INDEX
韓国で人気のキョチョンチキンとは？
韓国で大人気のフライドチキン専門店
日本でも大人気の韓国グルメですが、その中でも今注目を集めているのが、フライドチキンです。韓国には日本と違ってフライドチキン専門店というものがたくさんあります。その中でも今回紹介するキョチョンチキンは、韓国全土に1000店舗以上を展開する有名老舗チェーン店です。
出来立てフライドチキンで人気なキョチョンチキン
キョチョンチキンが人気な理由の1つ目は、注文が入ってからフライドチキンを二度揚げして提供していることです。本来フライドチキン専門店ではサービスの時間を短縮するために一度事前に揚げてチキンに火を通しておいて、注文が入ってからもう一度揚げます。
つまりは作り置きしておいて、提供前に温めなおすという形でサービスされています。しかしキョチョンチキンでは、少々時間はかかりますが、注文が入ってから二度揚げをするため、その分正真正銘の出来立てカリカリ、ジューシーのチキンが味わえます。
ヘルシースタイルなフライドチキンで人気なキョチョンチキン
キョチョンチキンが人気の理由の2つ目は、そのヘルシー志向にあります。フライドチキンというヘルシーなイメージとはかけ離れたファストフードでありながら、消費者の健康を一番に考え、国産の新鮮な鶏肉を厳選し、調味料も独自に開発した無添加のものを使用しています。
健康志向が全世界で強くなる中、消費者のニーズにあったコンセプトで事業を展開していることが、消費者の心を捉えているのですね。無添加の調味料ならヘルシー志向の女性やお子さんが食べるのにも安心ですねよね。キョチョンチキンの消費者への気遣いが感じられてとても好感が持てます。
洗練されたおしゃれな店内で人気なキョチョンチキン
キョチョンチキンが人気の理由の3つ目は、その店構えがまるでカフェのようにおしゃれで、店内も洗練された空間であることもです。キョチョンチキンでは、味や使用している食材や調味料だけでなく、店内のインテリアにもこだわっています。インスタ映えする店内がSNSを利用する若い女性を中心に支持を集めています。
店内が清潔で居心地の良い空間だと、観光や買い物に疲れた時も一休みできますし、何度も足を運びたくなります。味もさることながら、店内の雰囲気もいいので、リピーターも多いのですね。
今回はキョチョンチキンにフォーカスを当ててご紹介しますが、韓国はフライドチキン大国ですから、もちろんキョチョンチキン以外にもフライドチキン専門店はたくさんあります。韓国のフライドチキン専門店をまとめた記事がありますので、合わせてご覧ください。
キョチョンチキンに必要な材料・調味料は？
キョチョンチキンに必要な材料｜手羽先・米粉・薄力粉・片栗粉
キョチョンチキンに必要な材料は、手羽先・米粉・薄力粉・片栗粉です。本場韓国ではブツ切りの鶏肉を使うようですが、日本では手に入りにくいので手羽先かまたは手羽元・鶏もも肉などをご自身の好みに合わせて使いましょう。米粉と片栗粉でキョチョンチキン特有のカリカリ＆ジューシー感を出します。
キョチョンチキンに必要な調味料｜酒・すりおろしニンニク・牛乳など
キョチョンチキンに必要な調味料は、酒・すりおろしニンニク・牛乳・塩コショウ・鶏がらスープの粉末です。下ごしらえの際にこれらの調味料を使って、手羽先に味を付け、そして牛乳を加えることでお肉を柔らかくします。この下ごしらえがジューシーなキョチョンチキンを完成させる大事なプロセスとなります。
大人気メニュー・ハニーコンボに必要な調味料
キョチョンチキンの中でも圧倒的な人気を誇るメニューのハニーコンボですが、これには追加でソースに使う調味料が必要になります。その調味料は、醤油・酒・水・オイスターソース・すりおろしニンニク・はちみつです。サクサクのチキンに甘いハニーのソースが加わって一段とおいしくなります。
サクサクに揚げたチキンを、これらの調味料を混ぜ合わせフライパンで熱したハニーコンボソースにからめると絶妙な甘さのキョンキョンチキンを作ることができます。お酒を飲める方は、サクサクでジューシーな甘めのハニーコンボソースチキンがビールにも良く合いますよ。
また韓国ではチャミスルというお酒が有名なのはご存知でしょうか。日本の焼酎や日本酒に似ているお酒ですが、それらほどアルコール度数は強くありません。このお酒について纏めた記事がありますので、お酒が好きだという方はこちらの記事で韓国のお酒のこともチェックして、是非本場でチキンと一緒に味わってみて下さいね。
キョチョンチキンの作り方レシピは？
キョチョンチキンの作り方レシピ・手順①包丁で切り込みを入れる
キョチョンチキンの作り方レシピ・手順1つ目は、まず用意した手羽先の骨の横に包丁で切り込みを入れていきます。切り込みを入れた手羽先をバットにいれ、用意していた調味料のすりおろしニンニク、胡椒、酒を適量加え、そこに牛乳を加えます。チキンに切り込みを入れることで味が染みやすくなります。
さらにそこに鶏がらスープの粉末を加えて味を調えます。液体と肉を軽くもんで、馴染ませたあと、30分ほど味を染み込ませるために時間を置きます。これで手羽先の下ごしらえは完了です。また今回は手羽先を使ったレシピをご紹介しますが、もちろん手羽先だけでなく骨付きのチキンや手羽元でも作れますよ。
キョチョンチキンの作り方レシピ・手順②米粉・薄力粉を付ける
