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マザーファッカーの意味・語源とは?英語の汚い言葉・スラング16選も!

更新:2019.06.21

『マザーファッカー(motherfucker)』という英語の言葉を聞いたことがありますか?映画やテレビ番組でよく耳にする表現で、北米で発生したスラングの一つです。ここでは『マザーファッカー』の意味や語源、また『マザーファッカー』に似た、北米でよく使われる汚いスラングなどについてまとめてみました。

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マザーファッカーの意味とは?

アメリカの映画などでよくみられる「マザーファッカー」という表現

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『マザー』という言葉を使っているので、『マザーファッカー』は明らかに英語圏のスラングです。なので洋画でよく見かける表現ですが、イギリス映画では登場人物が『motherfucker』といっているのを見かけることはあまりありません。『マザーファッカー』はアメリカでよく使われているスラングなのです。

『マザーファッカー』を英語で書くと『motherfucker』!

『マザーファッカー』を英語で書いたら『motherfucker』になります。スペルの中に『m』だの『th』だのが入っていて、発音は結構むずかしそうですし、相手をけなす言葉としてのスラングとしては、日本人にとっては少々長い言葉に感じますが、アメリカ人には簡単に発音できる言葉ではあります。

日本語での『motherfucker』の表現と意味

日本語で『motherfucker』の意味を表現すると、「この最低野郎」とか「くそったれ」といった、ありとあらゆる相手をけなして呼ぶ呼び方が当てはまります。しかもそこには面白おかしく表現している感覚は一切ありません。けっこう深刻に腹を立てている人間が使うのが『motherfucker』なのです。

マザーファッカーの語源は?

『motherfucker』を日本語で直訳した場合

『マザーファッカー』を英語表記すると『mother fucker』あるいは『motherfucker』となります。『fucker』は『性行為をする人』という意味なので、『motherfucker』を日本語に直訳すると「母親とセックスする人」というすごい意味になります。

『motherfucker』の英語表記

日本語でカタカナで書く『マザーファッカー』は、英語では『mother fucker』と書きますが、ワンワード(ひとつの単語)として『mother 』と『fucker』をくっつけて『motherfucker』とも書きます。ワンワードでも表記できるということは、それだけ頻繁に使われる単語ということです。

『motherfucker』の語源


『motherfucker』の語源は北アメリカ大陸から来ていて、『産みの母親と性行為をするほど嫌な奴』『実の母親と寝るほどのクソったれ野郎』という相手に対して使う侮辱言葉が語源。『産みの母親とセックスをするような最低な奴』という意味なので『マザーファッカー』は、多くの場合男性に対して使われます。

マザーファッカー以外も!英語の汚い言葉16選

『motherfucker』のような英語の汚い言葉①『ファッカー』

『マザーファッカー』よりも頻繁に使われる『ファッカー(fucker)』は、『マザーファッカー』を短縮したような侮辱言葉で、『マザーファッカー』と同じ意味です。ただ、『ファッカー』の方は女性に対しても侮辱を込めて投げつけることができる言葉です。

『motherfucker』と同じ英語の汚い言葉②『̪̪シット』

『shit』そのものは英語で『大便』とか『糞便』を表す言葉ですが、英語圏で誰かが『shit』と言っていたら、それは「ちぇっ」だの「クッソー」と独り言を言っているのです。けして相手を侮辱する表現ではありません。

『motherfucker』と同じ英語の汚い言葉③『ファック』

この『ファック(fuck)』というスラングは、『̪̪シット(shit)』と同じ「くそぉぉぉぉぉ!」と独り言をいっている意味で、使い方も同じです。『ファック(fuck)』も『̪̪シット(shit)』も独り言ですから、職場で使っても大丈夫です。

『motherfucker』と同じ英語の汚い言葉④『ファックオフ』

『Fuck off(ファックオフ)』という言い方は、相手が目障りなのでどこかに行ってほしい時に、相手に投げつけるように使います。日本語でなら「どっかに失せちまいな!」とは「てめぇは目障りなんだよ!」といったところです。言い争いの末に「てめぇなんかどこかに行っちまえ!」というときに使います。

『マザーファッカー』と同様の英語の汚い言葉⑤『ファックイット!』

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『Fuck it(ファック イット)!』の表現を日本語で表すと、「忘れちまいな!」とか「諦めなよ」になります。つまり、何か物事を諦めるターニングポイントに対して、『Fuck it(ファック イット)!』というのです。汚いスラングではありますが、日常会話ではよく耳にしますし、職場でも使えます。

