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藤棚の簡単な作り方は?パーゴラをDIYする際の参考画像7選も

更新:2019.06.21

藤棚・パーゴラのDIYってどうすればいいの?設計図は引くの?という方に、画像つきで簡単な作り方をご紹介していきます。イメージ画像も種類ごとに一緒に載せていきますので、こういうものを作ってみたい!となるものを見つけてください。

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藤棚をDIYする際の参考になるイメージ画像7つ

イメージ画像①藤棚とは?

藤棚イメージ画像1つ目は、一般的な藤棚です。藤棚といえば藤を絡ませる棚になります。柱は木材、屋根の部分は竹を組んでいます。藤の花は幅があるので、大きめの格子状の屋根になっています。木材には強度と重さがあり、柱によく使われています。DIYでも竹ならロープで簡単に組めます。

イメージ画像②ミニパーゴラ

藤棚イメージ画像2つ目は、庭の一角に作ったミニパーゴラです。基礎を埋め、その上に柱を立てて、その上に前桁を渡して簡単に作られています。わきにも木の板がかけられてハンギングができるようになっています。DIY初心者は画像のような簡単なものに挑戦しましょう。背が低く、屋根にかける作業も少ないので楽です。

イメージ画像③バルコニーのミニぶどう棚

藤棚イメージ画像3つ目は、ミニサイズのぶどう棚です。木材を打ち付けて作っています。わきにも何かを絡ませられるようになっています。土台がないので、ベンチと植木鉢で両側から挟むようにして、ぶどう棚が飛ばされないようにしています。パーゴラとは、もともとイタリア語でぶどう棚のことでした。

イメージ画像④独立したパーゴラ


藤棚イメージ画像4つ目は、庭の独立したパーゴラです。地面にはレンガが敷かれ、パーゴラの木材と合わせておしゃれな雰囲気に。基礎の上部の高さがあるため、このようにDIYで白いレンガを混ぜて敷くと土台の白い部分が浮かずにすみます。作業は柱と屋根に集中しているので、比較的簡単に作ることができます。

イメージ画像⑤フルーツ棚にもできるパーゴラ

藤棚イメージ画像5つ目は、フルーツ棚にもできそうなパーゴラです。こちらの画像のものは基礎が埋め込んであり、その上に木の板をデッキのように並べて打ち付け、格子状に組み、間隔をあけて屋根を作っています。帽子などぶら下げるためのフックがあるのが便利です。ペンキでカラフルにすると明るい感じになります。

イメージ画像⑥三角パーゴラ

藤棚イメージ画像6つ目は、三角形の場所に作った藤棚です。こちらも基礎は埋めてあり、その上から木の板をルーバーのように貼り付け、上の部分だけ空けています。屋根は四角形のものと同じように、平行に板を掛けています。目隠しが欲しい方は、画像のように木の板を貼りましょう。

作業は多いですが難しいものはないので、DIY初心者でも電動ドライバーを使うことができれば比較的簡単に作れます。三角パーゴラを作るならこちらを参考にしてください。

イメージ画像⑦屋根付きパーゴラ

藤棚イメージ画像7つ目は、屋根付きパーゴラです。基礎を埋め、木材の柱を立てて屋根の骨を組み、その上に支えの板を渡して波板をかぶせています。柱の足元には同じ白で塗られた柵が設置されています。ポリカーボネートの波板は透明なので日光を通し、屋根をかけても明るさを保ってくれるのでおすすめです。


藤棚(パーゴラ)の簡単な作り方は?

