するルーターリフターにもよりますが、基本的に固定する場所には専用の穴が開いているのでそこに釘を差し込んでしっかり固定してください。
次の手順で取り付けるジクソーが、ちょうどルーターリフターの真ん中に来るようにしてください。少しでもズレてしまうとトリマーテーブルとしての使い勝手が悪くなってしまいます。
製作の流れ④ジクソーをとりつける
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製作の流れの4つ目はジクソーを取り付けるです。このとき、一気に取り付けるのではなく、まず部品をばらしてカバーから取り付けて、そのあと本体を取り付けていきます。どちらも取り付ける際には釘を使用してしっかり固定しましょう。
ジクソーの固定が終わったら、上からルータビットを取り付けます。取り付ける部品はスパナなどを使用すれば簡単に交換することができるので、特に決まった指定はありません。
製作の流れ⑤ガイドを取り付ける
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製作の流れの5つ目はガイドを取り付けるです。このガイドと言うのは材料を固定することで加工する位置を調節して目安として使用することができます。真っ直ぐ切り込みを入れたいときなどにこれがないと曲がってしまうこともあるので、必ず作成するようにしましょう。
作り方はデザインによって異なりますが、基本的に木材の後ろ側にスタンドを付けるだけでも構いません。大切なのは調節するときに動かせるような仕組みでズレないように固定することなので、その点だけは注意して作っていきましょう。
製作の流れ⑥好きなようにトリマーテーブルをカスタマイズする
View this post on Instagram#刻印 が増えたので気分転換に たまには思いつきなノリで#刻印スタンド 製作中 #OTORO #トリマーテーブル #TTX2 で溝掘 そんなノリでやって もう少し浅めにすればよかったかな と後悔中。
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基本的な製作の流れとしては5つで終了ですが、6つ目として好きなようにカスタマイズするという工程があります。これは例えばワークスタンドの下に小さな箪笥などを設置すると、そのほかの工具を収納してより作業効率を上げることができます。
自作するうえにおいてしっかりと機能するのであれば特にデザインに決まりはありませんので、自分の使いやすいようにカスタマイズしていくとよいでしょう。
自作ルーターテーブルの使い方は?
使い方①使用するルータビットを取り付ける
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自作ルーターテーブルの使い方の1つ目はまず、使用するルータビットを選びます。この時、取り付けたジクソーによりますが、セットで交換用のスパナがついてくるので、それを使用すれば簡単に交換することができます。
交換する時に注意しておきたいのが、スタンドの上にしっかり先端が出ているか確認しておきましょう。引っ込んでいると実際に使用したときに、材料を加工することができなくなってしまうので、交換するときは位置をしっかり確認してください。
使い方②加工する材料をしっかり固定する
View this post on Instagramあまりモノの材料で定規も作ってみました。 ノブで回してしっかり固定出来ます。 これで溝サクりや蟻桟の加工にも重宝します!! #mokufurniture #original #ルーターテーブル
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自作ルーターテーブルの使い方の2つ目として加工する材料をしっかり固定することです。あらかじめ取り付けておいたガイドを加工する材料に合わせます。調整が終わったら、しっかり材料を固定しましょう。そうすることで、綺麗に加工することができます。
使い方③ゆっくりと動かして加工していく
自作ルーターテーブルの使い方の3つ目としてゆっくり動かして加工していく方法です。このとき大切なのが、ブレないようにガイドでしっかり固定した状態で行うことです。加工する方法にもよりますが、基本的には手元から前へゆっくりと動かしていきます。
このとき、慌てて動かしてしまうと失敗や工具を壊してしまう原因となりますので注意しましょう。使用した後は木くずなどが舞うこともあるので、あらかじめマスクなどをしておくと便利です。関連記事においてはおすすめのマスクを紹介しているので参考にしてみてください。
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