『マザーファッカー』と同様の英語の汚い言葉⑥『ユーサック!』

『You suck!(ユー サック)!』の意味は日本語で言うと、「お前ってツマラナイ奴だよな」、「お前って嫌な奴だよ」とか、「ダメな奴だよね」といった感じ。似た表現の『You sucker((ユー サッカー)! 』も、日本語での意味は全く同じです。『suck』は『吸う』という意味の英単語です


『motherfucker』と同じ英語の汚い言葉⑦『シャラップ!』

『shut up!(シャラップ)!』というスラングは、日本ではたいていの人は知っていると思います。意味は「おだまり!」から、『嘘言ってんじゃないよ」「ありえねー」といった感じです。でも実は、このよく知られた表現はかなり汚いスラングなので、友達同士ならともかく、職場で使うのは厳禁です!

『マザーファッカー』と同様の英語の汚い言葉⑧『ファックユー!』

『shut up!』と同じように、日本でよく知られている表現の『fuck you!(ファックユー)!』。意味は「くたばっちまえ」「ふざけんじゃねぇ」「この大馬鹿野郎」といったところ。『fuck you!!』は『shut up!』と同じで、職場で使った場合には、即日解雇の可能性がありますので要注意。

『マザーファッカー』と同様の英語の汚い言葉⑨『スクリューユー』

『screw you(スクリュー ユー)』の意味は、『fuck you!!』と同じですが、意味はもっと軽めで「くたばれ」「バーカ」といった感じ。軽い冗談としても使われます。ただ侮辱言葉なので、学校ならいいけど職場では厳禁です。

『motherfucker』と同じ英語の汚い言葉⑩『アス』

英単語の『ass(アス)』はお尻のことですが、日本語ではどちらかというと「ケツ」といった方がしっくりします。『ass(アス)』にはもう一つ「嫌な奴」「最低男(女)」の意味があります。例えば「He is an ass!」といえば、『あいつって最低!」といった意味になります。

『マザーファッカー』と同様の英語の汚い言葉⑪『フーイズザファック?』

『Who is the fuck(フーイズザファック)?』の日本語での意味は、『そいつ誰?」『そいつって何者?』といった意味です。ドラマや映画などではおなじみの言い回しです。

『motherfucker』と同じ英語の汚い言葉⑫『フリーク』

日本語では「奇人変人」を意味する『freak(フリーク)』ですが、スラングとしてはもう一つ意味があります。『性行為が大好きな変態」という意味です。『fucker』のように相手に投げつける侮辱言葉ではなく、噂話などでよく使います。

『マザーファッカー』と同様の英語の汚い言葉⑬『ファックヨアセルフ』

『Fuck yourself(ファックヨアセルフ)は『Go fuck yourself(ゴーファックヨアセルフ)』とも言い、「人のことをとやかく言う前に、自分の恥を知りな!」とか、『人のことを言う前に、てめぇの鏡を見てみな」といった意味で、とても汚い表現です。

『motherfucker』と同じ英語の汚い言葉⑭『ディック』


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これも恐ろしく汚い表現ですが、『dick(ディック)』はもともと『detective(刑事)』の意味と、『リチャード』という人名のあだ名でしたが、現在は「男性性器」の隠語です。中指を突き立てるポーズは、『dick(ディック)』を突き立てているというわけです。

『マザーファッカー』と同様の英語の汚い言葉⑮『ディックヘッド』

『dick head(ディック ヘッド)』は、日本語に直訳したら「ちんぽこ頭(失礼!)」。「He has dick head.」といえば、『あいつは救いようのない嫌な奴』とか『間抜けな阿呆』といった意味合いで使います。

『マザーファッカー』と同様の英語の汚い言葉⑯『ホットチック』

『chick』の元々の意味は「ひよこ」。ここから「女の子」という意味で使われます。『hot』には色々な意味がありますが、ここでは「色っぽい」とか「イケてる」という意味として使われています。『ホットチック』は「色っぽい女の子」というよりは、日本語で「イケてるねーちゃん」といったニュアンスの言葉です。

マザーファッカーと音楽の関係は?

人種のるつぼでは音楽が共通言語!