キョチョンチキンの作り方レシピ・手順2つ目は、30分寝かせて常温に戻した手羽先に米粉、薄力粉を付けていきます。ポイントは普通のから揚げと違い、特有のサクサク感を出すために、米粉：薄力粉を3：1の割合で、米粉の割合を多めにします。目安はホットケーキを作る際のゆるさと同じ程度の衣の緩さにします。
キョチョンチキンの作り方レシピ・手順③油で揚げる
キョチョンチキンの作り方レシピ・手順3つ目は、いよいよ手羽先を150度程度に熱した油で揚げていきます。ある程度チキンが浮いてきたところで一度取り出します。揚げたチキンをいったん置いておいて、ここからさらにサクサク感を出すために2つのものを用意します。
1つ目は先ほどと同じく米粉：薄力粉を3：1の割合にしたバッター液です。今回は味付けのために塩胡椒と鶏がらスープの粉末もそこに加えます。そして2つ目は、片栗粉に少し水を加え、わざとだまになるように指先で捏ね、米粉と混ぜ合わせたものです。この片栗粉がさらにカリカリ感を作ってくれます。
キョチョンチキンの作り方レシピ・手順④米粉の衣をつけて揚げる
キョチョンチキンの作り方レシピの最後の手順は、揚げた手羽先をバッター液につけ米粉の衣を付けます。そしてもう一度150度に熱した油で揚げていきます。さらに次は180度の油で30秒ほどさっと揚げて完成です。バッター液を二度付けして、もう一度揚げることで、キョチョンチキン特有のサクサク感を再現できます。
キョチョンチキンを日本で食べられるおすすめのお店は？
日本唯一のキョチョンチキン六本木店が閉店！
韓国のチキン専門店キョチョンチキンは、2015年の末に東京の六本木にオープンしました。韓国で大人気のチキン専門店が待望の日本進出でした。しかし、この六本木店わずか9か月という短さで閉店してしまったのです。韓国で大人気のキョンキョンチキンがなぜわずか9か月で撤退してしまったのでしょうか。
その理由は、味が受け入れられなかったのではなくその値段設定に問題がありました。日本ではコンビニで手軽においしいフライドチキンが簡単に手に入ります。しかもその値段はわずか100円程度です。そんなコンビニ文化の根付いた日本では値段設定の高いキョンキョンチキンは売上を伸ばせなかったことが撤退の原因です。
おすすめのキョチョンチキン店①東大門1号店
残念ながら日本では本物のキョチョンチキンは食べることができませんが、手軽に行ける海外旅行先である韓国ではキョチョンチキンは1000店以上もの店舗を構えています。その中でおすすめの店舗1つ目は東大門1号店です。この店舗はキョチョンチキンの数ある店舗の中でもナンバー1の来客数を誇る人気店です。
また眠らない街として有名な東大門に店舗を構えているため、この店舗は24時間営業をしています。日本からの観光客は、街中のホテルに滞在していることが多いため、立地は抜群ですし、24時間営業というのも魅力ですよね。タイトなスケジュールでも隙間時間にキョチョンチキンを楽しむことが出来ます。
おすすめのキョチョンチキン店②弘大店
おすすめのキョチョンチキン店舗2つ目は、弘大店です。この店舗は24時間ではありませんが、深夜2時まで営業しています。弘大は、特に若者を中心に人気の街で、学生さんも多く可愛くてオシャレなカフェ、またはアクセサリーなどもたくさん見つけることができます。それゆえインスタ映えの弘大とも言われています。
韓国旅行の一つの楽しみである買い物を楽しんで、少し休憩したくなったら店内で、絶品のキョチョンチキンを頂くことができます。弘大店は特に骨なしチキン、骨付きチキンどちらもメニューの種類がとても充実しています。特に若い女性に人気なのはハニーコンボというメニューです。
おすすめのキョチョンチキン店③釜山店
おすすめのキョチョンチキン店舗3つ目は、釜山店です。ソウルには行かずに韓国第二の都市である釜山に旅行に行く方も多いかと思います。キョチョンチキンは韓国に1000店舗以上もありますので、もちろん釜山にもあります。しかもここ釜山店は釜山駅から徒歩で10分とアクセスも抜群です。
店内で休憩がてら頂くのももちろん良いですが、テイクアウトもできるので食べ歩きにももってこいです。釜山も韓国グルメの宝庫ですので、食べ歩きが目的で旅行に良く方も多いと思います。テイクアウトをする場合は、骨付きだと食べにくいですし、ゴミも増えるので、骨なしチキンの「サルサチキン」がおすすめですよ。
キョチョンチキンを味合うなら本場韓国へ！
残念ながら、現在日本でキョチョンチキンを味わえるお店はありません。しかしお隣韓国は、東京からであれば2時間20分、大阪からは1時間40分、福岡からは更に短い1時間20分というフライト時間で行くことができます。飛行時間が短くフライト数も多いので、週末の土日だけの短い旅行でも十分に楽しめます。
ちなみに韓国ではビールとチキンの相性が抜群なことから、ビールとチキンの組み合わせを「チメク」と呼ぶそうです。「チ」が「チキン」で、「メク」が韓国語で「ビール」という意味です。おすすめ店の東大門1号店は24時間営業ですので、いつでも韓国流の楽しみ方「チメク」を楽しむことが出来ますよ。
しかし、それでもやはり韓国に行くのは難しいという方は、紹介したレシピに従ってキョンキョンチキンを再現してみて下さい。日本のフライドチキンとは一味違う、サクサクでジューシーなフライドチキンを家族や友人の方と楽しんでみましょう。誕生日やクリスマスなどのホームパーティーでふるまうと喜ばれますよ。
商品やサービスのご購入・ご利用に関して、当メディア運営者は一切の責任を負いません。
