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黒い花の種類・花言葉14選|薔薇/パンジー/ブラックバッカラ

更新:2021.08.13

黒い花と聞いて、皆さんはどんな花の名前が浮かびますか?黒薔薇の「ブラックバッカラ」や黒いパンジーの「ブラックオパール」など、妖艶な黒い花の種類は多種あります。今回は、花言葉やかっこいい和名なども一緒に、人気のある黒い花をご紹介していきます。

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黒い花の種類一覧11選

黒い花の種類①黒薔薇(ブラックバッカラ)

黒い花の種類のひとつに「黒薔薇」があります。一般的な黒薔薇は「黒っぽい濃赤色」で、代表的な黒薔薇の種類には「ブラックバッカラ」「黒真珠」「パパメイアン」「ルイ14世」などがあげられます。妖艶で大人の雰囲気を持つ黒薔薇の中でも「ブラックバッカラ」はとても人気があります。

尚、自然界で咲いている漆黒の薔薇というものは存在しないため、真っ黒な薔薇などは染料を吸わせて、人の手により染色して作られています。

黒い花の種類②黒いパンジー

黒いパンジーの中で代表的な種類は「ブラックプリンス」と「ブラックオパール」があげられます。通常のパンジーよりも花つきが良く、花びらが分厚いため雨にも強いので「スーパービオラ」とも命名されています。実際の色は、黒に近い濃い紫色となります。

大人っぽい妖艶な雰囲気を楽しみたい人は、ラベンダー系の花と一緒に植えてみると良いでしょう。また、他のパンジーの寄席植えに入れても、黒い紫色がひときわ目立ち、個性的な美しい花壇が作れますよ。

黒い花の種類③黒いチューリップ

チューリップは、春に花を咲かせるお馴染みの植物ですが、その中に「ブラックビューティー」「ブラックヒーロー」「夜の帝王」など黒い花を咲かせる種類があります。黒というよりは、黒っぽい紫色といった感じですが、一般的な明るい色のチューリップと一緒に寄せ植えとして植えることで、個性的な雰囲気が出せるでしょう。

チューリップの花言葉については、下記記事で詳しく解説しています。品種によって違うので、知りたい方はぜひ参考にしてみてください。

黒い花の種類④プリムラ・ポリアンサ(ゴールドレース)

プリムラ・ポリアンサには多数の品種がありますが、その中で「ゴールドレース」は内側は鮮やかな黄色で、外側は黒色に近い濃い褐色の花びらをしています。ゴールドレースはベルギーやイギリスの園芸愛好家の手によって、栽培・育種されたフローリスツ・フラワーのひとつで、18世紀に生み出された古典園芸種です。

現在は「シルバーレース」や「ゴールドレースレッド」「ゴールドレースブラック」などの様々な品種が改良されており、「レースタイプ」と総称して呼ばれている人気の種類です。ゴールドレースはプリムラの中でも独特な個性ある色を持っているので、花壇に仲間入りさせてみることで華やかになるでしょう。


黒い花の種類⑤チョコレートコスモス

チョコレートコスモスは黒紫色の一重咲きの花が特徴的で、花からほのかにチョコレートに似た香りがすることから、この名前がつけられました。春から秋にかけて花を咲かせる、開花期間の長い多年草です。高温多湿に少し弱いので、ガーデニングの際は植える場所に注意しましょう。

現在は、キバナコスモスなどを交雑させた育てやすい交配種なども出回っているので、育てるのが難しそうなら交配種を育ててみると良いでしょう。

黒い花の種類⑥クロユリ(黒百合)

クロユリは、高い場所で咲く高山植物なので、日本では北海道や石川県、青森などの東北の山奥で咲いている姿を見ることができます。クロユリは、光の加減で「黒・赤・紫」と色合いが変化する妖艶な花色をしています。ただし、通常のユリと違い香りは良くないので、観賞用としての流通はされていません。

北海道では6月から7月頃に咲きますが、クロユリの花は独特のニオイを放ち、虫をおびきよせます。虫と言っても通常の花のように、チョウチョやハチなどではなく「ハエ」を呼び花粉を運んでもらう花なので、観賞用の花としては避けられているようです。

黒い花の種類⑦カーネーション(ブラックバッカラ)