アメリカ合衆国が色々な人種が多い多民族国家なのは常識ですが、このような多民族国家では音楽が共通言語であったりします。例えばオーストリアは音楽と芸術で有名ですが、日本人には白人の単一民族国家に見えても、オーストリアは白人の色んな人種のるつぼ。同様にアメリカ黒人にとっては音楽は共通言語の一つです。

ラップで使われる『マザーファック』と『motherfucker』とは

ラップ音楽ではよく『マザーファッカー(motherfucker)』だけではなく、『マザーファック』という表現を聞きます。ラップは、ジャズと同じようにまず黒人音楽として人気を得ました。『マザーファック』は『マザーファッカー』と同じ意味ですが、日常会話ではなく音楽の世界で頻繁に使われるスラングです。

『motherfucker』をなどをよく使うラップなどの黒人音楽

一般の北米人では、必ずしも黒人層の方がスラングを頻繁に使うとは限りませんが、映画や音楽などで『マザーファッカー(motherfucker)』や『マザーファック』などを使っているのは黒人の方が他の人種より多いです。黒人がスラングを使ったラップなどは、コミカルだったり粋だったりします。

音楽で市民権を得たアメリカの黒人層

黒人に対する人種差別が過激だったアメリカ合衆国。この国で黒人が初めて認められたのは、彼らが第1次世界大戦の部隊で披露したジャズ音楽ででした。そのためか、ラップなど新しい音楽にも黒人は敏感。またジャズが広まった時代にも人種差別は苛烈であった歴史が、黒人音楽には頻繁にスラングが使われる理由のひとつです。

マザーファッカーを使う時の注意点は?

職場や学校で使わない方が良い『motherfucker』という言葉!

北米の怖いところは、学校のど真ん中でも子供同士が殴り合いのけんかをしただけで警察が呼ばれてしまうところです。職場でも解雇になった職員が金切り声を張り上げだしたら、警備員や警察官が呼ばれてしまいます。『「motherfucker』などの言葉に慣れていないなら、なるべくスラングの使用は控えましょう。

即日解雇もあり得る『マザーファッカー(motherfucker)』!

日本人にとっては、アメリカ映画で登場人物が「マザーファッカー!」と相手をけなしているのはよく聞きます。ですが、アメリカの職場で実際に誰かを『motherfucker』などとけなしたら、始末書提出になるか、最悪の場合は即日解雇です。『マザーファッカー』は、それだけ深刻な意味のあるスラングなのです。

『マザーファッカー(motherfucker)』は使う相手に要注意!

『fuck you!』や『motherfucker!』といった、相手に投げつけるような侮辱言葉は、使った相手によっては深刻な場面を引き起こします。職場の上司やお客さんなどに言った場合、下手したら即日解雇。また、黒人に対して言った場合は、こちらがアジア人種であっても人種差別が問題になります。

『motherfucker』と言って安易に中指を突き立てるのはNG!

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中指を突き立てる『ファックユー』のポーズ。このポーズは『マザーファッカー』、『ユーサック』などのあらゆる侮辱言葉を投げつける時に使えますが、海外旅行に行ったときに、ムカつく相手に安易にこの「中指突き立てポーズ」を使うのは危険です。これは相手に喧嘩を売っている仕草なので、相手に殴られることもあります。

マザーファッカーではなくファックを使う

『マザーファッカー(motherfucker)』と違って、『fuck』や『̪̪shit』を職場や学校で使っても問題にはなりません。それは、『fuck』や『̪̪shit』は「ちぇっ!」とか「くっそぉぉぉ」といった感じで独り言だからです。侮辱言葉ではないからこそ、問題にはならないのです。

外国に行ったらスラングの使い方には気を付けましょう

ここまで読んでいただいた方にはわかると思いますが、英語の汚いスラングには「fuck」と「suck」という性的な単語が頻繁に使われています。これらの汚いスラングは、職場で使ったら危ない表現もあれば、使っても大丈夫という表現もありますが、それもあくまでもケースバイケースです。

ここに『職場で使っても大丈夫な表現』と書いていますが、職場では汚いスラングを一切使わない人たちもいます。弁護士、コンピュータプログラマー、教師、公認会計士など、北米では高い教育を受けなければつけない職場で働いている人です。彼らは酒の席では「fuck」や「suck」を使いますが、職場では使いません。

『motherfucker』のような英語の表現というのは、その文化の中で育っていない日本人にとっては、映画やテレビで見て、ゲラゲラ笑うくらいにしておく方が無難です。場合によっては即日解雇になるような表現は、それだけ重い言葉なので使い方の達人にならない方が良い言葉でもあるのです。

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