藤棚・パーゴラ作りに必要な材料と道具

作業に入る前に、材料と道具の準備をします。材料は、木材、敷石、モルタル、防腐剤、束石、ビス、L字型金具です。木材は大きいものなら柱の部分に4×4、小さいものの柱と屋根や側面は2×8がおすすめです。モルタルはセメントで作ることができます。

道具は鉛筆、メジャー(コンベックス)、差し金、のこぎり、電動ドライバー、ハケ、スコップです。これらが最低限必要なものになります。メジャーは100均で手に入ります。こちらの記事を参考にどうぞ。

藤棚・パーゴラの簡単な作り方①DIYするための設計図を描く

作り方の順番1つ目、簡単でいいので設計図を描きます。できれば平面図と断面図があると分かりやすいですが、ななめから見た図でも大丈夫です。寸法は必ず書き込みましょう。どれだけの大きさ・高さにして、どの位置に基礎を埋めるかなどを決めます。

藤棚・パーゴラの簡単な作り方②基礎を作る


作り方の順番2つ目、基礎を作っていきます。大きなパーゴラを作るのなら一番重要な作業になります。束石という土台を設置するのですが、画像のようなプレート付きと呼ばれるものを選びましょう。ビスを止められるので柱の設置が簡単になります。地面がコンクリートならその上に束石を設置するだけなので簡単です。

設計図を見ながら設置していきますが、地面が土なら束石を埋めます。穴を掘り、石を敷いてモルタルを流し込み、その上に束石を設置します。このとき、束石が水平でないとパーゴラがガタガタになるので注意しましょう。

作る藤棚・パーゴラが小さいものなら束石がなくても大丈夫ですが、飛んでいかない工夫が必要です。何かで柱を挟んで押さえつけたり、柱を地面に埋め込むなどの作業をします。

POINT

束石の高さは揃えて

1つ埋めた束石に合わせて残りを埋めていきます。高さを揃えるには、水平器を使うのが一番簡単です。水平器は1000円前後のものが一般的ですが、最近は100均でも販売されています。

藤棚・パーゴラの簡単な作り方③材料を加工する

作り方の順番3つ目、木材を加工します。設計図の寸法に合わせた長さにカットしましょう。メジャーとのこぎりが必要ですが、ホームセンターなら買ったときにカットしてくれる店もあるので、寸法を出してから材料を買いに行き、利用すると楽です。このとき、前桁にする木材に垂木を埋め込む切れ込みを入れておきます。

カットが終わったら防腐剤を塗ります。防腐剤にはステイン系のものと被膜のものがありますが、ステインは液が内部に浸透し、木目を美しく見せてくれます。厚みが出ないので塗りやすく、初心者向けです。

被膜のものは液が表面に乗るタイプで丈夫、長持ちします。頑丈な分厚みがあるので膨れやすく、塗りにくいので慣れている方に向いています。どちらもメリット、デメリットがあるので吟味して使いましょう。

藤棚・パーゴラの簡単な作り方④柱・前桁を設置する

作り方の順番4つ目、柱・前桁を設置します。まず柱を立てますが、設計図を確認しながら付いている金具の穴に合わせてビスで木材を留めます。その後、前桁を柱に合わせてビスで留めます。

ビスを打つのにハンドドリルで下穴を空けると打ちやすくなります。100均で売られているものはこちらの記事をご覧ください。ダイソーとセリアのものが紹介されています。

藤棚・パーゴラの簡単な作り方⑤垂木を乗せて留める

作り方の順番5つ目、最終工程である垂木を留めていきます。あらかじめ切り抜いておいた部分に垂木をはめ込んで、L字型の金具を使ってビスで上から前桁と留め合わせます。金具は、他にもシンプソン金具と呼ばれる、下から留められるものが簡単で初心者の方にはおすすめです。これで作業は終了です。

番外編:藤の育て方

藤棚は作り終わったけど、本当に藤棚にしたいという方は育てましょう。育て方は、種から育てることもできますが、時間がかかるので苗から育てることをおすすめします。日なたに2月か3月に植え付け、肥料を2月ごろと花後に与えます。土は湿り具合に管理します。剪定は花が終わった1か月半の間に行います。

剪定の時期を間違えると花が咲かないので気をつけてください。藤は1年で1mから3mほど成長するそうです。大きい苗を買えば、早く藤棚からの花が見られそうですね。

藤棚・パーゴラをDIYしてステキな空間を作ろう

小さくても藤棚・パーゴラがあると、異空間ができたようで雰囲気にメリハリが付き、お庭の印象をリフレッシュさせることができます。下にテーブルやイスを置けばまるでお部屋!藤棚・パーゴラのDIYでガーデンライフを充実させましょう。

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