カーネーションといえば、昔から母の日に贈る代表的な赤い色が印象的ですよね。しかしカーネーションの中には「ブラックバッカラ」などの黒に近い濃赤色の品種もあり、ガーデニングにも人気があり親しまれています。薔薇とはまた違った魅力があるので、花壇の仲間に入れてみてはいかがでしょう。

黒い花の種類⑧黒いカラー(シュワルツワルダー)

カラーはサイトモ科で、春から夏の間に白くユリのような可愛い花を咲かせますが「シュワルツワルダー」という黒い品種もあります。シュワルツワルダーは、黒色に近いワインレッドの妖艶な色の花を咲かせます。

管理も簡単なので、増やしながら楽しむこともできます。ただし、ガーデニングで育てる場合は同じ場所で育てるには不向きなので、鉢植えにした方が育てやすいでしょう。

黒い花の種類⑨黒いスカビオサ(松虫草)


スカビオサは、アジアやアフリカに生息する一年草で、紫色の花が多いのですが「エースオブスペード」「ブラックナイト」などの黒い品種があります。真っ黒なつぼみから咲き進む濃赤色となり、綺麗で魅力的な花を咲かせます。庭に植えることでシックで深みのある濃い色が良いアクセントとなり、とても人気が高い品種です。

黒い花の種類⑩黒いペチュニア

ペチュニアはナス科の夏の一年草で、寄せ植えなどでは欠かせないほど馴染み深い花ですが、ペチュニアの中にも「ブラックベルベット」「ブラックチェリー」など黒い品種があります。「ブラックベルベット」は、その名前の通り柔らかくベルベットのような深い光沢があり、漆黒色の魅力的な花びらを持つ人気の高い品種です。

また「ブラックチェリー」も名前の通り、赤みのある黒い色をしていますが、光加減によって真っ黒に見えるほど黒っぽい品種です。花壇などでダークな色を取り入れてみると、個性的な演出ができて楽しめますね。

黒い花の種類⑪ネモフィラ(ペニーブラック)

ネモフィラはハゼリンソウ科で、春に可憐に澄んだ青色の綺麗な花を咲かせますが、ネモフィラの中にも「ペニーブラック」という黒い花の品種があります。ペニーブラックは、花の中心は黒に近い紫色をしていて、花びらの外側は白くなっているのが特徴です。

ペニーブラックは、ネモフィラの中でもコンパクトにまとまる品種ですし、耐寒性のある一年草なので寄せ植えや花壇でも楽しめるでしょう。

黒い花のかっこいい花言葉3選

黒い花のかっこいい花言葉①「あなたの愛を信じる」

黒い花の「ブラックバッカラ」というカーネーションの黒い品種には「あなたの愛を信じる」という、かっこいい花言葉があります。その他にも「あなたを熱愛しています」「熱烈な愛情」「母の愛情」という意味の花言葉も持ち合わせています。大切な人に贈るプレゼントに花とメッセージカードを添えたらオシャレですね。

カーネーションは母の日のプレゼントに贈られる花というだけあって、総合的に「愛情」の意味が強い花言葉が多いですね。カーネーションも色や本数などによって花言葉は変わるので、下記記事もぜひ参考にしてみてくださいね。

黒い花のかっこいい花言葉②「どこでも成功」


黒い花の「ペニーブラック」はネモフィラの黒い品種ですが「どこでも成功」という、かっこいい花言葉があります。仕事や学業などで、これから何かにチャレンジしようと頑張っている人に適した花言葉ですね。

また転勤や引越しで新たな環境の中、少し不安を感じている人にはとても縁起が良く勇気づけられる言葉ではないでしょうか。花言葉をメッセージカードなどに書いて、プレゼントしたらきっと喜ばれるでしょう。

黒い花のかっこいい花言葉③「断固として勝つ」

黒い花の「オダマキ」の花言葉には「断固として勝つ」「必ず手に入れる」という、かっこいいものがあります。スポーツなどの競技で勝負するときには、ポジティブで最適な花言葉でしょう。ただし、オダマキの全般的な花言葉に「愚か」という意味もあるので注意してください。

オダマキの花を贈るときには、失礼にならないようポジティブな花言葉を、メッセージカードなどに添えて贈ると喜ばれるでしょう。

黒い花のかっこいい和名は?

代表的でかっこいい名前の「黒薔薇(クロバラ)」

黒い花のかっこいい和名では、黒薔薇(クロバラ)があります。花言葉は「あなたはあくまでも私のもの」「恨み」「憎しみ」とちょっと物騒ですが、名前はかっこいいですよね。黒薔薇の中で「ブラックバッカラ」という品種は、ビロードのような高級感ある花びらを持ち、棘が少ないためプレゼントとして人気があります。

黒薔薇の花言葉はネガティブな意味が多いですが、花言葉の意味や由来に関しては下記記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

妖艶でかっこいい名前の「大紅団扇(オオベニウチワ)」

黒い花のかっこいい和名で、大紅団扇(オオベニウチワ)というものがあり、ハート型の苞葉が団扇のように見えることから付けられた名前です。別名は「ブラッククイーン」という名前で、アンスリウムの黒いシックな色合いの品種となります。

花言葉は「煩悩」「恋にもだえる心」で、ハート型の鮮やかな彩りのアンスリウムの姿は、誰かに「恋焦がれている心」を表しているように見えることから由来しています。流通量がとても少ないため、希少のお花となっています。

技名のような和名がかっこいい「九輪桜(クリンザクラ)」

黒い花のかっこいい和名で、九輪桜(クリンザクラ)というものがあります。別名はプリムラ・ポリアンサといい、黒い品種は「ゴールドレース」という名前です。プリムラはサクラソウ科で、その種類は500以上あるといわれています。花言葉は「青春のはじまりと悲しみ」「青春の恋」です。

黒い花を手に入れられる場所は?

お洒落で妖艶なお店「ATELIERMOKARA」

黒い花を手に入れられる場所は、お洒落で妖艶なお店「ATELIER MOKARA(アトリエ モカラ)」です。こちらには、独特の個性豊かでダークな雰囲気の、世界観ある黒い花材を使ったアレンジメントがあります。店主の八木さんは「毒々しさ」を感じるものを主に提供しています。

お店の場所は愛知県名古屋市の金山駅近辺にありますが、オンラインショップもあるのでネット購入もできるようです。かっこいい商品やお洒落なものまでたくさんあるので、一度覗いてみてはいかがでしょう。

ATELIER MOKARA 公式サイト

妖艶な雰囲気の「黒い花屋」

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本日の目的のひとつ #黒い花屋

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黒い花を手に入れられる場所としては「黒い花屋」がベストでしょう。こちらのお店は名前の通り、黒い花のみを扱っている花屋さんです。黒い花といっても、自然界で真っ黒な花は存在しないので、赤や青を組み合わせて黒色に見えるように錯覚させています。

また、品種や個体差で色が異なってきますが、ミステリアスでかっこいい妖艶な黒い花たちを、確実に手に入れることができるでしょう。ただし、黒い花は市場でも3~5%ほどしか入荷できない希少な花なので、誰でも購入できるというわけではなく「会員制」となっています。

QUOTE

国々を旅して、山を駆けずり回って探した、黒い花。 “自然の黒”に魅了されたものだけが欲する領域。 花はもっと個性的になる必要があります。 選び抜かれた1本の黒い花の存在感。 それは尖ったファッションのよう。 空間を引き締める細い鉄の家具のよう。 何十年、いや何百年前から続く 「とりあえず、花を贈る」という習慣をまるごと変えてしまう。 黒い花屋は「とりあえず、花を」は存在しない。 花を贈ることの意味づけを贈る人がふまえていないと贈れない花。 “気持ち”という繊細で、まったく効率のよろしくないものを 私たちは扱いたいと思っています。 それが黒い花屋。 引用元:黒い花屋

黒い花屋 公式サイト

黒い花で個性豊かなガーデニングを楽しもう!

黒い花は、昔は良いイメージを持たれませんでしたが、今ではガーデニングなどで人気が出てきたために品種改良もすすんでいます。ガーデニングで育てるなら、チューリップやパンジー、ビオラなどの黒い花がオススメです。黒い花を花壇に仲間入りさせて、妖艶で美しい個性あるガーデニングを楽しんでみましょう。

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